JPS6137874B2 - - Google Patents
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- JPS6137874B2 JPS6137874B2 JP53118519A JP11851978A JPS6137874B2 JP S6137874 B2 JPS6137874 B2 JP S6137874B2 JP 53118519 A JP53118519 A JP 53118519A JP 11851978 A JP11851978 A JP 11851978A JP S6137874 B2 JPS6137874 B2 JP S6137874B2
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- Japan
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- motor
- voltage
- amplifier
- rotational speed
- input terminal
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 15
- 230000005669 field effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000006978 adaptation Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/30—Arrangements for controlling the direction of rotation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、永久磁石回転子と、半導体素子を有
する電子式コミユテータ装置とを備え、回転数の
目標値と実際値との差に関係して、回転数調節器
により制御されるモータ電圧を固定子巻線に印加
するコミユテータトランジスタの転流順序が反転
されるようになつている可逆転直流モータの回転
数調節装置に関する。
する電子式コミユテータ装置とを備え、回転数の
目標値と実際値との差に関係して、回転数調節器
により制御されるモータ電圧を固定子巻線に印加
するコミユテータトランジスタの転流順序が反転
されるようになつている可逆転直流モータの回転
数調節装置に関する。
この種の回転数調節装置はドイツ連邦共和国特
許出願公開第1613438号明細書により公知であ
る。その回転数調節装置においては、ブラシレス
直流モータの互に90゜だけずらした4個の固定子
巻線が、固定子巻線に直列な回路中に配置された
パワートランジスタによつて電流を流されるよう
になつており、そのパワートランジスタは2つの
ホール素子によつて取り出されるロータ位置に関
係して、初段トランジスタの2つのユニツトの一
方を介して交互に制御される。初段トランジスタ
の2つのユニツトのいずれが電圧を印加されるか
に応じて、ロータはいずれかの回転方向に回転す
る。初段トランジスタのユニツトへの電圧印加
は、回転数の目標値からのずれに比例した電流が
入力端に加えられる回転数調節器により行われ
る。しかしながら上記の特許出願公開明細書に
は、特に回転方向の反転が要求された場合の回転
数目標値、回転数実際値、およびその制御偏差を
求めることについては全く開示されていない。
許出願公開第1613438号明細書により公知であ
る。その回転数調節装置においては、ブラシレス
直流モータの互に90゜だけずらした4個の固定子
巻線が、固定子巻線に直列な回路中に配置された
パワートランジスタによつて電流を流されるよう
になつており、そのパワートランジスタは2つの
ホール素子によつて取り出されるロータ位置に関
係して、初段トランジスタの2つのユニツトの一
方を介して交互に制御される。初段トランジスタ
の2つのユニツトのいずれが電圧を印加されるか
に応じて、ロータはいずれかの回転方向に回転す
る。初段トランジスタのユニツトへの電圧印加
は、回転数の目標値からのずれに比例した電流が
入力端に加えられる回転数調節器により行われ
る。しかしながら上記の特許出願公開明細書に
は、特に回転方向の反転が要求された場合の回転
数目標値、回転数実際値、およびその制御偏差を
求めることについては全く開示されていない。
また米国特許第3518519号明細書から給電方向
の反転可能な電源装置により回転数目標値と回転
数実際値との制御偏差に関係して給電される可逆
転直流分巻モータの回転数調節装置が公知であ
る。その回転数実際値は、モータ電圧と抵抗分の
電圧降下および誘導分の電圧降下の和との差を形
成することにより、モータの起電力から求められ
る。
の反転可能な電源装置により回転数目標値と回転
数実際値との制御偏差に関係して給電される可逆
