JPS6136203Y2 - - Google Patents

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JPS6136203Y2
JPS6136203Y2 JP1979132971U JP13297179U JPS6136203Y2 JP S6136203 Y2 JPS6136203 Y2 JP S6136203Y2 JP 1979132971 U JP1979132971 U JP 1979132971U JP 13297179 U JP13297179 U JP 13297179U JP S6136203 Y2 JPS6136203 Y2 JP S6136203Y2
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JP
Japan
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main body
exhaust port
electric blower
support
fan case
Prior art date
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Expired
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JP1979132971U
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JPS5650349U (ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気掃除機に関するもので、その目的
とするところは、掃除機本体内へ浸入した水の排
出を確実にしようとするものである。
従来、電気掃除機の集塵箱の吸気口から吸引し
た塵埃を含む空気をフイルターで過した後、電
動送風機の吸気口からフアンケース外周へ吐き出
すバイパス型電動送風機を使用し、フロートによ
つて集塵箱内に溜つた水位を感知して本体への吸
水を遮断する構造の吸水型電気掃除機では、フロ
ートによる水位の感知が遅れた場合や本体の振動
が原因で、水が霧状となつて吸引空気と一緒に本
体内に吸いこまれたり、また、本体の転倒によつ
て水が本体内に流入することがあり、本体内の排
水が悪く、水が溜つたままになることが多かつ
た。このため、電動送風機を痛めたり、金属部品
が腐蝕したり、溜つた水が腐つて悪臭を発するな
どの事故が発生し易かつた。
本考案はこのような従来の欠点を除き、本体内
に水が溜ることのないような構造の電気掃除機を
提供することを目的とする。
以下本考案の一実施例を図面にもとづいて説明
する。第1図ないし第4図において、1は電動送
風機2を内蔵した掃除機本体で、本体上部3と本
体下部4よりなる。5は電動送風機2の軸の一方
側(本実施例では上方)にとりつけられた冷却フ
アンで、強圧力の冷却空気が得られる遠心フアン
を用いている。このフアン5の取付けは、電動送
風機2の軸6にスペーサー7、座金8,9を介し
てナツト10で締め付けられる。11,12は対
向する一対の電動送風機カバーで、このカバー内
部は冷却風通路となつている。このカバー11,
12は電動送風機2に密着用パツキン13を介し
てビス止め(図示省略)固定されている。14は
冷却空気を電動送風機2の巻線15部分へ流すた
めの電動送風機2の界磁鉄心16と電動送風機カ
バー11,12とによつて支持された固定パッキ
ンである。17は吸塵フアンを内蔵したフアンケ
ース18の周壁に設けた排気口である。19は前
記フアンケース18の外周および外縁底部を支持
する環状のサポートゴムである。前記電動送風機
2の取付けは、下部において、前記フアンケース
18が前記サポートゴム19を介して本体下部4
に支持される。そして、上部において、電動送風
機カバー11,12に一体形成された冷却空気の
吸気口20および排気口21が本体上部3と本体
下部4との間によつて挾持固定される。サポート
ゴム19の上端面はフアンケース18の排気口1
7の下部位置と同等若しくは排気に支障のない程
度の段差を形成している。尚図示した例では排気
口側へ傾斜している。又サポートゴムの外周を支
持する支持壁4aはサポートゴムの高さより高く
且つ排気口側へ傾斜している。22は本体下部4
に下向き一体に設けられた本体吸気口、23は本
体下部4の下部に放射状に設けられた支持リブで
あつて、その下方に装着されたフイルタ24が本
体下部4に密着するのを防ぎ空気通路を確保して
いる。25は本体下部にビス止めされた支持フレ
ームで、前記支持リブ23の補強の役目を果すと
ともに、本体1を集塵箱28から外して床面に置
く際の安定性を保つ。26は本体吸気口22を閉
鎖可能に設けたフロートで、空気、塵埃と一緒に
吸いこまれた水が集塵箱28内に多量に溜つたと
き浮上し、本体吸気口22を閉鎖するようになつ
ている。このフロート26は、前記フイルター支
持リブ23の内周端により支持され、上下方向に
摺動可能とされ、最下降時に前記フイルター支持
フレーム25に当接する。27はフイルター24
の上部外周に設けたゴム等の弾性材料よりなる袋
状パツキンで、集塵箱28の上縁に嵌装された環
状のパツキン支え29と本体下部4との間に装着
される。前記パツキン支え29はフイルター24
をおさえる作用もしている。30は集塵箱28の
外方に突設開口された集塵箱吸気口であり、31
は前記吸気口30に対向する内部に設けた吸気ガ
イドで、塵埃や汚水等の吸引物がフイルター24
に直接当るのを防止する。32は本体上部3の外
方に突設開口された本体排気口である。33はス
イツチ、34は提手、35は本体1の全周に設け
たコード収納部36に収容されたコードである。
コード収納部36の外方には全周にわたり前記冷
却空気の吸気口20および排気口21に通ずる通
気用隙間が設けられている。38は集塵箱28に
とりつけた掛金で、本体1と集塵箱28とを係止
固定させる。38は移動用車輪、39はキヤスタ
ーである。
