JPS6138432Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6138432Y2
JPS6138432Y2 JP11950680U JP11950680U JPS6138432Y2 JP S6138432 Y2 JPS6138432 Y2 JP S6138432Y2 JP 11950680 U JP11950680 U JP 11950680U JP 11950680 U JP11950680 U JP 11950680U JP S6138432 Y2 JPS6138432 Y2 JP S6138432Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grain
opening
tank
inspection
grains
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11950680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5743745U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11950680U priority Critical patent/JPS6138432Y2/ja
Publication of JPS5743745U publication Critical patent/JPS5743745U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6138432Y2 publication Critical patent/JPS6138432Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Threshing Machine Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、送り込まれる穀粒を貯留するタンク
に、このタンク内の穀粒を機外へ強制搬出する穀
粒搬出装置を接続させた穀物処理機の穀粒処理装
置関する。
上記穀粒処理装置は、タンク内の穀粒を穀粒搬
出装置を用いて機外の所望箇所に適確に搬出でき
るようにしたものであるが、作業状況によつて
は、タンク内の穀粒を穀粒搬出装置を使用せずに
直接取出したいことがある。又、タンクの下部に
点検用口を開口させて、タンク内を清掃する等の
点検作業を良好に行なえるようにする必要があ
る。
このため、従来、実開昭55−29180号公報に開
示されているように、タンクの下部に、開閉シヤ
ツタ付き穀粒吐出筒を接続させて、タンク内の穀
粒を直接取出せるようにするとともに、シヤツタ
を開放させた状態において、吐出筒内を通してタ
ンク内を点検できるようにしているが、次に述べ
る問題があつた。
すなわち、前記吐出筒は、人為的に扱い得る小
さな容器に穀粒を吐出させるものであるから、点
検のために大きな吐出口を開口して大きな吐出筒
を設けると、穀粒の吐出量が大となり短時間に容
器から溢出するなど穀粒取出し作業に支障を来す
ために、比較的小さな吐出口が開口されることと
なり、この結果、吐出筒内を通した点検作業を良
好に行ない難い問題があつた。この問題を解消す
べく、例えば、実開昭53−29938号公報に開示さ
れているように、吐出筒とは異なる箇所に、大き
な開口面積を有する点検用口を別に開口させる手
段も提案されているが、この場合、タンクの強度
が低下する不都合や、別の蓋体を要する等の不都
合を生じる欠点があつた。
本考案が解決しようとする技術的課題は簡単な
構造改良により、タンク内を点検する作業と、タ
ンク内の穀粒を容器に取出す作業とを作業変更す
ることが簡単な手作業を付加するだけで極めて容
易に実行できるものにすることである。
上記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は、タンクの下部に点検用口を開口させると
ともに、この点検用口が形成されている部分の壁
に、点検用口よりも開口面積が小さく、かつ、籾
袋への穀粒取出し作業に必要な大きさの吐出口を
備えた筒部と、この筒部の基部で前記点検用口の
開口を閉塞する十分大きな平板状取付部とからな
る穀粒吐出筒を着脱自在に設けると共に、前記点
検用口の開口を閉塞する十分大きな寸法をもつ開
閉操作可能な平板状シヤツタを前記点検用口部分
の壁と前記穀粒吐出筒の取付部との間に介装させ
ることである。
上記技術的手段は、次のように作用する。タン
クの下部に点検用口を開口させ、この口部分の壁
に、穀粒取出し作業に必要な大きさの吐出口を有
する筒状部と、その基部の開口を有し点検用口を
閉塞する大きさの取付部とからなる穀粒吐出筒を
着脱自在に設け、それと壁との間に開閉操作自在
のシヤツタを介装させてあるから、シヤツタを開
くだけの操作で吐出口から穀粒を取出す作業がで
きるようになる。又穀粒吐出筒をシヤツタと共に
タンクの壁から取外すだけの作業で点検用口が大
きく開口する状態となる。
従つて、本考案は次の効果を奏する。
穀粒吐出筒をシヤツタと共にタンクの壁から取
外すだけの作業で点検用口が大きく開口する状態
となるから、点検用口を通してタンク内を点検す
る作業を良好に行なえるとともに、穀粒吐出筒を
取付けた状態でシヤツタを開くだけの操作で適当
な大きさの吐出筒から穀粒を取出す作業ができる
ようになり、簡単な手作業を付加するだけで両作
業の切換変更を極めて容易に行うことができるに
至つた。
以下本考案の実施例を図面に基づいいて詳述す
る。
第1図は、穀物処理機の一例として、穀物とし
ての稲、麦等の穀稈を刈取り脱穀処理するコンバ
インの平面、第2図はその側面を示しており、ク
ローラ走行装置1、脱穀装置2、圃場に植えられ
た穀稈を引起し刈取処理して順次脱穀装置2に供
給する刈取処理部3、及び、送り込まれる脱穀処
理後の穀粒を貯留するタンク4とこのタンク4内
の穀粒を機外に搬出する穀粒搬出装置5とからな
る穀粒処理装置等がが装備されている。
そして、進行に伴い、圃場に植えられた穀稈を
引起し刈取処理し、引続き脱穀処理する作業を自
動的に連続して行なうべく構成され、又、適時、
前記タンク4内の穀粒を、穀粒搬出装置5を用い
て別の容器又は運搬車等に移し替えることができ
るようになつている。
次に、穀物処理装置について、第1図乃至第5
図に基づいて詳述する。
前記穀粒搬出装置5は、前記タンク4の後方下
部に連通接続される立姿勢の第1搬送筒5a、こ
の第1搬送筒5aの上端に上下軸心X周りに回動
操作可能に連通接続される第2搬送筒5b、及び
この第2搬送筒5bの上端に起伏揺動操作可能に
連通連続される吐出口6付きの第3搬送筒5cを
設け、これら筒5a……の内部に、搬送用オーガ
を内装して構成されている。そして、非使用時
に、機体の上部に重複載置させて格納できるよう
になつているとともに、使用時には、第2搬送筒
5bを回動させ、且つ、第3搬送筒5cを起伏揺
動させることにより、機外の所望箇所に穀粒を搬
出できるようになつている。
又、前記タンク4の横側壁下部に、四角形の点
検用口7が開口させるとともに、この口7部分の
壁に、籾袋12に穀粒を取出す作業を行なう時に
必要な適度の大きさの吐出口9aを外方に向けて
開口する開閉シヤツタ付き穀粒吐出筒9が着脱自
在に設けられている。前記穀粒吐出筒9は、前記
タンク4の横側壁に対する取付部9bとそれに付
着され断面形状ほぼ一定で前記吐出口9aまで外
方下方に延設される筒部9cとからなり、前記取
付部9bは真中に前記筒部9cの基部の断面形状
をもつ開口すなわち前記点検用口7よりも可及的
に小さい開口を有し、かつこの開口の外側に前記
点検用口7の開口を閉塞する十分大きな大きさの
平板状のフランジ部を有している。そして、タン
ク4の横側壁に、前記点検用口7の前後の開口縁
に沿う方向に、前後一対のレール部材10,10
が付着され、この両レール部材10,10に、前
記穀粒吐出筒9の取付部9bのフランジ部が上下
方向に摺動して上方に抜取り操作可能に係入され
るとともに、この穀粒吐出筒9の取付部9bのフ
ランジ部と前記タンク4の横側壁との間に、前記
点検用口7の開口を閉塞する十分大きな寸法をも
つシヤツタ8が上下方向に摺動開閉操作可能に係
入されている。尚、14は吐出筒9及びシヤツタ
8をタンク4に対して固定するボルトである。
上記実施例では前記点検用口7を四角形とした
が惰円その他形状でも点検用としての大きさのも
のであれば良い。
尚、図中11,11は、籾袋12の係止支持用
の前後一対のフツクである。又、13はタンク4
の底部に設けたオーガであつて、穀粒を前記第1
搬送筒5aに向けて搬送すべく構成されている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る穀物処理機の穀物処理装置
の実施例を示し、第1図はコンバインの平面図、
第2図はコンバインの側面図、第3図は穀粒吐出
筒部分の縦断背面図、第4図は同部分の側面図、
第5図は第4図における−線断面図である。 4……タンク、5……穀粒搬出装置、7……点
検用口、8……開閉シヤツター、9……穀粒吐出
筒、9a……吐出口、9b……取付部、9c……
筒部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送り込まれる穀粒を貯留するタンク4に、この
    タンク4内の穀粒を機外へ強制搬出する穀粒搬出
    装置5を接続させた穀物処理機の穀粒処理装置に
    おいて、前記タンク4の下部に点検用口7を開口
    させるとともに、この点検用口7が形成されてい
    る部分の壁に、点検用口7よりも開口面積が小さ
    く、かつ、籾袋への穀粒取出し作業に必要な大き
    さの吐出口9aを備えた筒部9cと、この筒部9
    cの基部で前記点検用口7の開口を閉塞する十分
    大きな平板状取付部9bとからなる穀粒吐出筒9
    を着脱自在に設けると共に、前記点検用口7の開
    口を閉塞する十分大きな寸法をもつ開閉操作可能
    な平板状シヤツタ8を前記点検用口7部分の壁と
    前記穀粒吐出筒9の取付部9bとの間に介装させ
    てあることを特徴とする穀物処理機の穀粒処理装
    置。
JP11950680U 1980-08-23 1980-08-23 Expired JPS6138432Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11950680U JPS6138432Y2 (ja) 1980-08-23 1980-08-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11950680U JPS6138432Y2 (ja) 1980-08-23 1980-08-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5743745U JPS5743745U (ja) 1982-03-10
JPS6138432Y2 true JPS6138432Y2 (ja) 1986-11-06

Family

ID=29480163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11950680U Expired JPS6138432Y2 (ja) 1980-08-23 1980-08-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6138432Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH062521Y2 (ja) * 1986-06-21 1994-01-26 セイレイ工業株式会社 グレンタンクにおける排出口構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5743745U (ja) 1982-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6138432Y2 (ja)
JPH0117983Y2 (ja)
JPS6036048Y2 (ja) 脱穀機における残留穀粒の排出装置
US5269724A (en) Arrangement for obtaining grain samples
JPS5817390Y2 (ja) コンバインの籾袋支持装置
JPS5812597Y2 (ja) コンバイン
JPS6325975Y2 (ja)
JPS6145795Y2 (ja)
JPH0236360Y2 (ja)
JPH0325557Y2 (ja)
JPH0621322Y2 (ja) 穀粒収容タンク構造
JPH0224433Y2 (ja)
JPS6226386Y2 (ja)
JPH023739Y2 (ja)
JP2591325Y2 (ja) 吸引排塵式脱穀機の脱穀処理装置
JPH0719226Y2 (ja) 脱穀装置
JPS5931474Y2 (ja) 籾殻運搬車
JP3249756B2 (ja) 脱穀装置の処理物横送り搬送部
JPS58205424A (ja) 脱穀機における籾の袋詰装置
JPH065719Y2 (ja) コンバインにおける穀粒取出し切換え装置
JPS6047169B2 (ja) 揚穀装置
JPH032104Y2 (ja)
JPH0242665Y2 (ja)
JPH0759458A (ja) コンバインの穀粒収容装置
JPS6137233Y2 (ja)