JPS6138239Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6138239Y2
JPS6138239Y2 JP9865680U JP9865680U JPS6138239Y2 JP S6138239 Y2 JPS6138239 Y2 JP S6138239Y2 JP 9865680 U JP9865680 U JP 9865680U JP 9865680 U JP9865680 U JP 9865680U JP S6138239 Y2 JPS6138239 Y2 JP S6138239Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
parts
air
pipe
pressing head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9865680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5723728U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9865680U priority Critical patent/JPS6138239Y2/ja
Publication of JPS5723728U publication Critical patent/JPS5723728U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6138239Y2 publication Critical patent/JPS6138239Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は部品捕集装置に関し、例えば、自動マ
ウント機に供給する為に電子回路用のリードレス
円筒部品を捕集して整列させるのに用いて好適な
ものである。
ラジオ受信機やテレビジヨン受像機、ビデオテ
ープレコーダ等の電子機器に用いられる電子回路
には、近年、抵抗やコンデンサ等の回路部品とし
てリードレス円筒部品が多く採用されている。こ
のリードレス円筒部品は、その両端の電極部分を
半田等に依りプリント基板の導電パターンに直接
接続すれば良いので、電子回路への組込みが非常
に簡単である。例えば、プリント基板の所定位置
に予め接着剤等を塗布しておき、この所定位置に
部品を押圧してマウントし、しかる後、部品両端
の電極部分と導電パターンとを半田等に依つて接
続すれば良い。従つて、電子回路の大量生産が可
能になる。
上述のようなリードレス円筒部品を自動マウン
ト機に供給する為には、これらの部品を整列させ
る必要がある。この為、従来は、多数の部品を乱
雑に収容したパーツケースから1個ずつピンセツ
ト等に依つて取り出し、これを一端が閉塞したパ
イプに挿入して整列させていた。ところが、この
ような方法では、時間と手間がかかり過ぎて非常
に不便であつた。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、部品を捕集すると同時に整列させる
ことが出来る部品捕集装置を提供しようとするも
のである。
以下、本考案を実施例につき説明する。
第1図及び第2図に示すように、プリント基板
1上に形成された導電パターン2の所定位置に抵
抗やコンデンサ等のリードレス円筒部品3をマウ
ントする。即ち、プリント基板1上には予めその
所定位置に、例えば光硬化樹脂から成る接着剤4
を塗布してある。そして、この所定位置に所定の
部品3を持来たし、これを上記接着剤4に押圧し
てこの接着剤4に依りプリント基板1に固定する
のである。しかる後、部品3の電極5と導電パタ
ーン2とを半田7に依つて接続する。
以下、このマウントに用いる各装置を説明する
が、最初に部品3の搬送経路を概略的に説明す
る。
第18図に示すように、各部品3はパーツケー
ス9から部品捕集装置10に依つて捕集される。
次いで、第19図に示すように、捕集された部品
3はこの部品捕集装置10から、第3図及び第4
図に示す部品供給装置13の所定の垂直貯蔵管1
4に送られて貯蔵される。そして、この貯蔵管1
4からベルトコンベア15上に落下した部品3
は、第3図に示すように、部品移送路16に導入
され、第6図に示すように、この部品移送路16
から、第5図〜第11図に示す部品送り装置19
に供給される。そして、第10図に示すように、
