JPS6136564B2 - - Google Patents

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JPS6136564B2
JPS6136564B2 JP18338582A JP18338582A JPS6136564B2 JP S6136564 B2 JPS6136564 B2 JP S6136564B2 JP 18338582 A JP18338582 A JP 18338582A JP 18338582 A JP18338582 A JP 18338582A JP S6136564 B2 JPS6136564 B2 JP S6136564B2
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JP
Japan
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gas flow
furnace
blast furnace
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JP18338582A
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JPS5974209A (ja
Inventor
Junosuke Maki
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B7/00Blast furnaces
    • C21B7/24Test rods or other checking devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
  • Blast Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、高炉内ガス流の半径方向の分布を
検出するための高炉内ガス流分布検出方法に関す
る。
一般に、高炉操業においては、円滑なかつ良好
な操業を行うべく、シヤフト部におけるガス流分
布を適正な状態に維持し、ガスの持つ顕熱と還元
能力をいかに効率よく利用するかがもつとも重要
な課題となつている。すなわち、高炉内のガス流
分布は、ガスとコークス、鉱石等の装入物とが十
分に接触し、加熱、還元が行なわれるようにすべ
きであり、炉頂の全断面積において適切なガス流
分布となつていることが望ましい。
第1図、A,BおよびCにおいて高炉1の羽口
2から炉内に吹込まれた高温の空気は、コークス
3と反応してCO、H2を生じ、さらにこのCO、
H2は鉱石4を還元してCO2、H2Oに変化し、最終
的には炉頂ガスとなつて高炉から排出される。こ
こで、炉内ガス流分布は、コークス3および鉱石
4等の装入物の分布状況により、典型的には、第
1図A,BおよびCに示す3形態5A,5B,5
Cに分類される。第1図Aにおいては、通気性の
優れたコークス3が炉内のより炉芯1Aに多く装
入されており、結果としてガス流は炉芯1Aで多
く、炉壁1Bで少い中心流となり、いわゆる内部
操業が行われる。この内部操業にあつては、ガス
流の流路が定まるため、風圧変動が少く、非常に
安定した操業となるが、高炉を狭く使うことにな
り、生産性や効率が悪く、極端な場合には炉壁側
の鉱石がほとんど還元されず、未溶融状態のまま
羽口に落下し、羽口の座屈などの重大事故を引起
す可能性がある。
第1図Bの場合には、コークス3が炉内のより
炉壁1Bに多く装入されており、結果としてガス
流は、炉壁1Bで多く、炉芯1Aで少い周辺料と
なり、いわゆる外部操業となつている。この外部
操業にあつては、高炉を広く使うことになり、効
率は良くなるが、ガス流路が安定せず、風圧変動
が激しくなる。また炉壁部はその保護のために冷
〓〓〓〓
却水を用いて冷却しており、そのために冷却水に
持つていかれる熱量や放散熱が増加し、省エネル
ギー上望ましくない。また外部操業が著しい場合
には、炉壁の損傷や溶融した鉱石が羽口を溶かし
て破損に至る可能性がある。
第1図Cは、内部操業と外部操業の中間に位置
し、炉内のガス流分布が適正となつている最適操
業状態を示している。従つて、高炉操業者は、高
炉1内の、コークス3と鉱石4の半径方向の分布
を試行錯誤的に調整し、第1図Cのような適正な
ガス流分布状態を得ようとしている。
ここで、従来、炉内のガス流分布を直接的に検
出する実用的方法は未だ無く、一般的には第2図
に示すようなシヤフトゾンデ6によつて測定され
る半径方向のガス組成分布や、炉頂固定温度ゾン
