JPS60238369A - 金型への保護膜形成方法 - Google Patents
金型への保護膜形成方法Info
- Publication number
- JPS60238369A JPS60238369A JP9420484A JP9420484A JPS60238369A JP S60238369 A JPS60238369 A JP S60238369A JP 9420484 A JP9420484 A JP 9420484A JP 9420484 A JP9420484 A JP 9420484A JP S60238369 A JPS60238369 A JP S60238369A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- coating agent
- forming
- protective film
- oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mold Materials And Core Materials (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、鋳物用金型の表面の保護や離型を容易にす
るための金型への保護膜形成方法に関する。
るための金型への保護膜形成方法に関する。
一般に鋳物用金型（鋳型）は、この中に溶融金属を注入
して固化させ、成品を鋳造するために用いられている。
して固化させ、成品を鋳造するために用いられている。
この為、金型の表面には、普通窒素を含浸させた窒化処
理がなされ、その耐熱性を増大させている。
理がなされ、その耐熱性を増大させている。
しかしながら、このように窒化処理した金型であっても
、金型のライフは、従来、８０乃至１００チヤージが限
度とされており、−個当りの製品のコストに対する金型
の占める割合が非常に高く、経済性が悪いものである。
、金型のライフは、従来、８０乃至１００チヤージが限
度とされており、−個当りの製品のコストに対する金型
の占める割合が非常に高く、経済性が悪いものである。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、この
発明の目的は、長いライフを得ることができるような金
型への保護膜形成方法を提供することである。
発明の目的は、長いライフを得ることができるような金
型への保護膜形成方法を提供することである。
以下に、この発明に係る金型への保護膜形成方法の一実
施例を詳細に説明する。
施例を詳細に説明する。
まず、ジルコン酸化物を１０乃至３５重量ノ４−セント
、酸化チタンを１５乃至２５重量ノノー−ント、酸化ア
ルミニウムと圭素との化合物としてのカオリナイトを５
乃至１５重量パーセント、窒化圭素な３０乃至４０重量
パーセント、並びに酸化クロムを１０乃至２０重量パー
セントを、それぞれの合計が１００重量パーセントにな
るように混合して骨材を形成する。尚、好適する例とし
てはジルコン酸化物を２０重量／ｆ−セント、酸化チタ
ンを２０重量パーセント。
、酸化チタンを１５乃至２５重量ノノー−ント、酸化ア
ルミニウムと圭素との化合物としてのカオリナイトを５
乃至１５重量パーセント、窒化圭素な３０乃至４０重量
パーセント、並びに酸化クロムを１０乃至２０重量パー
セントを、それぞれの合計が１００重量パーセントにな
るように混合して骨材を形成する。尚、好適する例とし
てはジルコン酸化物を２０重量／ｆ−セント、酸化チタ
ンを２０重量パーセント。
カオリナイトを１０重量・ぐ−セント、窒化圭素を３５
重重量４’−セント、並びに酸化クロムを１５Ｍ量パー
セントで混合して、骨材を形成する。一方、接着剤とし
てのバインダを、コロイダルシリカを同量の水で希釈し
、この希釈したコロイダルシリカ中に０．２５重量パー
セントの土酸ソーダと０．２５重量パーセントの辛酸カ
リと２重量パーセントの辛酸超微粉末（１０００メツシ
ュ以上）と、２重量パーセントのコロイダル辛酸アルミ
と３重量ノや一セントのアモルファス・シリカとを混入
することにより形成する。
重重量４’−セント、並びに酸化クロムを１５Ｍ量パー
セントで混合して、骨材を形成する。一方、接着剤とし
てのバインダを、コロイダルシリカを同量の水で希釈し
、この希釈したコロイダルシリカ中に０．２５重量パー
セントの土酸ソーダと０．２５重量パーセントの辛酸カ
リと２重量パーセントの辛酸超微粉末（１０００メツシ
ュ以上）と、２重量パーセントのコロイダル辛酸アルミ
と３重量ノや一セントのアモルファス・シリカとを混入
することにより形成する。
この骨材とバインダとを２５対７５の割合で混入して塗
布剤を形成する。
布剤を形成する。
このようにして形成した塗布剤を、室温中に放置した金
