JPS6134679Y2 - - Google Patents

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JPS6134679Y2
JPS6134679Y2 JP1977176261U JP17626177U JPS6134679Y2 JP S6134679 Y2 JPS6134679 Y2 JP S6134679Y2 JP 1977176261 U JP1977176261 U JP 1977176261U JP 17626177 U JP17626177 U JP 17626177U JP S6134679 Y2 JPS6134679 Y2 JP S6134679Y2
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disk
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【考案の詳細な説明】 本考案はプログラムタイマの設定子構造、特に
セツト円板に装着された複数の設定子によつてス
イツチを作動させ所定時刻に電気機器をオンオフ
制御するプログラムタイマにおける設定子構造の
改良に関するものである。
オーデイオ機器、冷暖房機器その他の家庭用電
気機器あるいは産業用電気機器を所定の時刻に自
動的にオンオフ制御する為のプログラムタイマは
周知であり、その適用範囲も著しく増大してい
る。通常のプログラムタイマは、ACモータなど
の駆動装置により定速駆動回転されるセツト円板
と、セツト円板に設けられた複数のセツト位置に
装着される設定ピンなどの設定子と、設定子の回
転領域に固定されたスイツチ切換機構とを含み、
任意の設定時刻に設定子がスイツチ切換機構を作
動してプログラムタイマに外部接続された電気機
器をオンオフ制御する構成からなる。
従来の設定子はセツト円板とは別個に形成され
た複数の設定子(設定ピン)を所望時刻に対応す
るセツト円板の設定孔に装着する構成からなる
が、この個別設定子は、プログラム変更の都度設
定孔から取外し新たな設定孔に装着しなければな
らず、更に不要な設定子はプログラム変更毎にセ
ツト円板から除去しなければならなかつた。従つ
て、従来のプログラムタイマはプログラムの変更
に伴う設定子の装着位置変更が比較的複雑で間違
いやすいという欠点があり、又、不要な設定子
(設定ピン)が紛失しやすくあるいはプログラム
タイマ本体に不要な設定子の収納部を設ける必要
があるなどの欠点があつた。
従来の他の設定子構造として、セツト円板の各
設定孔にあらかじめ設定子を装着し、設定孔中で
設定子を移動させてオン作動位置及びオフ作動位
置の少なくとも両作動位置に切換制御するプログ
ラムタイマが知られているが、このようなプログ
ラムタイマでは、数多くの設定子を個別に各設定
孔に装着する必要があるので、設定子の組込み作
業が複雑になるという欠点があつた。
本考案は上記従来の課題に鑑みなされたもの
で、その目的はきわめて簡単な構造からなるプロ
グラムタイマの設定子構造を提供することにあ
る。
上記目的を達成する為に、本考案は駆動装置に
より所定の一定速度で回転駆動され外周縁部に所
定のセツト時間間隔で複数の設定孔が等間隔に配
置されたセツト円板と、前記セツト円板に同軸配
置され一体設定子を形成するスパイダ状円板と、
を含み、前記一体設定子よつてセツト円板の外周
近傍に設けられたスイツチ切換機構を所定の作動
時刻で切換作動してスイツチをオンオフ制御し、
前記スパイダ状円板はセツト円板と同軸配置され
た中心基部に対して前記複数の設定孔内にそれぞ
れ配置される複数の設定子が弾性結合部によつて
揺動自在に一体に接続形成され、前記セツト円板
と設定孔内にはセツト円板の径方向に中立位置、
オン作動位置及びオフ作動位置を定める節度山部
が設けられ、前記設定子には前記節度山部と係合
する節度部とセツト円板の外周方向に突出可能な
スイツチ作動部が設けられ、所望の作動時刻に対
応する設定子をその節度部と設定孔の節度山部と
の係合によつてセツト円板の径方向に傾け、所望
のスイツチ切換作用を行わせることを特徴とす
る。
本考案の設定子はセツト円板にあらかじめ装着
されているので、設定子は設定孔中で少なくとも
オン作動位置及びオフ作動位置の両作動位置に操
作可能である必要があり、更に好ましくは両作動
位置とともに中立位置を有することが良い。セツ
ト円板の設定孔がオンオフ両作動位置とともに中
立位置を有することによつて、プログラム変更に
際しては変更を要する設定子のみの切換操作で良
く、これに対してオンオフ両作動位置しかない設
定孔においては、変更の生じる時刻間にある設定
子を全てオンからオフあるいはオフからオンへと
切換操作しなければならないという問題が生じる
が、いずれの場合も個別設定子をその都度装着す
る従来装置と比較して本考案は極めて操作が容易
と成る。
本考案による設定子は弾性結合部により中心基
部と結合されているので、必要に応じて結合部の
弾性力を利用して設定子の切換操作時の復帰力を
得ることが可能となる。
以下図面に基づいて本考案の好適な実施例を説
明する。
第1図には本考案に係る設定子構造が組み込ま
れたプログラムタイマをエアコン用プログラムタ
