JPS6138602Y2 - - Google Patents

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JPS6138602Y2
JPS6138602Y2 JP18626882U JP18626882U JPS6138602Y2 JP S6138602 Y2 JPS6138602 Y2 JP S6138602Y2 JP 18626882 U JP18626882 U JP 18626882U JP 18626882 U JP18626882 U JP 18626882U JP S6138602 Y2 JPS6138602 Y2 JP S6138602Y2
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JP
Japan
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extinguishing agent
switch
remaining time
released
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JP18626882U
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JPS5993459U (ja
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)
  • Relay Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は消火設備の手動式起動装置において、
消火剤が放出されるまでの残り時間をデイジタル
又はアナログ量で表示し、残り時間が不明のため
に起りやすい誤操作を確実に防止し、操作者が状
況を判断して適切に処置できるようにしたのであ
る。
消火設備の手動式起動装置は法規により、消火
対象区画の出入口付近に設けられ、その区画内を
見とおすことができ、起動回路を納めるスイツチ
箱の扉を開くと区画内の人員を退避させるための
音響警報を発し、さらに起動装置の起動スイツチ
を押すと遅延装置により20秒以上を経過したのち
消火剤が放出されるように構成しなければならな
い。又起動スイツチを押した後でも遅延装置の設
定時間内であれば、停止スイツチを押すと起動ス
イツチを押す以前の状態に復帰するように構成さ
れており、非常事態が生じた場合には消火剤の放
出を停止することができる。
第1図は従来の手動式起動装置を納めるスイツ
チ箱の1例を示し、第2図は従来の起動回路の1
例を示すもので、これらの第1、2図に基づいて
従来装置を説明する。
電源表示灯PLは正負の電路1,2に結ばれて
いて常時点灯し、スイツチ箱3はその扉4を閉じ
ており、扉に窓孔5をあけてから電源表示灯PL
と起動表示灯LSの点灯が外部から見えるように
する。火災が発生した際扉4を開けると警報器の
スイツチSMが閉じ、補助リレーXが動作して音
響警報が鳴る。次に起動スイツテPBを押すと補
助リレーMXと遅延リレーTLが動作し、補助リ
レーMXは3つの接点Mx-1〜Mx-3を閉じ、補助
リレーX,MXと遅延リレーTLを保持し、起動
表示灯LSを点灯又は点滅させる(なおLSの点滅
回路は省略)。その後所定の時間を経過すると遅
延リレーの接点Tが生じ、消火剤容器の容器弁
ソレノイドVSが付勢され、容器弁を開いて消火
剤を放出する。たゞし遅延リレーの接点Tが閉
じる前に停止スイツチSEを押すと補助リレーME
が動作し、その接点Meが開いて補助リレーMXと
遅延リレーTLが消勢し、起動回路は起動スイツ
チPBを押す以前の状態に復帰する。
この従来装置は起動スイツチPBを押すと起動
表示灯LSが点灯又は点滅し、所定の時間後に消
火剤が放出されるという起動表示が行われるが、
操作した者はあと何秒で消火剤が放出されるか判
らないし、火災時には20秒以上の遅延時間が長く
感じられるので、精神的ないらだちから故障と感
違いして停止スイツチを押す場合があり、その結
果消火剤が放出されるまでの時間がさらに長びく
という事態が報告されている。
本考案は消火設備の起動回路に表示器付き遅延
リレーを組込み、消火剤が放出されるまでの残り
時間を表示し、これにより操作者の精神的ないら
だちに伴う従来装置の誤操作を解決することに成
攻したのである。
本考案の一実施例を第3図に示すスイツチ箱と
第4図に示す起動回路に基づいて説明する。
電源表示灯PLは正負の電路1,2に結ばれて
いて常時点灯し、スイツチ箱3はその扉4を閉じ
ており、扉4に窓孔5をあけて電源表示灯PLの
点灯と表示器DPの表示が外部から見えるように
する。火災が発生した際扉4を開けると警報器の
スイツチSMが閉じ、補助リレーXが動作して音
響警報が鳴る。次に起動スイツチPBを押すと補
助リレーMXと遅延リレーTLが動作し、補助リ
レーMXは2つの接点Mx1x2を閉じ、補助リレ
ーX,MXと遅延リレーTLを保護し、遅延リレ
ーTLに付属する表示器DPを作動させる。なお本
実施例においては従来装置の起動表示灯LSとリ
