JPS6135029Y2 - - Google Patents

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JPS6135029Y2
JPS6135029Y2 JP1982143957U JP14395782U JPS6135029Y2 JP S6135029 Y2 JPS6135029 Y2 JP S6135029Y2 JP 1982143957 U JP1982143957 U JP 1982143957U JP 14395782 U JP14395782 U JP 14395782U JP S6135029 Y2 JPS6135029 Y2 JP S6135029Y2
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JP
Japan
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conveyor
drying
furnace
cleaning device
scallops
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JP1982143957U
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JPS5947491U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は帆立貝柱焙乾装置に関する。
従来、上述焙乾装置としてはバツチ式と連続式
のものとが知られている。
上記連続式焙乾装置はパツチ式に比べて処理能
力が大きいこと等から、現在多用されているので
あるが、当該装置は焙乾炉体内に、網を張設して
形成したコンベアを配置し、該コンベアにより被
処理物を搬送する過程で、被処理物を自動的かつ
連続的に焙乾する構成となつている。
ところが、焙乾を行なうことにより帆立貝柱か
らアミノ酸系(グリシン、アラニン、タウリン)
の汁がにじみでるので、これがコンベアの網に付
着して目詰まりを起こし、これが為焙乾用の熱風
が貝柱に対し送当されなくなる箇所も生じ、この
ため貝柱に乾燥ムラができて、歩止まりが悪くな
る欠点を有していた。
そこで本考案は上述従来の欠点に鑑みて検討の
結果、新規な帆立貝柱焙乾装置を得たもので、そ
の目的とするところは、炉体内に配置されるコン
ベアの適所に洗浄装置を付設することによつて、
コンベアの網に、目詰まりを生じさせないように
し、もつて常に充分な熱風を貝柱に対し均一に送
当させ得るようになし、乾燥ムラをなくして、歩
止りを向上させようとすることにある。
以下本考案を図示の一実施例に基づいて詳述す
れば、第1図ないし第5図に示したように、焙乾
炉体1は、炉2内へ熱風発生炉3により発生せし
めた熱風が、モータ4により動される送風機5に
より循環ダクト6を介して送られるように構成さ
れていると共に、吸気口7と排気口8には吸排気
切換ダンバー9が設けられ、当該ダンバー9によ
つて吸気口7を閉じた状態とすることで熱風が循
環されるように形成されている。
上記焙乾炉体1内には、複数個(図示例では3
個)のベルトコンベア10′,10″,10が、
適当な上下間隔を保持して層状に横向配置され、
該各コンベア10′,10″,10は、夫々一部
分(図示例では一端)が炉2の外に延出されてお
り、その各延出部分11′,11″,11には
夫々コンベアの洗浄装置12が付設してある。
上記各段のコンベア10′,10″,10に
は、夫々の無端ベルト10aとしての網13が張
設されており、かつコンベア枠14の長さ方向両
端部に軸支してある駆動プーリ15及び従動プー
リ16に同ベルト10aが巻装され、該各コンベ
ア10′,10″,10は、夫々モータ17,1
8,19により、駆動プーリ15…が駆動回転さ
れることによつて、第2図中矢印a,b,cが示
した如く反対方向へ駆動される。
又、各段コンベア10′,10″,10は、第
4図に明示した如く、炉2の側壁2aに開設した
窓孔2bから外部へ延出され、炉2内の熱気が排
出されるのを可及的に抑制するため、窓孔2bに
はゴムシート20が臨設してあると共に、前記送
風機5からダクトを介して送風されるようにした
図示しないエアーカーテンを窓孔2bに臨装し、
更に各コンベア10′,10″の端未には、既知の
如く帆立貝柱を下段のコンベア10″,10に
落し込む貝柱の反転移送ホツパー21が夫々設け
てある。
又、炉2内には、各コンベア10′,10″,1
0毎に複数個の邪魔板22…が各コンベア1
0′…と交差する方向に夫々付設させてあり、搬
送されて来た帆立貝柱を掻き均して熱風が効率よ
り供与されるようにしてある。
上記コンベア洗浄装置12はコンベアの延出部
分11′,11″,11における下部に設置され
るもので、これは第4図、第5図に明示した如
く、ケーシング23内に回転ブラシ24を軸支
し、その中心軸25を中空管にて形成すると共
に、周壁に多数個の水噴出孔26…を設け、上記
中心軸25は回転可能なるよう軸受27,27′
によりケーシング23に軸承されると共に、軸受
27には図示しないポンプ手段から送水パイプ2
8が連結され、該送水パイプ28から中心軸25
に供給された水を半径方向へ放射状に噴出するよ
う形成されている。
この洗浄装置12は、ケーシング23の開口部
を上向きとしてコンベア枠14にネジ止等の手段
にて固定することにより延出部分11′…に装着
するが、この際、回転ブラシ24の毛先がコンベ
ア10′…における無端ベルト10aの下面に対
して充分に当接するように配設して、網13の目
に毛先が刺入されるようになし、このことにより
コンベア10′…の駆動回転によつて、回転ブラ
シ24が回転し、かくして網目が毛先と噴出水と
によつて洗浄され得るようにしてある。
上述実施例は、コンベア10′,10″,10
の一部を炉2外に延出させ、その延出部分にコン
ベア洗浄装置12を設置したものであるが、本案
はこれに限定されるものでなく、炉2内にあつて
コンベア10′,10″,10の一部に上記洗浄
装置12を設置するようにすることも可能であ
る。
しかし炉2内の水分による影響を考慮しなけれ
ばならないので同装置12は炉2外に設置するの
が望ましい。
そしてコンベア洗浄装置12を炉外に設置した
