JPS61364A - 加温療法用アプリケ−タ - Google Patents

加温療法用アプリケ−タ

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JPS61364A
JPS61364A JP8692184A JP8692184A JPS61364A JP S61364 A JPS61364 A JP S61364A JP 8692184 A JP8692184 A JP 8692184A JP 8692184 A JP8692184 A JP 8692184A JP S61364 A JPS61364 A JP S61364A
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radio wave
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眞 菊地
二川 佳央
森 真作
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、加温療法用アプリケータに係り、とくに電磁
波を用いて生体の所定箇所を加温治療するための加温療
法用アプリケータに関する。
〔従来の技術〕
近年、加温療法(「)\イバサーミア」ともいう)によ
る治療法が脚光を浴びており、特に悪性腫瘍を例えば4
3°C付近で1時間ないし2時間の間連続加温するとと
もに、一定周期でこれを繰り返すごとにより癌細胞の再
生機能を阻害せしめ、同時にその多くを致死せしめるこ
とができるという研究報告が相次いでなされている(計
測と制御vol。
22、No、10)。この種の加温療法としては、全体
加温法と局所加温法とがある。この内、癌組織およびそ
の周辺だけを選択的に温める局所加温法としては、電磁
波による方法、電磁誘導による方法、超音波による方法
等が提案されている。
一方、発明者らは、電磁波を用いて生体内深部の癌を加
温治療する場合の有効性を、従来より提案し研究を進め
ている。この場合、電磁波を生体4         
内へ送り込むだめの加温用のアプリケータるごつき、発
明者らは、電磁波のエネルギを集束せしめる必要性より
従来から電波レンズを装備するという手法を採用してい
る。具体的には、第1図ないし第2図に示すように、ア
プリケータ1は、まず給電部2と本体導波管部3と電磁
ホーン内に装備された電波レンズ部4とにより構成され
、この電波レンズ部4の出力段には生体表面の過熱を防
止するための冷却板5を装備し、同時に当該冷却板5は
冷却水により冷却し得るようになっている。前記電波レ
ンズ部4は、第2図に示すように、一定間隔aを隔てて
金属板6A、6A、−を配設したものよりなり、この各
金属板6Aには、その給電部2から送り出される球面波
状の電磁波を平面波に変換するために、第3図に示す如
く当該電磁波到来側を全体的に凹状に形成し、さらに当
該凹状部分の作用により形成された平面波を集束せしめ
るために、その電磁波送出側の中央部には長さの短い金
属板んを第4図に示す如く配設して全体的には凹状を成
すように配設され固定されたものとなっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる従来例においては、アプリケータ
1の給電部2の導波管部および前記電波レンズ部4の本
体導波管部3部分において、第5図(1)に示す如く当
該各導波管の中央部に伝播エネルギが集中し、これがそ
のまま電波レンズ部4に送られることから、当該電波レ
ンズ部4では本来のレンズ効果を充分に発揮し得ないと
いう不都合があった。これを更に具体的に説明すると、
例えば第5図(1)の電磁波(今、TE、、モードのマ
イクロ波とする)がそのまま電波レンズ部4へ送り込ま
れると、第2図の間隔aで仕切られた各ゾーンの励振の
強さは、当該導波管3の内部を7分割した場合を考えて
中央のゾーンで電界きょうど正規化すると、それぞれ0
.90.0.62.0.22となって第5図(2)に示
す如き分布となっており、これがため導波管の内壁側の
エネルギ分布が少ないことから電波レンズ部4では充分
な集束電磁波を形成することができず、従って生体内の
深部加温に支障をきたすという不都合があった。
