JPS6135218A - 合成樹脂製ポンプの製造方法 - Google Patents
合成樹脂製ポンプの製造方法Info
- Publication number
- JPS6135218A JPS6135218A JP3438185A JP3438185A JPS6135218A JP S6135218 A JPS6135218 A JP S6135218A JP 3438185 A JP3438185 A JP 3438185A JP 3438185 A JP3438185 A JP 3438185A JP S6135218 A JPS6135218 A JP S6135218A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- liner
- casing
- molded
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は合成樹脂製ポンプの製造方法に関するものであ
る。
る。
従来の井戸ポンプ、例えば渦流れ形ポンプは。
揚水機能部を構成するケーシング、羽根車、ケーシング
カバーなどの主要部品を銅合金鋳物などで形成している
のが一般的である。渦流れ形ポンプの特質上1羽根車と
、ケーシングあるいはケーシングカバーのライナ部との
間隙は、0.05m程度の微小に保って揚水性能を確保
する必要がある。
カバーなどの主要部品を銅合金鋳物などで形成している
のが一般的である。渦流れ形ポンプの特質上1羽根車と
、ケーシングあるいはケーシングカバーのライナ部との
間隙は、0.05m程度の微小に保って揚水性能を確保
する必要がある。
従って、これらの部品は精度の高い機械加工仕上が必要
で、生産性向上の障害となっていた。また、揚水により
ライナ部などに腐食を生じると、前記微小間隙の拡大に
より性能低下を短期間に生ずる事もあった。
で、生産性向上の障害となっていた。また、揚水により
ライナ部などに腐食を生じると、前記微小間隙の拡大に
より性能低下を短期間に生ずる事もあった。
この欠点を解決するために、上記部品を合成樹脂化する
事が考えられるが、特に井戸ポンプにおいては、井戸へ
の据付初期などに揚水中に砂が混入して吸上げられるこ
とも多く、この砂によって羽根車および1羽根車と微小
間隙を保って対向す −るケーシングやケーシングカ
バーが早期に摩耗し短期間の運転で揚水性能の顕著な低
下をきたすことが試作品にて確認された。これを解決す
るために、ライナ面にステンレス鋼などの耐食性、耐摩
耗性金属製ライナを一体成形することを試みたが、成形
時の射出樹脂圧力の影響でライナが動いてしまうという
不具合が生じた。
事が考えられるが、特に井戸ポンプにおいては、井戸へ
の据付初期などに揚水中に砂が混入して吸上げられるこ
とも多く、この砂によって羽根車および1羽根車と微小
間隙を保って対向す −るケーシングやケーシングカ
バーが早期に摩耗し短期間の運転で揚水性能の顕著な低
下をきたすことが試作品にて確認された。これを解決す
るために、ライナ面にステンレス鋼などの耐食性、耐摩
耗性金属製ライナを一体成形することを試みたが、成形
時の射出樹脂圧力の影響でライナが動いてしまうという
不具合が生じた。
本発明は上述の欠点を解決し、耐食性、耐摩耗性に優れ
た合成樹脂製ポンプの製造方法を提供する事を目的とす
るものである。
た合成樹脂製ポンプの製造方法を提供する事を目的とす
るものである。
本発明は、微小間隙を保って対向する羽根車あるいはケ
ーシングまたはケーシングカバーのいずれかを合成樹脂
により形成する合成樹脂製ポンプの製造方法において、
耐食性、耐摩耗性材料よりなるライナを前記微小間隙部
に位置させて一体に合成樹脂成形する際に、前記ライナ
を成形室へ押圧する部材で押圧した状態で合成樹脂成形
すると共に、この押圧部材を一体に成形した事を特徴と
する合成樹脂製ポンプにある。
ーシングまたはケーシングカバーのいずれかを合成樹脂
により形成する合成樹脂製ポンプの製造方法において、
耐食性、耐摩耗性材料よりなるライナを前記微小間隙部
に位置させて一体に合成樹脂成形する際に、前記ライナ
を成形室へ押圧する部材で押圧した状態で合成樹脂成形
すると共に、この押圧部材を一体に成形した事を特徴と
する合成樹脂製ポンプにある。
〔発明の実施例〕
以下1本発明の一実施例を図に基づいて説明する。
第1IIは本発明の一実施例を示す渦流れ形ポンプのポ
ンプヘッドの断面図である。熱可塑性合成樹脂により形
成されたケーシング2とケーシングカバー4により、ポ
ンプ室6が設けられ1円盤状羽根車8が電動機軸10に
よって回転され、揚水作用を行なう、前記羽根車8の外
縁部には略四半円状の渦室12が複数個形成され、この
渦室12が渦流水路14内を吸込側から吐出側に向って
高速で回転することにより、遠心力と流体摩擦力との相
剰作用によって揚水する。また、ケーシング2の中央開
口16から揚水が外部へ漏洩するのを防止するため、軸
封装置!18が電動機軸10とケーシング2との間に取
付けられている。また、羽根車8側面に一体成形された