転直流分巻モータの回転数調節装置が公知であ
る。その回転数実際値は、モータ電圧と抵抗分の
電圧降下および誘導分の電圧降下の和との差を形
成することにより、モータの起電力から求められ
る。
しかしながら、冒頭に述べたような直流モータ
においては、両給電方向に対する回転数実際値
は、通常の直流モータとは異なり、永久磁石回転
子によつて固定子巻線内に誘起される起電力から
求めることは容易でない。何故なら、起電力はダ
イオードによつて取り出されるからである。この
取り出された起電力は回転数の大きさに比例する
だけで、回転方向については考慮されていない。
それ故ダイオードによる起電力の取り出しは、限
られた範囲でしか使用できない。
においては、両給電方向に対する回転数実際値
は、通常の直流モータとは異なり、永久磁石回転
子によつて固定子巻線内に誘起される起電力から
求めることは容易でない。何故なら、起電力はダ
イオードによつて取り出されるからである。この
取り出された起電力は回転数の大きさに比例する
だけで、回転方向については考慮されていない。
それ故ダイオードによる起電力の取り出しは、限
られた範囲でしか使用できない。
冒頭に述べた直流モータにおいては、回転方向
の切換えは、通常の直流モータのように電源電圧
の極性の切換えではなく、例えば前述のドイツ連
邦共和国特許出願公開第1613438号明細書に記載
されているように固定子巻線の投入順序の切換え
によつて行われる。それ故モータ電流の方向は永
久磁石回転子の回転方向に関係なく常に同じであ
るので、回転方向が切換可能なブラシレス直流モ
ータの場合には回転方向に関係する起電力を得る
ことは容易ではない。
の切換えは、通常の直流モータのように電源電圧
の極性の切換えではなく、例えば前述のドイツ連
邦共和国特許出願公開第1613438号明細書に記載
されているように固定子巻線の投入順序の切換え
によつて行われる。それ故モータ電流の方向は永
久磁石回転子の回転方向に関係なく常に同じであ
るので、回転方向が切換可能なブラシレス直流モ
ータの場合には回転方向に関係する起電力を得る
ことは容易ではない。
本発明の目的は、冒頭に述べたような可逆転直
流モータの回転数調節装置において、正逆両回転
方向に対し、正確な回転数実際値を簡単に得られ
るようにすることにある。
流モータの回転数調節装置において、正逆両回転
方向に対し、正確な回転数実際値を簡単に得られ
るようにすることにある。
上述の目的は本発明によれば、回転数調節器の
比較要素の制御偏差が回転方向信号発生器に導か
れ、この回転方向信号発生器は入力される制御偏
差の符号に関係して2つの可能な出力信号のうち
の1つを送出し、回転数実際値電圧として、モー
タ起電力に比例する電圧が用いられ、この電圧は
モータ電圧と、モータ及びコミユテータ装置の抵
抗分電圧降下と、コミユテータ装置の半導体素子
の順方向残留電圧とから加算増幅器において形成
され、回転方向信号発生器の出力信号はコミユテ
ータ装置と加算増幅器の出力側に接続された切換
増幅器の制御入力端に導かれ、この切換増幅器は
モータ起電力に比例する電圧の極性を切換増幅器
の制御入力端に加わる回転方向信号発生器の出力
信号に関係して変化せしめることにより達成され
る。
比較要素の制御偏差が回転方向信号発生器に導か
れ、この回転方向信号発生器は入力される制御偏
差の符号に関係して2つの可能な出力信号のうち
の1つを送出し、回転数実際値電圧として、モー
タ起電力に比例する電圧が用いられ、この電圧は
モータ電圧と、モータ及びコミユテータ装置の抵
抗分電圧降下と、コミユテータ装置の半導体素子
の順方向残留電圧とから加算増幅器において形成
され、回転方向信号発生器の出力信号はコミユテ
ータ装置と加算増幅器の出力側に接続された切換
増幅器の制御入力端に導かれ、この切換増幅器は
モータ起電力に比例する電圧の極性を切換増幅器
の制御入力端に加わる回転方向信号発生器の出力
信号に関係して変化せしめることにより達成され
る。
本発明の有利な実施態様については特許請求の
範囲第2項以下に、記述されている。
範囲第2項以下に、記述されている。
以下、実施例を示す図面を参照しながら本発明
を更に詳細に説明する。
を更に詳細に説明する。
第1図は回転数制御されかつ回転方向が切換え
可能であるブラシレス直流モータのブロツク図を
示し、第2図は回転数調節器のための回路を示
す。
可能であるブラシレス直流モータのブロツク図を
示し、第2図は回転数調節器のための回路を示
す。
第1図において1はモータ本体を示す。このモ
ータ本体1は永久磁石回転子を有し、固定子には
多相固定子巻線、本実施例では90゜ずつずらされ
た4つの固定子巻線を有する。これらの固定子巻
線は、固定子周辺に90゜elだけずらされて配置さ
れた少なくとも2つのホール発電素子により永久
磁石回転子の角度位置に依存してコミユテータ装