また、前記アプリケータの導波管部分は、伝播する電磁
波の磁界成分方向の内部寸法を、透過伝播の関係より半
波長ないし1波長の間に設定しなければならないことか
ら、例えば内部が空洞の場合すなわち内部に空気等の気
体が入っている場合を考えると、使用周波数を300M
Hzの場合は半波長#50(Cm)となり、これがため
装置全体が大型化して取扱い上不便であるばかりでなく
治療に際して生体上に固定する場合の装置が大掛りなも
のとなり、迅速な治療をなし得ないという欠点があった
そこで、本発明では、上記従来例の有する不都合を改善
し、特に、装置全体の小型化を図るとともに、生体に対
する迅速な治療を可能とした加温療法用アプリケータを
提供することを、その目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ケース本体の一端部に設けられた電磁波送出
側と、このケース本体の他端部に装備された電波レンズ
部と、この電波レンズ部の電磁波放射端部に装着された
冷却機構とを有する加温療     ?法用アプリケー
タにおいて、前記電磁波給電部に、電磁波の減衰が比較
的小さく且つ比誘電率が比較的大きい誘電体部材を充填
せしめる等の構成を採り、これによって前記目的を達成
しようとするものである。
〔発明の第1実施例〕 以下、本発明の第1実施例を第6図ないし第7図に基づ
いて説明する。
これらの図において、10はケース本体を示し、20は
冷却機構を示す。前記ケース本体10は、給電部導波管
11とレンズ部導波管12とにより構成されている。こ
の内、給電部導波管11には、励振アンテナ13と同軸
コネクタ13Aとが装備されている。このため、同軸コ
ネクタ13Aを介して送り込まれる電磁波は、効率よく
ケース本体10内へ導入されるようになっている。さら
に、該結電部導波管11内には、本実施例においては電
磁波の減衰が少ない誘電体部材としてのマシン(油11
Bが充填されている。IIAは、前記マシン油を封入す
るための誘電体板を示す。この誘電体板11Aは電磁波
の減衰が比較的小さい部材により形成されている。
一方、前記レンズ部導波管12は、同図の左右′WJ端
部が開口されており、内部に番よ、電波レンズ部16を
装備し、又外部中央には図示の如く冷却水用の流入・流
出部]7を装備している。この内、電波レンズ部16は
、長さの異なる金属板16A。
16A、−−が使用され、第7図に示す如く中央部に短
い金属板16Aが、また内壁側には長さの長い金属板1
6Aが各々等間隔に配設装備されている。このため、当
該電波レンズ部16に送られてくる電磁波は、まず内壁
側の金属板16Aから徐々に全体にわたって分割される
こととなり、従って整合効果が図られた電波レンズ部1
6となっている。
また、前記ケース本体10の内壁には、電磁波の電界の
方向Eに平行に、誘電率が比較的高く且つ減衰の少ない
誘電体板19が装着され、これによって、第8図に示す
ように電波工名ルギが中央部に集中するという従来例の
不都合(第5図参照)が大幅に改善されている。
さらに、前記冷却機構20は、図に示す如く生体(第1
図のA参照)に合わせて弯曲せしめた誘電体板からなる
当接支持板21と、この当接支持板21の外側に固着さ
れた当接板22と、さらに当該当接板22の外側に密封
装着された軟質フィルム部材23とを備えている。この
内、前記当接支持板21の中央部には、前記ケース本体
10の放射開口部10Aに合わせた角型貫孔2LAが形
成され、この貫孔21Aより更に大きい角型切除孔22
Aが、第7図に示す如く前記当接板22に形成され、こ
れによって前記ケース本体10内と冷却機構20内の各
冷却液とが極く自然に流通し得る構造となっている。
また、前記冷却機構20に使用される冷却液は、本実施
例では水(比誘電率ε、 =80.36  i但し20
℃、測定波長Oo)が使用されている。そして前記冷却
機構20の周端部には、冷却水の流入・流出部20A、
20Bが各々複数個対称に設けられ、これによって冷却
水を流す方向を適宜選択し設定することができるように
なっている。11F。
12Fは着脱用のフランジ部を示す。
このように構成された上記第1実施例においては、励振
アンテナ13から電波レンズ部16の外端に至るまで反
