JPS6138292Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6138292Y2 JPS6138292Y2 JP12813480U JP12813480U JPS6138292Y2 JP S6138292 Y2 JPS6138292 Y2 JP S6138292Y2 JP 12813480 U JP12813480 U JP 12813480U JP 12813480 U JP12813480 U JP 12813480U JP S6138292 Y2 JPS6138292 Y2 JP S6138292Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- switch
- circuit
- switching
- transistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 13
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 2
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ラジオ受信機の改良に係り、特に、
AM放送、FM放送等の複数の放送をバンド切換
スイツチを切換えることによつて受信することが
出来るラジオ受信機において、他の放送受信状態
からAM放送受信状態に切換えたときに、切換雑
音が発生するのを防止することを目的とする。
AM放送、FM放送等の複数の放送をバンド切換
スイツチを切換えることによつて受信することが
出来るラジオ受信機において、他の放送受信状態
からAM放送受信状態に切換えたときに、切換雑
音が発生するのを防止することを目的とする。
複数の放送を受信することが出来るラジオ受信
機において、FM放送等のAM放送以外の放送の
受信状態から、AM放送受信状態に切換ると、各
切換スイツチの接点部から生じたクリツク性雑音
がAM用アンテナでひろわれ、AM信号路を経由
して後段に伝送されて大きなシヨツク音を発生す
る。本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、
以下実施例に基き図面を参照しながら説明する。
第1図において、1はAMアンテナ、2はベース
がコンデンサ3及び抵抗4を介して前記AMアン
テナ1に接続されたラジオ周波増幅回路の入力ト
ランジスタ、5はエミツタが抵抗6を介して前記
入力トランジスタ2のコレクタに接続され、ベー
スが制御トランジスタ7を介してAGC信号入力
端子8に接続された出力トランジスタ、9はエミ
ツタが前記入力トランジスタのコレクタに接続さ
れ、ベースが定電圧点Aに接続された前記出力ト
ランジスタ5と差動対を成すトランジスタ、10
は前記出力トランジスタ5のコレクタに得られる
出力信号が印加される混合回路、11は抵抗12
及びコンデンサ13とから成り、前記入力トラン
ジスタ2のベースとアースとの間に挿入された時
定数回路、及び14は前記コンデンサ13と電源
端子15との間に挿入されたスイツチである。
機において、FM放送等のAM放送以外の放送の
受信状態から、AM放送受信状態に切換ると、各
切換スイツチの接点部から生じたクリツク性雑音
がAM用アンテナでひろわれ、AM信号路を経由
して後段に伝送されて大きなシヨツク音を発生す
る。本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、
以下実施例に基き図面を参照しながら説明する。
第1図において、1はAMアンテナ、2はベース
がコンデンサ3及び抵抗4を介して前記AMアン
テナ1に接続されたラジオ周波増幅回路の入力ト
ランジスタ、5はエミツタが抵抗6を介して前記
入力トランジスタ2のコレクタに接続され、ベー
スが制御トランジスタ7を介してAGC信号入力
端子8に接続された出力トランジスタ、9はエミ
ツタが前記入力トランジスタのコレクタに接続さ
れ、ベースが定電圧点Aに接続された前記出力ト
ランジスタ5と差動対を成すトランジスタ、10
は前記出力トランジスタ5のコレクタに得られる
出力信号が印加される混合回路、11は抵抗12
及びコンデンサ13とから成り、前記入力トラン
ジスタ2のベースとアースとの間に挿入された時
定数回路、及び14は前記コンデンサ13と電源
端子15との間に挿入されたスイツチである。
いま、ラジオ受信機がFM放送受信状態にある
とすれば、バンド切換スイツチ(図示せず)が
FM側に切換えられており、FM放送受信回路
(図示せず)が動作状態になつている。その為
AM放送受信回路は不作動状態にあり、前記バン
ド切換スイツチに連動するスイツチ14は、閉成
された状態にある。従つて、時定数回路11のコ
ンデンサ13は、電源端子15に印加される電圧
により、十分高い所定レベル迄充電されており、
入力トランジスタ2のベース電圧も十分高い値に
保たれている。
とすれば、バンド切換スイツチ(図示せず)が
FM側に切換えられており、FM放送受信回路
(図示せず)が動作状態になつている。その為
AM放送受信回路は不作動状態にあり、前記バン
ド切換スイツチに連動するスイツチ14は、閉成
された状態にある。従つて、時定数回路11のコ
ンデンサ13は、電源端子15に印加される電圧
により、十分高い所定レベル迄充電されており、
入力トランジスタ2のベース電圧も十分高い値に
保たれている。
