JPS6137940A - イツテルビウム−遷移金属系永久磁石合金 - Google Patents
イツテルビウム−遷移金属系永久磁石合金Info
- Publication number
- JPS6137940A JPS6137940A JP59160410A JP16041084A JPS6137940A JP S6137940 A JPS6137940 A JP S6137940A JP 59160410 A JP59160410 A JP 59160410A JP 16041084 A JP16041084 A JP 16041084A JP S6137940 A JPS6137940 A JP S6137940A
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- Japan
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- magnet alloy
- ytterbium
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、Y b −Oo −P e −M n −M
(M ;■BB族元素系永久磁石材料に関するもので
、用遼は一般の家庭用電化製品からコンピューターの端
末、プリンターに到るまで、幅広い分野で使用可能な極
めて重要な電子部品材料の1つである。
(M ;■BB族元素系永久磁石材料に関するもので
、用遼は一般の家庭用電化製品からコンピューターの端
末、プリンターに到るまで、幅広い分野で使用可能な極
めて重要な電子部品材料の1つである。
従来の軽希土類(L a −F3 m )コバルト系永
久磁石の技術的背景として・まずR(希土類) −C。
久磁石の技術的背景として・まずR(希土類) −C。
ダンベルペアにおける各原子のスピンモーメントが磁気
的平行結合する、いわゆる磁気構造上フェロ磁性体であ
るため高飽和磁化が期待できること。
的平行結合する、いわゆる磁気構造上フェロ磁性体であ
るため高飽和磁化が期待できること。
また系の高い結晶磁気異方性ゆえの高保磁力も十分展開
可能であること等から、高性能永久磁石材料の最有力候
補として着目され、以来研究・開発が進められ現在では
、種々の軽希土類コバルト系磁石が市場に出回るまでに
到っている。
可能であること等から、高性能永久磁石材料の最有力候
補として着目され、以来研究・開発が進められ現在では
、種々の軽希土類コバルト系磁石が市場に出回るまでに
到っている。
一方重希土類コバルト系は、含有率が少なくコスト高で
あり、また磁気構造上、高性能永久磁石を考える上で良
好とは言えないアンチフェロ構造を形成するので、大き
なモーメントが期待できず従って永久磁石材料としては
不向きとされていた。
あり、また磁気構造上、高性能永久磁石を考える上で良
好とは言えないアンチフェロ構造を形成するので、大き
なモーメントが期待できず従って永久磁石材料としては
不向きとされていた。
文献等も、重希土類では温度補償・その他光学磁気材料
に関するものが多いが、高性能永久磁石材料として取り
掲げたものに、例えばM0MERCjHES、W 、
E 、WALLAOE HfLdR、E3CRA
工GらのJ、of3M24(1981)97−105等
の文献を示すことができる〇〔発明が解決しようとする
問題点〕 本発明は、重希土類コバルト化合物におけるアンチフェ
ロ構造による飽和磁化の低下をRのモーメントが最も小
さいRを選定することにより、極力これを抑さえ、高飽
和磁化を維持しつつ、同時に異方性磁界の向上を、その
効果が既に知られているMn及び■B族元素を添加・置
換することにより、従来不向きとされていた高性能重希
土類コバルト系磁石の領域も着手・開発することを目的
としている。何となれば希土類産業はバランス産業であ
り、従来の軽希土類のみならず、鉱石の分離・抽出過程
での副産物である場合が多い重希土類も利用することは
、希土類資源の有効活用にもなるからである。
に関するものが多いが、高性能永久磁石材料として取り
掲げたものに、例えばM0MERCjHES、W 、
E 、WALLAOE HfLdR、E3CRA
工GらのJ、of3M24(1981)97−105等
の文献を示すことができる〇〔発明が解決しようとする
問題点〕 本発明は、重希土類コバルト化合物におけるアンチフェ
ロ構造による飽和磁化の低下をRのモーメントが最も小
さいRを選定することにより、極力これを抑さえ、高飽
和磁化を維持しつつ、同時に異方性磁界の向上を、その
効果が既に知られているMn及び■B族元素を添加・置
換することにより、従来不向きとされていた高性能重希
土類コバルト系磁石の領域も着手・開発することを目的