射の少ないインビダンスマソチングの良くとれた構造と
なっており、これがため、前述した電磁波発生手段とし
てのマグネトロン等から送られてくる電磁波を能率よく
集束して外部へ照射し得るという利点があり、特に電磁
波給電部導波管11内にマシン油を充填したので、当該
電波レン部導波管11の大きさを1/、、II:、ずな
わち約2/3(但し、マシン油の比誘電率εr日2.2
の場合)とすることができ、従って全体的に小型化する
ことができ、分割型としたので、予め種々の形状の冷却
機構等を備えた電波レンズ部を準備し、生体の治療箇所
に対応した最適の電波レンズ部を選択使用することがで
きるという利点がある。
〔第2実施例〕 次ぎに、第2実施例を第9図ないし第10図に基づいて
説明する。
この実施例は、前述した冷却水用の流入・流出部17を
当接支持板21の背面中央の第9図における上下端部に
図の如く配設するとともに、電波レンズ部32の電磁波
伝送路を短(し、電磁波の減衰を小さくしたものである
。すなわち、電波レンズ部32は、複数の金属板32A
、32A、−が等間隔に配設され、且つ外側の金属板3
2Aが内側の金属板32Aよりも長く形成されたものが
使用されている。33.34は脱気手段を示す。
この脱気手段33.34は、当該箇所から内部の冷却液
を外部へ常時僅かに流出せしめ、これによって内部気泡
を外部へ放出するという手法のものが採用されている。
50はシール部材を示す。その他の構成は前述した第1
実施例と同一となっている。
このようにしても、前述した第1実施例と同一の作用効
果を有するほか、電波レンズ部32を冷j      
   動機構20の当接支持板21の弯曲面に沿って配
設することができ、従って全体的にはケース本体10の
全体長を短くするとともに給電部導波管11部分を長く
形成することができ、これによって電磁波の減衰を小さ
くすることができるという利点がある。
〔第3実施例〕 次ぎに、第3実施例を第11図ないし第12図に基づい
て説明する。この実施例は、比較的高い周波数の電磁波
を用いた場合の実施例であり、前述した各実施例に比較
して給電部導波管41部分の幅Wを更に小さく形成する
とともに、電波レンズ部43の小型化を図ったものであ
る。この場合、電波レンズ部43の各金属片43 A、
  4.3 A、 −は、同一寸法のものが使用される
とともに、その相互間の間隔が外側程狭くなるように設
定されたものが使用されている。その他の構成は前述し
た第2実施例と同一にしである。
このようにしても前述した第2実施例と同一の作用効果
を有するほか、周波数の高い電磁波に刻応して全体的に
小型化および軽量化を図ることができ、従って取扱い易
くなり、これがため治療の迅速化を図り得るという利点
がある。
尚、上記各実施例において、電磁波給電部11゜41に
充填する誘電体部材として、マシン油11Bを使用する
場合について例示したが、本発明は必ずしもこれに限定
されず、固形もしくは半固形で減衰の少ない誘電体部材
を使用したものであってもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によると、ケース本体の一端部に
設けられた電磁波給電部と、このケース本体の他端部に
装備された電波レンズ部と、この電波レンズ部の電磁波
放射端部に装着された冷却機構とを有する加温療法用ア
プリケータにおいて、前記電磁波給電部に、電磁波の減
衰が比較的小さく且つ比誘電率が比較的大きい誘電体部
材を充填せしめる等の構成を採用したので、当該誘電体
部材の機能により装置全体の小型化が可能となり、従っ
て取扱い易いことから生体に対する迅速な治療を図るこ
とができ、電磁波の減衰が少ないことから電磁波エネル
ギーを効率よく生体側へ送り出すごとができるという従
来にない優れた加温療法用アプリケータを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す斜視図、第2図は第1図内に装備
されている電波レンズ部を示す説明図、第3図ないし第
4図は各々第2図の動作説明図、第5図(1) (2)
は各々第1図ないし第2図の導波管内の電磁波の伝播状
況を示す説明図、第6図は本発明の第1実施例を示す正
面図、第7図は第6図■−■線に沿った断面図、第8図
