JPS6133914Y2 - - Google Patents
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- JPS6133914Y2 JPS6133914Y2 JP9854884U JP9854884U JPS6133914Y2 JP S6133914 Y2 JPS6133914 Y2 JP S6133914Y2 JP 9854884 U JP9854884 U JP 9854884U JP 9854884 U JP9854884 U JP 9854884U JP S6133914 Y2 JPS6133914 Y2 JP S6133914Y2
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- JP
- Japan
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- cigarette
- opening
- heat
- butthole
- expansion
- Prior art date
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 21
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 21
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
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- 229910001285 shape-memory alloy Inorganic materials 0.000 claims description 6
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 産業上の利用分野
この考案は、灰皿や吸殻入れなどの上部に装
備して、たばこの火を消した後、吸殻を灰皿な
どに落下させることにより、火災を防止しよう
とする巻たばこ消火器に関するものである。
備して、たばこの火を消した後、吸殻を灰皿な
どに落下させることにより、火災を防止しよう
とする巻たばこ消火器に関するものである。
(b) 従来の技術
従来、巻たばこを自動的に消火させて、その
吸殻を底部へ落とすことのできる灰皿などは、
その上部に巻たばこの径よりも僅かに大きい内
径の挿入孔を有する挿入筒を備え、その挿入筒
の下端に回動し得べく設けた底蓋上に火のつい
た巻たばこを受け止めておき、その挿入筒内を
密閉した状態で消火するのを待ち、底蓋を手動
により回動して、吸殻を底部へ落下させてい
る。
吸殻を底部へ落とすことのできる灰皿などは、
その上部に巻たばこの径よりも僅かに大きい内
径の挿入孔を有する挿入筒を備え、その挿入筒
の下端に回動し得べく設けた底蓋上に火のつい
た巻たばこを受け止めておき、その挿入筒内を
密閉した状態で消火するのを待ち、底蓋を手動
により回動して、吸殻を底部へ落下させてい
る。
(c) 考案が解決しようとする問題点
この考案は、火のついた巻たばこの挿入筒内
における密閉状態を良好にして通気を遮断する
ことにより、消火を促進するとともに、消火後
には、吸殻を自動的に底部へ落下させようとし
たものである。
における密閉状態を良好にして通気を遮断する
ことにより、消火を促進するとともに、消火後
には、吸殻を自動的に底部へ落下させようとし
たものである。
(d) 問題点を解決するための手段
この考案では、挿入筒内における火ついた巻
たばこの密閉状態を良好にするため、円筒状に
彎曲させたバイメタルまたは形状記憶合金製の
感熱拡縮円筒体を用いて、火のついた巻たばこ
の加熱による縮小作用を利用して、その感熱拡
縮円筒体により巻たばこを周囲から締めつけて
通気を遮断することによつて消火を促進するよ
うになし、消火後には、感熱拡縮円筒体の冷却
により拡大する復元作用を利用して、吸殻口開
閉弁を自動的に開くようにし、もつて巻たばこ
の吸殻を安全に処理するようにしたものであ
る。而して、この考案は、上部一側に巻たばこ
の挿入孔3を有する挿入筒2を形成するととも
に、下部に吸殻口開閉弁室4を形成してなる器
筐1の底部には、上記挿入孔3の下方にあたる
位置に吸殻口7を有する底蓋6を適宜取付け、
器筐1と底蓋6との中央部には、回動軸10を
支承して、その回動軸10の上端には摘手11
