JPS6137794A - 有機白金錯体およびそれを含む抗腫瘍剤 - Google Patents
有機白金錯体およびそれを含む抗腫瘍剤Info
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- JPS6137794A JPS6137794A JP59159068A JP15906884A JPS6137794A JP S6137794 A JPS6137794 A JP S6137794A JP 59159068 A JP59159068 A JP 59159068A JP 15906884 A JP15906884 A JP 15906884A JP S6137794 A JPS6137794 A JP S6137794A
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- Japan
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規な有機白金錯体及び該錯体を含む抗腫瘍剤
に関する。
に関する。
多くの有機白金錯体が腫瘍の治療剤として既に提案され
てbる(例えば、特開昭54−160749号及び同5
5−15280号各公報参照)。
てbる(例えば、特開昭54−160749号及び同5
5−15280号各公報参照)。
しかしながら、その抗腫瘍活性において、十分満足なも
のは、いまだ見出されていない。
のは、いまだ見出されていない。
本発明の目的は、抗腫瘍活性の優れた新規な有機白金錯
体、及びそれを有効成分とする抗腫瘍剤を提供すること
にある。
体、及びそれを有効成分とする抗腫瘍剤を提供すること
にある。
c問題点を解決するための手段〕
本発明を概説すれば、本発明の第1の発明は有機白金錯
体に関する発明であって、下記一般式1: c式中、R1及びR2は水素、低級アルキル基、低級ア
ルコキシ基又はアルアルキル基を示すが、その少なくと
も一方祉アルアルキル基を示し、ム及びBは、アンモニ
ア又は低級脂肪族アミンを示すか、あるい紘−緒になっ
て、下記式I:R5・ (式中1.n 5〜R6は水素又は低級アルキル基を示
す)で示されるジアミンを示す〕で表されることを特徴
とする。
体に関する発明であって、下記一般式1: c式中、R1及びR2は水素、低級アルキル基、低級ア
ルコキシ基又はアルアルキル基を示すが、その少なくと
も一方祉アルアルキル基を示し、ム及びBは、アンモニ
ア又は低級脂肪族アミンを示すか、あるい紘−緒になっ
て、下記式I:R5・ (式中1.n 5〜R6は水素又は低級アルキル基を示
す)で示されるジアミンを示す〕で表されることを特徴
とする。
また、本発明の第2の発明は抗腫瘍剤に関する発明であ
って、前記一般式■で表される有機白金錯体を有効成分
として含有することを特徴とする。
って、前記一般式■で表される有機白金錯体を有効成分
として含有することを特徴とする。
前記式Iにおいて、ム及びBで表される低級脂肪族アミ
ンとしては、具体的にはプ目ピルアミン、イン・プpビ
ル7オン、エチルアミン、ジメチルアミン、エチルメチ
ルアミン、ジエチルアミン、メチルプリビルアミン、メ
チルイソプロピルアミン、エチルプルピルアミン、エチ
ルイソプロピルアミン、ジプロピルアミン、ジイソプロ
ピルアミンなどが挙げられ、中でもイソプレピルアミン
が特に好ましい。
ンとしては、具体的にはプ目ピルアミン、イン・プpビ
ル7オン、エチルアミン、ジメチルアミン、エチルメチ
ルアミン、ジエチルアミン、メチルプリビルアミン、メ
チルイソプロピルアミン、エチルプルピルアミン、エチ
ルイソプロピルアミン、ジプロピルアミン、ジイソプロ
ピルアミンなどが挙げられ、中でもイソプレピルアミン
が特に好ましい。
また、弐1で表される化合物としては、例えば(シス又
はトランス、以下同様)−L2−ジアミノシクロヘキサ
ン、3−メチル−1,2−ジアミノシクロヘキサン、4
−メチル−1,2−ジアミノシクロへ中サン、3,4−
ジメチル−1,2−ジアミノシクロヘキサン、5,5−
ジメチル−1,2−ジアミノシクロヘキサン、3,6−
シメチルー1,2−ジアミノシクロヘキサンなどを挙げ
ることができ、中でもシス−1,2・−ジアミノシフ寵
ヘキサンが特に好ましい。
はトランス、以下同様)−L2−ジアミノシクロヘキサ
ン、3−メチル−1,2−ジアミノシクロヘキサン、4
−メチル−1,2−ジアミノシクロへ中サン、3,4−
ジメチル−1,2−ジアミノシクロヘキサン、5,5−
ジメチル−1,2−ジアミノシクロヘキサン、3,6−
