JPS6136244B2 - - Google Patents

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JPS6136244B2
JPS6136244B2 JP3016479A JP3016479A JPS6136244B2 JP S6136244 B2 JPS6136244 B2 JP S6136244B2 JP 3016479 A JP3016479 A JP 3016479A JP 3016479 A JP3016479 A JP 3016479A JP S6136244 B2 JPS6136244 B2 JP S6136244B2
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JP
Japan
Prior art keywords
count value
numerical control
counter
movement
movement amount
Prior art date
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Expired
Application number
JP3016479A
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English (en)
Other versions
JPS55123702A (en
Inventor
Minoru Enomoto
Takao Yoneda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP3016479A priority Critical patent/JPS55123702A/ja
Publication of JPS55123702A publication Critical patent/JPS55123702A/ja
Publication of JPS6136244B2 publication Critical patent/JPS6136244B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はパルス分配回路の故障またはサーボモ
ータ駆動部の故障による移動体の暴走とサーボモ
ータの脱調による移動体の位置決めエラーとの両
方を検出することが可能な、数値制御装置におけ
る新規な誤動作検出装置に関する。 数値制御装置を用いて移動体の制御を行えば、
移動体の位置決めを高精度に行うことができる
が、サーボモータが過負荷等によつて脱調すると
移動体の位置決めが正しく行われなくなつてしま
う。また、パルス分配回路やサーボモータ駆動部
の故障によつて移動体が暴走すると移動体を正し
く位置決めすることが不可能となるだけでなく、
移動体を破損したり作業者を負傷させる恐れがあ
る。 このため、かかる数値制御装置においては、移
動体の暴走を検出する機能とサーボモータの脱調
を検出する機能が不可欠となるが、従来の誤動作
検出装置においては両方の検出を単一の装置で行
うことができなかつたため、暴走検出用の誤動作
検出装置と脱調検出用の誤動作検出装置とを別個
に設けなければならなかつた。 ところで、従来の誤動作検出装置の中でも、パ
ルス分配器から出力されるパルスによつて減算さ
れる指令値カウンタの計数値と移動体の移動によ
つて減算される移動量カウンタの計数値とを比較
してサーボモータの脱調を検出するようにしたも
のにおいては、サーボモータ駆動部の異常による
移動体の暴走も検出できるが、このものにおいて
も、パルス分配回路の故障による移動体の暴走は
検出できないだけでなく、移動体が1パルス分移
動する毎に移動量カウンタを歩進させなければな
らないため、移動量検出器として移動体が1パル
ス移動する毎にパルスを発生するような高価な検
出器が必要となる欠点がある。また、このものに
おいては取り扱う信号の周波数が非常に高くなる
ため、カウンタ等の回路素子が雑音等によつて誤
動作を起こしやすくなり、誤動作検出装置の信頼
性が低下する欠点がある。 本発明はこのような従来の欠点に鑑み、移動体
が分配パルスの設定単位移動量よりも大きな所定
量だけ移動する毎に発生される粗いパルスを計数
して移動体の移動量を検出し、これによつて、パ
ルス分配回路の故障およびサーボ駆動部の故障に
よる移動体の暴走とサーボモータの脱調を検出で
きるようにしたもので、その特徴とするところ
は、数値制御データにプログラムされた移動量か
ら移動量カンタのパルス分配後における最終計数
値をパルス分配に先立つて演算し、パルス分配中
において移動量カウンタの計数値が最終計数値を
越えた場合およびパルス分配完了後において移動
量カウンタの計数値と最終計数値との間の偏差が
所定の値を越えた場合に異常信号を送出するよう
にしたことにある。 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は移動体10をX軸方向に移動させる
ための数値制御システムを示し、数値制御装置2
0と、移動体10を送り螺子11を介して駆動す
るサーボモータ12と、数値制御装置20から分
配される分配パルスによつてサーボモータ12を
回転させるサーボモータ駆動部13とによつて構
成されている。また、送り螺子11には送り螺子
11が1回転する毎にパルスを発生する信号発生
器14が取付けられている。 前記数値制御装置20は、紙テープTにプログ
ラムされた数値制御データを読込むテープリーダ
21と、メモリ22に記憶されたコントロールプ
ログラムに基づいて数値制御のための処理を行う
演算処理装置23と、速度レジスタFR、パルス
発生器OSC、フリツプフロツプFF、パルス分配