デ7によつて測定される半径方向のガス温度分布
により、炉内のガス流分布を推定している。
すなわち、シヤフトゾンデ6は、炉内の原料の
内部を半径方向に移動可能に装入され、その先端
で採取したガスの組成を分析計8によつて測定す
るようにしたものである。このシヤフトゾンデ6
は、炉内の数点において停止し、常時定められて
いる位置の各組成を測定する場合が多い。ガス組
成値の処理方法は種々あるが、各位置iにおける
CO成分COi、およびCO2成分CO2iを測定し、各
位置におけるガス利用率ηcoiを、 ηcoi=COi/COi+COi ………(1) によつて求める方法が優れている。第3図Bはそ
の観測例を、横軸に観測位置i(7点)をとり、
たて軸にガス利用率ηco(x1〜x7)をとつて示し
たものである。
また炉頂固定温度ゾンデ7は、炉内の原料の上
部に固定され半径方向の数点に設置した熱電対に
より、ガス流の温度分布を測定するようになつて
いる。第3図B,Cは、その観測例を、横軸に観
測位置i(6点)をとり、たて軸に温度Tをとつ
て示したものであり、第3図Bは内部操業の状態
を、また第3図Cは外部操業の状態を示す。これ
らのシヤフトゾンデ6、炉頂固定温度ゾンデ7等
の出力信号は、プロセス計算機9で処理され、表
示装置10に表示されると共に、記憶装置11に
貯えられるようになつている。
また、炉内のガス流分布の制御は、半径方向に
おけるコークスと鉱石の装入量分布を調整するこ
とによりなされ、第2図のベルレス型の高炉にあ
つては、操作デスク12によつて操作される装入
制御装置13により、旋回シユート14の回転と
傾動角を調整することによつて達成される。
しかしながら、上記従来の高炉ガス流分布検出
方法にあつては、以下の問題点を生じている。す
なわち、シヤフトゾンデ6、炉頂固定温度ゾンデ
7等による測定結果はパターン情報であり、その
定量化が困難である。また、シヤフトゾンデ6、
炉頂固定温度ゾンデ7の測定結果に基づくパター
ンの、炉内ガス流分布に対する感度が必ずしも良
好でなく、操業状況に対応した判別が困難であ
る。従つて、高炉操業にあつて、操業者の主観、
経験則への依存度が高くなり、操業の標準化が困
難である。
そこでこの発明の出願人は、昭和56年特許願第
35820号(特開昭57−149403号公報)において、
高炉内ガス流の半径方向の分布に関与するデータ
をあらかじめ観測しておき、このデータを中心流
群と周辺流群とこれらの間の任意数のガス流群と
に分け、各データと各データが属するガス流群と
を関連づけるための判別関数をあらかじめ作り出
しておき、現時点のデータを前記判別関数に代入
することによつて現時点の高炉内ガス流の分布を
検出する高炉内ガス流検出方法を提案している
(以下提案発明という。)。
一般に多変数x1,x2,……xoよりなる既知の
データX(x1,x2,……xo)が複数の群A,
B,……Qに群分けできる場合、データXに係数
Tを乗じた関数Zの(群間分散/群内分散)が最
大となるような係数Tを求め、この係数Tとデー
タXとの積T・Xが判別関数として利用される。
このような判別関数に新たなデータXを代入すれ
ば、新たなデータXの群分けを容易に行い得る。
そして提案発明では、高炉内ガス流の半径方向分
布に関与する現時点のデータを前記のような判別
関数によつて判別して、ガス流を直接測定するこ
となくガス流分布を検出している。
この発明は提案発明をさらに発展させたもの
で、高炉内ガス流分布をより高精度に検出し得る
高炉内ガス流分布検出方法を提供することを目的
とする。
この発明に係る高炉内ガス流分布検出方法は、
〓〓〓〓
高炉内ガス流の半径方向分布に関与するデータと
して、高炉内の装入物の表面プロフイルを使用す
るものである。高炉内装入物の表面プロフイルは
現在直接測定し得るデータの中で、高炉内ガス流
の半径方向分布と最も密接な関係を有するもので
あり、特に装入物堆積層全体の影響と装入物降下
時間の影響とを考慮する上で、プロフイル測定は
有効である。近年、マイクロ波やレーザ光を用い
たプロフイル測定装置が実用化されている。
次にこの発明に係る高炉内ガス流検出方法の一
実施例を図面に基づいて説明する。
第4図において、高炉1の炉頂部にはシヤフト
ゾンデ6、炉頂固定温度ゾンデ7およびプロフイ
ル測定装置15が配置され、これらはマイクロコ
ンピユータ16,17,18にそれぞれ接続され
ている。マイクロコンピユータ16,17,18
は、時々刻々入力されるデータを数秒おきに取り
出して適当な電気信号に変換し、この電気信号を