シメチルー1,2−ジアミノシクロヘキサンなどを挙げ
ることができ、中でもシス−1,2・−ジアミノシフ寵
ヘキサンが特に好ましい。
前記式1で表される化合物は、例えば下記一般式厘:
c式中、ム及びBは式■と同義であ)、Qは^pグンを
示す〕で表される白金錯体と、下記一般式W: 〔式中、R1及びR2は式1と同義であり、MiJアル
カリ金属を示す〕で表されるR1R2置換コハク酸ニア
ルカリ金属塩とのEL応によって製造することができ′
る。前記成層で表される白金錯体は、白金酸塩類とム、
Bで示される窒素化合物から誘導することができる。
示す〕で表される白金錯体と、下記一般式W: 〔式中、R1及びR2は式1と同義であり、MiJアル
カリ金属を示す〕で表されるR1R2置換コハク酸ニア
ルカリ金属塩とのEL応によって製造することができ′
る。前記成層で表される白金錯体は、白金酸塩類とム、
Bで示される窒素化合物から誘導することができる。
成層とyとを反応させて式■の化合物を製造するには、
成層で示される化合物1重量部を通常100〜200重
量部の水に加熱溶解し、冷却後、硝酸銀を弐1で示され
る化合物1モルに対し1.0〜5.0モル、好ましくは
1.1〜2.2モルの割合で加え、通常10〜1ooc
’、好ましくは20〜60Cの温度で、暗所にて通常数
時間 〜、数百時間反応させる0反応混合物から析出同
体をr別したf液を必要に応じて減圧濃縮したのち、残
留液に弐■の化合物を成層の化合物1モルに対し0.5
〜0,7モルの割合で加え、10〜60Cの温度下で数
時間〜数百時間反応させる0反応後に得られる結晶性沈
殿物を濾過して水洗し、乾燥するか又祉反応混合物を減
圧乾固し、乾固物をメタノール又はエタノール処理し、
該アルコール可溶部から該アルコールを除去することに
よシ、本発明の式(I)で示される化合物を得ることが
できる。
成層で示される化合物1重量部を通常100〜200重
量部の水に加熱溶解し、冷却後、硝酸銀を弐1で示され
る化合物1モルに対し1.0〜5.0モル、好ましくは
1.1〜2.2モルの割合で加え、通常10〜1ooc
’、好ましくは20〜60Cの温度で、暗所にて通常数
時間 〜、数百時間反応させる0反応混合物から析出同
体をr別したf液を必要に応じて減圧濃縮したのち、残
留液に弐■の化合物を成層の化合物1モルに対し0.5
〜0,7モルの割合で加え、10〜60Cの温度下で数
時間〜数百時間反応させる0反応後に得られる結晶性沈
殿物を濾過して水洗し、乾燥するか又祉反応混合物を減
圧乾固し、乾固物をメタノール又はエタノール処理し、
該アルコール可溶部から該アルコールを除去することに
よシ、本発明の式(I)で示される化合物を得ることが
できる。
式IKおける基R1及びR2で示される低級アルキル基
としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基などが例示でき、低級アルコキシ基としては
、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソ、
プロポキシ基などを例示することがてきる。またアルア
ルキル基としては、一般式Y: (ここでR7〜R10は水素又は低級アルキル基、アミ
ノ基、N−低級アルキルアミノ基、N、N −ジ低級ア
ルキルアミノ基、ニトロ基から選ばれる基であシ、R”
及びR12は水素又紘低級アルキル基である。)で示さ
れるものが好ましい。
としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基などが例示でき、低級アルコキシ基としては
、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソ、
プロポキシ基などを例示することがてきる。またアルア
ルキル基としては、一般式Y: (ここでR7〜R10は水素又は低級アルキル基、アミ
ノ基、N−低級アルキルアミノ基、N、N −ジ低級ア
ルキルアミノ基、ニトロ基から選ばれる基であシ、R”
及びR12は水素又紘低級アルキル基である。)で示さ
れるものが好ましい。
式Yにおいて、R7−R10としては、水素、イソプロ
ピル基、ニトロ基、アミノ基であることが゛特に好まし
く、R11及びR12としては、水素又はメチル基であ
ることが特に好ましい。特に好ましいアルアルキル基を
例示するならば、OH3、 OH3,0H3 などを挙げることができる。弐■において、RとRは、
双方がアルアルキル基であってもよいが、いずれか一方
