JPS6135268Y2 - - Google Patents

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JPS6135268Y2
JPS6135268Y2 JP13126881U JP13126881U JPS6135268Y2 JP S6135268 Y2 JPS6135268 Y2 JP S6135268Y2 JP 13126881 U JP13126881 U JP 13126881U JP 13126881 U JP13126881 U JP 13126881U JP S6135268 Y2 JPS6135268 Y2 JP S6135268Y2
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JP
Japan
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air
cabin
liquid
pipe
liquid agent
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JP13126881U
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English (en)
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JPS5835963U (ja
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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本件考案は、果樹園や畑作作物の防除を大規模
に行なう乗用形防除作業機即ちスピードスプレヤ
ーに関するものである。
スピードスプレヤーは、液剤タンク及び走行用
エンジン、送風機用エンジン、防除機、噴口、送
風機等を一体的にシヤーシー上に載置し、オペレ
ーターも運転席に座つて圃場内を走り乍ら噴霧を
行なうものである。その液剤ミストの到達力は上
方へ10数メートル、左右へ10数メートルの半円状
に到り、これらのミストが流れることにより対象
作物の茎葉に液剤が付着する。しかし、作業中の
風向きにより、ミストの流れが逆流し、思わぬ方
向からオペレーターに液剤がかかることが多いの
である。
常に、スピードスプレヤーの機体を風上へ向つ
て走行させればこのような事故は発生しないはず
であるが、圃場内を往復作業する場合や、突然の
風向きの変更の為にどうしてもオペレーターへ向
かつて或る程度は流れてくるのである。これを防
ぐ為に、運転席にキヤビンを設けることが行われ
ているが、防除作業が初夏から夏にかけて主とし
て行われるので、冷房装置が失ければ暑くて仕事
ができないのである。
本件考案はこのようなスピードスプレヤーの簡
易的な冷房装置に関するものである。
冷蔵庫やクーラー等の冷房装置は、クローズサ
ーキツト内でフロンガス等の冷媒を圧縮・断熱膨
張し、低温を得るのであるが、このような本格的
な冷房装置では馬力を要し、コストが高くつくの
で、本件考案では冷媒として空気を用い、空気の
場合に圧縮すると発熱が大きく、断熱膨張による
低温効果に比べて発熱が大きすぎ冷房用に不向き
であつたのであるが、スピードスプレヤーの場合
には発熱を吸収させるのに効果的な液剤の入つた
タンクがあるので、該タンクにて発熱を吸収し、
断熱膨張により低温を得てキヤビン内を冷房し、
又、外気の空気を冷媒として使うことにより発生
する不具合いである凝集水をこれに液剤タンクを
使つて液剤タンク内に回収することにより空気を
冷媒とする簡易的な冷房装置を構成したものであ
る。
本件考案の目的は以上の如くであり、添付の図
面に示した実施例の構成に基づいて、本件考案の
構成を説明すると。
第1図はスピードスプレヤーの側面図、第2図
はキヤビン1を開放した状態の側面一部断面図で
ある。第3図は本件考案の冷房装置の側面断面
図、第4図は同じく他の実施例を示す図面であ
る。
前輪16,16、後輪8,8をシヤーシー17
に支架し、駆動走行する。シヤーシー上の最前部
にキヤビン1が開放自在に設けられ、キヤビン1
上にワイパー2が設けられている。運転席4は液
剤タンク7の前方へ設けられており、運転席に座
つたオペレーター3をキヤビン1で包囲すべく構
成している。液剤タンク7の後方にエンジン室1
1が設けられ、該エンジン室11内に送風機10
を駆動する為のエンジンが設けられ、該エンジン
により防除機も駆動され、加圧された液剤が噴口
9より微粒子となり飛びだし、送風機10の風に
乗つてミスト流となる。
本考案のエアーコンプレツサー18もエンジン
室11内に設けられている。エアーコンプレツサ
ーはバツテリーとモーター駆動による場合を図示
しているが、エンジンより直接駆動すべく構成し