プロセスコンピユータ19に入力している。
第5図の+印はプロフイル測定装置15によつ
て測定された高炉内装入物表面プロフイール
(m)を示すものであり、これはマイクロコンピ
ユータによつて連続的な測定データを数秒おきに
取り出してとびとびの値になつたものである。プ
ロセスコンピユータ19では、第5図のように、
この表面プロフイールを2本のプロフイル測定線
l1,l2に近似し、このプロフイル測定線l1,l2から
炉心部傾斜角θ、炉壁平坦部長さL、炉壁部傾
斜角θを求める。
即ち、ここでθ,L,θを求めるようにし
たのは、前記装入物堆積面、いわゆるプロフイル
測定線l1,l2が形成する炉心部傾斜角θは、高
炉内ガス流分布において、中心流のガス流分布を
支配し、炉壁平坦部長さL、炉壁部傾斜角θ
周辺流のガス流分布を支配し、これらの中間流の
ガス分布については、前記θ,L,θのすべ
てが大きく支配していることによる。
プロセスコンピユータ19は、シヤフトゾンデ
6によつて得られた各部のガス利用率ηco、炉頂
固定温度ゾンデ7によつて得られた温度Tの分
布、プロフイル測定装置15によつて得られた前
記θ,L,θ、およびステーグ熱負荷やシヤ
フト圧力などの高炉操業状態を総合的に評価し
て、高炉内のガス流分布を判断し、データθ
L,θと高炉内ガス流分布との関係を求めてお
く。例えば高炉内ガス流分布を中心流、周辺流お
よび最適状態とに分類し、データX(θ,L,
θ)がこれらの高炉内ガス流分布のいずれに属
するかを判別しておく。このように分類されたデ
ータは基礎データとなる。さらにプロセスコンピ
ユータ19はこの基礎データに基づいて、以後の
新たなデータを群分けするための判別関数を作り
出す。以下に判別関数の一例を挙げる。
群の数がg個(前記例では、A,B,Cの3
個)、データXに含まれる要素の数がn個(前記
例では、θ,L,θの3個)である場合に
は、(g−1)行n列の行列よりなる係数Tを、
n行1列のデータXに乗じた判別関数を使用し得
る。すなわち、 であり、前記例では、 となる。ここで、Zについて、複数群に含まれる
データに対応したZの分散、すなわち群間分散
と、一個の群に含まれるデータに対応したZの分
散、すなわち群内分散との比、(群間分散/群内
分散)が最大になるようにTを設定すれば、判別
関数が得られる。しかしデータを明確に群分けし
得る他の判別関数を使用し得ることはいうまでも
ない。
さらにプロセスコンピユータ19は、各群A,
B,Cに属する基礎データXを判別関数に代入し
た値の群ZA,ZB,ZCを求め、群ZA,ZB,ZC
の平均値Z ,Z ,Z および分散VA,VB
C
を求める。ZA,ZB,ZCを、Z1を横軸、Z2を縦
軸とした座標、すなわち判別関数空間内にプロツ
トしたものを第7図に示す。第5図においてはZ
〓〓〓〓
Aを□のプロツト、ZBを△のプロツトで、またZ
Cを+のプロツトで示しており、各群ZA,ZB
Cの正規分布を仮定したときの各群ZA,ZB
Cの1σ級の楕円領域をそれぞれEA,EB,EC
で示している。
このような準備の後に、プロセスコンピユータ
19によつて、現時点のデータXを次の手順で処
理する。
(i) 現時点のデータXを判別関数に代入し、その
ときの判別関数の値Z、すなわち、 を求める。
(ii) このように求められたZと、各群A,B,C
の平均値Z ,Z ,Z との距離を、各群の分
散によつて正規化した値JA,JB,JCとして
求める。ここに、 JA=(Z−Z )′V−1 (Z−Z )………(
5) JB=(Z−Z )′V−1 (Z−Z )………(
6) JC=(Z−Z )′V−1 (Z−Z )………(
7) である。
ここでJA,JB,JCのいずれが最少である
かを判別すれば、データXがいずれの群A,
B,Cに最も近いかが分り、現時点の高炉内ガ
ス流分布が、中心流、周辺流、最適流のいずれ
であるかを検出し得る。
このようにして、現時点の高炉内ガス流分布を
検出した後には、原料装入パターンを適宜調整し
て、操業条件を最適化することが可能である。
なお第8図に示すように、判別関数空間および
前記楕円EA,EB,ECをCRTなどに表示してお
き、現時点のデータXにより得られた を判別関
数空間内にプロツトすれば、前記JA,JB,JC
を求めることなく、直観的に、Zがいずれの群に
近いかを判断することも可能である。また第8図
にプロツト●→▲→★で示すように、、最近三回
のデータによるZを表示しておけば、最近の操業
状況の変動や、原料装入条件調整の効果の有無を
知ることができる。第8図のプロツトによれば、