を、中央には鋸歯輪12を、下端部には吸殻口
開閉弁13をそれぞれ固着して、回動軸10に
巻装した巻ばね14により吸殻口開閉弁13を
吸殻口7の下方へ弾圧させ、感熱拡縮円筒体1
5を器筐1内において挿入孔3の下方と吸殻口
7の上方との間に配置し、その遊離した一端を
器筐1内に適宜固定するとともに、他方の遊離
端の切縁方向には鋸歯17を有する突出片16
を設け、その背部を板ばね21などより弾圧し
て、上記鋸歯輪12に係合し得るようにしてな
る巻たばこ消火器の構成に係るものである。
たばこの密閉状態を良好にするため、円筒状に
彎曲させたバイメタルまたは形状記憶合金製の
感熱拡縮円筒体を用いて、火のついた巻たばこ
の加熱による縮小作用を利用して、その感熱拡
縮円筒体により巻たばこを周囲から締めつけて
通気を遮断することによつて消火を促進するよ
うになし、消火後には、感熱拡縮円筒体の冷却
により拡大する復元作用を利用して、吸殻口開
閉弁を自動的に開くようにし、もつて巻たばこ
の吸殻を安全に処理するようにしたものであ
る。而して、この考案は、上部一側に巻たばこ
の挿入孔3を有する挿入筒2を形成するととも
に、下部に吸殻口開閉弁室4を形成してなる器
筐1の底部には、上記挿入孔3の下方にあたる
位置に吸殻口7を有する底蓋6を適宜取付け、
器筐1と底蓋6との中央部には、回動軸10を
支承して、その回動軸10の上端には摘手11
を、中央には鋸歯輪12を、下端部には吸殻口
開閉弁13をそれぞれ固着して、回動軸10に
巻装した巻ばね14により吸殻口開閉弁13を
吸殻口7の下方へ弾圧させ、感熱拡縮円筒体1
5を器筐1内において挿入孔3の下方と吸殻口
7の上方との間に配置し、その遊離した一端を
器筐1内に適宜固定するとともに、他方の遊離
端の切縁方向には鋸歯17を有する突出片16
を設け、その背部を板ばね21などより弾圧し
て、上記鋸歯輪12に係合し得るようにしてな
る巻たばこ消火器の構成に係るものである。
上記感熱拡縮円筒体15としては、巻たばこ
の火の熱に感応して直径を縮小するとともに、
消火後の冷却により直径を拡大して復元する金
属材料、その実施態様として、膨張係数の大な
る金属を外側に、膨張係数の小なる金属を内側
にして貼り合わせて円筒体に弯曲したバイメタ
ル、または、記憶形状を縮小円筒体とし、変態
温度以下で巻たばこの径よりも僅かに大きい内
径に弯曲させて拡大した形状記憶合金が用いら
れる。
の火の熱に感応して直径を縮小するとともに、
消火後の冷却により直径を拡大して復元する金
属材料、その実施態様として、膨張係数の大な
る金属を外側に、膨張係数の小なる金属を内側
にして貼り合わせて円筒体に弯曲したバイメタ
ル、または、記憶形状を縮小円筒体とし、変態
温度以下で巻たばこの径よりも僅かに大きい内
径に弯曲させて拡大した形状記憶合金が用いら
れる。
さらに、この考案の構成を感熱拡縮円筒体に
バイメタルを用いた図面に示す実施例について
詳細に説明する。
バイメタルを用いた図面に示す実施例について
詳細に説明する。
1は巻たばこ消火器の器筐で、の上部一側に
は、巻たばこの径よりも僅かに大きい内径の挿
入孔3を有する挿入筒2を形成するとともに、
下部には吸殻口開閉弁室4を形成したものであ
る。なお、5は器筐1の正面側壁のほぼ中央に
穿設した窓孔である(第3図)。
は、巻たばこの径よりも僅かに大きい内径の挿
入孔3を有する挿入筒2を形成するとともに、
下部には吸殻口開閉弁室4を形成したものであ
る。なお、5は器筐1の正面側壁のほぼ中央に
穿設した窓孔である(第3図)。
6は上記挿入孔3の下方にあたる位置に吸殻
口7を設けた底蓋で、これを器筐1の底部にた
とえばビス8などにより適宜取付ける。なお、
9は底蓋6に穿設した窓孔である(第7図)。
口7を設けた底蓋で、これを器筐1の底部にた
とえばビス8などにより適宜取付ける。なお、
9は底蓋6に穿設した窓孔である(第7図)。
10は器筐1と底蓋6との中央部に支承した
回動軸で、その上端には摘子11を、中央には
鋸歯輪12を、下端部には吸殻口開閉弁13を
それぞれ固着し、その吸殻口開閉弁13は、回
動軸10に巻装した巻ばね14により底蓋6の
吸殻口7をふさぐ位置にあるように弾圧させ
る。
回動軸で、その上端には摘子11を、中央には
鋸歯輪12を、下端部には吸殻口開閉弁13を
それぞれ固着し、その吸殻口開閉弁13は、回
動軸10に巻装した巻ばね14により底蓋6の
吸殻口7をふさぐ位置にあるように弾圧させ
る。
