JPS6133904Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6133904Y2 JPS6133904Y2 JP7651682U JP7651682U JPS6133904Y2 JP S6133904 Y2 JPS6133904 Y2 JP S6133904Y2 JP 7651682 U JP7651682 U JP 7651682U JP 7651682 U JP7651682 U JP 7651682U JP S6133904 Y2 JPS6133904 Y2 JP S6133904Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- squid
- abdomen
- blade
- cutting
- laparotomy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 claims description 19
- 238000002350 laparotomy Methods 0.000 claims description 17
- 241000238371 Sepiidae Species 0.000 claims description 4
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 7
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Landscapes
- Processing Of Meat And Fish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はいかの開腹装置、詳しくはいかの胴体
とそれ以外の腑及び足とを分離するいかの開腹装
置に関する。
とそれ以外の腑及び足とを分離するいかの開腹装
置に関する。
一般に、いかは主に胴体が食用に供されるた
め、腑及び足は予め胴体から切り離されて市販さ
れている。この場合、従来の切り離しは、まずい
かの腹部を包丁で切つて開腹し、次にこの腹部を
広げ、背部に接合している腑及び足を引き離すこ
とによつて行なわれていた。しかし、上記のよう
に胴体の腹部に包丁を入れて切り離すときは、腑
まで切つてしまうことがあり、このときいわゆる
すみ袋を切ると、該袋内からすみが出ていかの胴
体に付着することがある。このようにいつたん胴
体が黒いすみによつて汚損されると、水をかけて
も流れ落ちず、いかの商品価値がなくなつてしま
うので、食用にはなんの支障もないのにかかわら
ず、廃棄せざるを得なかつた。このようにいかの
切り離し作業は、腑を切らないように腹部のみを
切るという熟練を要するものであつたため、手作
業に頼らざるを得ず、作業能率が悪く、しかも製
品の無駄を招くことも多かつた。
め、腑及び足は予め胴体から切り離されて市販さ
れている。この場合、従来の切り離しは、まずい
かの腹部を包丁で切つて開腹し、次にこの腹部を
広げ、背部に接合している腑及び足を引き離すこ
とによつて行なわれていた。しかし、上記のよう
に胴体の腹部に包丁を入れて切り離すときは、腑
まで切つてしまうことがあり、このときいわゆる
すみ袋を切ると、該袋内からすみが出ていかの胴
体に付着することがある。このようにいつたん胴
体が黒いすみによつて汚損されると、水をかけて
も流れ落ちず、いかの商品価値がなくなつてしま
うので、食用にはなんの支障もないのにかかわら
ず、廃棄せざるを得なかつた。このようにいかの
切り離し作業は、腑を切らないように腹部のみを
切るという熟練を要するものであつたため、手作
業に頼らざるを得ず、作業能率が悪く、しかも製
品の無駄を招くことも多かつた。
本考案は上記欠点を解決し、特にいかの胴体か
ら腑及び足を分離するにあたり、腑を切ることな
く容易、迅速且つ確実に開腹することのできるい
かの開腹装置を提案することを目的とする。
ら腑及び足を分離するにあたり、腑を切ることな
く容易、迅速且つ確実に開腹することのできるい
かの開腹装置を提案することを目的とする。
以下、図面によつて本考案の実施態様について
説明する。
説明する。
図において符号Aはいかの開腹装置を示す。こ
の開腹装置Aは、いか置き台1上に設けられ、い
か置き台1の底部に突出する切り裂き刃2の上部
に設けられた腑切り防止片3とから構成されてい
る。いか置き台1は弯曲形成され、傾斜して設け
られている。切り裂き刃2はいか置き台1の底部
中央に突設され、刃先2aはいか置き台1の下方
に向けられている。この切り裂き刃2はいか置き
台1の下面に設けられたホルダー4に着脱自在に
取付けられ、いか置き台1の上部に突出した突出
部の刃先が鈍くなつたときは、突出部を折り取つ
て下部の新しい刃先と交換して上部に突出させる
ことができる。しかし、切り裂き刃2は必ずしも
図示のものに限定されず、固定式のものであつて
もよい。次に切り裂き刃2の上部には腑切り防止
片3が設けられている。該防止片3は開腹時にい
かBの腑12が切れるのを防止するもので、切り
裂き刃2の上部であつて、しかも刃先2aの先端
の先に突出している方が好ましい。また、腑切り
防止片3は、切り裂き刃2の上記に設けられてい
ればよいのであつて、必ずしもいか置き台1に装