本考案は上記のような構成をとつたので、スイ
ツチ33をオンにして電動送風機2を運転する
と、フアンの吸引力により、塵埃および汚水等が
集塵箱吸気口30から集塵箱28内へ吸入される
が、吸気ガイド31により下方へ指向され、粗塵
や汚水は集塵箱28の底部に蓄積される。そして
細塵を含んだ気流はフイルタ24を通つて過さ
れ、空気のみがフイルター支持リブ23の間から
本体吸気口22を通り、電動送風機2へ吸いこま
れ、フアンケース18の排気口17から本体排気
口32を通つて外部へ排出される。一方モーター
冷却用の空気は冷却フアン5の作用により前記コ
ード収納部36の外周隙間から入り、冷却空気の
吸気口20より冷却フアン5を通過して冷却風通
路に沿い電動送風機2のモーター周辺を冷却した
のち、冷却空気の排気口21を経てコード収納部
36の隙間から外気へ排出される。
上記のように、本体内の電動送風機2によつて
吸いこまれた水は、集塵箱28内に溜つてフイル
ター24に達し、毛細管現象によつてフイルター
24の全面に拡がる。このため、フイルター24
を気流が通過すると、霧状態となつて本体内に吸
いこまれる。また、本体が振動したり、転倒した
際にも水は本体内に浸入するか、本体支持壁4a
の傾斜面上をフアンケース18方向へ流れ、更に
サポートゴム19の上端傾斜面を流下し、前記フ
アンケース18の空気排出口17へ逆流し、本体
吸気口22を通つて集塵箱28内へ戻される。従
つて、水が本体1の内部に残ることがない。
本考案の電気掃除機は上記のように、フアンケ
ースの排気口の下端部サポートゴムの上端面、本
体支持壁の上面の順に高く段差を有するが、図示
した実施例のように前記サポートゴムの上端面及
び支持壁の上面を排気口側に傾斜させることによ
り本体の運転を停めたとき、本体内に吸引され付
着している水が、自重により本体内よりサポート
ゴムの上面を経て、フアンケースの排気口より、
本体吸気口へ逆流し集塵箱内へ確実に流下する。
そのため、本体内に水が滞留することがない。尚
サポートゴムの上端面を水平状として排気口の下
端位置と同一にしても排水効果は同様に認められ
る。
上記のように、本考案によれば、本体内に水が
長く滞留しないことにより、金属部品の錆の発生
を少くでき、また、汚水の腐敗による悪臭の発生
を防止することができる等実用的価値が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は電気掃除機の全体斜視図、第2図は本
考案の一実施例を示す縦断側面図、第3図は縦断
正面図、第4図は電動送風機の分解斜視図であ
る。 1……掃除機本体、2……電動送風機、4a…
…本体支持壁、17……排気口、18……フアン
ケース、19……サポートゴム、24……フイル
ター、28……集塵箱、30……吸気口、32…
…排気口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 集塵箱の吸気口から吸引した塵埃を含む空気
    をフイルターで過した後電動送風機の吸気口
    から、フアンケース外周へ排出するバイパス型
    電動送風機をたて型に使用し、このフアンケー
    スの排気口を最低部とし、排気口から電気掃除
    機本体の排気口へ連通する排気通路を設け、こ
    の排気通路においてフアンケースの排気口の下
    端部、フアンケースの外周を支持するサポート
    ゴムの上端面、及びこのサポートゴムの外周を
    支持する支持壁の上面の順に高く段差を形成し
    たことを特徴とする電気掃除機。 (2) サポートゴムの外周を支持する支持壁の上面
    をフアンケース排気口側へ傾斜させた実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の電気掃除機。
JP1979132971U 1979-09-25 1979-09-25 Expired JPS6136203Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979132971U JPS6136203Y2 (ja) 1979-09-25 1979-09-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979132971U JPS6136203Y2 (ja) 1979-09-25 1979-09-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5650349U JPS5650349U (ja) 1981-05-02
JPS6136203Y2 true JPS6136203Y2 (ja) 1986-10-21

Family

ID=29364571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979132971U Expired JPS6136203Y2 (ja) 1979-09-25 1979-09-25

Country Status (1)

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JP (1) JPS6136203Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5478863A (en) * 1977-12-06 1979-06-23 Tokyo Electric Co Ltd Vacuum cleaner

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5478863A (en) * 1977-12-06 1979-06-23 Tokyo Electric Co Ltd Vacuum cleaner

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5650349U (ja) 1981-05-02

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