15は巻たばこの火の熱に感応して直径を縮
小するとともに、消火後の冷却により直径を拡
大して復元する金属材料、たとえば膨張係数の
大なる金属を外側に、膨張係数の小なる金属を
内側にして貼り合わせて円筒状に彎曲したバイ
メタル、または、記憶形状を縮小円筒体とし、
変態温度以下で巻たばこの径よりも僅かに大き
い内径に彎曲させて拡大した形状記憶合金の感
熱拡縮円筒体で、これを器筐1内において挿入
孔3の下方と吸殻口7の上方との間に配置し、
その遊離した一端を器筐1内に適宜固定すると
ともに、他方の遊離端には、切線方向へ突出片
16を設けて、これに上記鋸歯輪12と係合し
得べき鋸歯17を形成する。なお、感熱拡縮円
筒体15の遊離した一端を器筐1内に固定する
手段として、たとえば第5図に示ように、ほぼ
L字形の取付金具18を用い、その一片に感熱
拡縮円筒体15の遊離した一端を鋲着19する
とともに、他片をビス20により器筐1内に締
着する。21は器筐1内に設けた板ばねで感熱
拡縮円筒体15の突出片16の背部を弾圧し
て、その鋸歯17を上記鋸歯輪12と係合させ
るためのものである。
小するとともに、消火後の冷却により直径を拡
大して復元する金属材料、たとえば膨張係数の
大なる金属を外側に、膨張係数の小なる金属を
内側にして貼り合わせて円筒状に彎曲したバイ
メタル、または、記憶形状を縮小円筒体とし、
変態温度以下で巻たばこの径よりも僅かに大き
い内径に彎曲させて拡大した形状記憶合金の感
熱拡縮円筒体で、これを器筐1内において挿入
孔3の下方と吸殻口7の上方との間に配置し、
その遊離した一端を器筐1内に適宜固定すると
ともに、他方の遊離端には、切線方向へ突出片
16を設けて、これに上記鋸歯輪12と係合し
得べき鋸歯17を形成する。なお、感熱拡縮円
筒体15の遊離した一端を器筐1内に固定する
手段として、たとえば第5図に示ように、ほぼ
L字形の取付金具18を用い、その一片に感熱
拡縮円筒体15の遊離した一端を鋲着19する
とともに、他片をビス20により器筐1内に締
着する。21は器筐1内に設けた板ばねで感熱
拡縮円筒体15の突出片16の背部を弾圧し
て、その鋸歯17を上記鋸歯輪12と係合させ
るためのものである。
(e) 使用例
この考案のたばこ消火器aを卓上の灰皿bに
装備して使用するには、第8図および第9図に
示すように、たばこ消火器aの底部に逆椀形の
台22を取付けておけば、たばこ消火器aを灰
皿bの内部に載置して装備させることができ、
この場合には、吸殻が台22の内部に入り、外
部の空気と遮断されるので、一層安全となる。
装備して使用するには、第8図および第9図に
示すように、たばこ消火器aの底部に逆椀形の
台22を取付けておけば、たばこ消火器aを灰
皿bの内部に載置して装備させることができ、
この場合には、吸殻が台22の内部に入り、外
部の空気と遮断されるので、一層安全となる。
また、この考案のたばこ消火器aを柱や壁面
に掛けるフツク23を有する吸殻入れcに装備
して使用するには、第10図および第11図に
示すように、巻たばこ消火器aを吸殻入れcの
上部内側に配置して、これをビス24で取付け
て装備することができる。また、フツク23の
代りにマグネツトをつけておけば、鉄製品に吸
着させて使用することができる。
に掛けるフツク23を有する吸殻入れcに装備
して使用するには、第10図および第11図に
示すように、巻たばこ消火器aを吸殻入れcの
上部内側に配置して、これをビス24で取付け
て装備することができる。また、フツク23の
代りにマグネツトをつけておけば、鉄製品に吸
着させて使用することができる。
(f) 作用
火のついた巻たばこを挿入孔3から挿入筒2
へ挿入すると、火のついている先端は感熱拡縮
円筒体15内を通つて吸殻口開閉弁13上に受
止められる。暫らくすると、巻たばこの火によ
つて加熱された感熱拡縮円筒体がバイメタルの
膨張により円筒体を縮小することによつて、そ
の感熱拡縮円筒体15は巻たばこを挾圧すると
ともに感熱拡縮円筒体15の突出片16は第5
図の右方へ前進して、その鋸歯輪12に係合す
るようになる。そうすると、感熱拡縮円筒体1
5により挾圧されている巻たばこは、巻たばこ
内の通気が遮断されるので、間もなく(約0〜
15秒位)で消火する。その消火によつて、感熱
拡縮円筒体15は冷却してくるので、円筒体を
拡大してもとの状態に戻り、巻たばこの挾圧を
ゆるめるとともに、感熱拡縮円筒体15の突出
片16は第5図の左方へ後退するので、その鋸