としている。何となれば希土類産業はバランス産業であ
り、従来の軽希土類のみならず、鉱石の分離・抽出過程
での副産物である場合が多い重希土類も利用することは
、希土類資源の有効活用にもなるからである。
上記問題点を解決するため本発明は、R(希土類)とし
てイッテルビウムを選定L 、Y b2(j 017系
をベースとして、Coの一部をFe、Mn及び■B族元
素で置換し、永久磁石化を図った。
てイッテルビウムを選定L 、Y b2(j 017系
をベースとして、Coの一部をFe、Mn及び■B族元
素で置換し、永久磁石化を図った。
Rのモーメントが最も小さい元素として知られているY
bを選定することによリーアンチフェロ構造による飽和
磁化低下の影響を極力抑さえ、更に飽和磁化の高いFe
でCOの一部を置換すれば極めて高い飽和磁化(1,6
0T )が達成可能となる。一方永久磁石化の必要条件
として高保磁力であることも重要である。そこでCoの
一部を保磁力に寄与する効果のあるMll及びIVB族
元素で置換し、永久磁石化が可能となった。
bを選定することによリーアンチフェロ構造による飽和
磁化低下の影響を極力抑さえ、更に飽和磁化の高いFe
でCOの一部を置換すれば極めて高い飽和磁化(1,6
0T )が達成可能となる。一方永久磁石化の必要条件
として高保磁力であることも重要である。そこでCoの
一部を保磁力に寄与する効果のあるMll及びIVB族
元素で置換し、永久磁石化が可能となった。
以下に本発明の詳細な説明する。
次表に掲げた重量組成となる様、アーク溶解炉にてボタ
ン状インゴットを作製し原料合金試料を準備する。
ン状インゴットを作製し原料合金試料を準備する。
表 1 (表中 単位wt%)得られた
上表1t11〜25の各インゴットを、ブレーキクラッ
シャーで1u角程度まで粉砕し、更にブラウンミルで約
50〜1100Itまで粉砕する。
上表1t11〜25の各インゴットを、ブレーキクラッ
シャーで1u角程度まで粉砕し、更にブラウンミルで約
50〜1100Itまで粉砕する。
最終的にはボールミルにておよそ3〜5μm程度にまで
更に粉砕する。得られた磁性粉末は異方性を付与するた
め、磁界中プレスにて約1万エルステツド、2トン/−
の条件で圧縮成型する。湿られたグリーンは、ボールミ
ル粉砕時に使用した有機溶媒の脱ガス処理を行なった後
、# 1000〜1150℃で加圧Arガス中にて、1
時間焼結され冷却室にて急冷する。更に保磁力改善のた
めの熱処理として600℃〜800℃で2時間、時効処
理を施す。Br(残留磁束密度)やIHc (保磁力)
等の磁気特性測定は、4 x x −H水平同軸補償コ
イルを用い、減磁曲線を求めそこから各特性値を測定し
た。異方性磁界は十分配向させた粉末試料を用い、トル
クメーターで測定した。
更に粉砕する。得られた磁性粉末は異方性を付与するた
め、磁界中プレスにて約1万エルステツド、2トン/−
の条件で圧縮成型する。湿られたグリーンは、ボールミ
ル粉砕時に使用した有機溶媒の脱ガス処理を行なった後
、# 1000〜1150℃で加圧Arガス中にて、1
時間焼結され冷却室にて急冷する。更に保磁力改善のた
めの熱処理として600℃〜800℃で2時間、時効処
理を施す。Br(残留磁束密度)やIHc (保磁力)
等の磁気特性測定は、4 x x −H水平同軸補償コ
イルを用い、減磁曲線を求めそこから各特性値を測定し
た。異方性磁界は十分配向させた粉末試料を用い、トル
クメーターで測定した。
以下に結果を示す。
第1図はYb2(C!o、Fe、MrL、Zr)17系
のYb含有量によるBr及びIHcへの影響を示す。y
b含有量の増加と共にErは減少しXHcが増大するこ
とが判る◇ 第2図には、FeのBr及びIHcへの影響を示す。F
e濃度と共にBrは増加しくおよそFe濃度が20wt
%の範囲)、最大1.60 Tにも達する。一方IHc
は緩慢に減少しおよそFe濃度が18wt%に達すると
急激に低下する。
のYb含有量によるBr及びIHcへの影響を示す。y
b含有量の増加と共にErは減少しXHcが増大するこ
とが判る◇ 第2図には、FeのBr及びIHcへの影響を示す。F
e濃度と共にBrは増加しくおよそFe濃度が20wt
%の範囲)、最大1.60 Tにも達する。一方IHc
は緩慢に減少しおよそFe濃度が18wt%に達すると
急激に低下する。
第3図にはMn及び■B属元素の異方性磁界への影響を
示す。これら元素の濃度と共にHA(異方性磁界が上昇
することが判る。特にZrの影響が著しい。
示す。これら元素の濃度と共にHA(異方性磁界が上昇
することが判る。特にZrの影響が著しい。
本発明は、以上説明したように、Rとしてybを選定す