置2を介して電流を流される。このコミユテータ
装置2は導線3により回転方向信号発生器4に接
続され、この回転方向信号発生器4を介して回転
方向信号をコミユテータ装置2に与えることがで
きる。回転方向信号がLからHへ変化したとき、
または逆にHからLへ変化したときには、通電す
べき固定子巻線の投入順序が逆方向に切換えら
れ、その結果永久磁石回転子はその回転方向を変
える。回転方向信号発生器4は回転数調節器の比
較要素5から回転方向および回転数偏差に比例し
た制御偏差UnWを受け取る。回転方向信号発生器
4のブロツク内に示されている特性図から分るよ
うに、回転数調節器の比較要素5の出力制御偏差
UnWが負の値のときはL信号(特性図の左側部
分)が電子式コミユテータ装置2に与えられ、回
転数調節器の比較要素5の出力制御偏差UnWが正
の値のときはH信号(特性図の右側部分)が電子
式コミユテータ装置2に与えられる。
ータ本体1は永久磁石回転子を有し、固定子には
多相固定子巻線、本実施例では90゜ずつずらされ
た4つの固定子巻線を有する。これらの固定子巻
線は、固定子周辺に90゜elだけずらされて配置さ
れた少なくとも2つのホール発電素子により永久
磁石回転子の角度位置に依存してコミユテータ装
置2を介して電流を流される。このコミユテータ
装置2は導線3により回転方向信号発生器4に接
続され、この回転方向信号発生器4を介して回転
方向信号をコミユテータ装置2に与えることがで
きる。回転方向信号がLからHへ変化したとき、
または逆にHからLへ変化したときには、通電す
べき固定子巻線の投入順序が逆方向に切換えら
れ、その結果永久磁石回転子はその回転方向を変
える。回転方向信号発生器4は回転数調節器の比
較要素5から回転方向および回転数偏差に比例し
た制御偏差UnWを受け取る。回転方向信号発生器
4のブロツク内に示されている特性図から分るよ
うに、回転数調節器の比較要素5の出力制御偏差
UnWが負の値のときはL信号(特性図の左側部
分)が電子式コミユテータ装置2に与えられ、回
転数調節器の比較要素5の出力制御偏差UnWが正
の値のときはH信号(特性図の右側部分)が電子
式コミユテータ装置2に与えられる。
回転数調節器の比較要素5の制御偏差UnWは回
転数調節器の終段要素6にも導かれる。この回転
数調節器の終段要素6は回転方向に関係なく制御
偏差の絶対値に比例した正の電圧UMを発生す
る。この電圧UMは制御偏差UnWとともに直線的
に増大する。したがつて、回転数調節器の終段要
素6の出力端にはモータ1およびコミユテータ装
置2に導かれるモータ電圧UMが発生する。
転数調節器の終段要素6にも導かれる。この回転
数調節器の終段要素6は回転方向に関係なく制御
偏差の絶対値に比例した正の電圧UMを発生す
る。この電圧UMは制御偏差UnWとともに直線的
に増大する。したがつて、回転数調節器の終段要
素6の出力端にはモータ1およびコミユテータ装
置2に導かれるモータ電圧UMが発生する。
回転数調節器の比較要素5は、回転数nspllを
電圧の形で表わした目標値Unspllを目標値設定器
7から得る。回転数実際値に比例した電圧Unist
が整合回路8から取り出される。この整合回路8
は導線9を介して起電力に比例した電圧を得る。
10にて示されている電流検出器は例えば抵抗か
らなる。この電流検出器10から導線11を介し
て電流実際値IM・Rに比例した量が加算増幅器
12に与えられる。この加算増幅器12には導線
13を介してモータ電圧UMが導かれ、また電流
実際値増幅器14を介して補償電圧が導かれる。
この補償電圧はモータ電圧UMから導き出され、
導線15を介して伝達される。加算増幅器12の
出力端16にはほぼモータ起電力の絶対値に比例
した電圧を生じる。この電圧は切換増幅器17に
導かれる。この増幅器17は回転方向信号発生器
4の回転方向信号に応じて導線18を介して制御
され、その結果回転数調節器の比較要素5に起電
力に比例した非反転電圧または反転電圧を与え
る。
電圧の形で表わした目標値Unspllを目標値設定器
7から得る。回転数実際値に比例した電圧Unist
が整合回路8から取り出される。この整合回路8
は導線9を介して起電力に比例した電圧を得る。
10にて示されている電流検出器は例えば抵抗か
らなる。この電流検出器10から導線11を介し
て電流実際値IM・Rに比例した量が加算増幅器
12に与えられる。この加算増幅器12には導線
13を介してモータ電圧UMが導かれ、また電流
実際値増幅器14を介して補償電圧が導かれる。
この補償電圧はモータ電圧UMから導き出され、
導線15を介して伝達される。加算増幅器12の
出力端16にはほぼモータ起電力の絶対値に比例
した電圧を生じる。この電圧は切換増幅器17に
導かれる。この増幅器17は回転方向信号発生器
4の回転方向信号に応じて導線18を介して制御
され、その結果回転数調節器の比較要素5に起電