この部品送り装置19の位置決めブロツク20上
で位置決めされた部品3は、第10図〜第17図
に示す部品押圧装置23の部品押圧用ヘツド24
に送られる。そして、この部品押圧用ヘツド24
に保持された部品3は、第11図及び第13図に
示すように、プリント基板1の所定位置に圧着さ
れてマウントされる。
先ず、部品供給装置13の構成を説明する。
第3図に示すように、部品供給装置13には複
数の垂直貯蔵管14が配されている。これらの貯
蔵管14には夫々所定の部品3が貯蔵されてい
る。この貯蔵管14の内径は円筒型部品3の直径
よりも少しだけ大きくなつており、この為、部品
3はこの貯蔵管14内に、図示の如く、縦1列に
ほゞ整列して貯蔵される。各貯蔵管14の下端部
には夫々シヤツター27が設けられている。そし
て、これら貯蔵管14の下方にベルトコンベア1
5が配され、このベルトコンベア15の排出端の
近傍に部品移送路16の導入口28が設けられて
いる。第3図に示すように、この部品移送路16
は乾路29と支路30とから成つており、上記と
同様の構成の各セクシヨンから支路30を通じて
導入された部品3は乾路29で合流して移送され
るようになつている。この部品移送路16の内径
はやはり部品3の直径よりも少しだけ大きくなつ
ており、図示の如く、部品3はこの部品移送路1
6を縦になつて移動するようになつている。又、
各導入口28の近傍には夫々ノズル31が配され
ており、これらのノズル31から各導入口28に
空気が吹込まれるようになつている。この空気
は、加圧空気供給源32からフイルター33、圧
力調整バルブ34、電磁バルブ35を経て各ノズ
ル31に供給される。
次に、シヤツター27の構成を設明する。
第4図に示すように、シヤツター27はエアシ
リンダ36のシリンダロツド37に連結固定され
ており、このエアシリンダ36に依つて開閉駆動
される。そして、このシヤツター27の上方に
ほゞ水平方向の挿通孔38が設けられ、この挿通
孔38にピン39が配されている。このピン39
は支持部材40に図中左右方向に摺動可能に支持
されており、コイルばね41に依つて図中左方向
へ付勢されている。支持部材40はやはりエアシ
リンダ36のシリンダロツド37に連結固定され
ており、この為、支持部材40はシヤツター27
と同方向に連動して移動する。即ち、エアシリン
ダ36のシリンダロツド37が図中矢印方向へ摺
動してシヤツター27が閉じると、支持部材40
及びピン39も図中矢印方向へ移動して、ピン3
9は挿通孔38内に引込んだ状態になる。従つ
て、この時、部品3はシヤツター27上に縦1列
に並んだ状態で貯蔵される。この状態からシリン
ダロツド37が矢印方向と反対方向に摺動して、
図示の如く、シヤツター27が開くと、支持部材
40も矢印方向と反対方向へ移動してピン39が
下から2番目の部品3に当接する。そして、この
ピン39はコイルばね41の付勢力に依つてこの
下から2番目の部品3を内壁42に押圧して、こ
れを保持する。従つて、シヤツター27が開いた
時には一番下の部品3のみがベルトコンベア15
上に落下する。このように、本実施例において
は、シヤツター27の1回の開閉動作に依つて1
個ずつの部品3を落下させるようにしている。
次に、前述した部品供給装置13の動作を説明
する。
第3図に示すように、先ず、シヤツター27を
選択的に作動させて、各部品3を所定の順序でベ
ルトコンベア15上に落下させる。そして、この
ベルトコンベア15上の部品3を導入口28から
部品移送路16へ導入する。各部品3はこの部品
移送路16内を自重に依つて移動するようになつ
ているが、これらの部品3は比較的軽い為、移送
路16の内壁に引掛かつてしまう恐れがある。そ
こで、本実施例では、ノズル31に依つて各導入
口28から空気を吹込み、この空気の流れに依つ
て部品3を強制的に落下させるようにしている。
なお、本実施例においては、第3図に示すよう
に、各一対の枝路30と30′が同じ箇所で夫々
幹路29に合流するようになつている為、各々の
導入口28,28′から同時に空気を吹込むとそ
の合流点で渦流を生じ、この渦流の為に部品3が
引掛かつてしまう恐れがある。そこで、本実施例
では、図示の如く、3室切換方式の電磁バルブ3
5を設け、これに依り、ノズル31と31′とに
選択的に空気を供給するようにしている。即ち、
前述したシヤツター27の動作に同期させてこの
電磁バルブ35を切換駆動し、所定の部品3が導
入口28又は28′から部品移送路16内へ導入
