JPS6135536B2 - - Google Patents

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JPS6135536B2
JPS6135536B2 JP9795177A JP9795177A JPS6135536B2 JP S6135536 B2 JPS6135536 B2 JP S6135536B2 JP 9795177 A JP9795177 A JP 9795177A JP 9795177 A JP9795177 A JP 9795177A JP S6135536 B2 JPS6135536 B2 JP S6135536B2
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JP
Japan
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scanning
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optical system
exposure lamp
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JP9795177A
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Fumitoshi Atsumi
Tetsuya Yamada
Toshiaki Ishihara
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複写機、詳しくは原稿台上に載置され
た原稿を、露光ランプで照射しつつ原稿走査手段
で走査して作像し、該走査終了後、前記走査手段
をスタート位置までリターンさせる複写機であつ
て、前記走査手段の走査に伴う移動距離を可変と
したものに関する。
一般に、この種の原稿台走査型の電子写真複写
機において、露出ランプはハロゲンランプ等の高
輝度のものを使用するため、多量の熱線をも放出
し、原稿台特に原稿載置ガラス面の温度上昇が問
題となる。このようなガラス面の温度上昇は特に
原稿走査手段が原稿の長さに対応してその走査移
動距離を可変とした複写機において、原稿の長さ
が短くて(例えばA5サイズの場合)走査移動距
離が短くなると顕著になる。
即ち、原稿の長さに対応してその走査移動距離
が変化する複写機の一例として、ロール複写機を
使用し、原稿の長さに対応した長さに切断するよ
うにした複写機がある。この種複写機は、原稿ガ
ラス側辺に原稿の長さに対応してセツトされるイ
〓〓〓〓
ンデツクスを設け、このインデツクスと一体的に
ロール紙切断及び原稿台リターン用のスイツチを
移動可能に設け、光学系あるいは原稿台の走査に
よつてこのスイツチを作動させて原稿の長さに対
応したロール紙の切断及び走査系のリターンを行
なうようになされている。従つて、原稿がA5サ
イズ以下の短いものである場合、前記のような走
査系リターン方式で多数枚連続複写を行なうと、
露光ランプが走査終了に伴つて消灯されてから走
査系がスタート位置に戻るまでの時間が極めて短
く、次の露光・走査工程がすぐに始まるため、露
光ランプが冷却される時間がほとんどなく、原稿
台ガラスの温度上昇が著しい。特に、リターン時
の駆動力として走査手段の走査時の移動に伴つて
蓄勢されるスプリングの復帰力を利用しているも
のは、リターンスピードが極めて速く、前記のよ
うな連続複写の際には大きな問題となる。
このような、原稿台の温度上昇を防止する手段
として、露光ランプと原稿台ガラスとの間に熱線
吸収ガラスを設置したり、あるいは原稿台を冷却
する送風手段を設ける等の手段が採られている。
しかしながら、熱線吸収ガラスはその熱線吸収効
率を高くするほど防熱効果は上がるが、反面、露
光に必要な光量を低下させることにもなり、その
ための所定の光量を得るために露光ランプへの入
力電圧を上げる等の手段が必要となり、露光ラン
プの寿命に悪影響を与える。しかも、低価格で熱
線吸収効率の低いものは、防熱効果としては極め
て弱い。また、送風手段を設けて原稿台ガラスを
冷却する手段においては、送風のためのフアンや
ダクト等の特別な手段を必要とし、かつ冷却効果
はこれのみでは極めて弱い。
そこで、本発明者等は原稿台ガラスの温度上昇
を防止するために、連続コピーの際に、1枚目の
コピーと2回目のコピーとの時間的間隔、つまり
連続コピーで露光ランプが消灯している時間をコ
ントロールして原稿台ガラスの温度上昇を調べる
実験を行なつた。実験結果は第1図に示すグラフ
のとおりであり、露光ランプとしてはハロゲンラ
ンプ(80V、350W)を2本使用した。縦軸の原
稿台飽和温度(deg)とは、A5サイズで連続コピ
ーを行なつた場合、1時間程度で原稿台ガラス温
度上昇は飽和状態を示すことにより、1時間連続
コピー後の原稿台ガラスの温度である。横軸は連
