JPS6135708Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6135708Y2 JPS6135708Y2 JP1116182U JP1116182U JPS6135708Y2 JP S6135708 Y2 JPS6135708 Y2 JP S6135708Y2 JP 1116182 U JP1116182 U JP 1116182U JP 1116182 U JP1116182 U JP 1116182U JP S6135708 Y2 JPS6135708 Y2 JP S6135708Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- supercharger
- nozzle
- gas
- variable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 1
- 238000003915 air pollution Methods 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Supercharger (AREA)
- Control Of Turbines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はタービン側を可変翼付とした過給機
において、ノズルベーンを軸支するノズルシヤフ
ト部よりの排ガス漏れ防止機構に関する。
において、ノズルベーンを軸支するノズルシヤフ
ト部よりの排ガス漏れ防止機構に関する。
第１図は従来のノズルシヤフト部の構造を示す
部分断面図で、第２図のこの考案による可変翼式
過給機のＡ部分に相当する箇所を拡大したもので
あるが、エンジン側よりの高温排ガスはスクロー
ル１を旋回し、ノズルベーン２に当つて方向を変
えてタービンロータ３に流入し、これを回転せし
める。
部分断面図で、第２図のこの考案による可変翼式
過給機のＡ部分に相当する箇所を拡大したもので
あるが、エンジン側よりの高温排ガスはスクロー
ル１を旋回し、ノズルベーン２に当つて方向を変
えてタービンロータ３に流入し、これを回転せし
める。
エンジン排ガスにより駆動せしめられたタービ
ンロータ３は同軸の反対側に取付けられたコンプ
レツサインペラ４を回転せしめることにより大気
圧のエヤーを圧縮してエンジンに送り込むもので
あるが、ノズルベーン２の傾きはタービン効率を
最良に保つため可変になつており、ノズルシヤフ
ト５の外端に取付けた駆動レバー６により外部か
ら操作するようになつている。
ンロータ３は同軸の反対側に取付けられたコンプ
レツサインペラ４を回転せしめることにより大気
圧のエヤーを圧縮してエンジンに送り込むもので
あるが、ノズルベーン２の傾きはタービン効率を
最良に保つため可変になつており、ノズルシヤフ
ト５の外端に取付けた駆動レバー６により外部か
ら操作するようになつている。
従来のノズルシヤフト５とバツクプレート７と
の接触部８は円筒面であり、スクロール１よりノ
ズルベーン２に流入する高温排ガスは接触部８を
通りブツシユ９の隙間から外部に流出するので、
エンジンルーム内を汚染して錆の原因となつた
り、公害対策上からも好ましいものではなかつ
た。
の接触部８は円筒面であり、スクロール１よりノ
ズルベーン２に流入する高温排ガスは接触部８を
通りブツシユ９の隙間から外部に流出するので、
エンジンルーム内を汚染して錆の原因となつた
り、公害対策上からも好ましいものではなかつ
た。
この考案はかかる事情に鑑みてなされたもので
あり、ノズルシヤフトのノズルベーン付根部と該
付根部が貫通するバツクプレートとの接触部に球
面を設け、ガス漏出量を減少せしめると共に、漏
出したガスは排ガス集合孔よりコンプレツサ入口
の負圧側へ導入することによりガス漏れの防止を
計るものである。
あり、ノズルシヤフトのノズルベーン付根部と該
付根部が貫通するバツクプレートとの接触部に球
面を設け、ガス漏出量を減少せしめると共に、漏
出したガスは排ガス集合孔よりコンプレツサ入口
の負圧側へ導入することによりガス漏れの防止を
計るものである。
以下第２図にもとづいてこの考案の一実施例を
詳細に説明する。なお図中従来例と対応する部分
は同一符号を付して説明する。
詳細に説明する。なお図中従来例と対応する部分
は同一符号を付して説明する。
第２図はこの考案の一実施例を示す可変翼式過
給機の断面図で左側がガスタービン側、右側がコ
ンプレツサ側である。この考案ではノズルベーン
２の付根部と、ノズルベーン２が軸支されるバツ
クプレート７との接触部８′を互いに球面とし、
ここより漏出したガスは排ガス集合孔１０を通り
コンプレツサ入口１１の負圧部へ導入し、入口空
気と共にエンジンに送り込むものである。この場
合球面シールとすることによりスクロール１（エ
ンジン側よりの高温排ガスが通る渦巻室）とガス
集合孔１０間の流路抵抗を増し漏出量を極力抑え
ることができる。又漏出ガスは接触部８′の流路
抵抗よりもはるかに抵抗を小さくした排ガス集合
孔１０よりコンプレツサ入口１１の負圧部へ導入
し、入口空気と共にエンジンに送り込むので、コ
ンプレツサ入口部が負圧で、ブツシユ９の外側が
大気圧であるので、大気圧との差driving force
（送気力）となつて、ノズルシヤフト５とブツシ
ユ９間よりのガス漏出を極力少なくすることがで
きる。
給機の断面図で左側がガスタービン側、右側がコ
ンプレツサ側である。この考案ではノズルベーン
２の付根部と、ノズルベーン２が軸支されるバツ
クプレート７との接触部８′を互いに球面とし、
ここより漏出したガスは排ガス集合孔１０を通り
コンプレツサ入口１１の負圧部へ導入し、入口空
気と共にエンジンに送り込むものである。この場
合球面シールとすることによりスクロール１（エ
ンジン側よりの高温排ガスが通る渦巻室）とガス
集合孔１０間の流路抵抗を増し漏出量を極力抑え
ることができる。又漏出ガスは接触部８′の流路
抵抗よりもはるかに抵抗を小さくした排ガス集合
孔１０よりコンプレツサ入口１１の負圧部へ導入
し、入口空気と共にエンジンに送り込むので、コ
ンプレツサ入口部が負圧で、ブツシユ９の外側が