された時にのみ、対応するノズル31又は31′
から空気を吹込むようにしている。
なお、上記のような渦流の発生を避ける為に、
各枝路30を夫々別の箇所で幹路29に合流させ
るようにしても良い。又、空気供給路に絞り弁を
設け、この絞り弁の微調整に依つて上記渦流の発
生を制御することも出来る。
第6図に示すように、部品3は部品移送路16
を通つて部品送り装置19に供給される。この部
品送り装置19は、後述する部品押圧装置23と
共に部品の自動マウント機を構成しているが、先
ず、この部品送り装置19の構成を説明する。
第5図,第6図、第8図及び第9図に示すよう
に、部品送り装置19はガイドブロツク45と位
置決めブロツク20とを夫々具備している。ガイ
ドブロツク45は、第5図及び第6図に明示する
ように、断面ほゞL字状に構成されている。そし
て、このガイドブロツク45の本体部に、部品移
送路を構成する貫通孔44が形成され、前述した
部品供給装置13の部品移送路16がこの貫通孔
44に接続されている。又、ガイドブロツク45
の突出端46の下面には上記貫通孔44に延長し
てガイド溝47が設けられている。一方、位置決
めブロツク20には、ガイドブロツク45の上記
突出端46に対応して段部48が形成され、この
段部48の上面にやはりガイド溝49が設けられ
ている。そして、ガイドブロツク45と位置決め
ブロツク20とを、第6図、第8図及び第9図に
示すように互に組合せた時に、上記ガイド溝47
と49とに依つて貫通孔44に連続したほゞ水平
な部品移送路が形成されるようになつている。
第5図及び第6図に示すように、位置決めブロ
ツク20の段部48における垂直端面50には、
上記ガイド溝49の端壁部分に位置決め孔51が
設けられている。この位置決め孔51は、位置決
めブロツク20の上面に設けられた空気吸引口5
2に通じ、この空気吸引口52は図外の真空装置
に接続されている。又、ガイドブロツク45のガ
イド溝47と位置決めブロツク20のガイド溝4
9とには夫々貫通孔53,54が設けられ、これ
らの貫通孔53,54は夫々発光素子と受光素子
とに繋がつたグラスフアイバー55が配されて光
検出スイツチを構成している。そして、位置決め
ブロツク20とガイドブロツク45とが、前述し
たように互に組合さつた時に、これらの貫通孔5
3と54とが互に対向するようになつている。
第6図、第8図及び第9図に示すように、位置
決めブロツク20にはエアシリンダ56が取付け
られており、一方、ガイドブロツク45は一対の
連結杆57を介してこのエアシリンダ56のシリ
ンダロツド58に連結されている。即ち、シリン
ダロツド58に各一端が固定された連結杆57
は、位置決めブロツク20に設けられた貫通孔5
9を貫通して延びている。そして、これら連結杆
57の先端部は径が細くなつていて、これらの先
端部が、ガイドブロツク45に設けられた挿通孔
60に挿通され、ガイドブロツク45はボルト6
1に依つてこれら先端部に固定されている。
第10図及び第11図に示すように、位置決め
ブロツク20はピン62を介して摺動部材63に
軸支されている。この摺動部材63にはエアシリ
ンダ64が取付けられている。このエアシリンダ
64のシリンダロツド65の先端部にはピン66
が設けられ、このピン66は、位置決めブロツク
20に設けられた長孔67に挿通されている。そ
して、シリンダロツド65が第10図の矢印C方
向と反対の方向へ摺動することに依つて、位置決
めブロツク20がピン62を中心にして図中矢印
D方向へ回動するようになつている。
摺動部材63は支持台68に摺動可能に支持さ
れている。即ち、第7図に示すように、支持台6
8には断面ほゞL字状の一対のガイド部69が設
けられ、摺動部材63はこれらガイド部69に依
つて形成されたガイド溝70に嵌合されて支持さ
れている。この摺動部材63の上面には突起71
が設けられ、この突起71の先端にピン72が設
けられている。そして、このピン72は、回動ア
ーム73の一端に設けられた長孔74に挿通され
ている。第10図及び第11図に示すように、回
動アーム73はピン75を介して軸支され、図外
のエアシリンダのシリンダロツド77の先端部に
設けられたピン78が、この回動アーム73の他
端に設けられた長孔76に挿通されている。そし
て、シリンダロツド77が第10図の矢印E方向
へ摺動することに依り、回動アーム73がピン7
5を中心にして図中矢印F方向へ回動して摺動部