鉱少なくともアルアルキル基でなければならない。また
、アルカリ金属Mとしては、カリウム、ナトリウムなど
が好ましい。
ピル基、ニトロ基、アミノ基であることが゛特に好まし
く、R11及びR12としては、水素又はメチル基であ
ることが特に好ましい。特に好ましいアルアルキル基を
例示するならば、OH3、 OH3,0H3 などを挙げることができる。弐■において、RとRは、
双方がアルアルキル基であってもよいが、いずれか一方
鉱少なくともアルアルキル基でなければならない。また
、アルカリ金属Mとしては、カリウム、ナトリウムなど
が好ましい。
上記によシ得られる本発明の化合物として蝶、具体的に
は、以下のごときものを例示することができる。但し、
重複を避けるため、以下で「サクシナート」は「p−メ
チルベンジルサクシナー)J、rp−アミノ−α、α−
ジメチルベンジルサクシナート」、「3,4−シイソゲ
pビルーー、α−ジメチルベンジルサクシナート」、「
p−イソプpピルーα、α−ジメチルベンジルサクシナ
ート」、「α、α−ジメチルベンジルナクシナート」、
「p−ニトロ−α、α−ジメチルベンジルサクシナー)
J、[+、4−ジインプロピルーα、a−ジメチルベン
ジルサクシナート」、と読み替えられるべき化合物も含
むものとする。
は、以下のごときものを例示することができる。但し、
重複を避けるため、以下で「サクシナート」は「p−メ
チルベンジルサクシナー)J、rp−アミノ−α、α−
ジメチルベンジルサクシナート」、「3,4−シイソゲ
pビルーー、α−ジメチルベンジルサクシナート」、「
p−イソプpピルーα、α−ジメチルベンジルサクシナ
ート」、「α、α−ジメチルベンジルナクシナート」、
「p−ニトロ−α、α−ジメチルベンジルサクシナー)
J、[+、4−ジインプロピルーα、a−ジメチルベン
ジルサクシナート」、と読み替えられるべき化合物も含
むものとする。
サクシナート−(シス−1,2−ジアミノシフ算ヘキサ
ン)白金(1)、 サクシナート−(トランス−1,2−ジアミノシフ四へ
キサン)白金(I)、 サクシナート−ジアンミン白金(1)、サクシナートー
アンミンーイソプ四ビレルアミン白金(JII)、 サクシナート−ビスイソプロビルアミン白金(幻、本発
明に係る式1で表される新規な有機白金錯体は、腫瘍細
胸のDNAと結合してDNAの生合成を阻害するものと
見られ、抗腫瘍剤として比較的副作用が小さく、かつ各
種腫瘍、例えば白血病、肺ガン、黒色腫などの腫瘍に対
して優れた薬効を有するものである。したがって、本発
明の新規錯体は単独で又はこの錯体を薬剤的受は入れ可
能なキャリアと共に組成物の形で抗腫瘍剤と゛して用い
ることができる。
ン)白金(1)、 サクシナート−(トランス−1,2−ジアミノシフ四へ
キサン)白金(I)、 サクシナート−ジアンミン白金(1)、サクシナートー
アンミンーイソプ四ビレルアミン白金(JII)、 サクシナート−ビスイソプロビルアミン白金(幻、本発
明に係る式1で表される新規な有機白金錯体は、腫瘍細
胸のDNAと結合してDNAの生合成を阻害するものと
見られ、抗腫瘍剤として比較的副作用が小さく、かつ各
種腫瘍、例えば白血病、肺ガン、黒色腫などの腫瘍に対
して優れた薬効を有するものである。したがって、本発
明の新規錯体は単独で又はこの錯体を薬剤的受は入れ可
能なキャリアと共に組成物の形で抗腫瘍剤と゛して用い
ることができる。
本発明の抗腫瘍剤の投与量紘患者の病状、腫瘍の種類に
よシ異なるが、1日尚ル有効成分である本発明の錯体が
3〜500 Wv/kl、なかんずく5〜1001ki
/ / klになるように投与すればよい。
よシ異なるが、1日尚ル有効成分である本発明の錯体が
3〜500 Wv/kl、なかんずく5〜1001ki
/ / klになるように投与すればよい。
剤形として社、例えば注射剤、生薬、局部投与剤などが
挙げられ、注射剤として紘水性又は油性の懸濁液、溶液
あるいは用時溶解する粉末光てん剤、凍結乾燥剤などが
挙げられ、通常の方法でlli!Sすればよい。投与部
所は皮下あるいは静脈内が好ましい。
挙げられ、注射剤として紘水性又は油性の懸濁液、溶液
あるいは用時溶解する粉末光てん剤、凍結乾燥剤などが
挙げられ、通常の方法でlli!Sすればよい。投与部
所は皮下あるいは静脈内が好ましい。
生薬は通常用いられる基剤を用いて調製することがてき
る。基剤としては、例えばポリエチレングリコール、2
ノリン、カカオ脂、脂肪酸トリグリセライドなどが採用
される。
る。基剤としては、例えばポリエチレングリコール、2
ノリン、カカオ脂、脂肪酸トリグリセライドなどが採用