力に比例した非反転電圧または反転電圧を与え
る。
モータ1を起動するときは、目標値nspllを目
標値設定器7に設定する。永久磁石回転子の停止
状態ではUnist=0であるので、目標値設定器7
の出力電圧Unspllは回転数調節器の終段要素6飽
和状態に制御する。回転方向信号発生器4の出力
端もしくはコミユテータ装置2の入力端にはH信
号が生じ、固定子巻線には回転子位置に応じて左
電流が流され、永久磁石回転子が起動される。モ
ータの回転中、モータ電圧UMに反対に作用する
起電力が発生し、この起電力は回転数が上昇すれ
ばするほど高くなる。モータ電流は、マイナール
ープの電流調節器がない場合には起電力の増大に
つれて減少する。モータ回転数は回転数実際値
Unistが目標値Unspllに等しくなるまで上昇する。
そのとき制御偏差UnWは零になる。それによつて
回転数が低下する否や、回転数調節器5,6を介
してモータ電圧UMが再び連続的に高められる。
標値設定器7に設定する。永久磁石回転子の停止
状態ではUnist=0であるので、目標値設定器7
の出力電圧Unspllは回転数調節器の終段要素6飽
和状態に制御する。回転方向信号発生器4の出力
端もしくはコミユテータ装置2の入力端にはH信
号が生じ、固定子巻線には回転子位置に応じて左
電流が流され、永久磁石回転子が起動される。モ
ータの回転中、モータ電圧UMに反対に作用する
起電力が発生し、この起電力は回転数が上昇すれ
ばするほど高くなる。モータ電流は、マイナール
ープの電流調節器がない場合には起電力の増大に
つれて減少する。モータ回転数は回転数実際値
Unistが目標値Unspllに等しくなるまで上昇する。
そのとき制御偏差UnWは零になる。それによつて
回転数が低下する否や、回転数調節器5,6を介
してモータ電圧UMが再び連続的に高められる。
UnistがUnspllよりも大きくなるほど、すなわち
UnWが負になるほどモータ回転数が上昇したとき
には、回転方向信号発生器4が応答して導線3を
介して回転方向変化に相当する信号をコミユテー
タ装置2に与える。これはコミユテータトランジ
スタの転流順序の逆転を生ぜしめ、その結果nist
=nspllになるまで制動過程が行われる。
UnWが負になるほどモータ回転数が上昇したとき
には、回転方向信号発生器4が応答して導線3を
介して回転方向変化に相当する信号をコミユテー
タ装置2に与える。これはコミユテータトランジ
スタの転流順序の逆転を生ぜしめ、その結果nist
=nspllになるまで制動過程が行われる。
モータを逆転させようとするときはnspllを−
nspllに切り換える。すなわち回転数偏差がnW=
2・nspllとなる。制御偏差UnWの極性が反転す
るので、回転方向信号発生器4は導線3を介して
L信号をコミユテータ装置2に与える。すなわち
即座に強い制動過程が行われる。もちろん図示さ
れていない電流調節器を介してこの制動電流は限
界内に保持される。
nspllに切り換える。すなわち回転数偏差がnW=
2・nspllとなる。制御偏差UnWの極性が反転す
るので、回転方向信号発生器4は導線3を介して
L信号をコミユテータ装置2に与える。すなわち
即座に強い制動過程が行われる。もちろん図示さ
れていない電流調節器を介してこの制動電流は限
界内に保持される。
第2図はモータ電圧UMからIR補償によつて回
転数に比例した起電力を得ることのできるような
実施例を示す。この場合には次式が基礎になつて
いる。
転数に比例した起電力を得ることのできるような
実施例を示す。この場合には次式が基礎になつて
いる。
UM=E+IM・R+Uk+1/k・R・IM
ここで、UMはモータ電圧、Eは起電力、IM・
Rは固定子巻線における抵抗分圧降下、Ukはコ
ミユテータ装置2の終段のコレクタ・エミツタ間
残留電圧UCEとこれに直例接続されたダイオード
の順方向電圧降下UDとの和、kは比例係数、R
は固定子巻線抵抗、IMはモータ電流である。上
式から E=UM−Uk−I・RW・(1+1/k) が得られる。
Rは固定子巻線における抵抗分圧降下、Ukはコ
ミユテータ装置2の終段のコレクタ・エミツタ間
残留電圧UCEとこれに直例接続されたダイオード
の順方向電圧降下UDとの和、kは比例係数、R
は固定子巻線抵抗、IMはモータ電流である。上
式から E=UM−Uk−I・RW・(1+1/k) が得られる。
第2図においては、第1図による電流調節器付
コミユテータ装置2、回転方向信号発生器4およ
び回転数調節器の終段要素6が20にてまとめて
示されている。導線11を通して電流実際値I
M・Rに比例した電圧が抵抗21を介して電流実
際値増幅器14に導かれる。この増幅器の入力端
は別の抵抗22を介して更に別の抵抗23とダイ
オード24との直列回路の接続点に接続されてい
る。その抵抗23とダイオード24との直列回路