材63を摺動させるようになつている。支持台6
8には、この摺動部材63の復動位置を規制する
為のストツパー79が設けられている。
次に、部品押圧装置23の構成を説明する。
第10図〜第13図に示すように、部品押圧用
ヘツド24は摺動部材82の下端に、この摺動部
材82に対して相対的に摺動可能に設けられ、コ
イルばね83に依つて下方に付勢されている。摺
動部材82は回転管状体85の内部に摺動可能に
支持され、この回転管状体85は支持部材84に
支持されている。回転管状体85は図外のエアシ
リンダに依つて駆動され、支持部材84に対して
約90゜回転するようになつている。又、摺動部材
82はキー及びキー溝に依つて回転管状体85と
一体に回転するようになつている。部品押圧用ヘ
ツド24には貫通孔86が設けられ、この貫通孔
86は部品押圧用ヘツド24の下端に開口すると
共に部品押圧用ヘツド24の側面に設けられた空
気吸引口87に通じている。第12図及び第13
図に示すように、この空気吸引口87はフイルタ
ー88を介してオリフイス型の負圧発生器89が
(妙徳製作所製コンバム)に接続され、又、直
接、真空破壊バルブ92にも接続されている。そ
して、これらの負圧発生器89と真空破壊バルブ
92とは共に電磁バルブ90を介して空気供給源
91に接続されていて、この電磁バルブ90を切
換駆動することに依つて空気供給源91から負圧
発生器89と真空破壊バルブ92とに選択的に空
気が供給されるようになつている。負圧発生器8
9は空気供給源91から空気を供給されることに
依つて真空を発生し、部品押圧用ヘツド24の空
気吸引口87及び下端開口部81を通じて空気を
吸引するようになつている。又、真空破壊バルブ
92は空気の吹出時間を制御する為のもので、空
気供給源91から空気を供給されることに依り部
品押圧用ヘツド24に瞬間的に空気を供給するよ
うになつている。
部品押圧用ヘツド24の下方には、水平方向の
縦横に摺動可能な摺動台93が設けられ、この摺
動台93上にプリント基板1が保持されている。
部品押圧用ヘツド24の先端開口部81には、後
述するように、フレキシブルパツド94が配され
ている。
次に、これらの部品送り装置19と部品押圧装
置23とに依つて構成される自動マウント機の動
作を説明する。
先ず、位置決めブロツク20,ガイドブロツク
45とを、第6図に実線で示すように、互に組合
せて密着させる。そして、ガイドブロツク45の
ガイド溝47,位置決めブロツク20のガイド溝
49及びガイドブロツク45の貫通孔44に依り
形成されるほゞ水平な部品移送路を、位置決めブ
ロツク20の位置決め孔51及び空気吸引口52
を通じて図外の真空装置に依り真空に引く。する
と、この吸引力と、前述した各導入口28から吹
込まれる空気の流れとに助けられて、部品3は部
品供給装置13の部品移送路16から部品送り装
置19の上記ほゞ水平な部品移送路へ導入され
る。このように、本実施例では、部品移送路内の
空気の流れを部品3の移送に利用しているので、
部品移送路の水平部分の長さは可成り長くても良
い。
このようにして部品移送路の水平部分に導入さ
れた部品3は、その先端面が位置決めブロツク2
0の位置決め孔51に吸引されて垂直端面50に
密着する。そして、これに依り、この部品3が位
置決めブロツク20に確実に保持されると同時に
位置決めされるのである。即ち、部品3は、その
上下左右位置をガイド溝47と49とに依り位置
決めされ、又、その前後位置決め基準面である垂
直端面50に依り位置決めされる。
この時、両ブロツク45,20の貫通孔53,
54に配されたグラスフアイバー55間の光がこ
の部品3に依り遮断されて光検出スイツチがオン
される。そして、この光検出スイツチからの検出
信号に基いてエアシリンダー56が駆動され、シ
リンダロツド58が、第6図に仮想線で示す如く
矢印A方向へ移動する。そして、連結杆57が位
置決めブロツク20の貫通孔59に案内されて摺
動し、これに依り、ガイドブロツク45が矢印B
方向へ移動して両ブロツク45,24が分離す
る。
次いで、図外のエアシリンダーが駆動されて、
第10図に仮想線で示すように、シリンダロツド
77が矢印E方向へ移動する。そして、これに依
り、回動アーム75が矢印F方向へ回動して摺動
部材63を矢印C方向へ摺動させる。更に、エア
シリンダー64が駆動されてシリンダロツド65
が矢印C方向とは反対の方向へ移動し、これに依
り、位置決めブロツク20を矢印D方向へ回動さ