大気圧であるので、大気圧との差driving force
（送気力）となつて、ノズルシヤフト５とブツシ
ユ９間よりのガス漏出を極力少なくすることがで
きる。
以上説明した如くこの考案によると、可変翼式
過給機のノズルシヤフト部より外部への漏出排ガ
ス量を極力少なくすることができるので、漏出排
ガスにより附近の機器が錆びるのを防止し、漏出
ガスによる公害防止に役立つものであると共に給
気側に排ガスを入れることはノツクス発生率の減
少を促すものである。
過給機のノズルシヤフト部より外部への漏出排ガ
ス量を極力少なくすることができるので、漏出排
ガスにより附近の機器が錆びるのを防止し、漏出
ガスによる公害防止に役立つものであると共に給
気側に排ガスを入れることはノツクス発生率の減
少を促すものである。
第１図は従来のノズルシヤフト部の構造を示す
部分断面図、第２図はこの考案の一実施例を示す
可変翼式過給機の断面図である。 ２……ノズルベーン、５……ノズルシヤフト、
７……バツクプレート、８，８′……接触部、１
０……排ガス集合孔、１１……コンプレツサ入
口。
部分断面図、第２図はこの考案の一実施例を示す
可変翼式過給機の断面図である。 ２……ノズルベーン、５……ノズルシヤフト、
７……バツクプレート、８，８′……接触部、１
０……排ガス集合孔、１１……コンプレツサ入
口。
Claims (1)
- タービン側を可変翼付とした過給機において、
ノズルシヤフトのノズルベーン付根部と該付根部
が貫通するバツクプレートとの接触部に球面を設
け、前記接触部よりの漏出ガスを排ガス集合孔よ
りコンプレツサ入口の負圧部へ導入することを特
徴とする可変翼式過給機のガス漏れ防止機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1116182U JPS58114843U (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 可変翼式過給機のガス漏れ防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1116182U JPS58114843U (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 可変翼式過給機のガス漏れ防止機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58114843U JPS58114843U (ja) | 1983-08-05 |
| JPS6135708Y2 true JPS6135708Y2 (ja) | 1986-10-17 |
Family
ID=30023778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1116182U Granted JPS58114843U (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 可変翼式過給機のガス漏れ防止機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58114843U (ja) |
-
1982
- 1982-01-29 JP JP1116182U patent/JPS58114843U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58114843U (ja) | 1983-08-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4537636B2 (ja) | 一体型の排気ガス再循環ポンプを組み込んだターボチャージャー | |
| US4654941A (en) | Method of assembling a variable nozzle turbocharger | |
| CN201262164Y (zh) | 一种进气导叶装置 | |
| JPH01267303A (ja) | 可変容量タービン | |
| US20170044927A1 (en) | Lock-up prevention vane for variable geometry turbocharger | |
| JP2005351089A (ja) | 過給機およびシール装置 | |
| JP4405808B2 (ja) | 容積式ロータリーマシン | |
| JPS6135708Y2 (ja) | ||
| JPS6135707Y2 (ja) | ||
| JP2005240569A (ja) | 作動流体還流路を有する過給用コンプレッサ | |
| US3568650A (en) | Supercharger and fuel injector assembly for internal combustion engines | |
| US4422432A (en) | Variation of fuel vaporizer for internal combustion engine | |
| JP3733101B2 (ja) | 自動車用の空気過給装置 | |
| CN113323876B (zh) | 一种压缩机的吸气增压结构和压缩机 | |
| JP2005188337A (ja) | 作動流体還流路を有する過給用コンプレッサ | |
| KR200159757Y1 (ko) | 자동차엔진용 과급장치 | |
| JP2005351090A (ja) | 過給機 | |
| JPS628342Y2 (ja) | ||
| KR200240950Y1 (ko) | 자동차엔진용유입공기와류장치 | |
| JP2000213359A (ja) | 可変容量タ―ボチャ―ジャ | |
| JPS59200003A (ja) | タ−ボチヤ−ジヤ−用排気タ−ビン | |
| JPS6135711Y2 (ja) | ||
| CN217002047U (zh) | 涡轮机旁通阀和涡轮增压器 | |
| JPS6135710Y2 (ja) | ||
| JPH0721896Y2 (ja) | クロスフロ−水車 |