JPS6137198A - 脱水兼用洗濯機 - Google Patents

脱水兼用洗濯機

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JPS6137198A
JPS6137198A JP16222084A JP16222084A JPS6137198A JP S6137198 A JPS6137198 A JP S6137198A JP 16222084 A JP16222084 A JP 16222084A JP 16222084 A JP16222084 A JP 16222084A JP S6137198 A JPS6137198 A JP S6137198A
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JP
Japan
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shaft
washing
clutch spring
dehydration
rotation
Prior art date
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Pending
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JP16222084A
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English (en)
Inventor
道明 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS6137198A publication Critical patent/JPS6137198A/ja
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はスプリングクラッチ機構を改善した脱水兼用洗
濯機に関する。
(発明の技術的背景〕 脱水兼用洗濯機においては、周知のように、脱水時に巻
締り状態になって洗い軸に加えられるモータの回転力を
脱水軸に伝達するクラッチスプリングを設けており、こ
のクラッチスプリングは洗い時には洗い軸から脱水軸に
回転伝達することのないように洗い軸に対する巻締りを
解かれた状態になされる。一方、回転槽を制動するブレ
ーキ機構は脱水終了時の他に洗い時にも制動状態になさ
れ、撹拌体により生成される反転水流等によって回転槽
が正逆回転される所謂共回りを防止するようにしている
。而して、このブレーキ機構としては通常ブレーキドラ
ムにブレーキバンドを巻装して成るものが採用されてい
る。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら上記構成のブレーキ機構では、ブレーキド
ラムの回転方向によりブレーキバンドが締り勝手及び緩
み勝手となって制動力が強弱異なるという事情があり、
通常は脱水終了時における制動の際に所謂ブレーキの効
き過ぎにより過大な衝撃力が作用することのないように
するため、ブレーキバンドの緩み勝手側が回転槽の脱水
回転方向となるように定めている。このため、洗い時の
反転水流等による回転槽の共回りに関し、脱水回転方向
と反対方向については確実に防止できるが、脱水回転方
向については不確実で僅かに共回りすることは避けられ
ないというのが実情である。そして、このように回転槽
が脱水回転方向に共回りすると、その共回り方向はクラ
ッチスプリングにとって緩み方向であるため、クラッチ
スプリングが脱水軸との摩擦力によって緩み方向に回動
され、この緩み回動が水流の反転の度に生ずることによ
り緩み限界まで達すると、今度はクラッチスプリングが
自身の弾発力によって巻締り方向に一気に回動するよう
になる。すると、クラッチスプリングはその勢いで通常
の脱水軸への巻締り位置を通過するようになって、巻締
り領域が洗い軸側に及ぶようになる。この状態で洗い軸
が脱水回転方向に回転すると、洗い軸の回転が脱水軸に
伝達されるようになるが、洗い時において回転槽はブレ
ーキ機構によって制動がか【プられた状態にあるため、
クラッチスプリングに過大な力が作用し、折損する等の
問題を生ずる。
〔発明の目的〕
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、洗い時にクラッチスプリングが洗い軸に巻締る虞れ
がなく、該クラッチスプリングの折損等を防止できる脱
水兼用洗濯機を提供するにある。
(発明の概要〕 本発明は、脱水軸のうちクラッチスプリングが巻装され
る部分にフッ素樹脂をコーティングすることにより、脱
水軸とクラッチスプリングとの摩擦係数を小さくし、洗
い時における回転槽の共回りによってクラッチスプリン
グが緩み側に大きく回動されることのないようにしたも
のである。
〔発明の実施例〕
以下本発明の7実施例ついて図面を参照しながら説明す
る。
第2図において、1は外箱であり、内部には水受槽2を
配設しこれを吊り棒機構3を介して揺動自在に弾性支持
している。4は洗い槽及び脱水槽兼用の回転槽であり、
上半部内側にバランサ5を有した筒状壁体6を嵌合固定
している。斯る回転槽4は水受槽2内に配置し、そして
この回転槽4内に容器状の撹拌体7を該回転槽4の内周
壁に沿うようにその下方に配置している。このとき容器
状撹拌体7の周壁高さを該容器状撹拌体7が筒状壁体6
の下方に位置するように回転槽4の略半分の高さ即ち深
さとし直径を回転槽4内で回転し得る範囲の大きさにし
ている。8は動力制御機構であり、洗′m機モータ9の
回転力を洗い時には容器状撹拌体7に減速して且つ交互
に反転するように伝え、また脱水時には回転槽4及び容
器状撹拌体7に伝えて回転槽4を容器状撹拌体7と一体
に回転させるために減速機構(図示せず)、第1図に示
すクラッチ機構10及びブレーキ機構11等を設けてい