せる。そして、この一連の動作に依り、位置決め
ブロツク20に保持されている部品3を部品押圧
装置23の部品押圧用ヘツド24の下端開口部に
持来たすのである。そして、これと殆んど同時
に、第12図及び第13図に示す2室切換方式の
電磁バルブ90を介して負圧発生器89に空気を
供給して真空を発生させ、部品押圧用ヘツド24
の下端開口部81から空気を吸引させる。次い
で、又は同時に、位置決めブロツク20の位置決
め孔51からの吸引力をオフする。従つて、部品
3はこの位置決め孔51から離れ、部品押圧用ヘ
ツド24の下端開口部81に吸引されて密着する
のである。
部品押圧用ヘツド24の下端開口部81には、
フレキシブルパツド94が配されているが、次
に、この部品保持機構について説明する。
第14図〜第17図に示すように、部品押圧用
ヘツド24の下端開口部81には、部品3の外
形々状に対応したほゞ半円筒型の凹部97が形成
されている。そして、ゴム等から成るフレキシブ
ルパツド94はこの凹部97に取付けられてい
る。即ち、フレキシブルパツド94はやはり部品
3の外形々状に対応したほゞ円筒状型に構成さ
れ、そのほゞ中央部外側に円筒状の突起98が一
体に設けられている。そして、フレキシブルパツ
ド94はこの突起98が部品押圧用ヘツド24の
貫通孔86に圧入されて取付けられている。
部品3は貫通孔86の吸引力に依りフレキシブ
ルパツド94に圧着されて保持されるが、このよ
うに部品押圧用ヘツド24の下端開口部81にフ
レキシブルパツド94を配すると部品3に対する
密着面積が増大し、その上、部品3の形状や姿勢
に多数のばらつきがあつても、このフレキシブル
パツド94がそのばらつきを吸収して部品3に確
実に密着する。又、部品押圧用ヘツド24の凹部
97がガイドとして働くので、部品3を保持した
時にその部品3の姿勢の乱れが少なくなる。それ
故、本実施例のような部品押圧用ヘツド24に依
れば部品の保持ミスが大巾に減少する。例えば、
50000回の実験で保持ミスは1回もなかつた。
次に、部品押圧用ヘツド24に保持された部品
3をプリント基板1にマウントする動作を説明す
る。
第10図〜第13図に示すプリント基板1は摺
動台93を縦横に摺動させることに依り所定位置
に位置決めされて保持されている。この状態で、
図外のエアシリンダに依り部品押圧装置23の回
転管状体85を摺動部材82と共に所定の角度回
転させ、部品3を所定の向きにする。次いで、第
11図及び第13図に示すように、摺動部材82
を摺動させて部品押圧用ヘツド24を下降させ、
コイルばね83の付勢力に依り部品3をプリント
基板1の所定位置に押圧する。既述したように、
このプリント基板1の所定位置には予め接着剤が
塗布されている。そして、この部品押圧用ヘツド
24のストロークに依り部品3の基板1への圧着
を電気的に検出し、この検出信号に基いて、第1
3図に示すように、電磁バルブ90を切換駆動し
て負圧発生器89への空気の供給を停止すると同
時に真空破壊バルブ92に空気を供給する。する
と、この真空破壊バルブ92から部品押圧用ヘツ
ド24の下端開口部81を通じて瞬間的に空気が
吹出し、これに依つて部品3が部品押圧用ヘツド
24の下端開口部81から離脱する。このような
離脱手段を設けることに依つて、部品3が部品押
圧用ヘツド24と共に上昇してしまうことを確実
に防止出来るので、部品3の基板1への接着不良
が激減する。例えば、20000回の実験で接着不良
は0であつた。
次に、部品捕集装置10の構成も説明する。
第18図に示すように、部品捕集装置10は、
ビニール等から成る接続管100と、この接続管
100の一端に接続されたテフロン等から成るフ
レキシブルチユーブ101が夫々具備している。
接続管100の他端は負圧発生器102に接続さ
れている。負圧発生器102には空気供給源10
4から電磁バルブ103を介して空気が供給され
るようになつており、これに依つてこの負圧発生
器102が真空を発生する。上記フレキシブルチ
ユーブ101には、接続管100との接続部近傍
にストツパーピン105が設けられている。又、
このフレキシブルチユーブ101の内径は部品3
の外径よりも少しだけ大きくなつており、従つ
て、図示の如く、各部品3はこのフレキシブルチ
ユーブ101の内部に縦に整列して保持される。
この部品捕集装置10の動作を説明すると、第
18図に示すように、先ず、多数の部品3を乱雑
な状態で収容したパーツケース9に上記フレキシ
ブルチユーブ101の先端を挿入する。次いで、
