JP2505716Y2 - 携帯用灰皿 - Google Patents

携帯用灰皿

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JP2505716Y2
JP2505716Y2 JP1989098248U JP9824889U JP2505716Y2 JP 2505716 Y2 JP2505716 Y2 JP 2505716Y2 JP 1989098248 U JP1989098248 U JP 1989098248U JP 9824889 U JP9824889 U JP 9824889U JP 2505716 Y2 JP2505716 Y2 JP 2505716Y2
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JP
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exterior material
lid
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reinforcing piece
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JP1989098248U
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JPH0337898U (ja
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八郎 野村
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HIDAKA SANGYO CO., LTD.
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HIDAKA SANGYO CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、携帯用灰皿に関するものであり、特に、使
用が簡便であり、且つ、安全性の高い携帯用灰皿の改良
に関するものである。
【従来の技術】 従来の此種携帯用灰皿として本願の出願の日前の出願
であって、本願の出願後に公開された実願平1−81808
号のマイクロフィルム又は実願平3−22696号公報に記
載されたものが存在する。而して、該広報に記載された
もののうち、特に、同公報第4図に記載されたものは、
外装材と、該外装材の内側に装着したアルミ箔等の内装
材とによって袋体を成形し、該袋体の開口部を開閉自在
にすると共に、該開口部の背面縁部を延長して蓋体と
し、該開口部の前面縁部の全長に及んで板バネを装着
し、且つ、該補強片の下縁部を折り返し部とし、更に、
前記蓋体と該蓋体を閉塞するとき、該蓋体と相互に対峙
する袋体の前面にゴム磁石を止着して成るものである。
【考案が解決しようとする課題】
本願の先願に係る上記実開昭3−22696号に記載され
たものは、袋体の口部の前面に板バネを装着し、該板バ
ネの外側面及び上面を袋体の外装材で巻装しており、且
つ、蓋体は外装材を延長して形成している。従って、吸
殻等を該携帯用灰皿に収容するとき、該吸殻が開口部に
於て直接に外装材に接触するので、該吸殻による袋体の
開口部が焼損し、或いは該板バネが漏出し、ポケット内
に灰が散乱することがある。更に又、該板バネの下縁部
を回動基点として袋体の開閉動作が為されるので、回動
の円滑性を欠き、且つ、ライターは別に携帯せねばなら
ないと云う不便がある。 そこで、該袋体の外装材が吸殻によって焼損すること
なく安全に携帯用灰皿を用いることができ、且つ、ライ
ターも同時に携帯できるようにするために解決せらるべ
き技術的課題が生じてくるのであり、本考案は該課題を
解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために提案せられたもの
であり、略方形の合成樹脂レザーにて形成した前面部の
外装材と背面部の外装材とを対峙して設け、且つ、一側
辺の開口部とすべく他の側辺部分を溶着し、更に、該背
面部の外装材は前記開口部より延設して、該延設部分を
蓋体として該蓋体にて前記開口部を蓋装できるように構
成されると共に、該開口部の前面部を構成する前面部の
外装材の前記開口縁部の全巾に及んで可撓性補強片を装
着し、更に、該補強片近傍を回動基部として該蓋体を前
方へ回動させることにより該蓋体を前記前面部の外装材
の外側面に当接できるようにして袋体を形成し、更に、
該蓋体と前面部の外装材とに相互に係脱できるホックを
設けると共に、前記前面部の外装材及び背面部の外装材
の内側面に、之等外装材と略同形に形成されたアルミ箔
から成る内装材を夫々対峙して装着して成る携帯用灰皿
に於て、前記背面部の外装材に装着された内装材のアル
ミ箔は前記蓋体前面の略全面に及ぶように延長されて該
延長部を該蓋体の前面に装着し、前記前面部の外装材に
装着された内装材のアルミ箔は前記開口部より外方へ延
長されて、該延長部を前記可撓性補強片の表面を被蔽し
乍らその余端部を前記前面部の外装材の外側面に装着
し、且つ、該可撓性補強片は断面円環状のビニールチュ
ーブから成り、更に、該袋体の背面下方部にライターの
収容部を設けて成る携帯用灰皿を提供するものである。
【作用】
本考案の携帯用灰皿を使用する際は、袋体の開口部は
可撓性の補強片の前面、上面、背面の何れの面もアルミ
箔等の内装材で巻装しており、更に、蓋体の裏面も全面
に及んで該アルミ箔等の内装材で被蔽しているので、喫
煙途中の灰の収容又は喫煙終了後の吸殻を収納する際、
これらの灰並びに吸殻が直接従来のように外装材に接触
するようなことがないので、灰や吸殻の熱によって袋体
が焼損することはない。更に、袋体の前面縁部の全長に
及んで装着した補強片は円管状のビニールチューブによ
って形成してあり、更に、該補強片の下縁部を回動基点
として蓋体と共に開閉するため、該開口部の開閉動作は
円滑に行われ、且つ、該補強片は柔軟性も有するため、
之を巻装する外装材及び内装材を損傷することもない。
更に、該袋体の背面下方部にはライターの収容部を設け
ているので、ライターと灰皿とを同時に携帯できて極め
て便利である。
【実施例】
以下、この考案の一実施例を別紙添付図面の第1図乃
至第4図に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来公
知に属する技術事項も同時に説明する。 図に於て10は携帯用灰皿であり、該携帯用灰皿10は防
火処理を施されたビニールレザーの外装材11,12により
袋体13を形成し、該袋体13の内側面にアルミ箔等にて形
成された内装材14,14を装着して形成されている。又、
背面の外装材12を上方へ長く延長して蓋体15を設けてい
る。一方、前面の外装材11上縁部の全長に及んでビニー
ルチューブにて形成した可撓性の補強片16が装着されて
いる。更に、背面部の内装材14を上方へ延長して前記蓋
体15の裏面の全面に及んで該内装材14の延長部14aを装
着する。又、前面部の内装材14の上部を延長して前記補
強片16の表面を該延長部14bで被蔽し乍らその端部を袋
体13の前面上部に装着している。 又、前記蓋体15の略中央部位の内側面に雌ホック17a
が止着されており、更に、該蓋体15を袋体13の開口部に
設けられた補強片16を回動基点として回動し乍ら前記袋
体13の前面の外装材11の表面に当接するとき、前記雌ホ
ック17aと合着する雄ホック17bを該雌ホック17aと対峙
する個所に止着し、双方の該雌雄のホック17a,17bを合
着して開口部Kを密閉できるように形成している。 又、該袋体13の背面下方部には上面開放の収容部18を
設け、該収容部18にライター19を収納して該袋体13と同
時に携帯できるように構成する。 本考案の一実施例は上述せる如き構成に係るから、タ
バコの灰又は吸殻を前記携帯用灰皿10に収容する際は、
蓋体15を上方へ回動して開口部Kを開放し、該携帯用灰
皿10の上部両側を押圧する。このとき、前記補強片16が
前方へ湾曲して開口部Kが楕円状に開放せられる。そし
て、該補強片16上へタバコの先端部位を当接し、又は少
々押叩し乍ら該タバコの灰を該携帯用灰皿10に収容する
か、或いは該開口部Kより直接に灰又は吸殻を投入す
る。このとき、該蓋体15の裏面及び前記補強片16の表面
はアルミ箔等の内装材14a,14bにて被蔽されているの
で、前記吸殻等の熱によって焼損することが全くなく極
めて安全である。 又、該補強片16が円管状のビニールチューブにて形成
されているため、蓋体15は常に該補強片16を回動基点と
して円滑に開閉動作が行われると共に、開口部Kの前記
楕円状の開口又は閉塞の動作も円滑であり、更に、袋体
13の背面下方部に上面開放の収容部18を設けているの
で、該収容部18にライター19を収納することにより袋体
13とライター19とを常時携帯できるので、極めて便利で
ある。
【考案の効果】
この考案は、上記一実施例に詳述したように、携帯用
灰皿の開口部の背面部を上方へ延長して蓋体とし、更
に、該開口部の前面側の上縁部の全長に及んで円管状の
ビニールチューブにて形成した補強片を装着し、且つ、
之等蓋体及び補強片はアルミ箔等の内装材を延長して夫
々その表面を被蔽しているため、タバコの灰又は吸殻等
は直接に之等蓋体又は補強片に接触しないので、該吸殻
等の熱によって焼損することなく、常時補強片としての
機能を喪失しないのみならず、蓋体の焼損もないので商
品価値の低下を来すこともない。更に、該補強片の下縁
部を回動基点として蓋体と同時に開閉動作が行われると
き、該回動動作が円滑となり、且つ、ライターの収容部
にはライターを収納できるので携帯用灰皿と共に常時ラ
イターも携帯できる便利さも有するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、第1図はそ
の正面図、第2図は同側面図、第3図は同蓋体を開放し
たときの正面図、第4図は第3図A−A線縦断面図であ
る。 10……携帯用灰皿 11,12……外装材 13……袋体 14……内装材 14a,14b……延長部 15……蓋体 16……補強片 17a,17b……雌雄のホック