(1) (2)は各々ケース本体の内壁に装備した誘電
体板の作用による電界強度の均一化を示す説明図、第9
図は第2実施例を示す正面図、第10図は第9図のX 
−X線に沿った断面図、第11図は第3実施例を示す正
面図、第12図は第11図のx■−xn線に沿った断面
図である。 10−ケース本体、11−電磁波給電部を形成する給電
部導波管、11 A−密封用の誘電体板、11 B−−
−誘電体部材としてのマシン油、12−レンズ部導波管
、16,32.43−電波レンズ部、1つ一ケース本体
の内壁に装備した誘電体板、20〜冷却機構。 特許出願人  菊  地   眞(ほか3名)第1図 第2図 第3図 第5図 第6図     星 第ε図 手続補正書(自発) 昭和60年3月13日 特許庁長官  志  賀   学 殿 昭和59年特許願第086921号 2、発明の名称 加温療法用アプリケータ 3、補正をする晋 事件との関係  特許出願人 住  所   東京都三鷹市井の頭1丁目16番19号
氏  名   菊  地   眞  (はが3名)4、
代理人  〒16410003) 361−0819明
細書 1、発明の名称  加温療法用アプリケータ2、特許請
求の範囲 (1)、ケース本体の一端部に設けられた電磁波給電部
と、このケース本体の他端部に装備された電波レンズ部
と、この電波レンズ部の電磁波放射端部に装着された冷
却機構とを有する加温療法用アプリケータにおいて、 前記電磁波給電部に、電磁波の減衰が比較的小さく且つ
比誘電率が比較的大きい誘電体部材を充填せしめたこと
を特徴とする加温療法用アプリケータ。 (2)、前記誘電体部材を、マシン油等の液状流動部材
とするとともに、前記電磁波給電部の開口部側には密封
用の誘電体板を装備したことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の加温療法用アプリケータ。 (3)、ケース本体の一端部に設けられた電磁波給電部
と、このケース本体の他端部に装備されたj     
N’a Ly 7 ’:Xmよ、。。−2,オ8、。、
66よ79.1端部に装着された冷却機構とを有する加
温療法用アプリケータにおいて、 前記電磁波給電部に、電磁波の減衰が比較的小さく且つ
比誘電率が比較的大きい誘電体部材を充填せしめるとと
もに、当該電磁波給電部の内壁には、その電界成分に平
行な面に誘電体板を配設したことを特徴とする加温療法
用アプリケータ。 (4)、ケース本体の一端部に設けられた電磁波給電部
と、このケース本体の多端部に装備された電波レンズ部
と、この電波レンズ部の電磁波放射端部に装着された冷
却機構とを有する加温療法用アプリケータにおいて、 前記電磁波給電部に、電磁波の減衰が比較的小さく且つ
比誘電率が比較的大きい誘電体部材を充填せしめ、前記
ケース本体を、皿星電磁波給電部側と電波レンズ部側と
に部分するとともにその各−々を相互に着脱自在に連結
したことを特徴とする加温療法用アプリケータ。 3、発明の詳細な説明               
       1〔産業上の利用分野〕 本発明は、加温療法用アプリケータに係り、とくに電磁
波を用いて生体の所定箇所を加温治療するための加温療
法用アプリケータに関する。 〔従来の技術〕 近年、加温療法
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる従来例においては、アプリケータ
1の給電部2の導波管部分3Aおよび前記電波レンズ部
4の導波管部分3Bにおいて、第5図+11に示す如く
当該各導波管の中央部に伝播エネルギーが集中し、これ
がため、当該電波レンズ部4では本来のレンズ効果を充
分に発揮し得ないという不都合があった。 これを更に具体的に説明すると、例えば第5図(1)の
電磁波(今、TE+oモードのマイクロ波とする)がそ
のまま電波レンズ部4へ送り込まれると、第2図の間隔
aで仕切られた各ゾーンの励振の強さは、当該導波管3
Bの内部を7分割した場合を整えて中央のゾーンで電界
強度を正視化すると、左(右′。″れぞれ10・90J
  ro・62J  rO・22」とな・7第5図(2
)に示す如き分布となっており、これがため内壁側のエ
ネルギー分布が少ないことから電波レンズ部4では充分