負圧発生器102の真空を働かせて、上記フレキ
シブルチユーブ101の先端開口部から空気を吸
引する。すると、この吸引力に依つてパーツケー
ス9内の部品3がフレキシブルチユーブ101内
に吸引され、これら吸引された部品3はこのフレ
キシブルチユーブ101の内部でストツパーピン
105と先端開口部との間に整列して収容され
る。次いで、部品3を収容したこのフレキシブル
チユーブ101を接続管100から外し、これ
を、前述した部品供給装置13の所定の垂直貯蔵
管14の上端開口部に持来たす。そして、第19
図に示すように、部品3をこの上端開口部から貯
蔵管14内に落下させるのである。この時、この
貯蔵管14の上端開口部に漏斗状の部材106を
取付けると、上述した部品3の挿入操作が楽にな
る。このような部品捕集装置10を用いることに
依り、部品3を捕集して整列させる作業時間を大
巾に短縮することが出来る。なお、本実施例のよ
うなフレキシブルチユーブ101を用いると、例
えば、部品3を60〜100個位収容し得る60〜80cm
位の比較的長いチユーブを用いた場合でも、この
チユーブが適当に曲げ得るので作業が容易であ
る。
以上説明したように、本考案による部品捕集装
置では、リードレス円筒部品(例えば、実施例の
部品3)の外径よりも少しだけ大きい内径を有す
るパイプ(例えば、実施例のフレキシブルチユー
ブ101)と、このパイプの内部の所定位置に設
けられたストツパー(例えば、実施例のストツパ
ーピン105と、前記部品を前記パイプの先端開
口部から内部に吸引するために前記パイプの後端
側に接続される空気吸引手段(例えば、実施例の
負圧発生器102等)とを夫々具備せしめ、乱雑
な状態で部品貯蔵手段(例えば、実施例のパーツ
ケース9)に収容された前記部品を前記吸引手段
に依つて前記パイプ内に順次吸引することに依
り、前記パイプの前記先端開口部と前記ストツパ
ーとの間に前記部品を整列させて保持し、しかる
後、前記吸引手段に依る吸引を止めて前記部品を
その自重に依つて前記先端開口部から排出させる
ようにしている。従つて、本考案に依れば、極め
て簡単かつ短時間に大量の部品を捕集出来、しか
も同時に、捕集した部品がパイプ内に整列して保
持されるので大変便利である。又、負圧に依つて
部品を吸引しているので、部品の流れがスムーズ
になり、部品がパイプ内で引つかかつたり詰まつ
たりすることがない。しかも、構造が簡単であ
り、又、動作が確実である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図はプリント基板に部品をマウントした状態
を示す斜視図、第2図は同部分断面図、第3図は
部品供給装置の概略正面図、第4図は上記部品供
給装置のシヤツター機構の構成を示す部分拡大概
略図、第5図は部品送り装置の位置決めブロツク
とガイドブロツクとを示す拡大斜視図、第6図は
上記部品送り装置の一部を示す第9図における
−線断面図、第7図は上記部品送り装置の摺動
機構を示す第10図における−線断面図、第
8図は第6図と同じ部分を示す第9図における
−線断面図、第9図は同平面図、第10図は自
動マウント機の要部を示す概略一部縦断面図、第
11図は部品を基板に押圧した状態を示す第10
図と同様の一部縦断面図、第12図は部品押圧装
置の構成を示す概略縦断面図、第13図は部品を
基板に押圧した状態を示す第12図と同様の一部
縦断面図、第14図は上記部品押圧装置の部品保
持機構を示す概略斜視図、第15図は同縦断面
図、第16図は第15図と直角の方向から見た縦
断面図、第17図は第15図におけるXII−XII線断
面図、第18図は部品捕集装置の構成を示す概略
断面図、第19図はこの部品捕集装置から第3図
の部品供給装置へ部品を移送する状態を示す概略
断面図である。 なお図面に用いた符号において、1……プリン
ト基板、3……部品、10……部品捕集装置、1
01……フレキシブルチユーブ、102……負圧
発生器、103……電磁バルブ、105……スト
ツパーピンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リードレス円筒部品の外径よりも少しだけ大き
    い内径を有するパイプと、このパイプの内部の所
    定位置に設けられたストツパーと、前記部品を前
    記パイプの先端開口部から内部に吸引するために
    前記パイプの後端側に接続される空気吸引手段と