される。
局所投与剤としては、例えば軟膏剤、りy−ム剤などが
挙げられ、通常用いられる基剤を用いて!iI製するこ
とができる。基剤としては、例えば流動パラフィン、セ
チルアルコール、白色ワセリン、スクアラン、2ノリン
、コレステレール、グリセリン脂肪エステルなどが挙げ
られる。
挙げられ、通常用いられる基剤を用いて!iI製するこ
とができる。基剤としては、例えば流動パラフィン、セ
チルアルコール、白色ワセリン、スクアラン、2ノリン
、コレステレール、グリセリン脂肪エステルなどが挙げ
られる。
また本発明の抗腫瘍剤は経口剤としても用いることがで
きる。経口剤としては、例えば錠剤、カプセル剤、か粒
剤、細粒剤、散剤、シ四ツブ剤などがあげられ、か粒剤
、細粒剤及び散剤は分包剤としても使用できる。これら
に用いられ ゛る賦形剤としては、例えば乳糖、シミ糖
、デンプン、タルク、ステアリン酸マグネシウム、結晶
上ルp−ス、メチルセAD−ス、カルボキシメチルセル
四−ス、グリセリン、アルギン酸ナトリウム、アンビア
ゴムなどが挙げられる。
きる。経口剤としては、例えば錠剤、カプセル剤、か粒
剤、細粒剤、散剤、シ四ツブ剤などがあげられ、か粒剤
、細粒剤及び散剤は分包剤としても使用できる。これら
に用いられ ゛る賦形剤としては、例えば乳糖、シミ糖
、デンプン、タルク、ステアリン酸マグネシウム、結晶
上ルp−ス、メチルセAD−ス、カルボキシメチルセル
四−ス、グリセリン、アルギン酸ナトリウム、アンビア
ゴムなどが挙げられる。
次に実施例などを挙げて、本発明を具体的に説明するが
、本発明紘これら実施例に限定されない。
、本発明紘これら実施例に限定されない。
実施例1 p−メチルベンジルサクシナート−(シス
−1,2−ジアミノシクロ ヘキサン)白金(1)錯体 (合成) 反応器中でシス−ジクロロ−(シス−1,2−ジアミノ
シフ四ヘキサンノ日金(170,4# t 水67m1
に加熱、溶解させ、これにAgN0.のQ、28Iを入
れ、暗所、室温で2日間反応させた。沈殿物をF遍後、
P液をほぼ4分の1の体積になるまで減圧濃縮し、p−
メチルベンジルコハク酸ナトリウムOj 2.9の10
m水溶液を加えて室温で2日間反応させた。白色の結晶
性沈殿物を濾過し、水洗後乾燥して目的物を0.511
1(収率56%)得た。
−1,2−ジアミノシクロ ヘキサン)白金(1)錯体 (合成) 反応器中でシス−ジクロロ−(シス−1,2−ジアミノ
シフ四ヘキサンノ日金(170,4# t 水67m1
に加熱、溶解させ、これにAgN0.のQ、28Iを入
れ、暗所、室温で2日間反応させた。沈殿物をF遍後、
P液をほぼ4分の1の体積になるまで減圧濃縮し、p−
メチルベンジルコハク酸ナトリウムOj 2.9の10
m水溶液を加えて室温で2日間反応させた。白色の結晶
性沈殿物を濾過し、水洗後乾燥して目的物を0.511
1(収率56%)得た。
(元素分析値)
059.50%(計算値40.82%)H4,70%(
同 4.95%) N 5.22%(同 5.29%)実施例2
p−アミノ−α、α−,ジメチルベンジルサクシナ
ート−(シス−1,2 −シアはノシクロヘキサン)白金 (1)錯体 (合成) 反応器中でシス−ジクロロ−(シス−ジアミノシクロヘ
キサン)白金(1) 、0.40 Nを水67―に加熱
、溶解させ、これにAgNO3の0.369を加えて暗
所で2時間加熱、かくはんした。反応混合物をF遇し、
P液を体積が約4分の1になるまで濃縮し、p−アミノ
−α、α−ジメチルベンジルコハク酸ナトナトリウム0
5 &の水15―とエタノール5−の混合溶液をこれに
加え、室温で12時間かく杜んした。淡い茶色の結晶性
沈殿をF遇し、水洗後乾燥すると、収量0.15g(収
率26%)で目的物を得た。
同 4.95%) N 5.22%(同 5.29%)実施例2
p−アミノ−α、α−,ジメチルベンジルサクシナ
ート−(シス−1,2 −シアはノシクロヘキサン)白金 (1)錯体 (合成) 反応器中でシス−ジクロロ−(シス−ジアミノシクロヘ
キサン)白金(1) 、0.40 Nを水67―に加熱
、溶解させ、これにAgNO3の0.369を加えて暗
所で2時間加熱、かくはんした。反応混合物をF遇し、
P液を体積が約4分の1になるまで濃縮し、p−アミノ
−α、α−ジメチルベンジルコハク酸ナトナトリウム0
5 &の水15―とエタノール5−の混合溶液をこれに
加え、室温で12時間かく杜んした。淡い茶色の結晶性
沈殿をF遇し、水洗後乾燥すると、収量0.15g(収
率26%)で目的物を得た。
(元素分析値)