当初●の位置にあつたガス流を適正化すべく原料
装入条件を調整したが、何らかの外乱によつてガ
ス流は周辺流となり(プロツト▲)、原料装入条
件調整の効果が充分得られなかつたことが分る。
その後の原料装入条件の変更によつて、ガス流は
プロツト★で示す最適流となつており、原料装入
条件調整が功を奏したことが分る。
なお現時点のデータもプロセスコンピユータ1
9に記憶され、現時点のデータが集積した段階で
当初の基礎データにかわる基礎データとして使用
するとよい。
前述のとおり、この発明に係る高炉内ガス流分
布検出方法は、高炉内ガス流の半径方向分布に関
与するデータとして、少なくとも高炉内の装入物
の表面プロフイルを使用するので、前記提案発明
を一層改良し、正確なガス流分布を検出し得ると
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,およびCはそれぞれ典型的な炉
内ガス流分布状態を示す説明図、第2図は一般的
な炉内ガス流分布の測定状態および炉内への装入
物の装入制御状態を示す説明図、第3図Aは炉内
におけるガス利用率分布を示す線図、第3図B,
Cは炉内におけるガス温度分布を示す線図、第4
図は本発明が適用される装置の一例を示す系統
図、第5図は同装置におけるプロフイル測定装置
の測定結果を示す線図、第6図は本発明に基づく
炉内ガス流分布の検出手順を示すフローチヤート
図、第7図は第6図の検出手順の過程で得られた
判別空間を示す線図、第8図は高炉操業状態の制
御状況を示す線図である。 1……高炉、1A……炉心、1B……炉壁、2
……羽口、3……コークス、4……鉱石、5A,
5B,5C……高炉内ガス流分布、6……シヤフ
トゾンデ、7……炉頂固定温度ゾンデ、8……分
析計、9……プロセス計算機、10……表示装
置、11……記憶装置、12……操作デスク、1
3……装入制御装置、14……旋回シユート、1
5……プロフイル測定装置、16,17,18…
…マイクロコンピユータ、19……プロセスコン
ピユータ。 〓〓〓〓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 炉内半径方向の任意点における炉内ガスに関
    与する観測データから高炉内のガス流分布を検出
    する際に、過去に得られた前記ガス流に関する観
    測データを中心流群と周辺流群および前記中心流
    群と周辺流群との中間に任意数ガス流群とに分
    け、前記各ガス流群に属する各観測データ群から
    判別関数法によつて前記各ガス流群を群分けする
    関数を作り出しておき、この関数空間における現
    時点の観測データから導き出された関数と、前記
    過去に得られた観測データに基づく前記関数と、
    の位置関係から、現時点の高炉内ガス流分布を検
    出する方法において前記観測データとして少なく
    とも高炉内装入物堆積面が形成する炉内部傾斜角
    θ、炉壁平坦部長さL、炉壁部傾斜角θを使
    用することを特徴とする高炉内ガス流分布検出方
    法。
JP18338582A 1982-10-19 1982-10-19 高炉内ガス流分布検出方法 Granted JPS5974209A (ja)

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JP18338582A JPS5974209A (ja) 1982-10-19 1982-10-19 高炉内ガス流分布検出方法

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JP18338582A JPS5974209A (ja) 1982-10-19 1982-10-19 高炉内ガス流分布検出方法

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JP5387066B2 (ja) * 2009-03-10 2014-01-15 Jfeスチール株式会社 高炉の炉内ガス流分布推定方法、高炉の炉内ガス流分布推定装置及び高炉の炉内ガス流分布推定プログラム
KR101175447B1 (ko) 2010-03-30 2012-08-20 현대제철 주식회사 고로 내 가스의 속력 분포 분석 장치 및 방법
KR101193749B1 (ko) * 2010-07-29 2012-10-22 인하대학교 산학협력단 고로의 가스유동 분석방법

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