はモータ電圧UMを導かれる導線13につながれ
ている。ダイオード24により、モータ巻線路に
おけるコミユテータ装置終段のダイオード順方向
電圧降下UDおよびコレクタ・エミツタ残留電圧
UCEが補償される。別のダイオード25は電圧制
限に役立つ。
コミユテータ装置2、回転方向信号発生器4およ
び回転数調節器の終段要素6が20にてまとめて
示されている。導線11を通して電流実際値I
M・Rに比例した電圧が抵抗21を介して電流実
際値増幅器14に導かれる。この増幅器の入力端
は別の抵抗22を介して更に別の抵抗23とダイ
オード24との直列回路の接続点に接続されてい
る。その抵抗23とダイオード24との直列回路
はモータ電圧UMを導かれる導線13につながれ
ている。ダイオード24により、モータ巻線路に
おけるコミユテータ装置終段のダイオード順方向
電圧降下UDおよびコレクタ・エミツタ残留電圧
UCEが補償される。別のダイオード25は電圧制
限に役立つ。
電流実際値増幅器14の出力端は帰還抵抗26
を介してその反転入力端に接続されている。電流
実際値増幅器14の出力端は可調整抵抗27を介
して加算増幅器12の入力端に接続されている。
この入力端には抵抗28を介してモータ電圧UM
=E+IM・R+Uk+1/k・R・IMが導かれる。IM ・R+Uk+1/k・R・IMの補償は抵抗27により 調整される。加算増幅器12の出力端16には起
電力Eに比例した電圧が生じる。2つのツエナー
ダイオード29,30により加算増幅器12の出
力電圧が制限される。加算増幅器12の出力端1
6は等しい2つの抵抗32,33を介して増幅器
17の反転および非反転入力端に接続されてい
る。増幅器17の反転入力端は抵抗34を介して
その出力端に接続されている。増幅器17の非反
転入力端は電界効果トランジスタ35を介して直
流電圧源の負極に接続されている。その制御は第
1図による回転方向信号発生器4からくる導線3
を介して行われる。ダイオード36および抵抗3
7は電界効果トランジスタ35がどんな場合にも
応答するようにするために電界効果トランジスタ
35における信号適合化に役立つ。電界効果トラ
ンジスタ35がオフ状態にあるときには、増幅器
17の両入力端は加算増幅器12の出力端16に
おける信号を導かれるので、この信号は増幅器1
7の出力端にも同じ極性で現われる。しかしなが
ら電界効果トランジスタ35が導線3を介して相
応せる回転方向信号によりオンされているとき
は、増幅器17の非反転入力端は零電位に置かれ
る。この非反転入力端がこの入力電位を与えられ
ているときは、増幅器17はよく知られているよ
うに反転動作をする。すなわち、入力端の信号が
正の場合には増幅器17の出力端に相応せる大き
さの負の信号が現われる。
を介してその反転入力端に接続されている。電流
実際値増幅器14の出力端は可調整抵抗27を介
して加算増幅器12の入力端に接続されている。
この入力端には抵抗28を介してモータ電圧UM
=E+IM・R+Uk+1/k・R・IMが導かれる。IM ・R+Uk+1/k・R・IMの補償は抵抗27により 調整される。加算増幅器12の出力端16には起
電力Eに比例した電圧が生じる。2つのツエナー
ダイオード29,30により加算増幅器12の出
力電圧が制限される。加算増幅器12の出力端1
6は等しい2つの抵抗32,33を介して増幅器
17の反転および非反転入力端に接続されてい
る。増幅器17の反転入力端は抵抗34を介して
その出力端に接続されている。増幅器17の非反
転入力端は電界効果トランジスタ35を介して直
流電圧源の負極に接続されている。その制御は第
1図による回転方向信号発生器4からくる導線3
を介して行われる。ダイオード36および抵抗3
7は電界効果トランジスタ35がどんな場合にも
応答するようにするために電界効果トランジスタ
35における信号適合化に役立つ。電界効果トラ
ンジスタ35がオフ状態にあるときには、増幅器
17の両入力端は加算増幅器12の出力端16に
おける信号を導かれるので、この信号は増幅器1
7の出力端にも同じ極性で現われる。しかしなが
ら電界効果トランジスタ35が導線3を介して相
応せる回転方向信号によりオンされているとき
は、増幅器17の非反転入力端は零電位に置かれ
る。この非反転入力端がこの入力電位を与えられ
ているときは、増幅器17はよく知られているよ
うに反転動作をする。すなわち、入力端の信号が
正の場合には増幅器17の出力端に相応せる大き
さの負の信号が現われる。
増幅器17の出力端は、それ故回転数実際値に
比例する電圧Unistを発生する。この電圧Unistは
目標値と共に抵抗38〜40を介して回転数調節
器の比較要素5の入力端に導かれる。スイツチ4
1により回転数目標値電圧Unspllをモータ起動の
ために回転数調節器の比較要素5に導くことがで
きる。
比例する電圧Unistを発生する。この電圧Unistは