続コピーの時間的間隔、つまり露光ランプが消灯
している時間を示す。ただし、この時間には走査
系リターン時間等が含まれておらず、リターン時
に露光ランプは消灯されているので、露光ランプ
の消灯時間は横軸の時間にリターンに要する約1
秒を加算して考えるべきである。
この実験結果から考えれば、A5サイズより短
い原稿を連続してコピーする場合には、1枚目の
コピーののち、1秒以上露光ランプが消灯されて
から2枚目のコピーを行なえば原稿台ガラスの温
度上昇は所望の温度範囲(55deg)内に入ること
が分かる。この所望の温度範囲とは、日本国内に
おける電取規格で最も温度が高くなる条件で連続
コピーを取つた場合、そのときの飽和温度が
55deg以下でなければならないという定めに基づ
く。
本発明は、原稿台ガラスの温度上昇を防止する
ための、前記の実験に着目してなされたもので、
走査手段の走査終了に伴つて露光ランプを消灯せ
しめたのち、露光部のガラス面温度が所定値以上
になることを防止するため、前記走査手段の移動
距離が所定距離以下のとき走査開始位置へのリタ
ーン時間が所定時間以上となるように減速させる
第2リターン手段を設けることにより、即ちリタ
ーン速度を減速させて露光ランプが点灯しないで
冷却される時間を設けることにより、原稿台ガラ
ス等の温度上昇を防止するようにした複写機を提
供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本発明に係る複写
機は、原稿台上に載置された原稿を、露光ランプ
で照射しつつ原稿走査手段で走査して作像し、該
走査終了後、前記走査手段をスタート位置までリ
ターンさせる複写機であつて、前記走査手段の走
査に伴う移動距離を可変としたものにおいて、前
記走査手段の走査終了に伴つて前記露光ランプを
消灯せしめる手段と、前記走査手段を走査開始位
置へリターンせしめる第1リターン手段と、前記
走査手段を前記第1リターン手段によるリターン
速度よりも減速して走査開始位置へリターンせし
める第2リターン手段と、前記走査手段の移動距
離が所定距離よりも大きいとき、前記第1リター
ン手段によつて前記走査手段を走査開始位置へリ
ターンせしめる一方、前記走査手段の移動距離が
所定距離以下のとき、原稿台のガラス面温度が所
〓〓〓〓
定値以上になることを防止するために前記走査手
段の走査開始位置へのリターン時間が所定時間以
上となるように前記第2リターン手段によつて前
記走査手段を走査開始位置へリターンせしめる切
替手段とを備えたことを特徴とする。
以下、本発明を添付図面に従つて説明する。
第2図は本発明が適応される複写機の一例とし
て、ロール複写紙を使用する静電潜像転写型複写
機の概略正面図であり、まずこれによつて複写動
作の概略を説明する。
原稿台ガラス1上に載置された原稿(図示せ
ず)は、露光ランプ2で照射され、その反射原稿
像は第1反射鏡3a、第2反射鏡3b、第3反射
鏡3c、レンズ4、第4反射鏡3d及びスリツト
部5を介して感光ドラム6上に投影される。露光
ランプ2は第3図に示すようにガイドレール7上
を移動自在な支持体8aに固定され、原稿走査
時、露光ランプ2が点灯しつつ図中左方に一定速
度Vで走査される。また、第2、第3反射鏡3
b,3cはガイドレール7上を摺動自在ないまひ
とつの支持体(図示せず)によつて(V/2)の
一定速度で走査される。これらの光学系10は図
示しないメインモータにより左方に走査され、リ
ターン時の駆動力は第2、第3反射鏡3b,3c
の支持体に一端が固着されたコイル状の復帰スプ
リング11が走査に伴つて蓄勢される復帰力を利
用している。
一方、複写機12はロール状にストツクされて
おり、給紙ローラ13でストツク位置から引き出
されて後述するカツタ作動信号によつて作動する
カツタ14によつて所定長さに切断される。前述
のように、光学系10によつて走査される原稿像
はチヤージヤ15によつて帯電された感光ドラム
6上に投影されて静電潜像となり、同期して搬送
される複写紙12に転写部16で転写される。転
写後、複写紙12は分離爪17により感光ドラム
6上から分離され、現像装置18を通過して現像
され、乾燥定着装置19で定着されて複写が完了
する。転写後、感光ドラム6はイレーサ20によ
つて残留電荷が除去され、次の複写工程にはい
る。
続いて、昇温防止装置を説明する。
第3図、第4図は第1の実施例を示し、通常の
復帰スプリング11とそれよりもばね力の弱い復
帰スプリング29とをそれぞれの支軸11a,2
9aに巻回し、原稿サイズがA5以上であれば光
学系10を2つの復帰スプリング11,29とで
リターンさせ、原稿サイズがA5以下であればば
ね力の弱い復帰スプリング29のみでリターンさ
せ、リターン速度を遅らせるようにしたものであ
る。
詳しくは、復帰スプリング11の一端をフレー
ム28に止着し、他端を支軸11aに止着する。
いまひとつの復帰スプリング29の一端をフレー
ム28に止着し、他端を支軸29aに止着する。
