JPS6136566A - ２つの機械部分間のシール装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、異なる圧力な有する２つの室を互いに仕切る
ための、２つの機械部分間のシール装置、特にブラシシ
ール装置に関する。例えば流体装置においては、主にラ
ピーリーンス、回転する液圧リング、滑りシール及びこ
れと類似のものが使用されている。最近ではブラシシー
ルも提案されている。

先行の技術 例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第２９２１５１２
号明細書に開示されているブラシシール装置は、ブラシ
保持体から突出し半径方向内側へ向けらねたブラシを有
している。また、ブラシをブラシ保持体から半径方向外
側へ突出させることも提案されている。これら公知の提
案においては基本的に、半径方向で互いに回ぎ合う２つ
の部材、つまりブラシと、このブラシのためのしゅう動
部とから成ろブラシシール装置によってシールが行なわ
れる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、必要であれば逆向きに回転子゛る同心的
に配置された複数の軸ン場合によっては有する、空間的
に狭められた構造及び狭められた許容誤差又は複雑な駆
動装置においては、前記半径方向シール装置は設けらね
ないか又は場合によってはまったく使用できない。そこ
で本発明の課題は、異なる圧力を有する２つの機械部分
及び室の間のシール装置で、一方では良好なしゅう動特
性及びシール特性を有し、他方では、空間的に非常に狭
められた構造部においても使用できろものを提供するこ
とである。

問題点を解決するための手段 前記間馳点を解決した本発明は、ブラシシール装置の剛
毛が、一方の機械部分の少なくとも１つの主軸線に対し
て所定の角度を保って保持されていて、他方の機械部分
のブラシしゅう動面に接触しており、該ブラシしゅう動
面が前記一方の機械部分の主軸線に対して、この主軸線
罠対する前記剛毛の所定の角度と等しい角度及び／又は
合同の角度を保って配置されており、ブラシシール装置
の前記剛毛が保持体で前記ブラシしゅう動面に対して直
角に保持されている。

本発明によるブラシシール装置の主な利点は、２つの機
械部分間の許容誤差がわすかである場合においても使用
することができ、しかも取り付は作業がより改良され、
さらに、互いに入り込む（同心的に配置された）軸にお
いても、これらの軸が同一方向に回転するか又は逆方向
に回転するかとは無関係に１つまり駆動装置の形式が二
次的な役割りを有している場合でも使用できるという点
にある。もちろん、本発明は回転する２つの部分間χシ
ールするために限定されるものではな（、定置及び／又
は回転する部分間のシールを行なうこともできろ。定置
及び／又は回転する２つの部分間のシールを行なう場合
、内側部分も外側部分も対象となっており、本発明によ
れはブラシシール装置は一方の部分の終端範囲に１定さ
れるがあるいは、複数の部分の１つ又は多数の構成部分
として構成される。

本発明の有利な使用範囲によりは、本発明のブラシシー
ル装置は、特に同心的に配置された多数）軸を有する、
航空機用のジェットエンジンに使用される。

実施例 次に図面に示した実施例について本発明の構成乞具体的
に説明する。

第１図に示しであるように、軸１はケーシング２に灼し
て矢印方向で相対的に可動、つまり回転可能である。ブ
ラシシール装置３は軸１の中心軸線に対して所定の角度
で保持体４に緊締されている。このブラシシール装置ｔ
３に対して直角Ｋ、軸１のつば６に形成されたブラシし
ゅう動面５が配＠″：！−ねている。ケーシング２の定
置の壁部７は、軸１の軸線に対して、−ブラシしゅう動
面５と同じ角度２保って配置されている。

つまり、ブラシシール装置３の剛毛の自由端部がブラシ
走行面５に対して直角に位置していて、中空室８（ケー
シング２内の中空室）をつげ６０室９に対してシールし
ている。

このシールブラシ装置は、公知の形式で、っまりブラシ
の剛毛が、軸１を取り囲むリング４に配置された各保持
体にふさ状に束ねられている。剛毛なその保持体に別の
形式で同定することもできる。