目標値と共に抵抗38〜40を介して回転数調節
器の比較要素5の入力端に導かれる。スイツチ4
1により回転数目標値電圧Unspllをモータ起動の
ために回転数調節器の比較要素5に導くことがで
きる。
本発明においては、回転方向信号発生器から与
えられる回転方向信号は従つて二重に使用され、
すなわち一方ではモータ1の回転方向を制御する
ために使用され、他方ではモータ電流およびモー
タ電圧から演算される起電力に比例する電圧の極
性を定めるのに使用されるものであり、したがつ
てブラシレス直流モータをその内部構成に関係な
く通常の直流モータと同じように制御することが
できる。
えられる回転方向信号は従つて二重に使用され、
すなわち一方ではモータ1の回転方向を制御する
ために使用され、他方ではモータ電流およびモー
タ電圧から演算される起電力に比例する電圧の極
性を定めるのに使用されるものであり、したがつ
てブラシレス直流モータをその内部構成に関係な
く通常の直流モータと同じように制御することが
できる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図は第1図の実施例の要部詳細回路図であ
る。 1……モータ本体、2……電子式コミユテータ
装置、4……回転方向信号発生器、5……回転数
調節器の比較要素、6……回転数調節器の終段要
素、7……目標値設定器、8……整合回路、10
……電流検出装置、12……加算増幅器、14…
…電流実際値増幅器、17……切換増幅器。
第2図は第1図の実施例の要部詳細回路図であ
る。 1……モータ本体、2……電子式コミユテータ
装置、4……回転方向信号発生器、5……回転数
調節器の比較要素、6……回転数調節器の終段要
素、7……目標値設定器、8……整合回路、10
……電流検出装置、12……加算増幅器、14…
…電流実際値増幅器、17……切換増幅器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 永久磁石回転子と、半導体素子を有する電子
式コミユテータ装置とを備え、回転数の目標値と
実際値との差に関係して、回転数調節器により制
御されるモータ電圧を固定子巻線に印加するコミ
ユテータトランジスタの転流順序が反転されるよ
うになつている直流モータにおいて、回転数調節
器5,6の比較要素5の制御偏差UnWが回転方向
信号発生器4に導かれ、この回転方向信号発生器
4は入力される制御偏差UnWの符号に関係して2
つの可能な出力信号H;Lのうちの1つを送出
し、回転数実際値電圧としてモータ起電力に比例
する電圧が用いられ、この電圧はモータ電圧UM
と、モータ及びコミユテータ装置の抵抗分電圧降
下と、コミユテータ装置の半導体素子の順方向残
留電圧とから加算増幅器12において形成され、
回転方向信号発生器4の出力信号H,Lはコミユ
テータ装置2と加算増幅器12の出力側に接続さ
れた切換増幅器17の制御入力端に導かれ、この
切換増幅器17はモータ起電力に比例する電圧の
極性を切換増幅器17の制御入力端に加わる回転
方向信号発生器4の出力信号H;Lに関係して変
化せしめることを特徴とする直流モータの回転数
調節装置。 2 モータ電流回路中にある電流検出器10から
電流実際値を取り出し第1の抵抗21を介して電
流実際値増幅器14の入力端に導き、この入力端
はモータ電圧UMを印加される第2の抵抗23と
ダイオード24との直列回路の中間接続点に第3
の抵抗22を介して接続され、固定子巻線回路に
おけるコミユテータ装置の終段要素のコレクタ・
エミツタ間残留電圧およびコミユテータ装置の終
段要素に直列接続されているダイオードの順方向
電圧降下を補償するようにしたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の回転数調節装置。 3 電流実際値増幅器14の出力端を可調整抵抗
27を介して加算増幅器12の入力端に接続し、
この加算増幅器の入力端には他の抵抗28を介し
てモータ電圧UMを導くようにしたことを特徴と
する特許請求の範囲第2項記載の回転数調節装
置。 4 加算増幅器12の出力電圧を2つのツエナー
ダイオード29,30により制限するようにした
ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の回
転数調節装置。 5 切換増幅器17はその制御入力端に加えられ
る信号に関係して反転動作または非反転動作する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
4項のいずれか1項に記載の回転数調節装置。 6 切換増幅器17の出力端は帰還抵抗34を介
して反転入力端と接続され、加算増幅器12の出
力信号は同じ抵抗値の抵抗32,33を介してそ
れぞれ切換増幅器17の反転入力端および非反転
入力端に導かれ、切換増幅器17の制御入力端は
電界効果トランジスタ35の制御入力端により形