    を夫々具備し、乱雑な状態で部品貯蔵手段に収容
    された前記部品を前記吸引手段に依つて前記パイ
    プ内に順次吸引することに依り、前記パイプの前
    記先端開口部と前記ストツパーとの間に前記部品
    を整列させて保持し、しかる後、前記吸引手段に
    依る吸引を止めて前記部品をその自重に依つて前
    記先端開口部から排出させるようにした部品捕集
    装置。
JP9865680U 1980-07-11 1980-07-11 Expired JPS6138239Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9865680U JPS6138239Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9865680U JPS6138239Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5723728U JPS5723728U (ja) 1982-02-06
JPS6138239Y2 true JPS6138239Y2 (ja) 1986-11-05

Family

ID=29460363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9865680U Expired JPS6138239Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6138239Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743035B2 (ja) * 1984-04-19 1995-05-15 住友軽金属工業株式会社 アルミニウム・ベローズの製造方法
JP2521422B2 (ja) * 1984-08-25 1996-08-07 日東工業株式会社 自動チツプマウント装置
JPH0680930B2 (ja) * 1987-02-02 1994-10-12 株式会社日立製作所 部品供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5723728U (ja) 1982-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5084962A (en) Apparatus for and method of automatically mounting electronic component on printed circuit board
US4770454A (en) Holding device for pick-up, transport, and deposit of small components
CN105513863B (zh) 一种用于装配按钮开关的自动化设备
JPS6115009B2 (ja)
JPS63174400A (ja) 自動装着装置
JPS6138239Y2 (ja)
JPH03182435A (ja) 枚葉紙輪転印刷機の給紙装置のための吸着ヘツド
JPS6322080B2 (ja)
JPH08340175A (ja) バンプ付電子部品の製造装置および製造方法
KR101737941B1 (ko) 라벨을 따라 이동하는 픽업부를 가진 라벨 픽업 장치 및 방법
JPS6093026A (ja) 部品供給装置の供給端構造
JP7142209B2 (ja) 特性計測装置、部品実装装置、特性計測方法および部品実装方法
JP2872764B2 (ja) 電子部品実装装置
JP2811925B2 (ja) 電子部品の打抜供給装置
CN212936555U (zh) 一种贴片机用夹式异型吸嘴
JPS58212512A (ja) 部品整列供給装置
CN110370533B (zh) 一种植入设备和植入方法
CN106467187A (zh) 机器人感应贴片系统
JP7142210B2 (ja) 特性計測装置、部品実装装置、特性計測方法および部品実装方法
JPH0547520Y2 (ja)
JPH0644158Y2 (ja) 電子部品の吸着ヘッド
JPH0731598Y2 (ja) チップ状回路部品マウント装置用吸着ヘッド
JPH03229498A (ja) 電子部品保持装置
JPH087674Y2 (ja) チップ状回路部品マウント装置
JPH10256787A (ja) チップ状回路部品吸着ヘッドとその検査方法