レー接点Mx3を省略した。その後所定の時間が径
過すると遅延リレーの接点Tが閉じ、消火剤容
器の容器弁ソレノイドVSが付勢され、容器弁が
開いて消火剤を放出する。たゞし遅延リレーの接
点Tが閉じる前に停止スイツチSEを押すと補
助リレーMXと遅延リレーTLが消勢し、起動回
路は起動スイツチPBを押す以前の状態に復帰す
る。
遅延リレーTLに付属する表示器DPの幾つかを
第5図に示す。ここに同図はドツト表示器で、
消火剤が放出されるまでの残り時間〔残り時間
(秒)と記す〕を起動、20,19……1、放出と表
示し、はバーグラフ表示器で残り時間(秒)を
起動、20,15,10,5、放出と表示し、はセグ
メント表示器で残り時間(秒)をセグメントの点
灯によつて表示し、はアナログ表示器で残り時
間(秒)を目盛板と指針によつて表示する。
本実施例においては起動スイツチPBを押した
のち消火剤が放出されるまでの残り時間が表示器
DPに示されるから、操作者が精神的にいらだつ
て停止スイツチSEを押すような誤操作をしな
い。又起動スイツチPBを押したのち再度人員退
避の必要が生じた場合、消火剤が放出されるまで
の残り時間が判らないと、停止スイツチSEを押
して消火設備を始めの状態に戻し、人員の退避を
確認したのち起動スイツチPBを再び押さなけれ
ばならない。なぜなら消火剤の放出時に人員が消
火対象区画内に残つていると、消火剤の放出によ
る視界不良や酸素濃度の減少のため、人員の退避
が不可能となる危険を生ずるからである。ところ
で本実施例においては消火剤放出までの残り時間
が表示されるから、例えば残り時間が15秒で人員
の退避が10秒以内に終ると見込まれる場合は停止
スイツチSEを押さなくてもすみ、操作者は状況
を判断して適切な処置をとることができる。この
結果消火作業に重大な意味をもつ初期消火の時間
を徒らに費やすことが無い。
以上本考案はの一実施例を説明したもので、本
考案はこの実施例に限定されることなく考案の要
旨内において設計変更できる。
本考案によるときは消火剤が放出されるまでの
残り時間を表示するから、残り時間が不明のため
に起りやすい誤操作を確実に防止できるし、操作
者が状況を判断して適切に処置することができ、
初期消火の貴重な時間を無駄にしないから、消火
設備の手動式起動装置用として極めて有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は従来装置を示すもので、第1図は
スイツチ箱の斜視図、第2図は起動回路の結線
図、第3,4図は本考案の一実施例を示すもの
で、第3図はスイツチ箱の斜視図、第4図は起動
回路の結線図、第5図〜は表示の正面図であ
る。 なお、TLは遅延リレー、DPは表示器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 消火設備の起動回路にデイジタル又はアナログ
    の表示器付き遅延リレーを組込み、消火剤が放出
    されるまでの残り時間を表示するよう構成したこ
    とを特徴とする消火設備の手動式起動装置。
JP18626882U 1982-12-09 1982-12-09 消火設備の手動式起動装置 Granted JPS5993459U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18626882U JPS5993459U (ja) 1982-12-09 1982-12-09 消火設備の手動式起動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18626882U JPS5993459U (ja) 1982-12-09 1982-12-09 消火設備の手動式起動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5993459U JPS5993459U (ja) 1984-06-25
JPS6138602Y2 true JPS6138602Y2 (ja) 1986-11-07

Family

ID=30402376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18626882U Granted JPS5993459U (ja) 1982-12-09 1982-12-09 消火設備の手動式起動装置

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JP (1) JPS5993459U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2896557B2 (ja) * 1995-10-20 1999-05-31 株式会社初田製作所 消火システムの操作盤

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5993459U (ja) 1984-06-25

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