型の表面にはけで塗布する。このはけ塗りにより、金型
の表面に保護膜が形成され。
型の表面にはけで塗布する。このはけ塗りにより、金型
の表面に保護膜が形成され。
金型の表面が保護される。尚、金型の表面は窒化処理さ
れていても、されていなくても良い。
れていても、されていなくても良い。
このように保護膜が形成されることにより、金型表面の
酸化が防止され、金型表面の強度が維持される。また、
成品の金型からの離型効果も増大され、容易な抜けが実
現され、成品が抜ける際に傷付けられる事がなくなる。
酸化が防止され、金型表面の強度が維持される。また、
成品の金型からの離型効果も増大され、容易な抜けが実
現され、成品が抜ける際に傷付けられる事がなくなる。
更に、金型の寿命も増大され、例えば、従来が１個の金
型につき８０乃至１００チヤージであったものが、この
一実施例では約３００チヤージまで加工が可能となる。
型につき８０乃至１００チヤージであったものが、この
一実施例では約３００チヤージまで加工が可能となる。
更に、このように塗布剤を構成する事により、組成の割
合を変化させて、金型の各部分に応じて、放熱／保温性
を設定できるようになる。即ち、金型の底部は溶融金属
、例えば溶融アルミニウムを早く固化させなければなら
ない為、良好な放熱性を要求され、一方、金型の上部の
鋳込み口付近は、溶融アルミニウム内の気泡等が。
合を変化させて、金型の各部分に応じて、放熱／保温性
を設定できるようになる。即ち、金型の底部は溶融金属
、例えば溶融アルミニウムを早く固化させなければなら
ない為、良好な放熱性を要求され、一方、金型の上部の
鋳込み口付近は、溶融アルミニウム内の気泡等が。
ここに上昇してくることを許容するために、アルミニウ
ムが溶けた状態が維持されなければならず、保温性を要
求される。このような要請の下に、金型の底部付近に塗
る塗布剤の骨材においては窒化圭素の量を増大させる。
ムが溶けた状態が維持されなければならず、保温性を要
求される。このような要請の下に、金型の底部付近に塗
る塗布剤の骨材においては窒化圭素の量を増大させる。
この窒化圭素の量を増大させる事により熱伝導性が大き
くなされ、放熱性が増大されることになる。また、金型
の上部付近に塗る塗布剤の骨材においては、ジルコンの
量を増大させる。このジルコンの量を増大させる串によ
り熱反射性が高められ、保温性が増大されることになる
。
くなされ、放熱性が増大されることになる。また、金型
の上部付近に塗る塗布剤の骨材においては、ジルコンの
量を増大させる。このジルコンの量を増大させる串によ
り熱反射性が高められ、保温性が増大されることになる
。
更に、このようにして形成された保護膜は、アルミニウ
ムと反応せず、特に、アルミニウムの鋳造に好適する。
ムと反応せず、特に、アルミニウムの鋳造に好適する。
この発明は、上述した一実施例の構成に限定されること
なく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
である。
なく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
である。
例えば、塗布剤をはけ塗りする際、金型な室温に放置し
ておかずに、高温、例えば１００Ｃ乃至１５０Ｃに加熱
しておいても良い。即ち、室温の金型に塗布する場合に
は、保護膜の膜厚は薄くなり、高温の金型に塗布する場
合には、厚くなる。
ておかずに、高温、例えば１００Ｃ乃至１５０Ｃに加熱
しておいても良い。即ち、室温の金型に塗布する場合に
は、保護膜の膜厚は薄くなり、高温の金型に塗布する場
合には、厚くなる。
また、前述した一実施例における説明で用いた数値は一
例であって１条件等によってその範囲が変動する事は言
うまでもない。
例であって１条件等によってその範囲が変動する事は言
うまでもない。
以上詳述したように、この発明に係る金型への保護膜形
成方法はジルコンと酸化チタンと酸化アルミニウム及び
圭素の化合物と窒化圭素と酸化クロムとの混合物からな
る骨材と、コロイダルシリカと土酸ソーダと辛酸カリと
の混合物からなるバインダとを混合して形成した塗布剤
を金型の表面に塗布する事により保護膜を形成する事を
特徴としている。従って、この発明によれば金型が長い
ライフを得ることができるような金型への保護膜形成方
法が提供される。
成方法はジルコンと酸化チタンと酸化アルミニウム及び
圭素の化合物と窒化圭素と酸化クロムとの混合物からな
る骨材と、コロイダルシリカと土酸ソーダと辛酸カリと
の混合物からなるバインダとを混合して形成した塗布剤
を金型の表面に塗布する事により保護膜を形成する事を
特徴としている。従って、この発明によれば金型が長い
ライフを得ることができるような金型への保護膜形成方
法が提供される。
Claims (3)
- （１） ジルコンと酸化チタンと酸化アルミニウム及び
圭素の化合物と窒化圭素と酸化クロムとの混合体からな
る骨材と、コロイダルシリカと土酸ソーダと土酸カリと
の混合体からなるバインダとを混合して形成した塗布剤
を金型の表面に塗布する事により保護膜を形成する事を
特徴とする金型への保護膜形成方法。 - （２）１記金型は、塗布剤の塗布の際に、所定の麺皮に
加熱されている事を特徴とする特許請求の範囲第１項に
記載の金型への保護膜形成方法。 - （３） 前記金型は、室温状態で、塗布剤を塗布される
事を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の金型への保
護膜形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9420484A JPS60238369A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 金型への保護膜形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9420484A JPS60238369A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 金型への保護膜形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60238369A true JPS60238369A (ja) | 1985-11-27 |
Family
ID=14103769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9420484A Pending JPS60238369A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 金型への保護膜形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60238369A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0575839A3 (en) * | 1992-06-22 | 1994-05-25 | Dunkel Otto Gmbh | Protection or connection device for electrical circuits |
| WO2006038681A1 (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-13 | Baham Giken Corporation | 水性懸濁状組成物、水性塗料組成物及び塗装物品 |
| CN102430703A (zh) * | 2011-12-27 | 2012-05-02 | 沈阳铸造研究所 | 一种超低碳不锈钢铸件防渗碳涂料 |
| CN103087564A (zh) * | 2013-02-04 | 2013-05-08 | 上海鹰峰电子科技有限公司 | 无机绝缘漆及采用其制作电阻器的方法 |
| CN104789005A (zh) * | 2015-04-29 | 2015-07-22 | 河南工业大学 | 一种环境友好型硅酸盐无机涂料 |
-
1984
- 1984-05-11 JP JP9420484A patent/JPS60238369A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0575839A3 (en) * | 1992-06-22 | 1994-05-25 | Dunkel Otto Gmbh | Protection or connection device for electrical circuits |
| WO2006038681A1 (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-13 | Baham Giken Corporation | 水性懸濁状組成物、水性塗料組成物及び塗装物品 |
| CN102430703A (zh) * | 2011-12-27 | 2012-05-02 | 沈阳铸造研究所 | 一种超低碳不锈钢铸件防渗碳涂料 |
| CN103087564A (zh) * | 2013-02-04 | 2013-05-08 | 上海鹰峰电子科技有限公司 | 无机绝缘漆及采用其制作电阻器的方法 |
| CN104789005A (zh) * | 2015-04-29 | 2015-07-22 | 河南工业大学 | 一种环境友好型硅酸盐无机涂料 |
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