JPS6134045Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6134045Y2 JPS6134045Y2 JP5581680U JP5581680U JPS6134045Y2 JP S6134045 Y2 JPS6134045 Y2 JP S6134045Y2 JP 5581680 U JP5581680 U JP 5581680U JP 5581680 U JP5581680 U JP 5581680U JP S6134045 Y2 JPS6134045 Y2 JP S6134045Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paddy
- tank
- rice
- amount
- drive mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 17
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 17
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 claims 1
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 16
- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
- Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、籾の含有水分に応じて常に脱率を
一定に維持するための籾摺機における籾供給量自
動調節装置に関する。
一定に維持するための籾摺機における籾供給量自
動調節装置に関する。
一対の脱ロールを備えたロール式籾摺機にお
いては、脱処理する籾の含有水分が脱率に大
きく影響する。たとえば、籾の含水率14%では脱
率が80%程度であつても、籾の含水率が18%で
は脱率が65%にも低下するうえ、所要馬力も増
加し、脱性能が著しく低くなる。
いては、脱処理する籾の含有水分が脱率に大
きく影響する。たとえば、籾の含水率14%では脱
率が80%程度であつても、籾の含水率が18%で
は脱率が65%にも低下するうえ、所要馬力も増
加し、脱性能が著しく低くなる。
本考案は前記に鑑み、脱性能に大きい影響を
及ぼす籾の含有水分に応じて籾の供給量を自動的
に調節することにより、籾の含水率の高低変化に
かかわらず、常に脱率を一定に維持せしめ、も
つて、脱性能の向上を図ることができる籾摺機
における籾供給量自動調節装置を提供しようとし
たものであつて、以下に本考案の構成を添付図面
に示された好適な一実施例について説明する。
及ぼす籾の含有水分に応じて籾の供給量を自動的
に調節することにより、籾の含水率の高低変化に
かかわらず、常に脱率を一定に維持せしめ、も
つて、脱性能の向上を図ることができる籾摺機
における籾供給量自動調節装置を提供しようとし
たものであつて、以下に本考案の構成を添付図面
に示された好適な一実施例について説明する。
1は籾タンク、2はその籾流出口であつてスラ
イド式の開閉シヤツタ2′が設けられており、該
籾流出口2の下方の脱室3内には一対の脱ロ
ール4,4′が設けられている。5は籾供給ダク
トである。6は風選室であつて、該風選室6には
脱室3の流下口7が開口されており、その一側
の網板を張つた選別風供給口8は送風機(図示せ
ず)に接続されている。9は籾穀排出ダクトであ
つて、風選室6の選別風供給口8と反対側に接続
されている。10は脱された穀粒を取出す一番
口、11は未脱の籾を取出す二番口である。
イド式の開閉シヤツタ2′が設けられており、該
籾流出口2の下方の脱室3内には一対の脱ロ
ール4,4′が設けられている。5は籾供給ダク
トである。6は風選室であつて、該風選室6には
脱室3の流下口7が開口されており、その一側
の網板を張つた選別風供給口8は送風機(図示せ
ず)に接続されている。9は籾穀排出ダクトであ
つて、風選室6の選別風供給口8と反対側に接続
されている。10は脱された穀粒を取出す一番
口、11は未脱の籾を取出す二番口である。
前記籾タンク1の籾流出口2には、籾繰出しロ
ール12および籾供給量調節シヤツタ13が設け
られており、該籾供給量調節シヤツタ13には開
口度調節駆動機構14が備えられている。籾供給
量調節シヤツタ13は枢支軸15を軸心として自
重で回動開口するものであつて、開口度調節駆動