の完了を検出する検出カウンタDC、ゲートGI、
オアゲートOGから構成され演算処理装置23か
らの指令によつてサーボモータ駆動部13へパル
スを分配するパルス分配回路24とによつて主に
構成され、これに信号発生器14から出力される
粗いパルスによつて歩進される移動量カウンタ
MVCが設けられている。なお25は演算処理装
置23へへ一定の周期で割込みのためのクロツク
信号RTCを発生する割込制御装置である。 演算処理装置置23は図略の起動スイツチが押
圧されると第2図のフローチヤートに示すプログ
ラムを最初に実行し、数値制御のための動作を開
始する。すなわち、ステツプ10でパルス分配回
路24内のフリツプフロツプFFをリセツトした
後、ステツプ11へ移行して数値制御データを1
ブロツク分読込み、ステツプ12へ移行する。
【表】 今、第1表に示すように、最初のブロツクには
送り速度の設定を指令する速度指令GO1がプロ
グラムされているため、ステツプ12からステツ
プ13へ移行しステツプ13で、F1に応じた速
度データをパルス分配回路24の速度レジスタ
FRに出力する。これにより、パルス発生器OSC
から所定の周期のパルスが出力されるようにな
る。 このようにして速度データのセツトが完了する
と、ステツプ14へ移行して移動量カウンタ
MVCを零リセツトし、この後、ステツプ15で
X軸移動量から移動量カウンタMVCのパルス分
配完了後における最終計数値Ntを演算してステ
ツプ16で、演算された最終計数値Ntを内部レ
ジスタへ記憶する。例えば、1パルスで送り螺子
が1.2度回転するものとすれば、X軸移動量Aを
300で割つた商の整数部が移動量カウンタMVCの
最終計数値として内部レジスタに記憶される。 最終計数値Ntの演算が終ると、ステツプ17
でX軸移動量Aを検出カウンタDCにプリセツト
した後、ステツプ18でフリツプフロツプFFを
セツトし、図略のメインルーチンへ復帰して待機
状態となる。フリツプフロツプFFがセツトされ
るとゲートG1が開かれるため、パルス発生器
OSCから出力されるパルスが分配パルスとして
サーボモータ駆動部13に与えられるようにな
る。これによりサーボモータ12が所定の速度で
回転され移動体10の移動が開始される。また、
ゲートG1から出力されたパルスは検出カウンタ
DCのプリセツト値を減算する。 サーボモータ12の回転により送り螺子11が
1回転する毎に信号発生器14から移動パルスが
出力されるため、移動量カウンタMVCは移動体
10が送り螺子11のピツチに応じた距離だけ移
動する毎に歩進される。 演算処理装置23は、パルス分配が完了するま
では、割込制御回路25から割込用のクロツク
RTCが出力される度に第3図に示す暴走検出用
のプログラムを実行する。すなわち、割込用のク
ロツクRTCが与えられると、ステツプ20で移
動量カウンタMVCの計数値Nを読込み、ステツ
プ21で、読込んだ計数値Nがパルス分配の開始
に先立つて演算された最終計数値Ntに1を加え
た値Nt+1を越えていないかを判別する。計数
値がNt+1を越えていない場合には、何らの処
理を行わずにメインルーチンへ復帰するが、パル
ス分配回路24や演算処理装置23の故障、もし
くはサーボモータ駆動部13の異常によつて移動
体10がプログラム上の終点を越えて移動し、計
数値がNt+1を越えていた場合には、ステツプ
22でフリツプフロツプFFをリセツトし、ステ
ツプ23で暴走異常を表示するための処理を行つ
てメインルーチンへ復帰する。 このように暴走が検出された場合にはフリツプ
フロツプFFがリセツトされるため、ゲートG1
が閉じられパルス分配が中断される。これによ
り、移動体10が終点を越えて大きく暴走するこ
とは防止される。なお、移動量カウンンタMVC
の計数値Nを最終計数値Ntに1を加えた値と比
較しているのは、パルス分配開始時の送り螺子の
回転位置によつては移動量カウンタの最終計数値
が計算値よりも1だけ大きくなることがあるため
である。 パルス分配中に移動体10の暴走が検出されず
数値制御データで指令された数のパルスが分配さ
れると、検出カウンタDCの計数値が零になつて
検出カウンタDCから分配完了信号PGEが出力さ
れる。これにより、フリツプフロツプFFがリセ
ツトされてパルス分配が停止されるとともに、演
算処理装置23に割込みが掛けられ、演算処理装
置23は第4図に示すプログラムを実行する。 すなわち、ステツプ30で移動量カウンタ
MVCの計数値Nを読込み、ステツプ31で、読
込んだ計数値Nと最終計数値Ntとの偏差が1を
越えていないかを判別する。そして、偏差が1を
越えていない場合には正常なパルス分配が行われ
たものとしてステツプ31から第2図のステツプ
11へ移行して次の数値制御データの読込みを行
い数値制御を再開する。しかし、サーボモータ1
2が停止時等において脱調し、移動体10が送り
螺子11のピツチの2倍以上にずれた位置に位置
決めされた場合には、偏差が1を越えるのでステ
ツプ31からステツプ32へ移行し、ステツプ3
2で脱調異常の表示処理を行つた後でメインルー
チンへ移行する。メインルーチンへ移行すると、
次の数値制御データの読込みが行われなくなり、
誤つた位置決め制御が継続されることが防止され
る。 なお、上記実施例においては、送り螺子11が
1回転する度に移動パルスを発生させるようにし
ていたが、送り螺子11が1回転する間に発生す
るパルスの数は必要に応じて変更してもよい。ま
た、上記実施例においては移動体の移動量を紙テ
ープにプログラムされた数値制御データで指令す
るようにしていたが、運転の開始に先立ち、デー
タ入力装置等によつて数値制御データをメモリ2
2内に記憶させておくようにしても、本発明を適
用できる。 以上述べたように、本発明の誤動作検出装置に
おいては、分配パルスの設定単位移動量よりも大
