JPS6133148A - シクロプロピルアラニン誘導体の製造法 - Google Patents

シクロプロピルアラニン誘導体の製造法

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JPS6133148A
JPS6133148A JP59154498A JP15449884A JPS6133148A JP S6133148 A JPS6133148 A JP S6133148A JP 59154498 A JP59154498 A JP 59154498A JP 15449884 A JP15449884 A JP 15449884A JP S6133148 A JPS6133148 A JP S6133148A
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JP
Japan
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group
formula
lower alkyl
hydrogen atom
derivative
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Pending
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JP59154498A
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English (en)
Inventor
Yasushi Oofuna
大船 泰史
Natsuko Kurokawa
黒川 奈津子
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Suntory Ltd
Original Assignee
Suntory Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 産業上の利用分野 本発明は一般式(I) (式中R2は水素原子又はアミノ基の保護基を表わし 
H3は水素原子、低級アルキル基またはアラルキル基を
表わし、Rは水素原子、低級アルキル基、カルボキシ゛
ル基又は低級アルコキシカルボニル基を表わす。) で表わされるシクロプロピルアラニン誘導体の製造方法
に関する。
本発明によって合成することができるシクロプロピルア
2ニン誘導体(I)は食品、農薬、医薬などの分野にお
いて例えばイネのイモチ病阻止剤等として利用できる。
従来の技術 天然に存するシクロプロピルアラニン誘導体としては、
例えば式(α)、<h> で表わされる化合物がある。これらの化合物はシ1”l
 、t = I”i (ImarLita sp、)に
含まれていて、イネいもち病菌の胞子発芽阻害作用を有
している〔野副重男ら、日本薬学会103年会講演要旨
集208頁(1983年)、日本薬学会104年会講演
要旨X1−172頁(1984年)〕 さらに、例えば式(C) で表わされるヒポグリシンA (Hypo!1tyci
n A )がある。この化合物はムクロジ科のシリギア
・サピダ(BLilhia 5apida)CQ末j%
!実1c含IL、嘔吐を引き起すことが知られている。
一般的なシクロプロピル環の合成については数多く報告
されている( M、 F3tbda、 E3yntha
sitP714   (1981)t   M、 W、
  Ma)’chrzak  gt ttL、。
E3’/rLthe2igP469  (1983) 
オjびA、 J。
Ancians tt、aL、、 J、 Orl、Ch
trn、、 Vol、 45゜p695  (1980
)参照)。
上記シクロプロピル環は一般式(d) R−CH:      (d) (式中Rは水素原子、低級アルキル基、カルボン酸エス
テル基を表わす) で表わされるカルベンと種々のアルケンとから合成する
ことができる。このカルイン(tL)はジアゾメタン、
ジアゾエタンなどのジアゾアルカン又はジアゾ酢酸エス
テルから金属触媒(例えば、酢酸パラジウム、塩化)鷹
ラジウム、酢酸ロジウム、塩化ロジウム、塩化/(ラジ
ウムジアセトニトリル錯体、塩化パラジウム・ジベンゾ
ニトリル錯体、トリストリフェニルホスフィンクロルロ
ジウム、n−ヘキシルロジウム、アセチルアセトナト銅
、粉末鋼)存在下OC〜30Uで発生させる。又、シモ
ンズ・スミス反応として知られるヨウ化メチレンと亜鉛
・銅錯体によっても発生させることができる。
さらに、上記カルベンは、式 %式% のジメチルスルホニクムメテリト9を使用しても発生さ
せることができる。(U、 E3ch5uhopf a
t al、。
Anル、、F611  (1973)卑!l、!、)こ
のようにして得られるシクロプロピル化合物を出発化合
物としてα−アミノ酸の合成に使用し九例は今までにt
lとんど見当らない。
発明が解決しようとする問題点 本発明者等は新規な骨格を有するα−アミノ酸の合成の
ための簡便な方法を開発して、食品、農薬、医薬などの
分野に利用することを企画し、その−環としてシクロプ
ロピル基を有するα−アミノ酸の合成方法を開発した。
前記式(I)のシクロプロピルアラニン誘導体は式 %式%() (式中Rはアミノ基の保護基を表わし、Rは低級アルキ
ル基またはアラルキル基を表わす)を有するアリルグリ