040.71%(計算値40.84%)H5,21%(
同 5.23%) N 6,55%(同 7.52%)実施例
3〜6 実施例1又は2に準じて、以下の化合物を合成した。性
状も併せ七記す。
同 5.23%) N 6,55%(同 7.52%)実施例
3〜6 実施例1又は2に準じて、以下の化合物を合成した。性
状も併せ七記す。
(実施例S)S、S−シイツブ日ビルーα、α−ジメチ
ルベンジルサクシナート −(シス−1,2−ジアミノシフ ロヘキサン)白金(17錯体(収率 76%) (元素分析値) 047.50%(計算値47.84%)H6,50%(
同 6.42%) N 5,76%(同 4.46%)(実施
例4) p−インプロピル−d、α−ジメチルベンジル
サクシナート− (シス−1,2−ジアミノシクロ ヘキサン)白金(1)錯体(収率 65%) (元素分析値) 044.92%(計算値45j 2%)H5,89%(
同 5.85%) N 5.84%(同 4.78%)(実施
例5)a、α−ジメチルベンジルサクシナート−(シス
−1,2−ジアミ ノシクロヘキサン)白金(幻錯体 (・収率55%) mp 5OOC以上(240C付近よル徐々に褐変
) (元素分析値) 059.72%(計算値41.98チ)H4,97%(
同 4.95%) N 4,42%(1iiJ5,15%)(実ml’
116) p−ニトロ−α、α−ジメチルベンジルサ
クシナート−(シス− 1,2−ジアミノシクロヘキサン) 白金(1)錯体(収率100%) whp 300C以上(241C付近よシ徐々に褐
変) (元素分析値) 0 5B、46%(計算値38.76%)H4,69%
(同 4.62%) M 6.91 %(同 7.14%)実施例
7 5,4−シイツブ四ピレンーα、α−ジメチルベン
ジルサクシナー)− ジアンミン白金(1)錯体 (合成) シスージクOpジアンミン白金(1) 0,22 、P
とムgoo3(D O125Nを水5―中、室温下、暗
所で2日間反応させた。沈殿物をPi4L、r液にKG
t/水溶液を少量加え、再度沈殿物を除去した。
ルベンジルサクシナート −(シス−1,2−ジアミノシフ ロヘキサン)白金(17錯体(収率 76%) (元素分析値) 047.50%(計算値47.84%)H6,50%(
同 6.42%) N 5,76%(同 4.46%)(実施
例4) p−インプロピル−d、α−ジメチルベンジル
サクシナート− (シス−1,2−ジアミノシクロ ヘキサン)白金(1)錯体(収率 65%) (元素分析値) 044.92%(計算値45j 2%)H5,89%(
同 5.85%) N 5.84%(同 4.78%)(実施
例5)a、α−ジメチルベンジルサクシナート−(シス
−1,2−ジアミ ノシクロヘキサン)白金(幻錯体 (・収率55%) mp 5OOC以上(240C付近よル徐々に褐変
) (元素分析値) 059.72%(計算値41.98チ)H4,97%(
同 4.95%) N 4,42%(1iiJ5,15%)(実ml’
116) p−ニトロ−α、α−ジメチルベンジルサ
クシナート−(シス− 1,2−ジアミノシクロヘキサン) 白金(1)錯体(収率100%) whp 300C以上(241C付近よシ徐々に褐
変) (元素分析値) 0 5B、46%(計算値38.76%)H4,69%
(同 4.62%) M 6.91 %(同 7.14%)実施例
7 5,4−シイツブ四ピレンーα、α−ジメチルベン
ジルサクシナー)− ジアンミン白金(1)錯体 (合成) シスージクOpジアンミン白金(1) 0,22 、P
とムgoo3(D O125Nを水5―中、室温下、暗
所で2日間反応させた。沈殿物をPi4L、r液にKG
t/水溶液を少量加え、再度沈殿物を除去した。
F液1tc 5,4〜ジイングロビルーα、a−ジJチ
ルヘンジルコへり酸ナトリウムo、2yltv2ml水
溶液を加えて、室温で19時間反応させた。析出した白
色の結晶性沈殿物を濾過し、水洗後乾燥すると、目的物
0.41が得られた(収率100%) (性状) mp 500tl”以上(220C付近よシ徐々に
褐変し、28DCで黒変) 元素分析値 C41,71%(計算値41.66%)H5,85%(
同 50.89%)N 4,45%(同
5.12%)実施例8 6,4−ジイソプロピル
−α、α−ジメチルベンジルサクシナート−ビ スインプロビルアミン白金(1)錯体 (合成) シスージョードビスイングロビルアミン白金(IJ O
05!iとAgN0.の0,50.9を水10―中、室
温下、暗所で1日間反応させた。沈殿物を濾過後、r液