イマとして用いた実施例が示されている。タイマ
本体10には図示していないが周知のACモータ
が内蔵され、減速機構を介してセツト円板12が
ACモータからなる駆動装置に連結されている。
セツト円板12は24時間で1回転し、その表面に
時刻表示が付されている。タイマ本体10には表
示針14が固定され、現時刻が指示針14に合致
したセツト円板12の表示時刻で示される。従つ
て、図示した実施例においては、現時刻が午前7
時であることが理解される。セツト円板12の周
縁部には複数の設定孔16が30分間隔で、即ち全
周で48個の設定孔が等間隔に設けられている。そ
して、各設定孔16にはそれぞれ設定子18があ
らかじめ装着されている。各設定子18は設定孔
中をセツト円板12の径方向に移動することが出
来、それぞれ18Aが中立位置を、18Bがオン
作動位置を、そして18Cがオフ作動位置を示
し、各作動位置に位置決め保持することが出来
る。
第2図には第1図に示したプログラムタイマの
要部断面が示されている。タイマ本体10に設け
られた上受板20には軸柱20aが一体成形さ
れ、指示針14がねじ22により軸柱20aに固
定されている。指示針14は軸柱20aの位置決
め突起20b,20cにより第1図に示される位
置に正しく位置決めされる。指示針14にはキヤ
ツプ24が弾性嵌合されている。
セツト円板12は、設定子18を保持する為
に、2個の軸方向に分割された第1セツト円板2
6及び第2セツト円板28からなる。第1セツト
円板26は、第3図及び第4図に詳細に示され、
その軸孔26aが軸柱20aに軸支され、又、第
2セツト円板28と反対向する側面に歯車部26
bが形成されている。歯車部26bには上受板2
0に軸支された日の裏車30が噛合し、日の裏車
30を介して図示していない駆動装置からの定速
駆動力が第1セツト円板26に伝達される。第1
セツト円板26には8個の受孔26c及び8個の
位置決め孔26bが形成され、後述する第2セツ
ト円板28と軸方向に重ね合せ結合される。第2
セツト円板28は第5、6図に示される形状から
なり、その軸孔28aが第1セツト円板26の中
心軸に装着される。第2セツト円板28には8個
の係合爪28bと同じく8個の位置決めピン28
cが一体形成され、係合爪28bが第1セツト円
板26の受孔26cと、そして位置決めピン28
cが第1セツト円板26の位置決め孔26bと係
合することによつて、両セツト円板26及び28
が一体に係合固定される。
第1図に示したセツト円板12の設定孔16は
第1セツト円板26の設定孔32及び第2セツト
円板28の設定孔34から形成されている。
第1セツト円板26の設定孔32にはその端部
に節度山部32aが形成され、又、設定孔32の
両側方には軸受部32bが形成されている。
本考案においては、設定子18はスパイダ状円
板の外周に一体成形され、全設定子18がプラス
チツク射出成形などにより一体成形される特徴を
有する。設定子のスパイダ状円板は第7図及び8
図に詳細に示され、円周状に配置された各設定子
18は中心基部36に対して弾性結合部38によ
つて一体に接続形成されている。弾性結合部38
はプラスチツク弾性体からなる細杆からなり、設
定子18が設定孔16中で自由に揺動してオン及
びオフ作動位置に容易に切換操作することを可能
にしている。
このスパイダ状円板による一体設定子はセツト
円板への組み込みが極めて容易と成り、複数の設
定子の位置決め作業を要しないという多大な利点
を有する。
第9図は設定子18を第7図の矢印方向から
見た状態を示し、軸部18a、節度部18b及び
スイツチ作動部18cを含む。
第10、11図には設定子18がセツト円板1
2に軸止されている状態が示されている。設定子
18の軸部18aは第1セツト円板26の軸受部
32bと第2セツト円板28の側面とで軸止さ
れ、揺動運動することによつて設定子18及びそ
の先端にあるスイツチ作動部18cがセツト円板
12の径方向に移動することが出来る。第2図に
示されるように、セツト円板12及び設定子18
はタイマ本体10に着脱可能な透明ケース39に
より覆れている。
第12、13、14図はそれぞれ設定子18が
セツト円板12の設定孔16中で中立位置、オン
作動位置及びオフ作動位置に位置決め制御された
状態を示し、各位置で設定子18の節度部18b
が第1セツト円板26の設定孔32に設けられた
節度山部32aと協働して各位置に位置決め保持
されていることが理解される。節度山部32aは
プラスチツク弾性材からなり、この弾性変形によ
つて節度部18bが各位置へ乗り越え移動するこ
とが出来る。
以上の説明から明らかなうに、セツト円板12
の設定孔16にあらかじめ装着された設定子18
は通常の場合、第12図に示される中立位置にあ
り、この状態では後述するスイツチ切換機構を何
等作動させることがなくスイツチをそのままの状
態に保持する。所望のプログラムに従つて、作動
時刻に対応する設定子18がセツト円板12の径
方向に移動操作され、当該時刻にスイツチをオン
作動する為には第13図で示されるように、設定
子18をセツト円板12の内側へ移動させ、又、
オフ作動させる為には第14図で示されるよう
に、外側へ移動させる。