る。即ち第1図において、12は回転槽4を回転させる
ための中空の脱水軸で、これに容器状撹拌体7を回転さ
せるための洗い軸13を挿通支持している。そして、洗
い軸13の下端部にプーリ軸14を嵌着して該ブーり軸
14に従動プーリ15を固定し、この従動プーリ15と
洗1Wllモータ9の駆動プーリ16との間にベルト1
7を掛は渡している。
而して、前記クラッチ機構10は脱水軸12と洗い軸1
3の一部を構成するプーリ軸14とに跨って巻装された
クラッチスプリング18及びこのクラッチスプリング1
8の洗い軸13側の巻端である下巻端18aに係合する
スリーブ19とから成る。そして、脱水軸12のうちク
ラッチスプリング18が巻装された下端部分を第3図に
も示すように若干径小にし、この径小な部分にブーり軸
14と同径のフッ素樹脂1!20をコーティングしてい
る。また前記ブレーキ機構11はブレーキドラム21の
外周に有端環状のブレーキバンド22を巻締り状態に巻
装して構成したもので、ブレーキバンド22の回転が拘
束されるとブレーキドラム21ひいては回転槽4が制動
状態になされ、ブレーキバンド22の拘束が解かれると
ブレーキドラム21ひいては回転槽4の制動が解除され
る。
そして、23は回動可能なレバーであり、スリーブ19
の外周に多数設けたラチェツト爪19aに係合してスリ
ーブ19の回転を拘束するクラッチ側係合部23aとブ
レーキバンド22の一端部に折曲形成した係止片22a
に係合してブレーキバンド22の回転を拘束するブレー
キ側係合部23bとを備えている。尚、第2図において
、24は電磁排水弁で、回転槽4内の水を水受は槽2の
底部から排水ホース25を介して機外に排出するための
ものである。また26は操作箱27に設けたタイマーで
あり、これによって洗いから最終脱水までの各行程を自
動的に制御するようにしている。
次に上記構成の作用について説明する。洗い時には水受
槽2従って回転槽4内に所定量の水を供給し且つ洗濯物
を投入する。そして洗い運転は回転槽4を回転しないよ
うにブレーキ機構11により拘束した状態で容器状撹拌
体7のみを正逆回転駆動することによって行なう。即ち
洗い時にはレバー23がスリーブ19のラチェツト爪1
9a及びブレーキバンド22の係止片22aに係合する
ように回動する。これによりブレーキバンド22の回転
が拘束されて回転槽4を制動状態にすると共に、スリー
ブ19がレバー23の回動によって第3図に矢印Aで示
す時計方向に若干回動され、この回動によりクラッチス
プリング18の下半分を洗い軸13のブーり軸14に対
し緩み方向に回動させてブーり軸14の回転が脱水軸1
2に伝達されないようにする。洗い運転はこの状態で洗
濯機モータ9を正逆回転させ、容器状撹拌体7のみを正
逆回転させるものである。
さてこのような洗い運転において、洗濯物は容器状撹拌
体7の周壁と回転槽4の筒状壁体6とにわたって接触す
るため下方の部分では容器状撹拌体7からこれとの摩擦
接触により回転力が与えられ、上部位では筒状壁体6と
の摩擦接触より拘束力を受け、こうした異方向摩擦力を
同時に受けることにより洗濯物にねじれ或は圧迫作用を
与えしかもこれが容器状撹拌体7の回転方向の反転によ
り繰返し行われると共に容器状撹拌体7の回転に伴う遠
心力によって洗濯物が容器状撹拌体7の周壁方向に押さ
れその反作用を上部の筒状壁体6から内方に向けて受【
プることにより上下に反転する作用をも生じ複雑な動き
が与えられる。従って洗濯物はこのような複雑な動きに
よる布どうしの大きな摩擦、並びに、筒状壁体6及び容
器状撹拌体7の周壁との大きさ摩擦によって擦り洗い作
用を受けるかたわら、ねじれや圧迫の繰返しによる一種
のもみ洗い作用をも受けて洗われるものである。
ところで、上述のように洗濯物は回転槽4の筒状壁体6
と容器状撹拌体7との双方に接触し且つ下方の部分で容
器状撹拌体7から回転力を受けるため、その回転力は回
転槽4にも及ぶ。一方、ブレーキバンド22は脱水終了
時における制動の際に所謂ブレーキの効き過ぎにより過
大な衝撃力が作用することのないようにするため、従来
と同様に緩み勝手側が回転槽4の脱水回転方向(第3図
に矢印Aで示す方向とは反対方向)となるように定めら
れている。従って、容器状撹拌体7が脱水回転方向とは
反対方向に回転するときはよいが、脱水回転方向に回転
するときには回転槽4が同方向に僅かではあるが共回り
する。すると、その共回り方向はクラッチスプリング1
8にとって緩み方向であるため、脱水軸12がクラッチ
スプリング18を摩擦力によって緩み側へ回動させよう
とする。しかしながら、クラッチスプリング18は自身
の弾性力のみで脱水軸12に巻締っている状態にあるか
らその接触圧は比較的小さく、しかも脱水軸12にはI
I擦係数の小なるフッ素樹脂層20がコーティングされ
ているため、脱水軸12がクラッチスプリング18を緩
み側へ回動させようとする摩擦力は極く小さな゛ものと
なる。このことから、クラッチスプリング18が実際に
自身の弾性力に抗して緩み側に回動することはほとんど
なく、また回動してもその量は少なく、緩み限界まで回
動することはない。従って、クラッチスプリング18が
緩み限界から一気に巻締り方向たる矢印B方向に戻り回
動するといった虞れがなく、巻締り領域がプーリ軸14
側に及ぶといった事態の発生を防止できる。このため、
ブーり軸14が次に脱水回転方向に回転しても、その回
転がクラッチスプリング18を介して脱水軸12に伝達
されるようなことは生ぜず、クラッチスプリング1日に
無理な力が加わって折損する等の不具合は生じない。
ところで、一般に金属どうしの摩擦係数は極く小さいか
ら、フッ素樹脂と金属との摩擦係数と大差ないのではな
いかという疑問が生ずるかも知れない。しかしながら、
金属どうしでもそこにグリス等が介在するとかえって摩
擦係数は大きくなり、また金属がにり研摩され材質も互
に似ていると、互の分子が結合し易く極端な場合には金
属どうしがくっついてしまうことはよく知られているが