に3,4−シイソゲpビルーα、a−ジメチルベンジル
コハク酸ナトリクムa、s i yの5耐水溶液を加え
て、室温で1日間反応させた。
ルヘンジルコへり酸ナトリウムo、2yltv2ml水
溶液を加えて、室温で19時間反応させた。析出した白
色の結晶性沈殿物を濾過し、水洗後乾燥すると、目的物
0.41が得られた(収率100%) (性状) mp 500tl”以上(220C付近よシ徐々に
褐変し、28DCで黒変) 元素分析値 C41,71%(計算値41.66%)H5,85%(
同 50.89%)N 4,45%(同
5.12%)実施例8 6,4−ジイソプロピル
−α、α−ジメチルベンジルサクシナート−ビ スインプロビルアミン白金(1)錯体 (合成) シスージョードビスイングロビルアミン白金(IJ O
05!iとAgN0.の0,50.9を水10―中、室
温下、暗所で1日間反応させた。沈殿物を濾過後、r液
に3,4−シイソゲpビルーα、a−ジメチルベンジル
コハク酸ナトリクムa、s i yの5耐水溶液を加え
て、室温で1日間反応させた。
析出した白色の結晶性沈殿物を濾過し、水洗後乾燥する
と、目的物が0.47.9 (収率87%)得らゞれた
。
と、目的物が0.47.9 (収率87%)得らゞれた
。
(性状)
mp 185〜187C(分解)
元素分析値
G 46−24%(計算値47.52%)H6,76
%(同 7.02%) N 5.96%(同 4.43%)実施例
9 マウスの実験腫瘍P388に対する抗腫瘍活性効
果 (1) 使用動物: BDF、マウス、メス6週令(
平均体重17〜18JF)1群6厘 (2) 使用ガン種: P 58 B (+7ンパ球
性白血病細胞)10 細胞/マウス、 腹腔内投与 (3) サンプル投与法 : BDF、 マウスに
P588を接種し24時間のちよル、 1日1回連日5日間腹腔内 投与 〈4)評価方法:効釆祉対照群と比較して平均生存期間
の延長(IL8%)で示 した。
%(同 7.02%) N 5.96%(同 4.43%)実施例
9 マウスの実験腫瘍P388に対する抗腫瘍活性効
果 (1) 使用動物: BDF、マウス、メス6週令(
平均体重17〜18JF)1群6厘 (2) 使用ガン種: P 58 B (+7ンパ球
性白血病細胞)10 細胞/マウス、 腹腔内投与 (3) サンプル投与法 : BDF、 マウスに
P588を接種し24時間のちよル、 1日1回連日5日間腹腔内 投与 〈4)評価方法:効釆祉対照群と比較して平均生存期間
の延長(IL8%)で示 した。
その結果を下記表1に示す。
表1
表1に示したように、本発明の化合物は、マウス白血病
P588に対して著しい抗腫瘍活性効果を有している。
P588に対して著しい抗腫瘍活性効果を有している。
以上説明したように、本発明の新規な有機白金錯体は、
抗腫瘍剤として優れた薬効を奏するものである。
抗腫瘍剤として優れた薬効を奏するものである。
特許出願人 三井石油化学工業株式会社同 サント
リー株式会社
リー株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 〔式中、R^1及びR^2は水素、低級アルキル基、低
級アルコキシ基又はアルアルキル基を示すが、その少な
くとも一方はアルアルキル基を示し、A及びBは、アン
モニア又は低級脂肪族アミンを示すか、あるいは一緒に
なつて、下記式II: ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔II〕 (式中、R^3〜R^6は水素又は低級アルキル基を示
す)で示されるジアミンを示す〕で表されることを特徴
とする有機白金錯体。 2、下記一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 〔式中、R^1及びR^2は水素、低級アルキル基、低
級アルコキシ基又はアルアルキル基を示すが、その少な
くとも一方はアルアルキル基を示し、A及びBは、アン
モニア又は低級脂肪族アミンを示すか、あるいは一緒に
なつて、下記式II: ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔II〕 (式中、R^3〜R^6は水素又は低級アルキル基を示
す)で示されるジアミンを示す〕で表される有機白金錯
体を有効成分として含有することを特徴とする抗腫瘍剤