前述した本考案に係る設定子18の揺動は、図
示していないスイツチ切換機構により検出され、
スイツチをオンオフ制御する。
以上説明したように、本考案によれば、設定子
が中心基部に弾性結合部で結合されたスパイダ状
円板の一部として形成されるので、射出成形によ
つて一組の設定子群が1度に加工出来、きわめて
高い生産性を得ることが可能となる。又、スパイ
ダ状円板はセツト円板と容易に重ね合せ結合さ
れ、この組立操作によつて各設定子はセツト円板
の所望設定孔に適合され、従来のように各設定子
を1個ずつ設定孔に装着したり特殊な治具を必要
とするなどの欠点を除去出来る。
本考案に係る設定子は弾性結合部により中心基
部との間あるいは相互間が結合され、プラスチツ
クの弾性作用を有効に利用している為に、揺動あ
るいは移動操作がきわめて容易であり、更に結合
部の弾性力を利用して各作動位置への付勢力を得
ることも可能となる。本考案のスパイダ状円板は
プラスチツクによる一体成形で得られるので各設
定子、結合部及び中心基部間に何等機械的な接続
機構を必要とすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る設定子を組み込んだプロ
グラムタイマの好適な実施例を示す正面図、第2
図は第1図の要部断面図、第3図は第2図におけ
る第1セツト円板の平面図、第4図は第3図の
−断面図、第5図は第2図の第2セツト円板を
示す平面図、第6図は第5図の−断面図、第
7図は第2図に示した設定子のスパイダ状円板を
示す平面図、第8図は第7図の−断面図、第
9図は第7図に示した設定子を方向から見た状
態を示す側面図、第10図は第2図の−断面
図、第11図は第10図のXI−XI断面図、第1
2、13、14図はそれぞれ第1実施例における
設定子の中立位置、オン作動位置及びオフ作動位
置を示す要部断面図である。 12……セツト円板、16……設定孔、18…
…設定子、26……第1セツト円板、28……第
2セツト円板、36……中心基部、38……弾性
結合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動装置により所定の一定速度で回転駆動され
    外周縁部に所定のセツト時間間隔で複数の設定孔
    が等間隔に配置されたセツト円板と、前記セツト
    円板に同軸配置され一体設定子を形成するスパイ
    ダ状円板と、を含み、前記一体設定子によつてセ
    ツト円板の外周近傍に設けられたスイツチ切換機
    構を所定の作動時刻で切換作動してスイツチをオ
    ンオフ制御し、前記スパイダ状円板はセツト円板
    と同軸配置された中心基部に対して前記複数の設
    定孔内にそれぞれ配置される複数の設定子が弾性
    結合部によつて揺動自在に一体に接続形成され、
    前記セツト円板と設定孔内にはセツト円板の径方
    向に中立位置、オン作動位置及びオフ作動位置を
    定める節度山部が設けられ、前記設定子には前記
    節度山部と係合する節度部とセツト円板の外周方
    向に突出可能なスイツチ作動部が設けられ、所望
    の作動時刻に対応する設定子をその節度部と設定
    孔の節度山部との係合によつてセツト円板の径方
    向に傾け、所望のスイツチ切換作用を行わせるこ
    とを特徴としたプログラムタイマの設定子構造。
JP1977176261U 1977-12-29 1977-12-29 Expired JPS6134679Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977176261U JPS6134679Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977176261U JPS6134679Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29

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Publication Number Publication Date
JPS54102666U JPS54102666U (ja) 1979-07-19
JPS6134679Y2 true JPS6134679Y2 (ja) 1986-10-08

Family

ID=29184622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977176261U Expired JPS6134679Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5417822Y2 (ja) * 1972-04-26 1979-07-07

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Publication number Publication date
JPS54102666U (ja) 1979-07-19

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