ワイヤ30は一端を支持体8aに止着し、中間部
を支軸11aに装着したクラツチ31のクラツチ
ローラ32に巻回し、他端を支軸29に固定した
ローラ33に巻回して止着する。
一方、原稿台25上を走査方行に摺動自在なラ
ンダムカツトレバー26の支持板27には、カツ
タ14を作動させるスイツチSW1と、露光ランプ
2を消灯させるとともに光学系10をリターンさ
せるスイツチSW2が取付けられている。このスイ
ツチSW1,SW2はそれぞれ支持体8aに設けたガ
イド(図示せず)により作動するようになつてい
る。
また、原稿がA5サイズよりも短いことを検知
する手段として第4図に示すようにスイツチSW3
を設け、前記ランダムカツトレバー26の支持板
27に取付けたガイド34によつて作動させる。
スイツチSW3の検知出力がオンするとクラツチ3
1はオフしてクラツチローラ32が支軸11aに
対してフリーとなり、オフであるとクラツチ31
はオンしてクラツチローラ32が支軸11aに一
体回転可能に固着される。
従つて、原稿がA5サイズ以下の場合でランダ
ムカツトレバー26が原稿の長さに対応して設定
されているとすると、ガイド34によつてスイツ
チSW3がオンされる。スイツチSW3がオンされる
とクラツチ31はオフし、クラツチローラ32は
支軸11aに対してフリーとなる。この状態で光
学系10が走査を開始すると、光学系10の移動
に伴つてクラツチローラ32が空回転してワイヤ
30がローラ33、支軸29を回転させて引き出
されていき、復帰スプリング29のみに復帰力が
蓄勢される。支持体8aがスイツチSW1をオンし
て複写紙12が切断され、スツチSW2をオンして
〓〓〓〓
露光ランプ2が消灯されかつ光学系10がリター
ンする。このリターンは復帰スプリング29に蓄
勢された復帰力により、リターン速度を遅らせて
行なわれ、原稿台ガラス1等の温度上昇を防止す
る。
また、原稿がA5サイズ以上の場合でランダム
カツトレバー26が原稿の長さに対応して設定さ
れているとするとスイツチSW3はオフ状態にあ
り、クラツチ31がオンすることによりクラツチ
ローラ32は支軸11aに一体回転可能に固着さ
れる。この状態で光学系10が走査を開始する
と、光学系10の移動に伴つてワイヤ30がクラ
ツチローラ32、支軸11a及びローラ33、支
軸29aを回転させて引き出されていき、復帰ス
プリング11,29に復帰力が蓄勢される。よつ
て、光学系10は復帰スプリング11,29に蓄
勢された復帰力によつてリターンする。
第5図は第2の実施例を示し、ワイヤ30の他
端を復帰スプリング11の支軸11aに固定した
ローラ34に巻回して止着し、かつ支軸11aに
装着したクラツチ35のスプロケツト36をチエ
ーンを介して駆動源(図示せず)に連結したもの
である。原稿がA5サイズ以下の場合で第4図に
示すランダムカツトレバー26が原稿の長さに対
応して設定され、スイツチSW3がガイド34によ
つてオンされているときで、かつ光学系10がリ
ターンするときにのみ、前記クラツチ35はオン
される。クラツチ35がオンされると、スプロケ
ツト36は支軸11aに一体回転可能に固着し、
光学系10はチエーン37からの回転駆動力によ
りワイヤ30を介して走査速度と同速度でリター
ンされる。リターンが終了し、光学系10が走査
開始位置に復帰したことは第4図に示すスイツチ
SW4によつて検知され、この検知信号によつてク
ラツチ35はオフされ、スプロケツト36は支軸
11aに対してフリーとなる。
一方、原稿がA5サイズ以上の場合でランダム
カツトレバー26が原稿の長さに対応して設定さ
れ、スイツチSW3がオフ状態にあると、クラツチ
35はオンされることがなく、光学系10はその
移動によつて蓄勢された復帰スプリング11の復
帰力によりリターンされる。
前述のようにチエーン37による光学系10の
リターン速度は復帰スプリング11によるリター
ン速度よりも遅く、約1秒のリターン時間が得ら
れる。
なお、この第2の実施例においては、クラツチ
35がオンして光学系10がチエーン37により
強制駆動されてリターンする際にも、復帰スプリ
ング11は蓄勢された復帰力を保持している。ク
ラツチ35がオンのとき復帰スプリング11の復
帰力は零であることが望ましいが、実際にはチエ
ーン37の駆動系のトルクが大きいために復帰ス
プリング11の復帰力は無視できる。
第6図は第3の実施例を示し、ワイヤ30の他
端を第5図と同様に復帰スプリング11の支軸1
1aに固定したローラ34に巻回して止着し、か
つ支軸11aの他端にソレノイド38がオンする
ことによつて作動するブレーキベルト39を設け
たものである。このソレノイド38は原稿がA5
サイズ以下の場合でスイツチSW3がオンされてい
るときで光学系10がリターンするときにのみオ
ンされる。ソレノイド38がオンされると、ブレ
ーキベルト39が支軸11aに圧着して復帰スプ
リング11に蓄勢された復帰力が制動される。光