歯17は鋸歯輪12を第5図および第6図にお
いて時計回り方向へ回動し、回動軸10を経て
吸殻口開閉弁13を巻ばね14の弾力に抗して
回動して吸殻口7を開くようになる。従つて、
消火された巻たばこの吸殻は、底蓋6の吸殻口
7から下方へ落下して、たとえば灰皿bまたは
吸殻入れcなどへ収納される。
へ挿入すると、火のついている先端は感熱拡縮
円筒体15内を通つて吸殻口開閉弁13上に受
止められる。暫らくすると、巻たばこの火によ
つて加熱された感熱拡縮円筒体がバイメタルの
膨張により円筒体を縮小することによつて、そ
の感熱拡縮円筒体15は巻たばこを挾圧すると
ともに感熱拡縮円筒体15の突出片16は第5
図の右方へ前進して、その鋸歯輪12に係合す
るようになる。そうすると、感熱拡縮円筒体1
5により挾圧されている巻たばこは、巻たばこ
内の通気が遮断されるので、間もなく(約0〜
15秒位)で消火する。その消火によつて、感熱
拡縮円筒体15は冷却してくるので、円筒体を
拡大してもとの状態に戻り、巻たばこの挾圧を
ゆるめるとともに、感熱拡縮円筒体15の突出
片16は第5図の左方へ後退するので、その鋸
歯17は鋸歯輪12を第5図および第6図にお
いて時計回り方向へ回動し、回動軸10を経て
吸殻口開閉弁13を巻ばね14の弾力に抗して
回動して吸殻口7を開くようになる。従つて、
消火された巻たばこの吸殻は、底蓋6の吸殻口
7から下方へ落下して、たとえば灰皿bまたは
吸殻入れcなどへ収納される。
而して、突出片16の鋸歯17が鋸歯輪12
からはずれると、吸殻口開閉弁13は、巻ばね
14の復元力により第6図において反時計回り
方向へ回動されて、吸殻口7をふさぐようにな
り、もとの状態に復元して、再使用ができるよ
うになるのである。
からはずれると、吸殻口開閉弁13は、巻ばね
14の復元力により第6図において反時計回り
方向へ回動されて、吸殻口7をふさぐようにな
り、もとの状態に復元して、再使用ができるよ
うになるのである。
なお、感熱拡縮円筒体15として、形状記憶
合金を用いた場合においても、巻たばこの火で
加熱されることにより、その記憶形状である縮
小円筒体に縮小されるので、火のついている巻
たばこを挾圧するようになり、また、消火後に
冷却してくると、もとの拡大円筒体に復元され
るので、バイメタルの場合と同様に作用するの
である。
合金を用いた場合においても、巻たばこの火で
加熱されることにより、その記憶形状である縮
小円筒体に縮小されるので、火のついている巻
たばこを挾圧するようになり、また、消火後に
冷却してくると、もとの拡大円筒体に復元され
るので、バイメタルの場合と同様に作用するの
である。
(g) 考案の効果
この考案は、遊離した円筒体をなせる感熱拡
縮円筒体15を火のついた巻たばこの挿入位置
に配置したことにより、巻たばこの火の熱を利
用して、感熱拡縮円筒体15を縮小させて火の
ついた巻たばこを挾圧し、通気の遮断を行うこ
とにより消火を促進させることができるばかり
でなく、消火後の感熱拡縮円筒体15の冷却に
よる復元作用を利用して、吸殻口開閉弁13を
開いて吸殻口7から消火した巻たばこ、すなわ
ち吸殻を下方へ落下するとともに、その後に、
鋸歯輪12と鋸歯17との係合がはずれること
により、吸殻口開閉弁13も自動的に復元し得
られ、再使用ができるようになる効果がある。
縮円筒体15を火のついた巻たばこの挿入位置
に配置したことにより、巻たばこの火の熱を利
用して、感熱拡縮円筒体15を縮小させて火の
ついた巻たばこを挾圧し、通気の遮断を行うこ
とにより消火を促進させることができるばかり
でなく、消火後の感熱拡縮円筒体15の冷却に
よる復元作用を利用して、吸殻口開閉弁13を
開いて吸殻口7から消火した巻たばこ、すなわ
ち吸殻を下方へ落下するとともに、その後に、
鋸歯輪12と鋸歯17との係合がはずれること
により、吸殻口開閉弁13も自動的に復元し得
られ、再使用ができるようになる効果がある。
第1図はこの考案の巻たばこ消火器の縦断面図
(第4図C−C線)、第2図は第1図と同一位置で
器筐のみを切断した断面図、第3図はその正面
図、第4図はその平面図、第5図は第3図B−B
線における横断面図、第6図は第2図A−A線に
おける横断面図、第7図はその底面図である。第
8図および第9図はこの考案の巻たばこ消火器を
卓上用灰皿に装備した場合の実施例を示す平面図
および正面図、第10図および第11図は柱掛け
などの吸殻入れに装備した場合の実施例を示す正