シン誘導体に前述のカルベンを作用させることにより式 (式中R4およびR5は上記定義のとお夛であムRは水
素原子、低級アルキル基又は低級アルコキシカルボニル
基を表わす) を有する化合物は得られ、これを必要に応じて加水分解
することによシ式(I)の化合物を得ることができる。
発明の構成 問題を解決するための手段 本発明によれば、容易に入手し得る式 (式中R4はアミン基の保護基を表わl、、Rは低級ア
ルキル基またはアラルキル基を表わす。)のアリルグリ
シン誘導体に式 %式%)(1) (式中Rは水素原子、低級アルキル基または低級アルコ
キシカルボニル基を表わす。) のジアゾ化合物を金属触媒存在下に作用させ、必要に応
じて加水分解することからなる式(式中R1は水素原子
、アルキル基、カルボキシル基、または低級アルコキシ
カルボニル基を表わし、R2は水素原子、またはアミン
基の保護基を表わし R3は水素原子、低級アルキル基
またはアラルキル基を表わす) のシクロプロピルアラニン誘導体の合成方法が提供され
る。
ここで原料物質であるアリルグリシンはそのDL体およ
び光学活性体がシグマ社(SIGMAohtrnica
L Company )  よシ市販されている。
本発明の方法を工程別に詳述すると次のとおシである。
(式中R4およびR5は前記定義のとおシである)を有
するアリル/リシン誘導体はアリルグリシンから公知の
方法によシ合成できる。
この化合物(lをエーテル系、塩素化炭化水素または炭
化水素系の溶媒に溶かし式 %式%() (式中Rは水素原子、低級アルキル基または低級アルコ
キシカルボニル基である) のジアゾ化合物、たとえばジアゾアルカン、ジアゾ酢酸
エステルを金属触媒存在下に加える。使用する金属触媒
としては酢酸−ぞラジウム、塩化パラジウム、塩化パラ
ジウムジアセトニトリル錯体、塩化パラジウム・ジベン
ゾニトリル錯体、酢酸ロジウム、塩化ロジウムなどのパ
ラジウム又はロジウム塩が最も好ましいが、他のパラジ
ウム塩、ロジウム塩、銅塩、粉末鋼も用いることができ
る。
反応温度はOC〜30Cが好ましい。
ヨウ化メチレンまたはジメチルオキソスルホニウムメチ
リhaを用いカルベンを発生させる方法ではα−アミノ
酸基と該カルベンが反応して望ましい結果は得られてい
ない。
このようにして式 (式中R4およびR5は前記定義のとおシであシ、Rは
水素原子、低級アルキル基又は低級アルコキシカルボニ
ル基を表わす) を有するシクロプロピルアラニン誘導体が得られる。
この化合物(Iα)を水酸化す) IJウム又は水酸化
カリウムの水溶液で処理して加水分解すると丈 (式中R4は前記と同一の意義を表わし、R1′は水素
原子、低級アルキル基またはカルボキシル基を表わす) を有するシクロプロピルアラニン誘導体になる。
式(Ib)の化合物を脱保護することにょシ化合物(I
C)となる。
(式中R1′は前記と同一の意義を表わす)昨−四 本発明の方法は新規な骨格のシクロプロピルアラニン誘
導体を製造する方法であるが、出発化合物は容易に入手
し得る市販の化合物である上、その工程は上述の如く簡
単である。出発化合物の入手し易さと工程の簡便性によ
って極めて経済的且つ効率的に目的とするシクロプロピ
ルア2ニン誘導体を提供できる。
実施例1゜ N−t−7’)キシカルボニル−シクロプロピル−L 
−72ニンメチルエステル r、、−N−t−ブトキシカルボニル−アリルグリシン
5051n9(2,348ミリモル)のエーテル溶液(
3++tAりに塩化パラジウム・アセトニトリル錯体5
7■(0,22ミリモル)のベンゼン溶液(4ゴ)を加
えた。この溶液にジアゾメタンのエーテル溶液(約50
ミリモル)を加え、室温で60分靜装した。生成した沈
澱をセライトを通し炉別し、F液を減圧濃縮し油状物を
得た。
この油状物をシリカゲル力ジムクロマトグラフイーに付
しく溶出溶媒:エーテル:ヘキサン=1=5)標記化合
物55911I9(収率98%)を得た。
性状:無色油状物質 IR,Cペクト” (CHCA’ a 、 cm−” 
) : 3450.3080−3040.1740,1
715 NMRスベク)ル(CDOA?a  JI’P):  
0.09〜0.20(2H,m)、0.59〜0.60
 (2H,m>、 0.62〜0.88 (I H,謀
)、 1.44(9H,ε)、 1.66C2H,m)
、 3.74(3H,J’)、 4.38(IH。
ct、t、、r−6,o、  75H2)、 6.14
(5r、d。
J=Z5Hz) マススペクトル(m/z):244(M+1) +〔α
〕D:20.6°(C=3.22.  クロロホルム)
実施例2゜ L −N −t −7’トキシカルボニルーシクロプロ
ピルーアラニン 実施例1で得たL−N−t−ブトキシカルボニル−シク
ロプロピル−アラニンメチルエステル439■(1,8
1ミリモル)のメタノール(3,64)溶液に0.5N
水酸化カリウム(3,62jllA’、1.81ミリモ
ル)水溶液を室温で加え5時間攪拌した。メタノールを
減圧留去した後、1N塩酸を加えpH2とし、次いで酢
酸エチルで抽出した。
得られた有機層に水を20m1加え洗浄したのち、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。
炉別したのち溶媒を減圧留去し標記化合物を4101n
9(収率99%)得た。
性状:無色油状物質 IRスペクトル(フイにム+art−”):3420.