きな所定量だけ移動体が移動する毎に移動量カウ
ンタを歩進させるようにするとともに、数値制御
データで指令された指令移動量から移動量カウン
タのパルス分配完了後における最終計数値をパル
ス分配に先立つて演算し、パルス分配中において
移動量カウンタの計数値が最終計数値を越えた場
合および、パルス分配完了後において移動量カウ
ンタの計数値と最終計数値との間の偏差が所定の
値を越えた場合に異常信号を送出するようにして
いる。 このため、従来のように移動体が1パルス分動
く度に移動量カウンタを歩進させなくても、サー
ボモータの脱調とサーボモータ駆動部の異常によ
る暴走を検出することが可能となつて、誤動作検
出装置を動作が安定な低い周波数で動作させるこ
とができるだけでなく、従来では行うことができ
なかつたパルス分配回路や演算処理部の故障によ
る移動体の暴走も検出できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
移動体を数値制御で移動させる数値制御システム
の全体構成を示すブロツク図、第2図から第4図
は第1図における演算処理装置23の動作を示す
フローチヤートである。 10…移動体、11…送り螺子、12…サーボ
モータ、13…サーボモータ駆動部、14…信号
発生器、20…数値制御装置、23…演算処理装
置、24…パルス分配回路、15…移動量カウン
タの最終計数値を演算するステツプ、21…移動
量カウンタの計数値がパルス分配中に最終計数値
を越えたかどうかを判別するステツプ、31…パ
ルス分配完了後において移動量カウンタの計数値
と最終計数値との偏差が許容値を越えていないか
どうかを判別するステツプ、MVC…移動量カウ
ンタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 数値制御データにプログラムされた移動量に
    応じた数のパルスをサーボモータに送出して移動
    体を前記数値制御データに応じて移動させるよう
    にした数値制御装置において、前記移動体が前記
    パルスの設定単位よりも大きな所定量だけ移動す
    る毎に移動信号を発生する信号発生器と、パルス
    分配の開始に先立つてリセツトされ前記信号発生
    器から出力される移動信号によつて歩進される移
    動量カウンタと、数値制御データにプログラムさ
    れた移動量から正常動作時のパルス分配完了後に
    おける前記移動量カウンタの最終計数値を演算す
    る演算手段と、パルス分配中において前記移動量
    カウンタの計数値を前記最終計数値と比較し移動
    量カウンタの計数値が最終計数値を越えると異常
    信号を送出する第1の比較手段と、パルス分配完
    了後において前記移動量カウンタの計数値を前記
    最終計数値と比較し両者の偏差が所定の値以上で
    あるときに異常信号を送出する第2の比較手段と
    を設けたことを特徴とする数値制御装置における
    誤動作検出装置。
JP3016479A 1979-03-15 1979-03-15 Malfunction detection unit in numerical control unit Granted JPS55123702A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3016479A JPS55123702A (en) 1979-03-15 1979-03-15 Malfunction detection unit in numerical control unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3016479A JPS55123702A (en) 1979-03-15 1979-03-15 Malfunction detection unit in numerical control unit

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55123702A JPS55123702A (en) 1980-09-24
JPS6136244B2 true JPS6136244B2 (ja) 1986-08-18

Family

ID=12296106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3016479A Granted JPS55123702A (en) 1979-03-15 1979-03-15 Malfunction detection unit in numerical control unit

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JP (1) JPS55123702A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0581457B2 (ja) * 1988-12-31 1993-11-12 Seiko Kogyo Kk

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0581457B2 (ja) * 1988-12-31 1993-11-12 Seiko Kogyo Kk

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Publication number Publication date
JPS55123702A (en) 1980-09-24

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