な集束電磁波を形成することができず、従って生体内の
深部加温に支障をきたすという不都合があった。 また、前記アプリケータの導波管部分は、伝播する電磁
波の電界成分方向の内部寸法を、透過伝播の関係より半
波長ないし1波長の間に設定しなければならないことか
ら、例えば内部が空洞の場合すなわち内部に空気等の気
体が入っている場合□を考えると、使用周波数を300
 (MHz ’)の場合は半波長#50 (can)と
なり、これがため装置全体が大型化して取扱い上不便で
あるばかりでなく治療に際して生体上に固定する場合の
装置が大掛かりなものとなり、迅速な治療をなし得ない
という欠点があった。 〔発明の目的〕 本発明は、上記従来例の有する不都合を改善し、特に、
装置全体の小型化を図るとともに、生体に対する迅速な
治療を可能とした加温療法用アプリケータを提供するこ
とを、その目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 そこで、本発明では、ケース本体の一端部に設けられた
電磁波給電部と、前記ケース本体の他端部に装備された
電波レンズ部と、この電波レンズ部の電磁波放射端部に
装着された冷却機構とを有する加温療法用アプリケータ
において、前記電磁波給電部に、電磁波の減衰が比較的
小さく且つ比誘電率が比較的大きい誘電体部材を充填せ
しめる等の構成を採り、これによって前記目的を達成し
ようとするものである。 〔発明の第1実施例〕 以下、本発明の第1実施例を第6図ないし第8図に基づ
いて説明する。 これらの図において、10はケース本体を示し、20は
冷却機構を示す。前記ケース本体10は、給電部導波管
11とレンズ部導波管12とにより構成されている。こ
の内、給電部導波管11には、励振アンテナ13と同軸
コネクタ13Aとが装置RHされている。このため、同
軸コネクタ13Aを介して送り込まれる電磁波は、効率
よくケース本体10内へ導入されるようになっている。 さらに、前記給電部導波管11内には、本実施例におい
ては電磁波の減衰が少ない誘電体部材としてのマシン油
11Bが充填されている。IIAは、前記マシン油を封
入するための誘電体板を示す。この誘電体板11Aは電
磁波の減衰が比較的小さい部材により形成されている。 一方、前記レンズ部導波管12は、同図の左右両端図が
開口されており、内部に電波レンズ部16を装備し、又
外部中央には図示の如く冷却水用の流入・流出部17を
装備している。この内、電波レンズ部16は、長さの異
なる金属板16A。 16A、−が使用され、第7図に示す如く中央部に短い
金属板16Aが、また内壁には長さの長い金属板16A
が各々等間隔に配設装備されている。 このため、当該電波レンズ部16に送られてくる電磁波
は、ます内壁側の金属板16Aから徐々に全体にわたっ
て分割されることとなり、従って整合効果が図られた電
波レンズ部16となっている。 また、前記ケース本体10内の内壁には、電磁波の電界
の方向Eに平行に、誘電率が比較的高く且つ減衰の少な
い誘電体板19が装着され、これによって第8図に示す
ように、電波エネルギが中央部に集中するという従来例
の不都合(第5図参照)が大幅に改善されている。 さらに、前記冷却機構20は、図に示す如(生体く第1
図のA参照)に合わせて弯曲せしめた誘電体板からなる
当接支持板21と、この当接支持板21の外側に固着さ
れた当接板22と、さらに当該当接板22の外側に密封
装着された軟質フィルム部材23とにより構成されてい
る。この内、前記当接支持板21の中央部には、前記ケ
ース本体】0の放射開口部10Aに合わセた角型貫孔2
1Aが形成され、この貫孔2 ]、 Aより更に大きい
角型切除孔22Aが第7図に示す如く前記当接板22に
形成され、これによって前記ケース本体10内と冷却機
構20内の各冷却液とか極く自然に流通し得る構造とな
っている。 j         また、前記冷却機構20に使用さ
れる冷却液は、本実施例では水(比誘電率ε、 =80
.36  i但し20℃、測定波長oo)使用されてい
る。そし7て前記冷却機構20の周端部には、冷却水の
流入・流出部2OA、20Bが各々複数個対称に設けら
れ、これによって冷却水を流す方向を適宜選択し設定す
ることができるようになっている。11F112Fは着