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略方形の合成樹脂レザーにて形成した前面
    部の外装材と背面部の外装材とを対峙して設け、且つ、
    一側辺の部分を開口部とすべく他の側辺部分を溶着し、
    更に、該背面部の外装材は前記開口部より延設して、該
    延設部分を蓋体として該蓋体にて前記開口部を蓋装でき
    るように構成されると共に、該開口部の前面部を構成す
    る前面部の外装材の前記開口部縁部の全巾に及んで可撓
    性補強片を装着し、更に、該補強片近傍を回動基部とし
    て該蓋体を前方へ回動させることにより該蓋体を前記前
    面部の外装材の外側面に当接できるようにして袋体を形
    成し、更に、該蓋体と前面部の外装材とに相互に係脱で
    きるホックを設けると共に、前記前面部の外装材及び背
    面部の外装材の内側面に、之等外装材と略同形に形成さ
    れたアルミ箔から成る内装材を夫々対峙して装着して成
    る携帯用灰皿に於て、前記背面部の外装材に装着された
    内装材のアルミ箔は前記蓋体前面の略全面に及ぶように
    延長されて該延長部を該蓋体の前面に装着し、前記前面
    部の外装材に装着された内装材のアルミ箔は前記開口部
    より外方へ延長されて、該延長部を前記可撓性補強片の
    表面を被蔽し乍らその余端部を前記前面部の外装材の外
    側面に装着し、且つ、該可撓性補強片は断面円環状のビ
    ニールチューブから成り、更に、該袋体の背面下方部に
    ライターの収容部を設けて成る携帯用灰皿。
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JPH0337898U JPH0337898U (ja) 1991-04-12
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KR102425043B1 (ko) * 2020-05-14 2022-07-26 주식회사 윌켐코리아 다층 제지시트를 활용한 담배꽁초 회수용 포장재

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