てもよい。
エアーコンプレツサー18のサクシヨンパイプ
20は液剤タンクの上方にその吸込口を設けてお
り、冷房回路を一度通過した空気を再度吸引可能
に構成しているが、足りない空気は、液剤タンク
の蓋19より外気を吸入してエアーコンプレツサ
ーに吸引すべく構成している。これにより出来る
だけ乾いた空気を吸引すべくしている。エアーコ
ンプレツサー18内で空気を圧縮し、該圧縮空気
を圧縮空気パイプ15で断熱膨張室5へ送るが、
この圧縮空気パイプ15の発熱が大であるので液
剤タンク7の液面12下に配管し、放熱フイン
や、放熱の為に数往復配管したパイプにより、発
熱を液剤に吸収させている。発熱を吸収された後
の圧縮空気を断熱膨張室5内で断熱膨張させ、空
気を低温にし、吸熱フイン等を設けた冷却パイプ
6でキヤビン内を通過させ、キヤビン1内の冷房
を行なう。空気を断熱膨張させることにより、冷
媒として使用した空気内の水分が凝集し、凝集水
となるのでこれを回収する必要があり、排出パイ
プ21は再度液剤タンク7に開口し、冷媒として
利用した空気をタンク内に放出せる。これにより
凝集水は液剤に混入し、水分が凝集して低温乾燥
した空気は再度サクシヨンパイプ20よりエアー
コンプレツサー18に吸引される。
第4図の実施例においては、キヤビン1内の冷
却パイプ6にフアン20とモーター23により冷
却風を当てて冷風を発生させ、キヤビン1内を有
効に冷房すべく構成している。
以上の如く本件考案は、スピードスプレヤー装
置の運転席を包囲するキヤビンを設け、該キヤビ
ン内の冷房を行なうべくエアーコンプレツサーを
設けて、エアーコンプレツサーにて加圧した空気
の圧縮空気パイプを液剤タンクの液剤内を通過さ
せ、キヤビン内の放熱パイプの前で断熱膨張させ
放熱パイプ内の凝集水及び空気を液剤タンク内に
放出したので、高価な精密コンプレツサーや冷媒
ガスを用いずに空気を冷媒とし、液剤タンク内の
液剤を冷却液として用いることができるので、簡
単に、安価にかつ効率的にキヤビンの冷房装置を
構成することができたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はスピードスプレヤーの側面図、第2図
はキヤビン1を開放した状態の側面一部断面図、
第3図は本件考案の冷房装置の側面断面図、第4
図は同じく他の実施例を示す図面である。 1……キヤビン、3……オペレーター、4……
運転席、5……断熱膨張室、6……冷却パイプ、
7……液剤タンク、15……圧縮空気パイプ、1
8……エアーコンプレツサー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スピードスプレヤー装置の運転席を包囲するキ
    ヤビンを設け、該キヤビン内の冷房を行なうべく
    エアーコンプレツサーを設けて、エアーコンプレ
    ツサーにて加圧した空気の圧縮空気パイプを液剤
    タンクの液剤内を通過させ、キヤビン内の冷却パ
    イプの前で断熱膨張させ、放熱パイプ内の凝集水
    及び空気を液剤タンク内に放出したことを特徴と
    するスピードスプレヤー装置。
JP13126881U 1981-09-02 1981-09-02 スピ−ドスプレヤ−装置 Granted JPS5835963U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13126881U JPS5835963U (ja) 1981-09-02 1981-09-02 スピ−ドスプレヤ−装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13126881U JPS5835963U (ja) 1981-09-02 1981-09-02 スピ−ドスプレヤ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5835963U JPS5835963U (ja) 1983-03-09
JPS6135268Y2 true JPS6135268Y2 (ja) 1986-10-14

Family

ID=29924859

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13126881U Granted JPS5835963U (ja) 1981-09-02 1981-09-02 スピ−ドスプレヤ−装置

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JP (1) JPS5835963U (ja)

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JPS5835963U (ja) 1983-03-09

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