着されている必要はない。したがつて、例えば切
り裂き刃2自体の上部に該切り裂き刃2と一体に
形成するものであつてもよく、あるいは切り裂き
刃2とは別体に製作し、該裂き刃2の上部に取付
ける構成であつてもよい。
の開腹装置Aは、いか置き台1上に設けられ、い
か置き台1の底部に突出する切り裂き刃2の上部
に設けられた腑切り防止片3とから構成されてい
る。いか置き台1は弯曲形成され、傾斜して設け
られている。切り裂き刃2はいか置き台1の底部
中央に突設され、刃先2aはいか置き台1の下方
に向けられている。この切り裂き刃2はいか置き
台1の下面に設けられたホルダー4に着脱自在に
取付けられ、いか置き台1の上部に突出した突出
部の刃先が鈍くなつたときは、突出部を折り取つ
て下部の新しい刃先と交換して上部に突出させる
ことができる。しかし、切り裂き刃2は必ずしも
図示のものに限定されず、固定式のものであつて
もよい。次に切り裂き刃2の上部には腑切り防止
片3が設けられている。該防止片3は開腹時にい
かBの腑12が切れるのを防止するもので、切り
裂き刃2の上部であつて、しかも刃先2aの先端
の先に突出している方が好ましい。また、腑切り
防止片3は、切り裂き刃2の上記に設けられてい
ればよいのであつて、必ずしもいか置き台1に装
着されている必要はない。したがつて、例えば切
り裂き刃2自体の上部に該切り裂き刃2と一体に
形成するものであつてもよく、あるいは切り裂き
刃2とは別体に製作し、該裂き刃2の上部に取付
ける構成であつてもよい。
上記開腹装置Aを使用するにあたつては、いか
Bを胴体10の背部10aを上に向けていか置き
台1上に載せ、該いか置き台1に沿つて引き上げ
ながら、開腹装置Aの切り裂き刃2の刃先2aを
胴体10の腹部10bの端面に当て、さらにいか
Bをいか置き台1に沿つて引けばよい。いかBの
腹部10bは切り裂き刃2によつて開腹される。
しかしこのとき、腑12は腑切り防止片3によつ
て切り裂き刃2には当らないから、切れることは
ない。したがつて、腑内のすみ袋が切れることは
なく、いかの胴体10が汚損されることもない。
また、いか置き台1は弯曲しているから、いかB
を置いたときに腹部10bの中心は、自然に切り
裂き刃2が配置されているいか置き台1の底部中
央に位置決めされる。このため、包丁を用いるこ
となく、いかBをいか置き台1の上面に沿つて引
き上げるだけで、容易、迅速且つ確実に腹部10
bを開腹することができ、しかも腑12は切れる
ことがないので、汚損による製品の無駄を防ぐこ
とができ、作業能率及び生産性が大幅に向上す
る。
Bを胴体10の背部10aを上に向けていか置き
台1上に載せ、該いか置き台1に沿つて引き上げ
ながら、開腹装置Aの切り裂き刃2の刃先2aを
胴体10の腹部10bの端面に当て、さらにいか
Bをいか置き台1に沿つて引けばよい。いかBの
腹部10bは切り裂き刃2によつて開腹される。
しかしこのとき、腑12は腑切り防止片3によつ
て切り裂き刃2には当らないから、切れることは
ない。したがつて、腑内のすみ袋が切れることは
なく、いかの胴体10が汚損されることもない。
また、いか置き台1は弯曲しているから、いかB
を置いたときに腹部10bの中心は、自然に切り
裂き刃2が配置されているいか置き台1の底部中
央に位置決めされる。このため、包丁を用いるこ
となく、いかBをいか置き台1の上面に沿つて引
き上げるだけで、容易、迅速且つ確実に腹部10
bを開腹することができ、しかも腑12は切れる
ことがないので、汚損による製品の無駄を防ぐこ
とができ、作業能率及び生産性が大幅に向上す
る。
なお、いか置き台1の上面は必ずしも弯曲形成
されている必要はなく、凹状またはV字状でもよ
く、あるいは平板状でもよい。またいか置き台1
は上記図示例とは逆に上向きに傾斜し、いかを引
き下すことによつて開腹する構成であつてもよ
く、また水平状であつてもよい。
されている必要はなく、凹状またはV字状でもよ
く、あるいは平板状でもよい。またいか置き台1
は上記図示例とは逆に上向きに傾斜し、いかを引
き下すことによつて開腹する構成であつてもよ
く、また水平状であつてもよい。
なお、好ましくは、開腹装置Aの下部に先浄用
噴水孔5は、導水パイプ11を介して水道等の給
水手段(図示せず)に連結すれば充分である。こ
の場合は、開腹とともに先浄も同時に達成するこ
とができる。
噴水孔5は、導水パイプ11を介して水道等の給
水手段(図示せず)に連結すれば充分である。こ
の場合は、開腹とともに先浄も同時に達成するこ
とができる。
次に、6は引き離し部材を示す。該引き離し部
材6は、上記のように開腹装置Aによつて開腹し
たいかBの胴体10と腑12及び足部13とを分
離するもので、折曲げ形成された様状支持部7の
先端に二股状の引き分け部8を下向きに形成して
成り、その使用態様は第2図に示される通りであ
る。すなわち、いかBの胴体10を広げて持つと
ともに、他方の手で足13を持ち、胴体10とそ
れ以外の部分12,13とを上記引き分け部8の
両側から引く。胴体10と腑12とは背部10a
で接合しているから、上記のように引き分け部8
をはさんで引くことにより、胴体10と腑12と
は簡単に引き離され分離する。この場合、接合部
は引き分け部8の二股部分の間に保持されるの