ライナ24,26と対向するケーシング2およびケーシ
ングカバー4のライナ面2A、4Aには、ステンレス鋼
などの耐食性材料よりなるライナ20,22が一体に合
成樹脂成形されると共に、羽根車8との間隙を微小に保
つ如くに構成されている。
ンプヘッドの断面図である。熱可塑性合成樹脂により形
成されたケーシング2とケーシングカバー4により、ポ
ンプ室6が設けられ1円盤状羽根車8が電動機軸10に
よって回転され、揚水作用を行なう、前記羽根車8の外
縁部には略四半円状の渦室12が複数個形成され、この
渦室12が渦流水路14内を吸込側から吐出側に向って
高速で回転することにより、遠心力と流体摩擦力との相
剰作用によって揚水する。また、ケーシング2の中央開
口16から揚水が外部へ漏洩するのを防止するため、軸
封装置!18が電動機軸10とケーシング2との間に取
付けられている。また、羽根車8側面に一体成形された
ライナ24,26と対向するケーシング2およびケーシ
ングカバー4のライナ面2A、4Aには、ステンレス鋼
などの耐食性材料よりなるライナ20,22が一体に合
成樹脂成形されると共に、羽根車8との間隙を微小に保
つ如くに構成されている。
前記ライナ22は、第2図に示す如くに、中央に六22
Aを有する蓋形状を呈し、外周縁部22Bの端部22C
は外方に広がる如くに形成さ九ている。また、該ライナ
22には適所に複数個め小孔22Dが開設されている。
Aを有する蓋形状を呈し、外周縁部22Bの端部22C
は外方に広がる如くに形成さ九ている。また、該ライナ
22には適所に複数個め小孔22Dが開設されている。
第3図は、第1図のケーシングカバー4を合成樹脂成形
する成形状111!lを示す、可動型24には前記ライ
ナ22の小孔22Dと同位置に設けられた押出ピン26
のガイド穴兼用の細孔24Aが開設されている。先ず、
前記ライナ22を可動型24に装着し、次いで第4図に
示す合成樹脂製の保持体28を前記細孔24Aに圧入す
る。態形の保持体28には複数個のリブ状小突起28A
が設けられ、細孔24Aとの間に適切な締代を有して。
する成形状111!lを示す、可動型24には前記ライ
ナ22の小孔22Dと同位置に設けられた押出ピン26
のガイド穴兼用の細孔24Aが開設されている。先ず、
前記ライナ22を可動型24に装着し、次いで第4図に
示す合成樹脂製の保持体28を前記細孔24Aに圧入す
る。態形の保持体28には複数個のリブ状小突起28A
が設けられ、細孔24Aとの間に適切な締代を有して。
ライナ22を可動型24に適切な保持力を保って固定す
る0次に、固定型30に可動型24を取付けたのち、ゲ
ート32から溶融#脂を高圧注入し。
る0次に、固定型30に可動型24を取付けたのち、ゲ
ート32から溶融#脂を高圧注入し。
しばらく冷却したのち型を開き、前記押出ピン26で保
持体28を押圧してケーシングカバー4を押出す、保持
体28とライナ22を一体に合成樹脂成形したケーシン
グカバー4は、第5図に示す如くに、保持体28の突出
部28Bを削除すると完成する。
持体28を押圧してケーシングカバー4を押出す、保持
体28とライナ22を一体に合成樹脂成形したケーシン
グカバー4は、第5図に示す如くに、保持体28の突出
部28Bを削除すると完成する。
上述の方法で成形することにより、ライナは可動型24
の内面にぴったりと当接して成形されるため、成形後の
平面フレなどの寸法精度もかなり高いものが得られ1機
械加工も省くことができる。
の内面にぴったりと当接して成形されるため、成形後の
平面フレなどの寸法精度もかなり高いものが得られ1機
械加工も省くことができる。
また1例えば前記保持体28をライナ22の材料あるい
は、他の部分の材料よりも電気化学的に卑なる材料(例
えばライナ22を鋼合金で製作したときには保持体28
をアルミニウムとするなど)で形成すれば、該保持体2
8が犠牲電極となって。
は、他の部分の材料よりも電気化学的に卑なる材料(例
えばライナ22を鋼合金で製作したときには保持体28
をアルミニウムとするなど)で形成すれば、該保持体2
8が犠牲電極となって。
ライナ22などの他の主要部の電圧化学腐食を防止でき
、さらに耐食性を向上できる。
、さらに耐食性を向上できる。
同様の方法で、ケーシング2あるいは羽根車8も、ライ
ナを一体に合成樹脂成形が可能である。
ナを一体に合成樹脂成形が可能である。
第6図、第7図は上述の実施例の改良案を示す。
第6図に示すようにライナ22に予め凹部22Eを設け
ておいて、該凹部を前記保持体28で可動型24に固定
して成形する。
ておいて、該凹部を前記保持体28で可動型24に固定
して成形する。
ここで、第7図に示すように成形後には、前記ライナ2
2の外面22Fよりも前記保持体28の先端28Cは後
退しているので、第5図の如くに後加工は不要となり、
さらに生産性が向上できる。
2の外面22Fよりも前記保持体28の先端28Cは後
退しているので、第5図の如くに後加工は不要となり、
さらに生産性が向上できる。
本発明によれば耐食性、耐摩耗性に優れた合成樹脂製ポ
ンプの製造方法を得ることができる。
