JPS6138262Y2 - - Google Patents

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JPS6138262Y2
JPS6138262Y2 JP16941784U JP16941784U JPS6138262Y2 JP S6138262 Y2 JPS6138262 Y2 JP S6138262Y2 JP 16941784 U JP16941784 U JP 16941784U JP 16941784 U JP16941784 U JP 16941784U JP S6138262 Y2 JPS6138262 Y2 JP S6138262Y2
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JP
Japan
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linear wave
reflector
plane
cross
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JP16941784U
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JPS6098914U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は反射鏡と一次放射器から構成される
反射鏡アンテナに関するものである。以下、上記
反射鏡の断面曲線が一般に放物線である場合につ
いて述べる。
従来、反射鏡を用いてフアンビーム、すなわち
垂直面内のビーム幅と水平面内のビーム幅とが異
なるビームを放射する反射鏡アンテナの一つの方
式としていわゆるシリンドリカルパラボラアンテ
ナがあつた。このアンテナを第1図を用いて説明
する。
第1図において、1はシリンドリカルパラボラ
反射鏡でその垂直断面内の反射鏡の曲線は放射線
(パラボラ)で横断面内は直線である。つまり、
鏡面は放物線形円筒状、すなわちシリンダリカル
パラボラとなつている。2は線状波源であり、シ
リンドリカルパラボラ反射鏡1の焦線
(focalline)上に置かれている。このようなアン
テナ構成により垂直面内はパラボラ面による球面
波と平面波の波面変換作用を受け、垂直面内放射
パターンのビーム幅は上記シリンドリカルパラボ
ラ反射鏡の垂直面内の長さに依存して決まる。一
方、水平面内については線状波源1からの放射波
は平面反射板による反射と同様の反射を受け、し
たがつて水平面内ビーム幅は線状波源1の長さに
依存して決まる。
以上のように第1図のシリンドリカルパラボラ
アンテナにおいては十分に長い線状波源を必要と
し、このためにこの線状波源1によるいわゆるア
ンテナ開口のブロツキング(blocking)が生じ、
特に垂直面内のサイドロープの劣下などの悪影響
があつた。
この発明はこれらの欠点を除去するために反射
鏡の水平横断面を直線から放物線にしたもので、
以下図面について詳細に説明する。
第2図において3は二重パラボラ反射鏡、4は
第1図のものに比べて短かい線状波源である。
第3図は第2図に示した反射鏡アンテナの垂直
断面図である。すなわち、垂直断面内においては
上記二重パラボラ反射鏡3の断面曲像は、焦点は
F1の位置にあり、焦点距離がf1であるところの放
物線になつている。この断面図は第1図の従来形
のシリンドリカルパラボラアンテナの垂直断面図
と同一である。第3図のように、焦点を通る垂直
断面内の反射鏡断面曲線を特に中心断面曲線
(centre−sectioncurve)と称する。
第4図は第2図の反射鏡アンテナの水平断面図
であり、特に線状波源4を含む水平断面を示して
いる。水平断面内の反射鏡断面曲線は一般に横断
曲線(cross−sectioncurve)と称す。第4図に
示すように、水平断面の上記二重パラボラ反射鏡
3の横断面曲線は焦点F2に置き、焦点距離をf2
もつ放物線となつている。
第4図において、線状波源4には焦点F2に点
波源を置いたときに線状波源4の位置で生じる球
面波面に相当する位相分布を与える。このような
位相分布をもつ線状波源4から発する光線は、線
状波源4上の位置によらず、放物反射鏡3で反射
された後の各光線の電気長が一致し、放射ビーム
の位相がそろう。第3図と第4図を比べれば明ら
かなように、線状波源4と二重パラボラ反射鏡3
との相対距離は第3図と第4図で当然変わること
がないから、したがつて第3図と第4図のそれぞ
れの焦点距離f1とf2は互いに異なつている。
この考案は以上のように構成されているため
に、水平断面内においては線状波源4によつて所
要の球面状波面を作れば二重パラボラ反射鏡3に
よつて平面波に変換され、かつ、上記反射鏡3の
水平断面内の開口長に応じた水平面内ビーム幅を
得ることができる。上記水平面内開口長を第1図
のものと同一とすれば、線状波源4の長さは第1
図の線状波源2に比べて明らかに短かい。したが
つて、ブロツキングの影響が小さくなることや一
次放射器としての線状波源の構成が簡単になるな
どの効果を有する。
なお、以上は線状波源を水平方向に長くする場
合について述べたが、これに限らず垂直方向など
に長くしても同様にこの考案が有効であることに
変りはない。また、反射鏡の断面曲線としては説
明の便宜上放物線に限定して説明してきたが、こ
の考案はこれに限らず、中心断面曲線と横断曲線
群の一方あるいは両方が放物線以外の双曲線、楕
円など任意の曲線である場合についても同様に実
施でき、同様の効果を得ることができる。また、
反射鏡と線状波源の相対配置をいわゆるオフセツ
ト(offset)形にしてもよい。線状波源としては
扇形ホーン、ピルボツクスアンテナ、リニアアレ
イアンテナなどすべての線状波源を用いて構わな
い。
以上のように、この考案によれば反射鏡を二重
曲線で構成した鏡面にすることにより一次放射器
としての線状波源を短かくすることができるた
め、ブロツキングの減少、一次放射器の構造の単
純化などの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシリンドリカルパラボラアンテ
ナの概略構成図、第2図はこの考案による反射鏡
アンテナの概略構成図、第3図は上記反射鏡アン
テナの垂直断面図、第4図は上記反射鏡アンテナ
の水平断面図である。 図中、1はシリンドリカルパラボラ反射鏡、
2,4は線状波源、3は二重パラボラ反射鏡であ
る。なお、図中、同一あるいは相当部分には同一
符号を付して示してある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反射鏡と一次放射器から成る反射鏡アンテナに
    おいて、上記一次放射器として線状波源を用いる
    とともに、上記線状波源の軸と上記反射鏡の中心
    を含む第一の平面による上記反射鏡の断面曲線の
    焦点F2が上記第一の平面上で、且つ線状波源を
    狭んで上記反射鏡と反対側にあり、且つ、上記線
    状波源の軸に直交して上記反射鏡の中心を通る第
    二の平面による上記反射鏡の断面曲線の焦点F1
    が上記線状波源上にあるようにすることによつ
    て、線状波源の長さを短かくしたことを特徴とす
    る反射鏡アンテナ。
JP16941784U 1984-11-08 1984-11-08 反射鏡アンテナ Granted JPS6098914U (ja)

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JP16941784U JPS6098914U (ja) 1984-11-08 1984-11-08 反射鏡アンテナ

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JP16941784U JPS6098914U (ja) 1984-11-08 1984-11-08 反射鏡アンテナ

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Publication Number Publication Date
JPS6098914U JPS6098914U (ja) 1985-07-05
JPS6138262Y2 true JPS6138262Y2 (ja) 1986-11-05

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ID=30370125

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JP16941784U Granted JPS6098914U (ja) 1984-11-08 1984-11-08 反射鏡アンテナ

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JP5649550B2 (ja) * 2010-11-05 2015-01-07 三菱電機株式会社 反射鏡アンテナ

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JPS6098914U (ja) 1985-07-05

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