成され、この電界効果トランジスタ35の制御入
力端により切換増幅器17の非反転入力端が直流
電圧源の負極または基準電位と接続可能になつて
いることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載
の回転数調節装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2743695A DE2743695C2 (de) | 1977-09-28 | 1977-09-28 | Drehzahlregeleinrichtung für einen in der Drehrichtung umkehrbaren Gleichstrommotor mit einem Permanentmagnetrotor und einer elektronischen Kommutierungseinrichtung |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5457110A JPS5457110A (en) | 1979-05-08 |
JPS6137874B2 true JPS6137874B2 (ja) | 1986-08-26 |
Family
ID=6020144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11851978A Granted JPS5457110A (en) | 1977-09-28 | 1978-09-26 | Brushless direct current motor |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4292573A (ja) |
JP (1) | JPS5457110A (ja) |
DE (1) | DE2743695C2 (ja) |
FR (1) | FR2408942A1 (ja) |
NL (1) | NL7808510A (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4654566A (en) * | 1974-06-24 | 1987-03-31 | General Electric Company | Control system, method of operating an electronically commutated motor, and laundering apparatus |
US5023527A (en) * | 1974-06-24 | 1991-06-11 | General Electric Company | Control circuits, electronically commutated motor systems and methods |
US4371818A (en) * | 1980-10-15 | 1983-02-01 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Spindle motor control system |
JPS5833986A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ブラシレス直流モ−タ |
US4642536A (en) * | 1984-04-19 | 1987-02-10 | General Electric Company | Control system for an electronically commutated motor, method of controlling such, method of controlling an electronically commutated motor and laundry apparatus |
US4636936A (en) * | 1984-04-19 | 1987-01-13 | General Electric Company | Control system for an electronically commutated motor |
JPS61121770A (ja) * | 1984-11-16 | 1986-06-09 | Hitachi Ltd | チヨツパゲ−ト制御方式 |
US4626750A (en) * | 1985-09-10 | 1986-12-02 | Curtis Instruments, Inc. | Solid state d.c. motor control |
US4680513A (en) * | 1986-08-11 | 1987-07-14 | Harbor Branch Oceanographic Institute Inc. | Electric motor reversing control devices |