脱用のフランジ部を示す。 このように構成された上記第1実施例においては、励振
アンテナI3から電波レンズ部16の外端に至るまで反
射の少ないインピーダンスマツチングの良くとれた構造
となっており、これがため、前述した電磁波発生手段と
してのマグネトロン等から送られてくる電磁波を効率よ
く外部へ送出し得るという利点があり、特に電磁波給電
部導波管11内にマシン油を充填したので、当該電磁波
給電部導波管11の大きさを1/Cすなわち約2/3(
但し、マシン油の比誘電率εr″−2,2の場合)とす
ることができ、従って全体的に小型化することができ、
分割型としたので、予め種々の形状の冷却機構等を備え
た電波レンズ部を準備し、生体。?台療箇所2.対応、
□通。電波、7゜■や        :選択すること
ができるという利点がある。 〔第2実施例〕 次に、第2実施例を第9図ないし第10図に基づいて説
明する。 この実施例は、前述した冷却水用の流入・流出部17を
当接支持板21の背面中央の第9図における上下端部に
図の如く配設するとともに、電波レンズ部32の電磁波
伝送路を短くし、電磁波の減衰を小さくしたものである
。 すなわち、電波レンズ部32は、複数の金属板32A、
32/1.、−が等間隔に配設され、且つ外側の金属板
32Aが内側の金属板32Aよりも長く形成されたもの
が使用されでいる。33.34は脱気手段を示す。この
脱気手段33.34は、当該箇所から内部の冷却液を外
部へ常時僅かに流出せしめ、これによって内部気泡を外
へ放出ずくという手法のものが採用されている。50は
シール部材を示す。その他の構成は前述した第1実施例
と同一となっている。 このようにしても、前述した第1実施例と同一の作用効
果を有するほか、電波レンズ部32を冷却機構20の当
接支持板21の弯曲面に沿って配設することができ、従
って全体的にはケース本体10の全体長を短くするとと
もに給電部導波管11部分を長く形成することができ、
これによって電磁波の減衰を小さくすることができると
いう利点がある。 〔第3実施例〕 次に、第3実施例を第11図ないし第12図に基づいて
説明する。この実施例は、比較的高い周波数の電磁波を
用いた場合の実施例であり、前述した各実施例に比較し
て給電部導波管41部分の幅Wを更に小さく形成すると
ともに、電波レンズ部43の小型化を図ったものである
。この場合、電波レンズ部43の各金属片43A、43
A、、−は、同一寸法のものが使用されるとともに、そ
の相互間の間隔が外側はど狭くなるように設定されたも
のが使用されている。その他の構成は前述した第2実施
例と同一にしである。 このようにしても前述した第2実施例と同一の作用効果
を有するほか、周波数の高い電磁波に対応して全体的に
小型化および軽量化を図ることができ、従って取扱い易
くなり、これがため治療の迅速化を図り得るという利点
がある。 尚、上記各実施例において、電磁波給電部1]。 41に充填する誘電体部材として、マシン油11Bを使
用する場合について例示したが、本発明は必ずしもこれ
に限定されず、固形もしくは半固形で減衰の少ない誘電
体部材を使用したものであってもよい。 〔発明の効果〕 以上のように、本発明によると、ケース本体の一端部に
設けられた電磁波給電部と、このケース本体の他端部に
装備された電波レンズ部と、この電波レンズ部の電磁波
放射端部に装着された冷却機構とを有する加温療法用ア
プリケータにおいて、前記電磁波給電部に、電磁波の減
衰が比較的小さく且つ比誘電率が比較的大きい誘電体部
材を充填、      −tNjyj4’l)+12’
fi[JflJ:(7)?゛”h#8B*Nh taB
材の機能により装置全体の小型化が可能となり、従って
取扱い易いことから生体に対する迅速な治療を図ること
ができ、電磁波の減衰が少ないことから電磁波エネルギ
を効率よく生体側へ送り出すことができるという従来に
ない優れた加温療法用アプリケータを提供することがで
きる。 4、図面の簡単な説明 第1図は従来例を示す斜視図、第2図は第1図内に装備
されている電波レンズ部を示す説明図、第3図ないし第
4図は各々第2図の動作説明図、第5図(L) (21
は各々第1図ないし第2図の導波管内の電磁波の伝播状
況を示す説明図、第6図は本発明の第1実施例を示す正
面図、第7図は第6図■−■線に沿った断面図、第8図
(11(21は各々ケース本体の内壁に装備した誘電体
板の作用による電界強度の均一化を示す説明図、第9図
は第2実施例を示す正面図、第10図は第9図のX−X
線に沿った断面図、第11図は第3実施例を示す正面図
、第・12図は第11図のxn−xn線に沿った断面図
である。 10−一一−ケース本体、11−−−電磁波給電部を形
成する給電部導波管、IIA〜−−−一密封用の誘電体
板、11 B−−−一誘電体部材としごのマシン油、1
2−−−−レンズ部導波管、16. 32. 43−一
−−電波レンズ部、19−−−−−ケース本体の内壁に
装備した誘電体板、20−−−−−冷却機構。 特許出願人  菊  地   眞(はが3名)第1図 O′ 第2図 第3図 n  第77図 手続補正書く自発) 1、事件の表示 昭和59年特許願第086921号 2、発明の名称 加温療法用アプリケータ 3、補正をする老 事件との関係  特許出願人 住  所   東京都三鷹市井の頭1丁目16番19号
氏  名   菊  地   眞  (ほか3名)4、
代理人  〒16410003) 361−08196
、補正の内容 昭和60年3月13日付にて提出した全文補正の明細書
とこれに添付した補正図面に関し、次の如く補正する。 (1)、明細書第10ページ第11行目の1前述した」
を削除する。 (2)1図面の内、第11図の下側部分の付号2、 O
Bの左側に記載されている「12jを、朱記の如<r1
7Jと訂正する。 (3)1図面の内、第11図の上側中央部分に記載され
ている「33」を、朱記の如(r34Jと訂正する。 7、前記以外の特許出願人 住 所  東京都練馬区練馬2丁目26番14号氏 名
   二  川    佳  央住 所  東京都世田
谷区奥沢1丁目31番6号氏名 森  真 作 住 所  東京都大田区南蒲田2丁目16番46号名称
 (338)株式会社東京計器 代表者河野俊助 !!2   第N図 17 20B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、ケース本体の一端部に設けられた電磁波給電部
    と、このケース本体の他端部に装備された電波レンズ部
    と、この電波レンズ部の電磁波放射端部に装着された冷
    却機構とを有する加温療法用アプリケータにおいて、 前記電磁波給電部に、電磁波の減衰が比較的小さく且つ
    比誘電率が比較的大きい誘電体部材を充填せしめたこと
    を特徴とする加温療法用アプリケータ。
  2. (2)、前記誘電体部材を、マシン油等の液状流動部材
    とするとともに、前記電磁波給電部の開口部側には密封
    用の誘電体板を装備したことを特徴とする加温療法用ア
    プリケータ。
  3. (3)、ケース本体の一端部に設けられた電磁波給電部
    と、このケース本体の他端部に装備された電波レンズ部
    と、この電波レンズ部の電磁波放射端部に装着された冷
    却機構とを有する加温療法用アプリケータにおいて、 前記電磁波給電部に、電磁波の減衰が比較的小さく且つ
    比誘電率が比較的大きい誘電体部材を充填せしめるとと
    もに、当該電磁波給電部の内壁には、その電界成分に平
    行な面に誘電体板を配設したことを特徴とする加温療法
    用アプリケータ。
  4. (4)、ケース本体の一端部に設けられた電磁波給電部
    と、このケース本体の多端部に装備された電波レンズ部
    と、この電波レンズ部の電磁波放射端部に装着された冷
    却機構とを有する加温療法用アプリケータにおいて、 前記電磁波給電部に、電磁波の減衰が比較的小さく且つ
    比誘電率が比較的大きい誘電体部材を充填せしめ、前記
    ケース本体を、その電磁波給電部側と電波レンズ部側と
    に二分するとともに当該両者を着脱自在に連結したこと
    を特徴とする加温療法用アプリケータ。
JP8692184A 1984-03-04 1984-04-28 加温療法用アプリケ−タ Granted JPS61364A (ja)

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