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59159068A JPS6137794A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 有機白金錯体およびそれを含む抗腫瘍剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59159068A JPS6137794A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 有機白金錯体およびそれを含む抗腫瘍剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6137794A true JPS6137794A (ja) | 1986-02-22 |
Family
ID=15685511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59159068A Pending JPS6137794A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 有機白金錯体およびそれを含む抗腫瘍剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6137794A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6216443B1 (en) | 1995-12-28 | 2001-04-17 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine, combined cycle plant and compressor |
US6530210B2 (en) | 1997-06-30 | 2003-03-11 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine |
WO2003106469A1 (de) * | 2002-06-14 | 2003-12-24 | Faustus Forschungs Cie. Translational Cancer Research Gmbh | Tumorhemmende platin(ii)-oxalato-komplexe |
USRE38831E1 (en) | 1997-06-30 | 2005-10-18 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine having water spray injection control |
USRE39092E1 (en) * | 1997-06-30 | 2006-05-09 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine with water injection |
WO2013041014A1 (zh) * | 2011-09-19 | 2013-03-28 | 北京市丰硕维康技术开发有限责任公司 | 一类离去基团是含氨基或烷胺基的丁二酸衍生物的铂类化合物及其制备方法和应用 |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP59159068A patent/JPS6137794A/ja active Pending
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6609360B2 (en) | 1995-12-28 | 2003-08-26 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine, combined cycle plant and compressor |
US6286301B1 (en) | 1995-12-28 | 2001-09-11 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine, combined cycle plant and compressor |
US6357236B1 (en) | 1995-12-28 | 2002-03-19 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine, combined cycle plant and compressor |