EP0414703B1 (en) * | 1989-03-15 | 1993-09-15 | International Business Machines Corporation | Starting a brushless dc motor |
US5654620A (en) * | 1995-03-09 | 1997-08-05 | Magnetek, Inc. | Sensorless speed detection circuit and method for induction motors |
DE102004045068B4 (de) | 2003-11-28 | 2022-09-01 | Smc K.K. | Steuervorrichtung für elektrische Stellglieder |
DE102010048747A1 (de) * | 2010-10-16 | 2012-04-19 | Audi Ag | Vorrichtung zur Steuerung, insbesondere Konstanthaltung, der Drehzahl eines elektrisch betriebenen Gleichstrommotors |
CN106452229A (zh) * | 2016-11-01 | 2017-02-22 | 哈尔滨工程大学 | 一种无刷直流电机四象限运行的pwm控制方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3518519A (en) * | 1967-10-20 | 1970-06-30 | Allen Bradley Co | Ripple eliminating armature feedback d-c motor speed control circuit |
US3678358A (en) * | 1970-07-14 | 1972-07-18 | Gen Electric | Brushless dc adjustable speed drive with static regenerative dc motor control |
US3795850A (en) * | 1971-07-26 | 1974-03-05 | Eaton Corp | Regenerative motor control system |
DE2349003C2 (de) * | 1973-09-28 | 1975-10-23 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Wickel- oder Umspuleinrichtung mit einer durch einen reversierbaren Gleichstrommotor angetriebenen Abwickelvorrichtung |
US4162435A (en) * | 1976-10-05 | 1979-07-24 | General Electric Company | Method and apparatus for electronically commutating a direct current motor without position sensors |
-
1977
- 1977-09-28 DE DE2743695A patent/DE2743695C2/de not_active Expired
-
1978
- 1978-08-16 NL NL7808510A patent/NL7808510A/xx not_active Application Discontinuation
- 1978-09-26 JP JP11851978A patent/JPS5457110A/ja active Granted
- 1978-09-26 FR FR7827552A patent/FR2408942A1/fr active Granted
- 1978-09-27 US US05/946,106 patent/US4292573A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2408942B1 (ja) | 1983-03-11 |
US4292573A (en) | 1981-09-29 |
FR2408942A1 (fr) | 1979-06-08 |
DE2743695A1 (de) | 1979-03-29 |
DE2743695C2 (de) | 1982-12-16 |
NL7808510A (nl) | 1979-03-30 |
JPS5457110A (en) | 1979-05-08 |
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