ンプの製造方法を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す合成樹脂製ポンプの断
面図、第2図は第1図のケーシングカバー用のライナの
斜視図、第3図は第1図のケーシングカバーの合成樹脂
成形状態図、第4図は第3図の保持体の斜視図、第5図
は第31!ffにて成形したケーシングカバーの保持体
部分の局部断面図、第6図、第7図は他の実施例断面図
である。 2・・・ケーシング、4・・・ケーシングカバー、8・
・・羽根車、20.22・・・ライナ、28・・・保持
体。 /lJ。 第40 范5図 第6図 、第7図
面図、第2図は第1図のケーシングカバー用のライナの
斜視図、第3図は第1図のケーシングカバーの合成樹脂
成形状態図、第4図は第3図の保持体の斜視図、第5図
は第31!ffにて成形したケーシングカバーの保持体
部分の局部断面図、第6図、第7図は他の実施例断面図
である。 2・・・ケーシング、4・・・ケーシングカバー、8・
・・羽根車、20.22・・・ライナ、28・・・保持
体。 /lJ。 第40 范5図 第6図 、第7図
Claims (1)
- 1、微小間隙を保って対向する羽根車あるいはケーシン
グまたはケーシングカバーのいずれかを合成樹脂により
形成する合成樹脂製ポンプの製造方法において、耐食性
、耐摩耗性材料よりなるライナを前記微小間隙部に位置
させて一体に合成樹脂成形する際に、前記ライナを成形
室へ押圧する部材で押圧した状態で合成樹脂成形すると
共に、この押圧部材を一体に成形した事を特徴とする合
成樹脂製ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3438185A JPS6135218A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 合成樹脂製ポンプの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3438185A JPS6135218A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 合成樹脂製ポンプの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6135218A true JPS6135218A (ja) | 1986-02-19 |
Family
ID=12412589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3438185A Pending JPS6135218A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 合成樹脂製ポンプの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6135218A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01125894U (ja) * | 1988-02-22 | 1989-08-28 | ||
WO1997024531A1 (de) * | 1995-12-30 | 1997-07-10 | Robert Bosch Gmbh | Aggregat zum fördern von kraftstoff |
EP1178216A3 (de) * | 2000-08-04 | 2004-01-02 | WILO GmbH | Pumpengehäuse mit Verbindungsstegen |
JP2012087657A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Hitachi Appliances Inc | 渦流れ形ポンプ装置 |
-
1985
- 1985-02-25 JP JP3438185A patent/JPS6135218A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01125894U (ja) * | 1988-02-22 | 1989-08-28 | ||
WO1997024531A1 (de) * | 1995-12-30 | 1997-07-10 | Robert Bosch Gmbh | Aggregat zum fördern von kraftstoff |
EP1178216A3 (de) * | 2000-08-04 | 2004-01-02 | WILO GmbH | Pumpengehäuse mit Verbindungsstegen |
JP2012087657A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Hitachi Appliances Inc | 渦流れ形ポンプ装置 |
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