機構14は、その下面を支える螺軸16をウオー
ム17に螺合し、該ウオーム17をウオームギヤ
18を介して正逆転モータ19に連動させてなる
ものである。また、前記籾タンク1内には籾の水
分検出器20が設けられており、開口度調節駆動
機構14の正逆転モータ19は動作制御回路21
を介して水分検出器20に連動されている。動作
制御回路21は、第3図に示すように、差動信号
発生回路22、設定回路23、増幅回路24、モ
ータ駆動回路25によつて構成されており、差動
信号発生回路22には設定回路23および水分検
出器20からの各信号が与えられ、その差動信号
が増幅回路24で増幅されたうえモータ駆動回路
25に送られ、開口度調節駆動機構14の正逆転
モータ19の回転方向および回転量が制御される
ようになつている。そして、上記のような制御動
作は、水分検出器20による籾の検出水分値に基
いて一定の脱率を維持せしめるように脱ロー
ル4,4′に供給する籾の量を自動調節するもの
である。
ール12および籾供給量調節シヤツタ13が設け
られており、該籾供給量調節シヤツタ13には開
口度調節駆動機構14が備えられている。籾供給
量調節シヤツタ13は枢支軸15を軸心として自
重で回動開口するものであつて、開口度調節駆動
機構14は、その下面を支える螺軸16をウオー
ム17に螺合し、該ウオーム17をウオームギヤ
18を介して正逆転モータ19に連動させてなる
ものである。また、前記籾タンク1内には籾の水
分検出器20が設けられており、開口度調節駆動
機構14の正逆転モータ19は動作制御回路21
を介して水分検出器20に連動されている。動作
制御回路21は、第3図に示すように、差動信号
発生回路22、設定回路23、増幅回路24、モ
ータ駆動回路25によつて構成されており、差動
信号発生回路22には設定回路23および水分検
出器20からの各信号が与えられ、その差動信号
が増幅回路24で増幅されたうえモータ駆動回路
25に送られ、開口度調節駆動機構14の正逆転
モータ19の回転方向および回転量が制御される
ようになつている。そして、上記のような制御動
作は、水分検出器20による籾の検出水分値に基
いて一定の脱率を維持せしめるように脱ロー
ル4,4′に供給する籾の量を自動調節するもの
である。
次に本考案の作用について説明する。
今、籾供給ダクト5から籾タンク1内に籾を供
給し、籾繰出しロール12を回転させれば、籾タ
ンク1の籾流出口2から脱室3内に籾が供給さ
れ、該籾は脱ロール4,4′により脱処理さ
れる。そして脱処理物は風選室6内で穀粒、未
脱の籾、籾穀等に選別されたうえ、それぞれ一
番口10、二番口11、籾穀排出ダクト9より排
出される。
給し、籾繰出しロール12を回転させれば、籾タ
ンク1の籾流出口2から脱室3内に籾が供給さ
れ、該籾は脱ロール4,4′により脱処理さ
れる。そして脱処理物は風選室6内で穀粒、未
脱の籾、籾穀等に選別されたうえ、それぞれ一
番口10、二番口11、籾穀排出ダクト9より排
出される。
ところで、籾タンク1から脱室3へ供給する
籾の量は、籾供給量調節シヤツタ13の開口度に
よつて調節されるが、その基準値は設定回路23
において設定する。たとえば、籾の含水率が14%
で脱率が95%となる値に設定する。そして、こ
のように設定回路23に基準値を設定しておけ
ば、籾タンク1内の籾の含水率に応じて水分検出
器20で常時検出される検出水分値が多い時には
籾供給量を少くし、又逆に含水率が小さい時には
籾供給量が多くなるように制御回路21が開口度
調節駆動機構14の正逆転モータ19の回転方向
と回転量を制御し、籾供給量調節シヤツタ13の
開口度が脱率を常に一定に維持する籾供給量と
なるように自動調節される。したがつて、脱処
理する籾の含水率の高低にかかわらず、脱率を
常に一定に維持せしめることができ、高含水率の
場合における脱性能の低下を防止することがで
きる。
籾の量は、籾供給量調節シヤツタ13の開口度に
よつて調節されるが、その基準値は設定回路23
において設定する。たとえば、籾の含水率が14%
で脱率が95%となる値に設定する。そして、こ
のように設定回路23に基準値を設定しておけ
ば、籾タンク1内の籾の含水率に応じて水分検出
器20で常時検出される検出水分値が多い時には
籾供給量を少くし、又逆に含水率が小さい時には
籾供給量が多くなるように制御回路21が開口度
調節駆動機構14の正逆転モータ19の回転方向
と回転量を制御し、籾供給量調節シヤツタ13の
開口度が脱率を常に一定に維持する籾供給量と