学系10はこの制動で減速されて必要な遅延時間
を得てリターンする。ソレノイド38は前記クラ
ツチ35と同様に光学系10が走査開始位置に復
帰したときにスイツチSW4が発する検知信号によ
つてオフする。
第7図、第8図は第4の実施例を示し、支持体
8aの下部にローラ40を回動自在に取付け、ガ
イドレール7の下方にブレーキ板41をブラケツ
ト42に支軸43を支点として上下に回動自在に
装着し、このブレーキ板41の自由端をケース4
4に収納したコイルスプリング45で上方、即ち
ガイドレール7側に付勢し、ガイドレール7上を
リターンする支持体8aのローラ40に制動力を
付与し、光学系10のリターンを減速するように
したものである。この制御力を付与するのは、原
稿がA5サイズ以下の場合に光学系10がリター
ンするときのみでよく、光学系10が走査すると
き、及び原稿がA5サイズである場合には制動力
を解除する必要がある。解除はブレーキ板41の
自由端にプランジヤ47を固定したソレノイド4
6をオンし、ブレーキ板41を支軸43を支点と
して下方に回動させることにより行なう。
また、光学系10のリターン駆動を復帰スプリ
〓〓〓〓
ング11に蓄勢された復帰力によるのではなく、
適宜駆動源に連結されたチエーン等により強制的
に行なうのであれば、原稿がA5サイズ以下の場
合は原稿がA5サイズ以上の場合に比べて、ギヤ
比を変えてあるいは駆動モータの回転数を変える
ことにより、リターン速度を遅すくることも可能
である。
例えば、前者のものとしては第9図に示すよう
に、光学系10をリターンさせるワイヤ30を巻
回したローラ48の軸49にクラツチ50a,5
0bを装着し、それぞれのスプロケツト51a,
51bと駆動モータ52の出力軸に固定したスプ
ロケツト53a,53bとにチエーン54a,5
4bを張設したものとすることができ、スプロケ
ツト51bはスプロケツト51bよりも歯数が多
く、出力側のスプロケツト53a,53bの歯数
は同じである。
原稿がA5サイズ以上であればクラツチ50a
がオンして、ギヤ比が相対的に小さいスプロケツ
ト51aを介して光学系10は通常のリターン速
度でリターンされる。原稿がA5サイズ以下であ
ればクラツチ50bがオンして、ギヤ比が相対的
に大きいスプロケツト51bを介して光学系10
は減速された遅いリターン速度でリターンされ
る。
また、後者のものとしては第10図に示すよう
に、リターン用の駆動モータMを直流モータと
し、その入力電圧を第4図に示した原稿サイズ検
知スイツチSW3のオン・オフで動作するリレー
Ry1の接点aにより切換え、光学系10のリタ
ーン速度を原稿がA5サイズ以下であれば遅くす
るようにできる。
なお、A5サイズ以下の原稿を複写する場合で
あつても、連続複写枚数が10枚以下と少ないとき
には、連続複写終了後新しい原稿に取換える間は
露光ランプ2が消灯しているので、原稿台の温度
上昇は防止される傾向にある。よつて、サイズの
短い原稿であつても連続複写枚数の少ないときに
は、前記各実施例に示した減速手段を動作させ
ず、光学系10が通常の速度でリターンを行なう
ようにしてもよい。
さらに、1原稿1複写の場合は各複写動作間の
時間的間隔が原稿交換動作によつて確保されるた
めに、原稿台の昇温は問題とならず、原稿台昇温
防止装置を作動させると却つて複写速度が低下す
ることとなる。従つて、このような場合は前記装
置が作動しないようにしてもよい。
以上の説明で明らかなように、本発明は、走査
終了に伴つて露光ランプを消灯せしめる手段と、
第1リターン手段と、この第1リターン手段によ
るリターン速度よりも減速してリターンせしめる
第2リターン手段と、第1リターン手段と第2リ
ターン手段とを切換える切換手段とを備え、走査
手段の移動距離が所定距離以下のとき、原稿台の
ガラス面温度が所定値以上になることを防止する
ために走査手段の走査開始位置へのリターン時間
が所定時間以上となるように前記第2リターン手
段によつて走査手段をリターンせしめるように前
記切換手段が作動するため、原稿サイズが短くて
原稿台の昇温が問題となつても、走査手段のリタ
ーン速度を減速させて露光ランプが点灯しないで
冷却される時間を確実に設けることができ、原稿
台周辺特に原稿台ガラスの温度上昇を防止するこ
とができる。しかも、前記従来のように光量を低
下させる熱線吸収ガラスやいたずらに複写機を大
形化する送風手段を用いる必要はまつたくない。
【図面の簡単な説明】
第1図は原稿台ガラスの飽和温度を示すグラ
フ、第2図は本発明が適応される複写機の概略正
面図、第3図、第4図は第1の実施例を示す斜視
図及び正面図、第5図は第2の実施例を示す斜視
図、第6図は第3の実施例を示す斜視図、第7
図、第8図は第4の実施例を示す斜視図及び正面
図、第9図は第5の実施例を示す正面図、第10
図は第6の実施例を説明する回路図である。 1……原稿台ガラス、2……露光ランプ、3
a,3b,3c,3d……反射鏡、4……レン