その状態から、時刻t0でバンド切換スイツチを
操作して、ラジオ受信機をAM受信状態に切換え
ると、AM放送受信回路が動作状態となるととも
に、スイツチ14が開放状態となる。AM受信状
態への切換直後においては、コンデンサ13へ蓄
えられた電荷はほとんど放電していず、入力トラ
ンジスタ2は飽和状態にある。その為、バンド切
換スイツチからのクリツク性雑音がAM用アンテ
ナ1でひろわれ、入力トランジスタ2のベースに
印加されたとしても、前記入力トランジスタ2に
は何ら影響せず、前記クリツク性雑音に応じた信
号が、前記入力トランジスタ2のコレクタに生ぜ
ず、従つて雑音の発生が防止される。
操作して、ラジオ受信機をAM受信状態に切換え
ると、AM放送受信回路が動作状態となるととも
に、スイツチ14が開放状態となる。AM受信状
態への切換直後においては、コンデンサ13へ蓄
えられた電荷はほとんど放電していず、入力トラ
ンジスタ2は飽和状態にある。その為、バンド切
換スイツチからのクリツク性雑音がAM用アンテ
ナ1でひろわれ、入力トランジスタ2のベースに
印加されたとしても、前記入力トランジスタ2に
は何ら影響せず、前記クリツク性雑音に応じた信
号が、前記入力トランジスタ2のコレクタに生ぜ
ず、従つて雑音の発生が防止される。
切換後雑間が経過すると、コンデンサ13の放
電が進み、所定時間が経過するとバイアス用トラ
ンジスタ16のエミツタからバイアス回路17を
介して印加されるバイアス電圧に応じた値に、入
力トランジスタ2のベース電圧が固定され、前記
コンデンサ13の放電が停止する。そしてAMラ
ジオ周波増幅回路は定常動作に入り、AM用アン
テナ1に受信された信号が入力トランジスタ2の
ベースに印加され、該入力トランジスタ2で増幅
されてコレクタに出力され、出力トランジスタ5
のエミツタに印加され、そのコレクタに出力され
て、後段の混合回路10に伝送される。その時、
出力トランジスタ5のベースは、AGC回路の制
御トランジスタ7のコレクタに接続され、前記制
御トランジスタ7のベースには、AGC信号が印
加されるAGC入力端子8が接続されている為、
前記出力トランジスタ5はAGC信号に応じた利
得制御が行なわれる。従つて、出力トランジスタ
5のコレクタには、利得制御された良好な特性を
有するラジオ周波信号が得られる。第2図イは、
入力トランジスタ2のベースバイアス電圧の変化
を示すもので、時刻t0でバンド切換スイツチが切
換えられると、コンデンサ13の放電が開始され
て入力トランジスタ2のベース電圧が低下し始
め、時刻t1で放電が停止し、入力トランジスタ2
のベース電圧が一定値になることを示している。
また、第2図ロは、出力トランジスタ5のコレク
タ電圧の変化を示すもので、実線は本考案の場合
を、一点鎖線は従来回路の場合を示す。第2図ロ
から明らかな如く、バンド切換スイツチから発生
する切換雑音(第2図二点鎖線)は、従来回路で
は大きく発生するが、本考案においては、ほとん
ど発生しない。
電が進み、所定時間が経過するとバイアス用トラ
ンジスタ16のエミツタからバイアス回路17を
介して印加されるバイアス電圧に応じた値に、入
力トランジスタ2のベース電圧が固定され、前記
コンデンサ13の放電が停止する。そしてAMラ
ジオ周波増幅回路は定常動作に入り、AM用アン
テナ1に受信された信号が入力トランジスタ2の
ベースに印加され、該入力トランジスタ2で増幅
されてコレクタに出力され、出力トランジスタ5
のエミツタに印加され、そのコレクタに出力され
て、後段の混合回路10に伝送される。その時、
出力トランジスタ5のベースは、AGC回路の制
御トランジスタ7のコレクタに接続され、前記制
御トランジスタ7のベースには、AGC信号が印
加されるAGC入力端子8が接続されている為、
前記出力トランジスタ5はAGC信号に応じた利
得制御が行なわれる。従つて、出力トランジスタ
5のコレクタには、利得制御された良好な特性を
有するラジオ周波信号が得られる。第2図イは、
入力トランジスタ2のベースバイアス電圧の変化
を示すもので、時刻t0でバンド切換スイツチが切
換えられると、コンデンサ13の放電が開始され
て入力トランジスタ2のベース電圧が低下し始
め、時刻t1で放電が停止し、入力トランジスタ2
のベース電圧が一定値になることを示している。
また、第2図ロは、出力トランジスタ5のコレク
タ電圧の変化を示すもので、実線は本考案の場合
を、一点鎖線は従来回路の場合を示す。第2図ロ
から明らかな如く、バンド切換スイツチから発生
する切換雑音(第2図二点鎖線)は、従来回路で
は大きく発生するが、本考案においては、ほとん
ど発生しない。
更に、本考案に係るラジオ受信機は、AGC回
路の動作遅延に起因する急激な音量変化を防止す
るという作用も呈する。AGC回路は、その構成
上必然的に動作遅延を生ずる。その為、例えば、
FM放送受信状態からAM放送受信状態に切換え
ると、切換直後において、AGC信号入力端子8
に印加されるAGC信号が零となり、出力トラン
ジスタ5は最大利得状態となる。その様な状態で
AM用アンテナ1にAM放送信号が受信される
と、出力トランジスタ5のコレクタに大きな出力
信号が発生し、後段に伝送されて大音量が発生す
るが、本考案に係る時定数回路11の放電時間を
AGC回路が安定する迄の時間よりも長く設定す
ることにより、前記大音量の発生は防止される。
すなわち、切換直後においては、入力トランジス