で、引き離し作業中引き分け部8から外れること
がない。したがつて、作業を容易、確実に達成で
きる。なお、この場合も、好ましくは引き離し部
材6を図のように中空とし、二股状の引き分け部
の先端から先浄水を噴出させる構成とすれば、い
かの引き離しとともに先浄も達成できる。これに
対し、従来の引き離作業は胴体と足を持つてその
まま引き離していたので、かなりの力を要し、疲
労が激しかつた。このように、開腹装置Aと引き
離し部材6とを備えることにより、一層作業性、
生産性をより一層上げることができる。
材6は、上記のように開腹装置Aによつて開腹し
たいかBの胴体10と腑12及び足部13とを分
離するもので、折曲げ形成された様状支持部7の
先端に二股状の引き分け部8を下向きに形成して
成り、その使用態様は第2図に示される通りであ
る。すなわち、いかBの胴体10を広げて持つと
ともに、他方の手で足13を持ち、胴体10とそ
れ以外の部分12,13とを上記引き分け部8の
両側から引く。胴体10と腑12とは背部10a
で接合しているから、上記のように引き分け部8
をはさんで引くことにより、胴体10と腑12と
は簡単に引き離され分離する。この場合、接合部
は引き分け部8の二股部分の間に保持されるの
で、引き離し作業中引き分け部8から外れること
がない。したがつて、作業を容易、確実に達成で
きる。なお、この場合も、好ましくは引き離し部
材6を図のように中空とし、二股状の引き分け部
の先端から先浄水を噴出させる構成とすれば、い
かの引き離しとともに先浄も達成できる。これに
対し、従来の引き離作業は胴体と足を持つてその
まま引き離していたので、かなりの力を要し、疲
労が激しかつた。このように、開腹装置Aと引き
離し部材6とを備えることにより、一層作業性、
生産性をより一層上げることができる。
以上詳しく説明したように、本考案のいかの開
腹装置によれば、いか置き台の上面に沿つて移動
させるだけで容易、迅速且つ確実にいかの胴体を
開腹できるので、作業能率及び生産性が大幅に向
上し、したがつて実用上非常に有益である。
腹装置によれば、いか置き台の上面に沿つて移動
させるだけで容易、迅速且つ確実にいかの胴体を
開腹できるので、作業能率及び生産性が大幅に向
上し、したがつて実用上非常に有益である。
第1図は本考案に係るいかの開腹装置を使用状
態とともに示す斜視図であり、第2図は上記開腹
装置にいかの胴体とそれ以外の部分との引き分け
部材を加えた場合の例の使用状態を示す斜視図で
ある。 符号、A……開腹装置、B……いか、1……い
か置き台、2……切り裂き刃、3……切り防止
片、4……ホルダー、5……先浄用噴水孔、6…
…引き離し、7……棒状支持部、8……引き分け
部、10……胴体、10a……背部、10b……
腹部、12……腑、13……足部。
態とともに示す斜視図であり、第2図は上記開腹
装置にいかの胴体とそれ以外の部分との引き分け
部材を加えた場合の例の使用状態を示す斜視図で
ある。 符号、A……開腹装置、B……いか、1……い
か置き台、2……切り裂き刃、3……切り防止
片、4……ホルダー、5……先浄用噴水孔、6…
…引き離し、7……棒状支持部、8……引き分け
部、10……胴体、10a……背部、10b……
腹部、12……腑、13……足部。
Claims (1)
- いか置き台の底部に切り裂き刃を突設するとと
もに該切り裂き刃の上部に腑切り防止片を設け、
いかを上記いか置き台上に沿つて移動させ、いか
胴体の腹部を上記置き台上に突出した切り裂き刃
によつて開腹することを特徴とするいかの開腹装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7651682U JPS58178885U (ja) | 1982-05-25 | 1982-05-25 | いかの開腹装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7651682U JPS58178885U (ja) | 1982-05-25 | 1982-05-25 | いかの開腹装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58178885U JPS58178885U (ja) | 1983-11-30 |
JPS6133904Y2 true JPS6133904Y2 (ja) | 1986-10-03 |
Family
ID=30085828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7651682U Granted JPS58178885U (ja) | 1982-05-25 | 1982-05-25 | いかの開腹装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58178885U (ja) |
-
1982
- 1982-05-25 JP JP7651682U patent/JPS58178885U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58178885U (ja) | 1983-11-30 |
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