第２図の実施例では、軸１が、中空室８を有するケーシ
ング２に対して回転可能である。この中９！、１Ｂは異
なる圧力を有する室９に対して、軸１の内側端部に設け
られたブラシシール装置３によってシールされている。

軸１はブラシしゅう動面５に対して所定の角度で配置さ
れている。ブラシシール装置３自体も、軸１及びケーシ
ング２の中心軸線（同一）に対して所定の角度を保って
配置されている。すべての実施例において、剛毛はブラ
シしゅう動面５に対して常に直角に位置している。

第６図の実施例は、ケーシングの代わりに、軸１に刻し
て逆方向に回転する中空軸８が設けられている。さらに
、ブラシシール装置３は中空軸に固定されていて、ブラ
シしゅう動面５は、軸１のほぼ円すい台形状の終端範囲
でブラシシール装置３に対して直角に、及び２つの軸１
゜１０の中心軸線に対して所定の角度を保って配置され
ている。

第４図の実施例によりは、軸１が中空軸１０内に配置さ
れており、これらの軸１と中空軸１０とは同一回転方向
で回転し、ブラシシール装＃３が中空軸１０の内側で保
持体４に保持されているので、ブラシシール装置３の剛
毛は軸１のつば６に形成されたブラシしゅう動面５に沿
って回転する。

効果 以上のように本発明によれば、良好な走行特性及びシー
ル特性を有し、シかも空間的に狭められた構造部におい
ても使用することのできるブラシシール装置が得られた
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるブラシシール装置の第１実施例の
１部破断した部分図、第２図は第２実施例の１部破断し
た部分図、第６囚は第６実施例の１部破断した部分図、
第４図は第４実施例の１部破断した部分図である。 １・・・軸、２・・・ケーシング、３・・・ブラシシー
ル装置、４・・・保持体、５・・・ブラシしゅう動面、
６・・・つば、７・・・壁部、８・・・中空室、９・・
・室、１０・・・中空軸

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、異なる圧力を有する２つの室を互いに仕切るための
   、２つの機械部分間のシール装置であって、ブラシシー
   ル装置として構成されている形式のものにおいて、該ブ
   ラシシール装置（３）の剛毛が、一方の機械部分の少な
   くとも１つの主軸線に対して所定の角度を保って保持さ
   れていて、他方の機械部分のブラシしゅう動面（５）に
   接触しており、該ブラシしゅう動面（５）が前記一方の
   機械部分の主軸線に対して、この主軸線に対する前記剛
   毛の所定の角度と等しい角度及び／又は合同の角度を保
   って配置されており、ブラシシール装置（３）の前記剛
   毛が保持体（４）で前記ブラシしゅう動面（５）に対し
   て直角に保持されていることを特徴とする、２つの機械
   部分間のシール装置。 ２、前記機械部分の主軸線が同時に２つの機械部分の一
   方又は両方の回転軸線である、特許請求の範囲第１項記
   載のシール装置。 ３、前記機械部分の主軸線が同時に、一方又は両方の定
   置の機械部分の主軸線である、特許請求の範囲第１項又
   は第２項記載のシール装置。 ４、一方の機械部分が他方の機械部分に対して可動に配
   置されている、特許請求の範囲第１項から第３項までの
   いずれか１項記載のシール装置。 ５、ブラシシール装置のブラシが軸の一方又は両方の軸
   方向終端範囲に配置されている、特許請求の範囲第１項
   から第４項までのいずれか１項記載のシール装置。 ６、ブラシシール装置のブラシが軸の内側又は外側に配
   置されている、特許請求の範囲第１項から第５項までの
   いずれか１項記載のシール装置。 ７、ブラシシール装置のブラシがケーシング（２）に環
   状に配置されている、特許請求の範囲第１項から第６項
   までのいずれか１項記載のシール装置。 ８、ブラシシール装置のブラシが定置に配置されていて
   軸を取り囲んでいる、特許請求の範囲第１項から第７項
   までのいずれか１項記載のシール装置。 ９、ブラシシール装置のブラシが同一方向又は逆方向に
   回転する２つの軸の間に配置されている、特許請求の範
   囲第１項から第８項までのいずれか１項記載のシール装
   置。