なるように自動調節される。したがつて、脱処
理する籾の含水率の高低にかかわらず、脱率を
常に一定に維持せしめることができ、高含水率の
場合における脱性能の低下を防止することがで
きる。
要するに本考案は、籾タンク1の籾流出口2下
方に一対の脱ロール4,4′を設け、籾タンク
1の籾流出口2に籾供給量調節シヤツタ13を設
けたものにおいて、上記籾タンク1内に籾の水分
検出器20を設け、前記籾供給量調節シヤツタ1
3には開口度調節駆動機構14を備えると共に、
前記水分検出器20による籾の検出水分値に基い
て一定の脱率を維持せしめる前記開口度調節駆
動機構14の動作制御回路21を設けたから、脱
性能に大きい影響を及ぼす籾の含有水分の高低
に応じて籾の供給量を自動的に調節せしめ、籾の
含水率の高低変化にかかわらず、常に脱率を一
定に維持せしめて、脱性能の向上を図ることが
できる効果を奏する。
方に一対の脱ロール4,4′を設け、籾タンク
1の籾流出口2に籾供給量調節シヤツタ13を設
けたものにおいて、上記籾タンク1内に籾の水分
検出器20を設け、前記籾供給量調節シヤツタ1
3には開口度調節駆動機構14を備えると共に、
前記水分検出器20による籾の検出水分値に基い
て一定の脱率を維持せしめる前記開口度調節駆
動機構14の動作制御回路21を設けたから、脱
性能に大きい影響を及ぼす籾の含有水分の高低
に応じて籾の供給量を自動的に調節せしめ、籾の
含水率の高低変化にかかわらず、常に脱率を一
定に維持せしめて、脱性能の向上を図ることが
できる効果を奏する。
図面は本考案装置の一実施例を示すものであつ
て、第1図は一部を切欠した籾摺機の縦断側面
図、第2図は要部の拡大縦断側面図、第3図は動
作制御回路の構成を示すブロツク図である。 1……籾タンク、2……籾流出口、4,4′…
…一対の脱ロール、13……籾供給量調節シヤ
ツタ、14……開口度調節駆動機構、20……水
分検出器、21……動作制御回路。
て、第1図は一部を切欠した籾摺機の縦断側面
図、第2図は要部の拡大縦断側面図、第3図は動
作制御回路の構成を示すブロツク図である。 1……籾タンク、2……籾流出口、4,4′…
…一対の脱ロール、13……籾供給量調節シヤ
ツタ、14……開口度調節駆動機構、20……水
分検出器、21……動作制御回路。
Claims (1)
- 籾タンクの籾流出口下方に一対の脱ロールを
設け、籾タンクの籾流出口に籾供給量調節シヤツ
タを設けたものにおいて、上記籾タンク内に籾の
水分検出器を設け、前記籾供給量調節シヤツタに
は開口調節駆動機構を備えると共に、前記水分検
出器による籾の検出水分値に基いて一定の脱率
を維持せしめる前記開口調節駆動機構の動作制御
回路を設けたことを特徴とする籾摺機における籾
供給量自動調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5581680U JPS6134045Y2 (ja) | 1980-04-23 | 1980-04-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5581680U JPS6134045Y2 (ja) | 1980-04-23 | 1980-04-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56159139U JPS56159139U (ja) | 1981-11-27 |
| JPS6134045Y2 true JPS6134045Y2 (ja) | 1986-10-04 |
Family
ID=29650455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5581680U Expired JPS6134045Y2 (ja) | 1980-04-23 | 1980-04-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6134045Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-23 JP JP5581680U patent/JPS6134045Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56159139U (ja) | 1981-11-27 |
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