面図および側面図である。 図面中の符号1……器筐、2……挿入筒、3…
…挿入孔、4……吸殻口開閉弁室、6……底蓋、
7……吸殻口、10……回動軸、11……摘手、
12……鋸歯輪、13……吸殻口開閉弁、14…
…巻ばね、15……感熱拡縮円筒体、16……突
出片、17……鋸歯、21……板ばねである。
(第4図C−C線)、第2図は第1図と同一位置で
器筐のみを切断した断面図、第3図はその正面
図、第4図はその平面図、第5図は第3図B−B
線における横断面図、第6図は第2図A−A線に
おける横断面図、第7図はその底面図である。第
8図および第9図はこの考案の巻たばこ消火器を
卓上用灰皿に装備した場合の実施例を示す平面図
および正面図、第10図および第11図は柱掛け
などの吸殻入れに装備した場合の実施例を示す正
面図および側面図である。 図面中の符号1……器筐、2……挿入筒、3…
…挿入孔、4……吸殻口開閉弁室、6……底蓋、
7……吸殻口、10……回動軸、11……摘手、
12……鋸歯輪、13……吸殻口開閉弁、14…
…巻ばね、15……感熱拡縮円筒体、16……突
出片、17……鋸歯、21……板ばねである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 上部一側に巻たばこの挿入孔3を有する挿入
筒2を形成するとともに、下部に吸殻口開閉弁
室4を形成してなる器筐1の底部には、上記挿
入孔3の下方にあたる位置に吸殻口7を有する
底蓋6を適宜取付け、器筐1と底蓋6との中央
部には、回動軸10を支承して、その回動軸1
0の上端には摘手11を、中央には鋸歯輪12
を、下端部には吸殻口開閉弁13をそれぞれ固
着して、回動軸10に巻装した巻ばね14によ
り吸殻口開閉弁13を吸殻口7の方向へ弾圧さ
せ、感熱拡縮円筒体15を器筐1内において挿
入孔3の下方と吸殻口7の上方との間に配置
し、その遊離した一端を器筐1内に適宜固定す
るとともに、他方の遊離端の切線方向には鋸歯
17を有する突出片16を設け、その背部を板
ばね21などにより弾圧して、上記鋸歯輪12
に係合し得るようにしてなる巻たばこ消火器。 2 感熱拡縮円筒体15として、膨張係数の大な
る金属を外側に、膨張係数の小なる金属を内側
にして貼り合わせて円筒状に彎曲したバイメタ
ルを用いた実用新案登録請求の範囲第1項記載
の巻たばこ消火器。 3 感熱拡縮円筒状15として、記憶形状を縮小
円筒体とし、変態温度以下で巻たばこの径より
も僅かに大きい内径に彎曲させて拡大した形状
記憶合金を用いた実用新案登録請求の範囲第1
項記載の巻たばこ消火器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9854884U JPS6125797U (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 巻たばこ消火器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9854884U JPS6125797U (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 巻たばこ消火器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6125797U JPS6125797U (ja) | 1986-02-15 |
JPS6133914Y2 true JPS6133914Y2 (ja) | 1986-10-03 |
Family
ID=30658087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9854884U Granted JPS6125797U (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 巻たばこ消火器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6125797U (ja) |
-
1984
- 1984-07-02 JP JP9854884U patent/JPS6125797U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6125797U (ja) | 1986-02-15 |
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