US6378284B1 (en) | 1995-12-28 | 2002-04-30 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine, combined cycle plant and compressor |
US7441399B2 (en) | 1995-12-28 | 2008-10-28 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine, combined cycle plant and compressor |
US7404287B2 (en) | 1995-12-28 | 2008-07-29 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine, combined cycle plant and compressor |
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US6581368B2 (en) | 1995-12-28 | 2003-06-24 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine, combined cycle plant and compressor |
US6598401B1 (en) | 1995-12-28 | 2003-07-29 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine combined cycle plant and compressor |
US7040083B2 (en) | 1997-06-30 | 2006-05-09 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine having water injection unit |
USRE39092E1 (en) * | 1997-06-30 | 2006-05-09 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine with water injection |
US6705074B2 (en) | 1997-06-30 | 2004-03-16 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine with water injection |
US6711888B2 (en) | 1997-06-30 | 2004-03-30 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine |
US6779332B2 (en) | 1997-06-30 | 2004-08-24 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine |
USRE38831E1 (en) | 1997-06-30 | 2005-10-18 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine having water spray injection control |
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US6568167B2 (en) | 1997-06-30 | 2003-05-27 | Hitachi, Ltd. | Gas turbine having water droplet injector |
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WO2003106469A1 (de) * | 2002-06-14 | 2003-12-24 | Faustus Forschungs Cie. Translational Cancer Research Gmbh | Tumorhemmende platin(ii)-oxalato-komplexe |
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CN103649100A (zh) * | 2011-09-19 | 2014-03-19 | 北京市丰硕维康技术开发有限责任公司 | 一类离去基团是含氨基或烷胺基的丁二酸衍生物的铂类化合物及其制备方法和应用 |
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