、脱水軸とクラッチスプリングも互に鋼材製で研摩仕上
されており、また摩耗防止のためにグリスが塗布されて
いたため、上述の理由から金属どうしではあっても摩擦
係数が大きいという事情があったのである。これに対し
本発明では脱水軸12にフッ素樹脂層20をコーティン
グしたことにより、金属どうしの接触ではなく、金属と
摩擦係数の小なるフッ素樹脂との接触となり、しかも異
材質のため分子間結合力も小さくなり、総じて脱水軸1
2とクラッチスプリング18との摩擦係数はたとえグ、
リス等が介在されていたとしても極く小さくなるもので
ある。
ちなみに脱水時には、レバー23がスリーブ19のラチ
ェツト爪19a及びブレーキバンド22の係止片22a
との係合を解除するように回動するため、クラッチスプ
リング18がブーり軸14にも巻締ると共にブレーキ機
構11による回転槽4の制動が解除され、この状態で洗
濯機モータ9が一方向に回転するため、回転槽4が容器
状撹拌体7と一体的に第3図に矢印Aとは反対方向の脱
水方向に回転する。このとぎ、クラッチスプリング18
はプーリ軸1/Iの回転により強制的に脱水軸12側に
巻締められるため、フッ素樹脂20の摩擦係数が小さく
とも接触圧の増大により大きな摩擦力が作用するように
なり、クラッチスプリング18が脱水軸12に対してス
リップするような不都合は生じない。そして、脱水が終
了すると、レバー23がスリーブ19のラチェツト爪1
9a及びブレーキバンド22の係止片22aに係合する
ように回動するため、回転槽4が制動されるものである
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、脱水軸のうちクラッチス
プリングが巻装される部位にフッ素樹脂をコーティング
したので、洗い時に回転槽が共回りし、これにより脱水
軸がクラッチスプリングを緩み方向に回動さぜるように
作用しても、その間の摩擦力は極く小さく実際にクラッ
チスプリングカ緩み方向に大きく回動することを防止で
き、従って洗い時にクラッチスプリングが洗い軸に巻締
って無理な力が作用するといった事態の発生を未然に防
止してクラッチスプリングの折損等を確実に防止できる
という優れた効果を秦するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は要部の
縦断面図、第2図は全体の縦断側面図、第3図は第1図
の■−■線に沿う横断平面図である。 図中、4は回転槽、7は容器状撹拌体、9は洗濯機モー
タ、11はブレーキi構、12は脱水軸、13は洗い軸
、18はクラッチスプリング、1つはスリーブ、20は
フッ素樹脂層、21はブレーキドラム、22はブレーキ
バンドである。 出願人  株式会社  東  芝 第1 図 第2 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、回転槽を回転させる脱水軸と、この脱水軸に挿通支
    持され前記回転槽内の撹拌体を回転させる洗い軸と、こ
    の洗い軸を回転駆動するモータと、前記脱水軸側と洗い
    軸側とに跨つて巻装され脱水時に巻締り自由状態になさ
    れて洗い軸の回転を脱水軸に伝達するクラッチスプリン
    グと、このクラッチスプリングの前記洗い軸側の巻端に
    係合し洗い時にクラッチスプリングを洗い軸に対し緩ん
    だ状態に保持するスリーブと、ブレーキドラム及びこの
    ブレーキドラムに巻装されたブレーキバンドから成り前
    記回転槽を制動するブレーキ機構とを具備し、前記脱水
    軸のうち前記クラッチスプリングが巻装される部分にフ
    ッ素樹脂をコーティングしたことを特徴とする脱水兼用
    洗濯機。
JP16222084A 1984-07-30 1984-07-30 脱水兼用洗濯機 Pending JPS6137198A (ja)

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JP16222084A JPS6137198A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 脱水兼用洗濯機

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JP16222084A JPS6137198A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 脱水兼用洗濯機

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JPS6137198A true JPS6137198A (ja) 1986-02-22

Family

ID=15750245

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JP16222084A Pending JPS6137198A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 脱水兼用洗濯機

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JP (1) JPS6137198A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0432230U (ja) * 1990-07-13 1992-03-16
JP2010223157A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Panasonic Corp 風力発電装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0432230U (ja) * 1990-07-13 1992-03-16
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