タ2のベース電圧が十分高く、入力トランジスタ
2が飽和している為、出力トランジスタ5が最大
利得状態にあつても、何ら問題がない。そして、
第2図ハに実線で示す如く、AGC回路が安定状
態に向い、出力トランジスタ5のベース電圧が低
くなるに従つて、入力トランジスタ2のベース電
圧も低下していくので、出力トランジスタ5のコ
レクタに大きな出力信号が発生することが無い。
入力トランジスタ2のベース電圧が定常バイアス
状態に達する前に、AGC回路が安定化する様、
時定数回路を設定することにより、第2図ハの一
点鎖線の如き最大利得状態は完全に防止出来る。
路の動作遅延に起因する急激な音量変化を防止す
るという作用も呈する。AGC回路は、その構成
上必然的に動作遅延を生ずる。その為、例えば、
FM放送受信状態からAM放送受信状態に切換え
ると、切換直後において、AGC信号入力端子8
に印加されるAGC信号が零となり、出力トラン
ジスタ5は最大利得状態となる。その様な状態で
AM用アンテナ1にAM放送信号が受信される
と、出力トランジスタ5のコレクタに大きな出力
信号が発生し、後段に伝送されて大音量が発生す
るが、本考案に係る時定数回路11の放電時間を
AGC回路が安定する迄の時間よりも長く設定す
ることにより、前記大音量の発生は防止される。
すなわち、切換直後においては、入力トランジス
タ2のベース電圧が十分高く、入力トランジスタ
2が飽和している為、出力トランジスタ5が最大
利得状態にあつても、何ら問題がない。そして、
第2図ハに実線で示す如く、AGC回路が安定状
態に向い、出力トランジスタ5のベース電圧が低
くなるに従つて、入力トランジスタ2のベース電
圧も低下していくので、出力トランジスタ5のコ
レクタに大きな出力信号が発生することが無い。
入力トランジスタ2のベース電圧が定常バイアス
状態に達する前に、AGC回路が安定化する様、
時定数回路を設定することにより、第2図ハの一
点鎖線の如き最大利得状態は完全に防止出来る。
以上述べた如く、本考案に係るラジオ受信機
は、簡単な回路構成で確実なる効果を期待出来る
実用的なものである。
は、簡単な回路構成で確実なる効果を期待出来る
実用的なものである。
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図、及
び第2図イ,ロ,ハは本考案の動作を説明する為
の特性図である。 主な図番の説明、2……入力トランジスタ、5
……出力トランジスタ、11……時定数回路、1
4……スイツチ。
び第2図イ,ロ,ハは本考案の動作を説明する為
の特性図である。 主な図番の説明、2……入力トランジスタ、5
……出力トランジスタ、11……時定数回路、1
4……スイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) バンド切換スイツチを切換えることによつ
て、少くともAM放送受信とFM放送受信とを
行うことが出来るラジオ受信機において、
AGC回路を有するAMラジオ周波増幅回路の入
力端子とアース間に、抵抗とコンデンサとから
成る時定数回路を配置するとともに、前記コン
デンサの一端と電源との間に、前記バンド切換
スイツチに連動するスイツチを配置し、FM放
送受信時には前記スイツチを閉成して前記コン
デンサを所定レベルに充電するとともに、FM
放送受信からAM放送受信に切換えたとき、前
記スイツチを開放して前記コンデンサを放電さ
せる様にしたことを特徴とするラジオ受信機。 (2) 前記コンデンサの放電時間は、前記AGC回
路が安定する迄の時間よりも長くしたことを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
ラジオ受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12813480U JPS6138292Y2 (ja) | 1980-09-08 | 1980-09-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12813480U JPS6138292Y2 (ja) | 1980-09-08 | 1980-09-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5751357U JPS5751357U (ja) | 1982-03-24 |
JPS6138292Y2 true JPS6138292Y2 (ja) | 1986-11-05 |
Family
ID=29488528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12813480U Expired JPS6138292Y2 (ja) | 1980-09-08 | 1980-09-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6138292Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-08 JP JP12813480U patent/JPS6138292Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5751357U (ja) | 1982-03-24 |
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