ることによりアンチ7エ四構造による飽和磁化の低下を
抑え、かつMu及びIVBfi元素を添加・置換により
異方性磁界を向上せしめ、永久磁石化する効果がある。
ることによりアンチ7エ四構造による飽和磁化の低下を
抑え、かつMu及びIVBfi元素を添加・置換により
異方性磁界を向上せしめ、永久磁石化する効果がある。
第1図はYb含有量によるBr及びrHcへの影響図、
第2図はFe含有招によるBr及び工Hcへの影響図、
第3図にはMn及びTVB属元素におけるHAへの影響
図を示す。 以 上
第2図はFe含有招によるBr及び工Hcへの影響図、
第3図にはMn及びTVB属元素におけるHAへの影響
図を示す。 以 上
Claims (1)
- イッテルビウム(Yb)が25〜30wt%、鉄(Fe
)が10〜20wt%、マンガン(Mn)が4〜9wt
%、及びIVB族元素(Ti、Zr、Hf)のいずれか一
種あるいは二種以上の組合わせで計1〜3wt%、残コ
バルト(Co)上記組成で構成されることを特徴とする
永久磁石合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59160410A JPH0627298B2 (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | イツテルビウム−遷移金属系永久磁石合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59160410A JPH0627298B2 (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | イツテルビウム−遷移金属系永久磁石合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6137940A true JPS6137940A (ja) | 1986-02-22 |
JPH0627298B2 JPH0627298B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=15714331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59160410A Expired - Lifetime JPH0627298B2 (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | イツテルビウム−遷移金属系永久磁石合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627298B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63250429A (ja) * | 1987-04-06 | 1988-10-18 | Seiko Instr & Electronics Ltd | イツテルビウム−遷移金属系合金の製造方法 |
JPWO2004108736A1 (ja) * | 2003-06-09 | 2006-07-20 | 大八化学工業株式会社 | ホスフェート−ホスホネート結合を有する有機リン化合物、およびそれを用いた難燃性ポリエステル繊維、難燃性ポリウレタン樹脂組成物 |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP59160410A patent/JPH0627298B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63250429A (ja) * | 1987-04-06 | 1988-10-18 | Seiko Instr & Electronics Ltd | イツテルビウム−遷移金属系合金の製造方法 |
JPWO2004108736A1 (ja) * | 2003-06-09 | 2006-07-20 | 大八化学工業株式会社 | ホスフェート−ホスホネート結合を有する有機リン化合物、およびそれを用いた難燃性ポリエステル繊維、難燃性ポリウレタン樹脂組成物 |
JP4582713B2 (ja) * | 2003-06-09 | 2010-11-17 | 大八化学工業株式会社 | ホスフェート−ホスホネート結合を有する有機リン化合物、およびそれを用いた難燃性ポリエステル繊維、難燃性ポリウレタン樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0627298B2 (ja) | 1994-04-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |