JPS6136287A - 含リンペプチド誘導体 - Google Patents

含リンペプチド誘導体

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JPS6136287A
JPS6136287A JP15630784A JP15630784A JPS6136287A JP S6136287 A JPS6136287 A JP S6136287A JP 15630784 A JP15630784 A JP 15630784A JP 15630784 A JP15630784 A JP 15630784A JP S6136287 A JPS6136287 A JP S6136287A
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JP
Japan
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acid
lower alkyl
formula
amino
compound
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Pending
Application number
JP15630784A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Teranishi
寺西 正行
Mitsuru Takahashi
充 高橋
Tsutomu Muragata
力 村形
Hiroshi Kase
廣 加瀬
Kazuhiro Kubo
久保 和博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアンジオテンシン変換酵素阻害作用ン/いては
抗高血圧作用を有する含リンオリゴペプチド及びその塩
に関する。
従来の技術 従来、アンジオテンシン変換酵素阻害活性を有する含リ
ンオリゴペプチド誘導体に関し、本出願人による一連の
出願がある(特開昭57−156498 。
同58−31992 、同58−85896  、同5
B−85897、同59−51294 、同59−51
295)。これらの出願は式%式% で表されるK−26、類似構造のK−4又はこれらの構
造を部分的に修飾した化合物に関する。
発明が解決しようとする問題点 本発明はこれらの知見をもとにさらに研究をすすめるこ
とによって完成されたものである。本発明の化合物は一
般にN末端といわれる一NH−がCO−になっている点
でに−26等の先行技術の化合物と大きく異なっている
。本発明化合物にはに−26に比し、アンジオテンシン
変換酵素阻害活性、経口投与による降圧活性、降圧活性
の持続性において優れたものが含まれる。
問題点を解決するための手段 本発明は式〔■〕 (式中、R5は水素、非置換もしくは置換の低級アルキ
ル、Xはカルボニル又はメチレン、Yは−0又は−N 
(R6) −(式中、R6は水素又は低級アルキルであ
る)、R2は水素、炭素数1−10のアルキル、−CH
3CN (DH) CII□0(CH2)、CH13(
式中、qは10−18の整数である)又は−(elf2
)lIR,[:式中、mは1−4の整数、R7は−NR
,R9(式中、R8、R3は水素、低級アルキル、 (CL2)2N(Rlo)2 (式 は低級アルキルである)、 又はベンジルオキシカルボニルで ある) 、−NR,、R,□R03(式中、R11、R
12、R13は低級アルキルである)ヒドロキシル、−
OR,。
(式中、R14は低級アルキルである)又は(OCl1
2CII2)RORls (式中、lは1,2又は3、
R15は低級アルキルである)である〕、R3は水素、
ベンジル又は低級アルキル、Arは非置換もしくは置換
のフェニル又はナフチル、及びR,、R5は水素又は低
級アルキルである。)で表される含リンペプチド誘導体
(以下、化合物〔I〕という。他の式番号の化合物につ
いても同様)及びその塩に関する。
次に本発明をさらに詳しく説明する。式〔I〕の各基の
定義中、R1の低級アルキルを除く各低級アルキルは炭
素数1−4の直鎖もしくは分岐アルキル、例えばメチル
、エチル、n−プロピル、1−プロピル、η−ブチル、
】−ブチル、t−ブチル等である。R1の低級アルキル
は炭素数1−6の直鎖もしくは分岐アルキル、例えば上
記例に加え、S−ブチル、n−ペンチル、1−メチル−
nブチル、2−メチル−n−ブチル、t−ペンチル、ネ
オペンチル、n−ヘキシル、1−メチルペンチル、2−
メチルペンチル、1.1−ジメチルブチル、1,2−ジ
メチルブチル等を包含する。R2の炭素数1−10のア
ルキルは直鎖又は分岐のもので、例えば上記例に加え、
η−ヘプチル、n−オクチル、η−ノニル、n−デシル
等を包含する。
R1の置換の低級アルキルの置換基はヒドロキシル、メ
ルカプト、低級アルキルチオ、アミノ、カルボキシル等
を包含する。低級アルキルチオの低級アルキルは炭素数
1−4の直鎮又は分岐のアルキル、例えば上記例のもの
を包含する。Roに関し、置換低級アルキルの例として
はヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、2−ヒド
ロキシエチル、メルカプトメチル、2−メチルチオエチ
ル、3アミノプロピル、4−アミノブチル、カルボキシ
メチル、2−カルボキシエチル等があげられる。
R5に関し、非置換もしくは置換低級アルキルとしては
1位又は2位で分岐するか、1位又は2位に置換基を有
するものが薬理活性との関係で特に好ましい。
R2に関し、−C)I2CH(ON)CH20(CL)
註H3、(el12’)□R7の具体例としては2−ア
ミノエチル、2−(N、N−ジメチルアミノ)エチル、
3− (N、 N−ジメチルアミノ)プロピル、4−(
N、N−ジメチルアミノ)ブチル、2−(N−エチル−
N−メチルアミノ)エチル、2−(N、N−ジエチルア
ミノ)エチル、2−(N、N−ジプロピルアミノ)エチ
ル、2−(N、N−ジイソプロピルアミノ)エチル、2
− (N、N、N−)リメチルアンモニオ)エチル、2
− (N、N、N−)リエチルアンモニオ)エチル、2
−(N−[2−(N、N −ジメチルアミノ)エチル]
−N−メチルアミノ)エチル、2−(N−[:2−(N
、N−ジエチルアミノ)エチル]−N−メチルアミノ)
エチル、2−グアニジノエチル、2− (N−ニトログ
アニジノ)エチル、2−ハイドロキシエチル、2−メト
キシエチル、2−エトキシエチル、2−ハイドロキシプ
ロピル、2−メトキシプロピル、3−ブトキシプロピル
、Cf13(CL) +。0−C112CH2(OH)
CH2−1CH3(CH2)、、、0CR2CH(OH
) CH2−1CH30CH2CH20CH2CH2−
1CH30(CI(2CH20) 2CH2CH2−1
[:R30(CH2[:R20) 3CH2CH2−1
CH30(C112CH20)。
Cl12CH2−などがあげられる。R2の定義に関し
、−(CII2)、R,のmは2が薬理活性との関係で
特に好ましい。
八rの定義に関し、置換のフェニル又はナフチルの置換
基はヒドロキシル、炭素数1−4の直鎮もしくは分岐ア
ルキル、炭素数1−4の直鎮もしくは分岐アルコキシ、
ベルジルオキシ、ハロゲン、ニトロ、アミノ等を包含す
る。肘として好適なものとしては、フェニル、4−ヒド
ロキシフェニル、4−メトキシフェニル、4−ベンジル
オキシフェニル、4−クロロフェニル、2−ヒドロキシ
フェニル、3−クロロフェニル、1−ナフチル、2−ナ
フチル等があげられる。
式〔■〕において、 R3−0−4フ×CH2−および
Ar  CL−が結合している炭素原子は不斉炭素であ
る。本発明によれば用いる出発原料、中間体を選ぶこと
により、ラセミ体エナンチオマー、ジアステレオマー生
成物を得ることができる。またジアステレオマー混合物
が得られる場合には、通常のクロマトグラフィーまたは
分別結晶化方法によって分離することができる。本発明
において不斉炭素の立体配置はR4Sいずれの場合も目
的を達成することができるが、より好ましくは式〔■〕
において、R30■C112−が結合している炭素はS
−立体配置、−Ar−CH2が結合している炭素はR−
立体配置をもつ化合物が選ばれる。
化合物〔■〕が酸性化合物の場合には遊離酸と塩基付加
塩、塩基性化合物の場合には遊離塩基と酸付加塩を形成
することができ、いずれの形態でも有用である。従って
、このどちらの形態も本発明の範囲に含まれる。このよ
うな塩としてはアンモニウム塩、リチウム、ナトリウム
、カリウム塩のようなアルカリ金属塩、カルシウム、マ
グネシウム塩のようなアルカリ土類金属塩、トリエチル
アミン、モルホリン、ピペリジン、ジシクロヘキシルア
ミン等の有機塩基との塩、およびアルギニン、リジンな
どのアミノ酸との塩などが含まれる。
さらに無機および有機酸との塩、たとえば塩酸、臭化水
素酸、硫酸、硝酸、ギ酸、酢酸、安息香酸、マレイン酸
、フマル酸、コハク酸、酒石酸、クエン酸、シュウ酸、
メタンスルホン酸、トルエンスルホン酸、アスパラギン
酸、グルタミン酸などの塩も作ることができる。非毒性
の生理学的に許容可能な塩が好ましいが、生成物の単離
、精製にあたってはその他の塩もまた有用である。これ
らの塩は常法によって作ることができる。たとえば生成
物の遊離の酸または遊離の塩基の形態を1当量以上の適
当な塩基または酸を水またはアルコール類のような溶媒
中で反応させて溶媒を真空あるいは凍結乾燥により除去
するかあるいは適当なカチオン交換樹脂上で既存の塩の
カチオンを他のカチオンで交換することによって形成さ
せることができる。
次に化合物〔■〕の製造法について説明する。
方法1:式〔I〕においてX=−CO−の化合物の製造
法 す 11111  1   1 1+ R2−Y−C−CH−CNII−C1l−4:0NHC
H−I” OR。
■ (式中、R,、R2,Y、 Arは前記のとおりである
。R′3はベンジルであり、R′4およびR’s は低
級アルキルを表す。) 一般式〔■〕においてR3がベンジル、R4および化合
物[]I’lと化合物〔■〕との縮合により得られる。
該縮合反応は一般にペプチド合成で用いられる縮合剤に
より行うことができる。たとえば、N、N’−ジシクロ
へキシルカルボジイミド(以下(D’CCと略す)およ
びDCCと1−ヒドロキシベンゾトリアゾールまたはN
−ヒドロキシスクシンイミドのような組合せでも用いら
れる。さらにクロル炭酸エチル、クロル炭酸イソブチル
等を用いる混合酸無水物法およびパラ−ニトロフェニル
エステル等を経由する活性エステル法も有効である。反
応溶媒は通常ペプチド合成に用いられる溶媒、たとえば
テトラヒドロフラン、ジオキサン、クロロホルム、ジク
ロルメタン、酢酸1チル、N、N−ジメチルホルムアミ
ド等あるいはこれらの混合溶媒が用いられる。また、反
応は通常−30〜+30℃の範囲内で行われる。生成物
の単離、精製は通常の有機合成で用いられる方法、たと
えば抽出、結晶化、クロマトグラフィー等を組み合わせ
ることにより行うことができる。
化合物〔■〕は前記特開昭に記載されている化合物であ
るか、あるいは文献記載[S、^5ano et al
、。
Agr、Biol、 Chem、、 37.1193(
1973)、 J、Kowaliket al、、 5
ynthesis、 57(1981) ]の方法によ
り合成した1式 (式中、^r、 R,、R5は前記と同意義を示す。)
で示されるアミノホスホン酸誘導体とチロシン誘導体と
を前記特開昭の方法に準じて反応させることによって合
成することができる(参考例1)。
化合物[’l’l]は実施例に記載しているような方法
により合成することができる。
式〔■〕において、Xが−C−であり、R3,R。
およびR5が水素である化合物は、上記により合成した
化合物[1a〕を臭化水素・酢酸溶液中、室温下5〜1
5時間処理することにより得られる。
R2が塩基性の置換基の場合、臭化水素酸塩として単離
されるが、アルコール中プロピレンオキシド処理、また
は、水溶液中で酸化銀処理をすることにより脱塩するこ
とができる。
方法2:式[I]において、X −−C112−の化合
物の製造法 (式中、R,、R2,R′l、 R″4+ R’S+ 
Y+ Arは前記のとおりである。) 一般式CI]において、R3がベンジル、R4およびR
5がエチル、Xが−C112−である化合物[1b〕は
、化合物〔■〕と化合物〔■〕との縮合により得られる
縮合は、反応溶媒としてエタノール、テトラヒドロフラ
ンまたはそれらの含水溶媒を用い、通常室温下で水素化
シアノホウ素ナトリウムを用いることにより行うことが
できる。生成物の単離、精製は通常の有機合成で用いら
れる方法、たとえば抽出、結晶化、クロマトグラフィー
等を組み合せることにより行うことができる。
化合物[IV)は実施例に記載しているような方法によ
り合成することができる。
式〔I〕においてxが−C12−,R,、R,およびR
5が水素である化合物は、上記により合成した化合物[
1b:]を臭化水素・酢酸溶液中、室温下5〜15時間
処理することにより得られる。R2が塩基性の置換基の
場合、臭化水素酸塩として単離されるが、アルコール中
プロピレンオキシド処理または水溶液中で酸化銀処理す
ることにより脱塩することができる。
次に本発明の実施例、実験例、参考例を示す。
実施例1゜ N−[N−(2−エチルオキシカルボニル−3−メチル
ブタノイル)−〇−ベンジルーL−チロシル:] −(
Rh (−) −1−アミノ−2−(4−ベンジルオキ
シフェニル)エチルホスホン酸ジエチルエステル(2) イソプロピルマロン酸モノエチルエステル1.21g 
(6,93mmol  )、N −(0−ベンジル−し
−チロシルl (R’)、(−)−1−アミノ−2(4
−ベンジルオキシフェニル)エチルホスホン酸ジエチル
エステル塩酸塩(na)4.53g(6,93m mo
+ )およびN−メチルモルホリン0.77ml (6
,93m mol >を塩化メチレン50m1に溶解し
、水冷下NN’Nジークロへキシルカルボジイミド(以
下DCCと略す)1.43g(6,93mmo+)の塩
化メチレン溶液10m1を滴下した。
終夜攪拌後、析出物をろ別し、ろ液を飽和型ソウ水、1
0%塩酸水溶液および飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マ
グネシウム乾燥後溶媒を減圧下留去し、1.5.4g 
(77,6%)を淡黄色飴状物として得た、1部をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール−クロロ
ホルム 1:99)で精製後、クロロホルム−n−へキ
サンで再結し無色針状晶を得た。
MS(m/e)  : 772 (M+)実施例2゜ N−[N−(2−カルボキシ−3−メチルブタノイル)
−〇−ベンジルーし一チロシル] −(R)−(−)−
1−アミノ−2−(4−ベンジルオキシフェニル)エチ
ルホスホン酸ジエチルエステルN−[N−(2−エトキ
シカルボニル−3−メチルブタノイル)−〇−ベンジル
ーし一チロシル〕−(R)−(−)−1−アミノ−2−
(4−ベンジルオキシフェニル)エチルホスホン酸ジエ
チルエステル(1) 0.77 g (1m mol)
をエタノール15mlに溶解し、これに水酸化リチウム
0.13 g(3mmol)の水溶液3mlを加え室温
下7時間攪拌した。反応終了後エタノールを減圧下留去
し、残渣に濃塩酸を加え酸性とし酢酸エチル抽出した。
有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、溶媒を減圧下留去して残渣を酢酸エチル−
n−へキサンで再結し、2,0.37g(50%)を無
色粉末品として得た。
mp、12−142℃ MS(m/e)  : 744 (M+)実施例3゜ N−[N−(2−イソプロピルオキシカルボニル−3−
メチルブタノイル10−ベンジル−L〜チロシル] −
(R)−(−)−1−アミノ−2−(4−ベンジルオキ
シフェニル)エチルホスホン酸ジエチルエステル(3) 実施例1と同様の方法で、1互IJg (2n+ mo
l)およびイソプロピルマロン酸モノイソプロピルエス
テル0.38 g (2m mol>より、3.1.2
7g(81%)を無色結晶として得た。
MS(m/e) :  786 (M” )実施例4゜ N= CN−(2−へブチルオキシカルボニル−3−メ
チルブタノイル)−〇−ベンジルーし一チロシル] −
(R)−(−)−1−アミノ−2−(4−ベンジルオキ
シフェニル)エチルホスホン酸ジエチルエステル(1) 実施例1と同様の方法で、旦1.3 g (2m mo
l)およびイソプロピルマロン酸モノヘプチルエステル
0.49 g (2m mol)より、4.1.05g
 (62,4%)を無色結晶として得た。
MS (m/e) : 842 (M” )実施例5゜ N−(N−[2−(2−ハイドロキシエチルオキシカル
ボニル)−3−メチルブタノイル〕−〇−ベンジル−し
−チロシル)−(R)−(−)−1−アミノ−2−(4
−ベンジルオキシフェニル)エチルホスホン酸ジエチル
エステル(」Ω実施例1と同様の方法で、IIao、7
6g(2mmol)およびイソプロピルマロンI!2−
ハイドロキシエチルエステル0.22 g (2m m
ol)より、上。
0.78g(86%)を無色油状物として得た。
MS(m/e) :  789 (M” + 1 >実
施例6゜ N−[N−(2−バチルオキシ力ルボニルー3=メチル
ブタノイル)−〇−ベンジルーし一チロシル] −(R
) =(−)−1−アミノ−2−(4−ペンジルオキシ
フェニル)エチルホスホン酸ジエチルエステル(6) 実施例1と同様の方法で、II a 1.0 g (1
,5m mol)オヨヒイソゾロビルマロン酸モノバチ
ルエステル0、74 g (1,5m mol)より、
6.1.3g (78%)を無色半結晶として得た。
NMR(CDCjl!、)δ: 0.5−1.7 (m
、 47H)。
1.8−4.9(m、 22ft)、  5.0(s、
 4H)、  6.6−7.5  (m、18H) 実施例7゜ N−[N−[2−(3,6,9,12−テトラオキサト
リデシルオキシカルボニル)−3−メチルブタノイル]
−0−ベンジル−し−チロシル)−(R)−(−)−1
−アミノ−2−(4−ベンジルオキシフェニル)エチル
ホスホン酸ジエチルエステル実施例1と同様の方法で、
II ao、82 g(1,25m mol)およびイ
ソプロピルマロン酸モノ−3,6,9゜12−テトラオ
キサトリデシルエステル0.42 g(1,25m m
ol)より、7.1.12g(93%)を淡黄色飴状物
として得た。
NMR<CDC1,)δ: 0.63−1.0(m、 
6H)1.11−1.43(m、 6H)、1.9−4
.9(m、 33H)。
4.97(s、 4H)、  6.67−7.47(m
、 188)実施例8゜ N−(N−[2−[2−(N−ベンジルオキシカルボニ
ル)アミノエチルオキシカルボニル]−3−メチルブタ
ノイル]−〇−ベンジル−L−チロシル)−(R)−(
−)=1−アミノ−2−(4−ベンジルオキシフェニル
)エチルホスホン酸ジエチルエステル(8) 実施例1と同様の方法で、Ha 1.3 g (2m 
mol)およびイソプロピルマロン酸モノ−2−(N−
ベンジルオキシカルボニル)アミノエチルエステル0、
65 g (2m mol)より8.1.09g(59
%)を無色針状晶として得た。
mp:147−149℃ 実施例8で出発物質として使用されたイソプロピルマロ
ン酸モノ−1−(N−ベンジルオキシカルボニル)アミ
ノエチルエステルは次の操作により製造される。N−ベ
ンジルオキシカルボニルアミノエタノール3.9 g 
(20m mol)およびイソプロピルマロン酸モノ−
tert−ブチルエステルをテトラヒドロフラン(TH
F)40mlに溶解し、ジメチルアミノピリジン2.4
 g (20m mol)を加え、ついで水冷下D C
C4,2g (20m mol)のTHF5ml溶液を
加え終夜攪拌した。反応終了後、析出物をろ別し、ろ液
に酢酸エチルを加え、5%クエン酸水溶液、水、飽和型
ソウ水溶液、水および飽和食塩水溶液で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒留去後、イ
ソプロピルマロン酸モノ−tert−ブチル(2−ベン
ジルオキシカルボニルアミノエチル)エステル7、7 
g (100%)をほぼ純粋な無色油状物として得た。
NMR(CD(13)  δ: 1.0 (d、 6H
)、  ]、 43(s、 9H)、  2.06−2
.6(m、 l1l)、  3.05(d。
IH)、  3.33−3.6(m、 2H)、  4
.07−4.33(m、 211)、  4.90−5
.33(m、 3H)  、 7.36(S、5旧 上記化合物3 g (8m mol)を4N塩酸−ジオ
キサン溶液に溶解し、室温下6時間反応後、溶媒を減圧
下留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付
し、5%メタノール−クロロホルムで溶出し、イソプロ
ピルマロン酸モノ−2−(N−ベンジルオキシカルボニ
ル)アミノエチルエステル2.11g(82%)を淡黄
色油状物として得た。
NMR(CDCβ3)δ: 0.93−113 (m、
 6H)。
2.16−2.63(m、 IH)、  3.1−3.
9(m、 4N)。
4.23(t、 2)l)、  5.1(s、 2H)
、  7.36(s、 5H)。
7、9 (br、s、 IN) 実施例9゜ N−(N−[2−(2−N、N−ジメチルアミノエチル
オキシカルボニル)−3−メチルブタノイル)−0−ベ
ンジル−し−チロシル)−(R)−(−)−1−アミノ
−2−(4−ベンジルオキシフェニル)エチルホスホン
酸ジエチルエステル塩酸塩(」9 実施例1と同様の方法で、世a 1.3 g (2m 
mol)およびイソプロピルマロン酸モノ−2−N、N
−ジメチルアミノエチルエステル0.45 mg(1,
7m mol)より9 、0.79g (55%)を無
色結晶として得た。
N M R(CD CI23 )δ : 0.61 (
d、 3H)。
0.9(d、 311)、  1.11−1.5(m、
 6)1)、  、2.1−4.96(m、 24ft
)、’ 5.06(s、 4H)、  6.86−7、
66 (m、  18N) 実施例9で出発物質として使用されたイソプロピルマロ
ン酸モノ−2−N、N−ジメチルアミノエチルエステル
塩酸塩は、実施例8と同様の方法で得られる。すなわち
ジメチルアミノエタノール0、49 g (5,5m 
mol)およびイソプロピルマロン酸モノ−tert−
ブチルエステル1.0 g (5m mol)より、イ
ソプロピルマロン酸モノ−2−N、N−ジメチルアミノ
エチル)エステルを89%で無色結晶として得た。
N M R(CD Cj! s )δ: 1.03 (
br、d、 6H)。
2.06−2.6(m、 III)、  2.8−3.
7(m、 911)。
4.43−4.7(m、  2H)、   9.8−1
1.0(br、s、  IH)実施例10゜ N−(N−C2−(2−N、N−ジイソプロピルアミノ
エチルオキシカルボニル)−3−メチルブタノイルツー
0−ベンジル−L−チロシル)−(R)−(−) −1
−アミノ−2−(4−ベンジルオキシフェニル)エチル
ホスホン酸ジエチルエステル(10) 実施例1と同様の方法で、Ha 4. Og (6,2
m mol)およびイソプロピルマロン酸モノ−1−N
、N−ジイソプロピルアミノエチルエステル1.98g
(6,2m mol)より刊、1.61g(30%)を
無色飴状物として得た。
NMR(CD(13)δ:0.6−1.43 (m、 
24N)1.56−3.33(m、1lfl)、  3
.76−5.06(m。
12ft)、  6.43−7.86 (m、 19)
1)実施例11゜ N−(N−[2−(3−N、N−ジメチルアミノプロピ
ルオキシカルボニル)−3−メチルブタノイル〕−〇−
ベンジル−し−チロシル1(R)−(−)−1−アミノ
−2−(4−ベンジルオキシフェニル)エチルホスホン
酸ジエチルエステル(11’) 実施例1と同様の方法で、IT a 2.61 g(4
m mol)およびイソプロピルマロン酸モノ−3−N
、N−ジメチル了ミノプロピルエステル1. OT g
 (4m mol)より、1.1. ]、、 34 g
 (40%)を無色飴状物として得た。
MS(m/e)  : 829 (M”)実施例12゜ N−(N−[2−(3,6−シメチルー3,6−ジ了ザ
ヘプチルオキシ力ルボニル)−3−メチルブタノイル〕
−0−ベンジル−し−チロシル)−(R) −(−)−
1−アミノ−2−(4−ベンジルオキシフェニル)エチ
ルホスホン酸ジエチルエステル(12) 実施例1と同様の方法でII a 1.、3 g (2
m mol)およびイソプロピルマロン酸モノ−(3,
6−シメチルー3.6−ジアザヘプチル)エステル塩酸
塩0.62 g(1,8m mol)より、其、1.2
g(74%)を淡黄色飴状物として得た。
NMR(CD(13)δ; 0.6−0.96  (m
、 6tl)。
1、1−1.4(m、 611)、 1.8−3.2(
m、231()。
3.83−4.9(m、811)、  5.0(s、 
4H)、  6.73−7.5 (m、 18N) 実施例13゜ N−(N−[2−(2−N、N、N−)リメチルアンモ
ニオエチルオキシカルボニル)−3−メチルブタノイル
〕−0−ベンジル−L−チロシル))−(R)−(−)
−1−アミノ−2−(4〜ベンジルオキシフエニル)エ
チルホスホン酸ジエチルエステルヨージド(13) 上記化合物9.1.71g (2mmo+  )をヨウ
化メチル6.5+mlに溶解し、室温下2時間攪拌した
反応終了後、ヨウ化メチルを減圧下留去し、残渣をシリ
カゲルクロマトグラフィーにイ寸し、エーテルで結晶化
を行い、13.1.6g(85%)を黄色結晶として得
た。
mp、94−97℃ 元素分析値(%) : C,、H,、N3(]、Pl・
1(20として計算値     実測値 C56,6156,72 H6,516,46 N     4.31     4.39実施例14゜ N−(N−(2−C2−(3−ニトログアニジノ)エチ
ルオキシカルボニル〕−3−メチルブタノイル)−O−
ベンジル−L−チロシル)−(R)−(−)−1−アミ
ノ−2−(4−ベンジルオキシフェニル)エチルホスホ
ン酸ジエチルエステル塩酸塩(14) 実施例1と同様の方法で、Ha 3.13g (4,8
mmol  )およびイソプロピルマロン酸モノ−〔2
−(1−ニトログアニジノ)エチル〕エステル塩酸塩1
.5 g (48m mol  )より、14. 1.
5g (33%を淡黄色アモルファスとして得た。
NMR(CD(13)δ: 0.46−0.97 (m
、 6H)。
1、OT−1,’47 (m、 6tl)、 1.73
−5.1  (m、18N)。
6、6−8.1.3 (m、 21旧 実施例14で出発物質として使用されたイソプロピルマ
ロン酸モノ−C2−(1−ニトログアニジノ)エチル]
エステル塩酸塩は実施例8と同様の操作で得られる。す
なわち、■−(2−ハイドロキシエチル)−3−ニトロ
グアニジノ、1.55 g (10,5m mol  
)およびイソプロピルマロン酸モノ−tert−ブチル
エステル、2.12g (10,5mmol  )より
、イソプロピルマロン酸モノ−[:2− (1−ニトロ
グアニジノ)エチル〕エステル塩酸塩を54%で無色結
晶として得た。
NMR(CDC1,+CD30D)δ:0.93−1.
16(m、 6[1)、 2.13−2.63 (m、
  1tt)、 3.18 (d、  1tl)3.6
 (t、 2N)、  4.3 (t、 2tl )実
施例15゜ N−[N−(2−エトキシカルボニルプロピオニル)−
〇−ベンジルーL−チロシル] −(R)〜(−)−1
−アミノ−2−(4−ベンジルオキシフェニル)エチル
ホスホン酸ジエチルエステル(15)実施例1と同様の
方法で、ITa 1.3g (2mmol )オヨヒα
−メチルマロン酸モノーエチルエステル0.3g(2m
mol)より、15,1.2g (81%)を無色アモ
ルファスとして得た。
MS (m/e)  :  744 (M” )実施例
16゜ N−[N−(1−N−N−ジメチルアミノエチルオキシ
カルボニルアセチル)−〇−ベンジルーL−10シル’
] −(R)−(−)−1−アミノ−2−(4−ベンジ
ルオキシフェニル)エチルホスホン酸ジエチルエステル
(16) 実施例1と同様の方法で、二、 2.0 g(3m m
ol )およびマロン酸モノ−2−N、N−ジメチルア
ミノエチルエステル、0.53g (3+mtt+ol
 )より、旦。
1.53g(63%)を無色アモルファスとして得た。
NMR(CD(1,)δ: L3 (q、 61()、
 2.43−4.8(m、  22H)、  4.96
  (s、  4H)、 6.66−7゜66  (m
、18H)。
7、9−8.6 (m、 2tt) 実施例17゜ N−[:N−(2−エチルオキシカルボニル−3−メチ
ルブチル)−〇−ベンジルーL−チロシル] −(R)
−(i−1−アミノ−2−(4−ベンジルオキシフェニ
ル)エチルホスホン酸ジエチルエステル塩酸塩上記化合
物IIa、 1.6 g (2,5m mol)および
2−ホルミル−3−メチルブタン酸エチルエステル、0
.65g(2m mol)をエタノールに溶解し、モレ
キュラーシーブ4人0.3gおよび水素化シアノホウ素
ナトリウム0゜48g (7,5mmol)を加え、室
温上攪拌した。2時間後、3N塩酸水溶液を加え、固形
物をろ過、ろ液を減圧下濃縮し、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付した。0.5%メタノールクロロホ
ルムで溶出し、17 .1.4g(91%)を無色飴状
物として得た。MS (m/e)ニア5B (M” ) 実施例18 N−(N−[1−(2−N、N−ジメチルアミノエチル
オキシカルボニル)−3−メチルブチル〕−〇−ベンジ
ル−し一チロシル) −(R)−(−) −1−アミノ
−2−(4−ベンジルオキシフェニル)エチルホスホン
酸ジエチルエステル(18) 実施例17と同様の方法で、IIa、 13g (2m
mol)および2−ホルミル−3−メチルブタン酸2−
N、N−ジメチルアミノエチルエステル0.4 g (
2m mol)ヨリ、18.1.15g (72%)を
黄色飴状物として得た。
MS (m/e)  : 801 (M+)実施例18
で出発物質として用いられた2−ホルミル−3−メチル
ブタン酸2− (N、N−ジメチルアミノ)エチルエス
テルは次の操作により製造される。
上記で述べたイソプロピルマロン酸2− (N、N−ジ
メチルアミノ)エチルエステル0.94 g (3,7
m mol)をクロロホルム20m1に溶解し、水冷下
オキザリルクロリド0.99ml (11m mol)
を加え、室温下−晩攪拌した。反応終了後、過剰のオキ
ザリルクロリドを留去し、残渣にTtlP 15mlを
加え、水素化トリーn−ブチルスズ3.3mlおよびテ
トラトリフェニルホオスフィンパラジウム0.04 g
を加え室温上攪拌した。2時間後、溶媒を減圧下留去し
、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
2%メタノール・クロロホルム溶出溶液より、目的物0
.45g(60%)を褐色油状物として得た。
MS (m/e)  : 201 (M” )実施例1
9 N−CN−(2−エチルオキシカルボニル−3−メチル
ブタノイル)−L−チロシル]−(R)−(−)−1−
アミノ−2−(4−ヒドロキシフェニル)エチルホスホ
ン酸(19) 上記化合物ユ、 0.77g (1mmol)を25%
臭化水素・酢酸溶液10m1に溶解し、アニソールを加
え室温上攪拌した。5時間後、溶媒を減圧下留去し、残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付したクロ
ロホルム/メタノール/アンモニア水(10/8/2)
で溶出し目的物のアンモニウム塩を得、これを水に溶解
し、10%塩酸水溶液を加え酸性とし析出した結晶をろ
取し、19.0.27g(50%)を無色粉末として得
た。
mp、199〜200℃ NMR(CD30D)δ: 0.6−0.9 (m、 
6H) 、 1.06−1.3 (m、 3tl)、 
1.83−2.36 (m、 Iff)、 2.473
.3 (m、 5H)、 3.86−4.7 (m、 
4H)6、56−7、11 (m、 8H) 実施例2O N−CN−(2−カルボキシ−3−メチルブタノイル−
L−チロシル] −(R1(−)−1−アミノ−2−(
4−ヒドロキシフェニル)エチルホスホン酸アンモニウ
ム塩(20) 実施例19と同様の方法で、上記化合物2.0.3g 
(0,4m mol)より20 .0.22g(98%
)を無色粉末として得た。
mp、220−225℃ NM’R(CD、OD)δ: 0.57−1.0 (m
、 6N) 、 1.87−2.33(m、 1M)、
 2.4−3.3 (m、 5fl)、 4.15−4
.6(m、 2H)、 6.53−7:16(m、81
1) 実施例21 N−[:N−(2−イソプロピルオキシカルボニル−3
−メチルブタノイル)−L−チロシル)−(R)−(−
il−アミノ−2−(4−ハイドロキシフェニル)エチ
ルホスホン酸(21) 実施例19き同様の方法で、上記化合物3.1.1g(
1,4m mol)より21.0.49g (64%)
を無色粉末として得た。
mp、140−144℃ NMR(CD、OD)δ: 0.57−1.0 (m、
 6H) 、 1.07−1.33(m、 6H) 、
 1.73−2.36 (m、 1N)、 2.4−3
.23 (m、 5H)、 4.13−4.8(m、3
N) 実施例22 N−[N−(2〜へブチルオキシカルボニル−3−メチ
ルブタノイル)−L−チロシル] −(R) −(−)
=1−7ミ/−2−(4−ハイドロキシフェニル)エチ
ルホスホン酸(22) 実施例19と同様の方法で、上記化合物4,0.94g
(1,1m mat)より22 、0.28g (42
%)を無色粉末として得た。
mp、162−166℃ 元素分析(%) :C,,1143N209P  ・2
H20として計算値     実測値 C56,0656,1? H7,377,36 N     4.36     4.58実施例23 N−(N−[:2− (2−ハイドロキシエチルオキシ
カルボニル−3−メチルブタノイル)−L−チロシル)
−(R)−(−)−1−アミノ−2−(4−)飄イドロ
キシフェニル)エチルホスホン酸(23)実施例19と
同様の方法で、上記化合物5.0.78g(1m ma
t)より旦、0.1g(18%)を無色プリズム晶とし
て得た。
mp、234−245℃ 実施例24゜ N−CN−(2−バチルオキシ力ルボニルー3−メチル
ブタノイル)−L−チロシル] −(R)−(i−1−
アミノ−2−(4−ハイドロキシフェニル)エチルホス
ホンWl(旦) 実施例19と同様の方法で、上記化合物6.0.9g(
0,84m mol)より旦、0.4g(57%)を淡
紫色プリズム晶として得た。
NMR(CD(1,+CD30D)δ: 0.6−2.
4 (m。
42旧、  2.5−4.6(m、14ft>、  6
.53−7.16(m、8H)実施例25゜ N−[N−[2−(3,6,9,12−テトラオキサト
リデシルオキシカルボニル)−3−メチルブタノイル]
−L−チロシル)−(R)−(−)−1−アミノ−2−
(4−ハイドロキシフェニル)エチルホスホン酸(25
)実施例19と同様の方法で、上記化合物ユ、0.96
g(1m mol)より旦、0.27g(39%)を無
色プリズム晶として得た。
NMR(CD30D)  δ: 0.53−0.97 
(m、 6N> 、  1.76−4、77(m、 2
7H)、  6.53−7.13(m、 8N)実施例
26゜ N−(N−C2−(2−丁ミノエチルオキシカルボニル
)−3−メチルブタノイル〕−L−チロシル)−(R)
−(i−1−アミノ−2−(4−ハイドロキシフェニル
)エチルホスホン酸(26)実施例19と同様の方法で
、上記化合物8,0.88g(0,95m mol>よ
り旦、0.48g(92%)を無色プリズム晶として得
た。
mp、290℃(分解) 元素分析(%) : C2,、H3,N、O□P ・3
/21(20として計算値     実測値 C51,9051,67 H6,456,31 N     ?、26     6.93実施例27゜ N−(N−C2−(2−N、N−ジメチルアミノエチル
オキシカルボニル)−3−メチルブタノイル]−L−チ
ロシルl (R)−(−)−1−アミノ−2−(4−ハ
イドロキシフェニル)エチルホスホン酸(27) 実施例19と同様の方法で、上記化合物9.0.7g 
(0,8mmol )より、■、100mg(21%)
を無色針状晶として得た。
mp、187−188 元素分析(%):C27H38N30□P・3H20と
して 計算値    実測値 C51,1851,08 H7,006,81 N     6.63    6.36実施例28゜ N−(N−[2−(2−N、N−ジイソプロビルテミノ
エチルオキシカルボニル)−3−メチルブタノイル]−
L−チロシル) −(R)−(1−1−アミノ−2−(
4−ハイドロキシフェニル)エチルホスホン酸(28) 実施例19と同様の方法で、上記化合物」。
0、75 g (0,86mmol)より、28.0.
25g′  (46%)を淡黄色粉末として得た。
NMR(CDCβ3−CD30D)δ:0.43−1.
03  (m、 6fl)、  1.13−1.56 
 (m、 12ft)  。
1.8−3.83 (m、 l0H)  、 3.9−
5.1  (m、 48)。
6.53−7.23  (m、 8H)実施例29゜ N−(N−[2−(1−N、N−ジメチルアミノプロピ
ルオキシカルボニル)−3−メチルブタノイル)−L−
チロシル)−(R)−(i−1−アミノ−2−(4−ハ
イドロキシフェニル)エチルホスホン酸(29) 実施例19と同じ方法で、上記化合物ユ」。
1.34 g  (1,6mmol)  より29.0
.4g(42%)を無色粉末として得た。
NMR(CD30D)δ: 0.2−0.9  (m、
 6H) 。
1.7−3.3  (m、  16H)  、 3.8
3−5.0  (m、  4N)実施例30゜ N−(N−C2−(3,6−シメチルー3.6−ジアザ
ヘプチルオキシカルボニル)−3−メチルブタノイル]
−L−チロシルl (R)−(−)−1−アミノ−2−
(4−ハイドロキシフェニル)エチルホスホン酸(」」
Ω 実施例19と同様の方法で、上記化合物旦。
1、1 g  (1,2mmol )  より30.0
.43g(55%)を無色プリズム晶として得た。
mp、146−152℃ ’  NMR(CD、OD)δ: 0.5−1.0  
(m、 6H) 。
1.73−3.33 (m、 21)1)、 3.8−
5.0 (m、 4H)実施例31゜ N−(N−[2−(2−N、N、N−)リメチルアンモ
ニオエチルオキシカルボニル)−3−メチルブタノイル
]−L−チロシル) −(R)−(−)−1−アミノ−
2−(4−ハイドロキシフェニル)エチルホスホナート
(31) 実施例19と同様の操作で、上記化合物13゜0.9 
6 g  (Immol)  より31.0.32g(
54%)を無色結晶として得た。
NMR(CD30D)δ: 0.43−1.0  (m
、  6旧。
1.8 3−3.8 6  (m、  17tl)  
、  3.9−5.0  (m、  4H)。
6.53−7.23  (m、 811)実施例32゜ N−、(N−C2−C2−(3−ニトログアニジノ)エ
チルオキシカルボニル〕−3−メチルブタノイル)l−
L−チロシル)−(Rh (−)−1−アミノ−2−(
4−ハイドロキシフェニル)エチルホスホン酸(32) 実施例19と同じ方法で、」1記化合物14.1.4g
 (1,5mmol >より旦、0.89g(89%)
を無色粉末として得た。
mp、185−190℃ 元素分析(%)  : C26H3sN60= P・3
/2 H20として 計算値     実測値 C46,9146,68 H5,755,59 N     ]、 2.63    12.43実施例
33゜ N−(N−[2−(2−グアニジノエチルオキシカルボ
ニル)−3−メチルブタノイル]−L−チロシル)−(
R)−(−)−1−アミノ−2−(4−ハイドロキシフ
ェニル)エチルホスホン酸上記化合物32.0.4 g
 (0,62mmol)を水3ml、 DMF 5ml
および濃塩酸水0.5mlの混合溶媒に溶解し、10%
パラジウム・炭素0.1gを加え、水素気流下室温攪拌
した。22時間後、固形物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮
した。残渣をエタノールに溶解し、プロピレンオキサイ
ドを加え脱塩し、減圧下溶媒留去した。残渣を水で再結
晶し、」」し0.21g(57%)を無色プリズム晶と
して得た。
mp、198−203℃ 元素分析(%):C26H36N50□P・3・1/2
 H20きして 計算値     実測値 C47,5647,62 H6,606,41 N     10.67    10.71実施例34
゜ N−1:N−(2−エトキシカルボニルプロピオニル)
−L−チロシル:] −(R)−(−)−1−アミノ−
2−(4−ハイドロキシフェニル)エチルホスホン酸(
34) 実施例19と同様の方法で、上記化合物旦。
L、 Og (1,、4mmol )より、34..0
.18g (25%)を無色結晶として得た。
NMR(CD(13−CD30D)δ: 1.0−1.
32  (m、 611)、  2.44−3.6 (
m、 58)。
3.9 2−4.8  (m、  411)、  6.
6−7、1 6  (m、  811)実施例35゜ N−CN−(2−N、N−ジメチルアミノエチルオキシ
カルボニルアセチル)−L−チロシル〕−(R)−(−
)−1−アミノ−2−(4−ハイドロキシフェニル)エ
チルホスホン酸(35)実施例19と同様の方法で、上
記化合物旦。
1.3 g  (1,6mmol )  より35.0
.2g(21%)を褐色アモルファスとして得た。
NMR(CD30D−D20)δ: 2.4−3.8 
(m。
1411)、  4.0 8−5.0  (m、  4
11)、  6.6 8−7.6 0(m、 811) 実施例36゜ N−CN−(2−エチルオキシカルボニル−3−メチル
ブチル)−L−チロシル’] −(R)−(−11−ア
ミノ−2−(4−ハイドロキシフェニル)エチルホスホ
ン酸(36) 実施例19よ同様の方法で、上記化合物ユニ。
1、0 g (]、、 3mmol )より、36.0
.41g (61%)を無色結晶として得た。
mp、157−163℃ NMR(CD30D)δ: 0.66−1.33  (
m、 9ft)。
1.67−2.11  (m、 1ll)、 2.3−
4.73  (m、 13H)。
6、5−7.36  (m、 811)実施例37゜ N−[N−[2−(2−N、N−ジメチルアミノエチル
オキシカルボニル)−3−メチルブチル]−L−チロシ
ル)−(R)−(−)−1−アミノ−2−(4−ハイド
ロキシフェニル)エチルホスホン酸(37) 実施例19と同様の方法で、上記化合物ユニ。
1、0 g  (1,2mmo+ )  より 37.
0.4g(64%)を無色結晶として得た。
NMR(CD、OD)δ: 0.67−1.1  (m
、 6H)。
1.67−3.8 (m、 16H)、  4.0−4
.83  (m、 4ft)。
6、56−7.5  (m、 8tl)実施例38゜ N−(N−[:2− (2−N、N−ジメチルアミノエ
チルオキシカルボニル)−3−メチルブタノイル]−0
−ベンジル−L−チロシル)−1−アミノ−2−(2−
ナフチル)エチルホスホン酸ジエチルエステル(38) 実施例1と同様の方法で、(−) −1−(0−ベンジ
ル−L−チロシル)アミノ−2−(2−ナフチル)エチ
ルホスホン酸ジエチルエステルとイソプロピルマロン酸
モノ−2−N、N−ジメチルアミノエチルエステルより
、2個のジアステレオマーを得た。
38a :  high Rf、 Cuin −−79
,4°(C−0,49CHC,i!3) MS (m/e) ; 759 (M+)38b :1
ow Rf、 Cα〕。−二52.9°(C−0,49
CHCβ3) MS (m/e) ; 759 (M+)実施例39゜ N−(N−[2−(2−N、N−ジメチルアミノエチル
オキシカルボニル)−3−メチルブタノイル]−0−ベ
ンジル−L−チロシル)−1−アミノ−2−(2−ナフ
チル)エチルホスホン酸ジエチルエステル(39) 実施例1と同様の方法で、(+)−1−(0−ベンジル
−し−チロシル)アミノ−2−(2−ナフチル)エチル
ホスホン酸ジエチルエステルとイソプロピルマロン酸モ
ノ−2−N、N−ジメチルアミノエチルエステルより、
目的物を2個のジアステレオ混合物として得た。
〔α]’?:=+18.4°(C=0.61  CHC
β3)MS (m/e) ; 759 (M”)実施例
40゜ N−(N−[2−(1−N、N−ジメチルアミノエチル
オキシカルボニル)−3−メチルブタノイル]−L−チ
ロシル)アミノ−2−(2−ナフチル)エチルホスホン
酸(40) 実施例19と同様の方法で、化合物38aより目的物を
得ることができた。
〔α]n−−48.t°(C=0.11  CH,OH
)。
mp、191−192℃ 実験例1゜ 化合物のアンジオテンシン変換酵素阻害活性を、D、 
W、Cushman らの方法[:Biochem、 
Pharmacol、。
20、1637 (1971) ]に準じて測定した。
すなわち、ウサギ肺アンジオテンシン変換酵素による、
合成基質N−ベンゾイル−グリシル−し−ヒスチジル−
し−ロイシンの加水分解過程における、試験化合物の阻
害作用を測定した。一定量の酵素、基質および試験化合
物を含む水溶液を37℃、30分間振とうし、生成する
N−ベンゾイル−グリシンを吸光度測定(228Hm)
により定量した。試験化合物の濃度を変え、酵素活性を
50%阻害する化合物濃度(ICsn)を求めた(第1
表)。
第    1    表 参考例1゜ (−)および(+)−1−(0−ベンジル−し−チロシ
ル)アミノ−2−(2−ナフチル)エチルホスホン酸ジ
エチルエステル塩酸塩(IIb、IIc)N−t−ブト
キシカルボニル−〇−ベンジルーし一チロシン18.5
7g (50mmol) 、 1−7ミノー2−(2−
ナフチル)エチルホスホン酸ジエチルエステル15.3
7 g (50mmol) 、 1−ヒドロキシベンゾ
トリアゾール6.76 g (50mmo+)のテトラ
ヒドロフラン(100ml)溶液を一10℃に冷却した
。この溶液にN、 N ’−ジシクロへキシルカルボジ
イミド11.35 g (55mmo+)のテトラヒド
ロフラン(30ml)を加え攪拌した。
約3時間かけて反応液の温度を0℃まで上昇させた後、
室温で1晩攪拌した。
反応混合物に酢酸エチル150mlを加えてから濾過し
、濾液を5%炭酸水素す) IJウム水溶液、5%クエ
ン酸水溶液、ついで飽和食塩水で洗浄しく各3X50m
l)、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を減圧下に除去して得た固体残渣を酢酸エチル10
0mlに溶解し、この溶液に1.6N塩化水素/酢酸エ
チル溶液300mlを加え、室温で2時間攪拌した。溶
媒を減圧下に除去して得たガム状物質は、シリカゲルT
LC上(クロロホルム−メタノール 9:1)Rf値0
.63と0.40に2つのスポットを与えた。この2つ
の化合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム−メタノール 98:2→→93ニア)により
分離し、それぞれ淡黄色粉末状のnb  12.07g
(41%)およびIIc  13.50g(46%)を
得た。
IIb :  ’H−NMR(CDCJ!3)δ: 7
.95−7.2  (m、 12ft)  、 7.1
−6.4  (m、 4H)、 4.73(s、 2t
l)、 4.7−4.2  (m、 28)、 3.9
5  (m、 4H)。
3.5−2.85  (m、 4H)、  1.17+
1.09  (2t。
6H,J=7tlz) ;  Cα12g−−42,4
°(C=1.0゜メタノール) II c :  ’HNMR(CDCI13)δ: 7
.95−7.2 (m、 12)1)  、 6.33
 (m、 4H)、  5.0−4.35(m、2N)
  、 4.68 (s、 2H)、  4.05  
(m、 4fl)。
3.55−2.6  (m、 4N)、  1.28+
1.12 (2t。
6H,・J=7Hz)  ;  Ca32g−+7.5
°(C=4.1゜メタノール) 発明の効果 化合物〔I〕はアンジオテンシン変換酵素阻害作用ひい
ては抗高血圧作用を有する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、R_1は水素、非置換もしくは置換の低級アル
    キル、Xはカルボニル又はメチレン、Yは−O−又は−
    N(R_6)−(式中、R_6は水素又は低級アルキル
    である)、R_2は水素、炭素数1−10のアルキル、
    −CH_2CH(OH)CH_2O(CH_2)_qC
    H_3(式中、qは10−18の整数である)又は−(
    CH_2)_mR_7〔式中、mは1−4の整数、R_
    7は−NR_8R_9(式中、R_8、R_9は水素、
    低級アルキル、−(CH_2)_2N(R_1_0)_
    2(式中、R_1_0は低級アルキルである)、▲数式
    、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等が
    あります▼ 又はベンジルオキシカルボニルである)、 −N^+R_1_1R_1_2R_1_3(式中、R_
    1_1、R_1_2、R_1_3は低級アルキルである
    )、ヒドロキシル、−OR_1_4(式中、R_1_4
    は低級アルキルである)又は−(OCH_2CH_2)
    _lOR_1_5(式中、lは1、2又は3、R_1_
    5は低級アルキルである)である〕、R_3は水素、ベ
    ンジル又は低級アルキル、Arは非置換もしくは置換の
    フェニル又はナフチル、及びR_4、R_5は水素又は
    低級アルキルである。}で表わされる含リンペプチド誘
    導体及びその塩。
  2. (2)R_1が1位又は2位で分岐するか、1位又は2
    位に置換基を有する、非置換もしくは置換の低級アルキ
    ルである特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. (3)mが2である特許請求の範囲第1項記載の化合物
  4. (4)Arが非置換又はヒドロキシルで置換したフェニ
    ル又はナフチルである特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。
  5. (5)▲数式、化学式、表等があります▼が結合してい
    る炭素がS−立 体配置、及び−CH_2Arが結合している炭素がR−
    立体配置である特許請求の範囲第1、2、3又は4項記
    載の化合物。
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