ズ、6……感光ドラム、8a……支持体、10…
…光学系、11……復帰スプリング、23……ス
ライダ、24……緩衝用スプリング、26……ラ
ンダムカツトレバー、29……復帰スプリング、
31……クラツチ、35……クラツチ、37……
リターン駆動用チエーン、38……ソレノイド、
39……ブレーキベルト、40……ローラ、41
……ブレーキ板、45……コイルスプリング、4
6……ソレノイド、50a,50b……クラツ
チ、51a,51b……スプロケツト、52……
モータ、54a,54b……リターン駆動用チエ
〓〓〓〓
ーン、M……直流モータ、SW1……カツタ作動用
スイツチ、SW2……露光ランプ消灯リターン位置
設定手段スイツチ、SW3……原稿サイズ検知手段
スイツチ。 〓〓〓〓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原稿台上に載置された原稿を、露光ランプで
    照射しつつ原稿走査手段で走査して作像し、該走
    査終了後、前記走査手段をスタート位置までリタ
    ーンさせる複写機であつて、前記走査手段の走査
    に伴う移動距離を可変としたものにおいて、 前記走査手段の走査終了に伴つて前記露出ラン
    プを消灯せしめる手段と、 前記走査手段を走査開始位置へリターンせしめ
    る第1リターン手段と、 前記走査手段を前記第1リターン手段によるリ
    ターン速度よりも減速して走査開始位置へリター
    ンせしめる第2リターン手段と、 前記走査手段の移動距離が所定距離よりも大き
    いとき、前記第1リターン手段によつて前記走査
    手段を走査開始位置へリターンせしめる一方、前
    記走査手段の移動距離が所定距離以下のとき、原
    稿台のガラス面温度が所定値以上になることを防
    止するために前記走査手段の走査開始位置へのリ
    ターン時間が所定時間以上となるように前記第2
    リターン手段によつて前記走査手段を走査開始位
    置へリターンせしめる切替手段と、 を備えたことを特徴とする複写機。
JP9795177A 1977-05-13 1977-08-15 Temperature rise preventing device for original base in electrophotographic copier Granted JPS5431744A (en)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9795177A JPS5431744A (en) 1977-08-15 1977-08-15 Temperature rise preventing device for original base in electrophotographic copier
US05/902,710 US4183656A (en) 1977-05-13 1978-05-04 Slit exposure type copying apparatus
DE19782821006 DE2821006A1 (de) 1977-05-13 1978-05-12 Schlitzbelichtungskopiergeraet

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JP9795177A JPS5431744A (en) 1977-08-15 1977-08-15 Temperature rise preventing device for original base in electrophotographic copier

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JPS5431744A JPS5431744A (en) 1979-03-08
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JP9795177A Granted JPS5431744A (en) 1977-05-13 1977-08-15 Temperature rise preventing device for original base in electrophotographic copier

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JPS59113199A (ja) * 1982-12-17 1984-06-29 Okuno Seiyaku Kogyo Kk アルミニウム合金鋳物又はアルミニウム合金ダイカストの表面処理方法
JPS6296681A (ja) * 1985-02-09 1987-05-06 Aichi Steel Works Ltd シリコン含有アルミニウム合金に異種金属を被覆する方法

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