ときは、前述のエアーカーテンにより同装置12
による水分を除去することができる。
更に、上記各コンベア10′,10″,10の
駆動手段としては、夫々を別個のモータ17,1
8,19にて駆動するようにしても、また第1図
の如く、歯車伝動機構30,31及びシヤフト3
2,33,34を介して一個のモータ35によ
り、各コンベア10′,10″を駆動し、他のコン
ベア10は別のモータ19により駆動するよう
にしてもよく、更に又、一個のモータで、すべて
のベルトコンベア10′,10″,10を駆動す
るようにしてもよく、何れの場合も、各コンベア
速度は同一に設定される。
而して上記構成のものを用いて帆立貝柱を焙乾
するときは、先ず炉2内に般入する以前に、同貝
柱を海水にて一番煮し、次に順次貝離し、水洗、
外套膜、内蔵等の除去、水さらし、そして食塩水
による二番煮の処理を行なう。
然る後、所望手段にて最上段のコンベア10′
に帆立貝柱を搬入する。
この際予め熱風発生炉3から循環ダクト6、送
風機5を介して炉2内に熱風が送られ、吸排気切
換ダンバー9が吸気口7を閉じた状態で熱風を循
環させる。
次に各コンベア10′,10″,10をモータ
により等速度で駆動させれば、最上段のベルトコ
ンベア10′に載置された帆立貝柱炉2内を搬送
され、こゝで徐々に焙乾されていくのであるが、
同コンベア10′の他端迄搬送されると、反転移
送ホツパー21に導入され、次段ベルトコンベア
10″に載置されるのである。
以下上述と同様にして焙乾されながら、最下段
のベルトコンベア10まで搬送され、当該コン
ベア10の先端より取出して焙乾を終了する。
このようにして帆立貝柱が焙乾されることによ
り、貝柱から滲出されたアミノ酸系の汁が網13
に付着するが、これはスプレー水と回転ブラシ2
4を具備した洗浄装置12にて洗浄されることゝ
なる。
又焙乾が終了し、炉2内を乾燥させる場合に
は、吸排気切換ダンパー9を縦向きとすることに
より、吸排気両口7,8を開いて熱風を送ればよ
い。
以上説明したように本考案に係る帆立貝柱焙乾
装置によれば、帆立貝柱を順次搬送可能なるよう
焙乾炉体1内に段落状に配置した複数個のベルト
コンベア10′,10″,10につき、その一部
に回転ブラシ24と当該回転ブラシ24に一体形
成された水スプレーを有するコンベア洗浄装置1
2を夫々付設する構成としたものであるから、各
段の帆立貝柱が載置されるコンベアベルトの網1
3は各洗浄装置12によつて稼動中常時洗浄され
ることゝなり、従つて帆立貝柱の焙乾によつて発
生する汁により、網目が目詰まりしてしまうこと
が防止され、貝柱にはその載置面にも網目を通し
て熱風が送当されるのでムラのない焙乾ができて
歩止まりを向上させることができる。
又、上記洗浄装置12の回転ブラシ24は、ベ
ルトコンベア10′…によつて駆動回転できるの
で、同コンベア10′…の駆動中は常時、他の動
力源を要せずして網13の洗浄を連続的に、かつ
確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る帆立貝柱焙乾装置の平面
図、第2図は同装置の正面図、第3図は同装置の
側面図、第4図は同装置におけるベルトコンベア
延出部分と洗浄装置を示す部分縦断正面図、第5
図は第4図におけるV−V線矢視拡大断面図であ
る。 1……焙乾炉体、2……炉、10′,10″,1
0……ベルトコンベア、11′,11″,11
……コンベアの延出部分、12……洗浄装置、1
3……網、24……回転ブラシ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 焙乾炉体内に、網製ベルトを巻装して形成し
    た複数段のベルトコンベアを配置し、該各コン
    ベアの一部には、当該コンベアにより回転駆動
    される回転ブラシと当該回転ブラシに一体形成
    された水スプレーを有するコンベアの洗浄装置
    を具備してなる帆立貝柱焙乾装置。 (2) 洗浄装置が、焙乾炉体を貫通するコンベアの
    延出部分に取付けられている実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の帆立貝柱焙乾装置。 (3) コンベアの延出部分と、焙乾炉体との間に、
    炉の内外を遮断し、かつ洗浄装置による水分を
    除去するエアーカーテンが臨設されている実用
    新案登録請求の範囲第2項記載帆立貝柱焙乾装
    置。
JP1982143957U 1982-09-22 1982-09-22 帆立貝柱焙乾装置 Granted JPS5947491U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982143957U JPS5947491U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 帆立貝柱焙乾装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982143957U JPS5947491U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 帆立貝柱焙乾装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5947491U JPS5947491U (ja) 1984-03-29
JPS6135029Y2 true JPS6135029Y2 (ja) 1986-10-11

Family

ID=30321176

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982143957U Granted JPS5947491U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 帆立貝柱焙乾装置

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JP (1) JPS5947491U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5947491U (ja) 1984-03-29

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