2800〜2500.1750,1740.172ON
MRスはクトル(C,DOII、δp111 )  :
 0.02−0.20 (2H。
m)、 0.36−0.60 (2H,m )、 0.
60−[1,92(IH,m)、 1.45(9H,!
>、 1.70(2H。
t 、 J =6.0Hz )、4.40(IH,m)
、 6.20(I H,cj、 J=7.5H2)、 
8.04(IH,12rS)マススはクトル(m/Z)
:230(M+1)”〔α)D”+13.3°(G=0
.66 、  クロロホルム)実施例6゜ (23)−2−アミノ−6−シクロプロピル−プロピオ
ン酸 実施例2で得たL−N−t−ブトキシカルボニル−シク
ロプロピル−アラニン511R9(0,22ミリモル)
の無水塩化メチレン(1d)溶液にトリフルオロ酢酸0
.5−を加えOCで1.5時間放置した。反応液を減圧
濃縮し、残渣に9/!の水を加えDowe3ニー 53
 w X 4樹脂(ダウケミカル社製)5mJに吸着さ
せた。
この樹脂を501R1の水で水洗したのち、1Nのアン
モニア水で溶出した。
減圧濃縮によシ標記化合物が結晶として281n9得ら
れた。
この結晶をエタノール:水=5:1の混合溶媒よシ再結
晶し無色結晶201n9を得た。
融点:230C以上(昇華) 〔α)Dニー8.7°(G=1.0.水)IRx−2ク
トル(KBr、cm−”)=3300−2500゜30
80.159O NMRスイクトル(重水、δ序1):0.10〜0.2
0(2H。
m)、 0.48〜0.58(2H,m)、 0.65
〜0.77(IH,m)、 1.77(2H,m)、3
.78(IH,dcL、 J=6.0.7.0H2)、
マススにクトル(m、/z):130(M+1)”、 
 100゜84、74 本発明の方法によシ入手し易い出発化合物から簡便に目
的とするシクロプロピルアラニン誘導体が経済的且つ効
率的に得られるため、食品、農薬、医薬の分野における
応用範囲の広い基本的化合物が安価に提供できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R^1は水素原子、アルキル基、カルボキシル基
    または低級アルコキシカルボニル基を表わし、R^2は
    水素原子またはアミノ基の保護基を表わし、R^3は水
    素原子、低級アルキル基またはアラルキル基を表わす) のシクロプロピルアラニン誘導体を製造する方法であっ
    て、 式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中R^4はアミノ基の保護基を表わし、R^5は低
    級アルキル基またはアラルキル基を表わす)のアリルグ
    リシン誘導体に式 RCHN_2(III) (式中Rは水素原子、低級アルキル基または低級アルコ
    キシカルボニル基を表わす) のジアゾ化合物を金属触媒存在下で作用させるか、ある
    いは該金属触媒存在下での反応の後さらに加水分解およ
    び/またはアミノ基を脱保護することからなる方法。
  2. (2)金属触媒が酢酸パラジウム、塩化パラジウム、塩
    化パラジウム・ジアセトニトリル錯体、塩化パラジウム
    ・ジベンゾニトリル錯体、酢酸ロジウム、塩化ロジウム
    、トリストリフェニルホスフィンクロルロジウム、n−
    ヘキシルロジウム、アセチルアセトナト銅又は銅粉末か
    らなる群から選ばれる特許請求の範囲第1項記載の方法
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014527539A (ja) * 2011-08-29 2014-10-16 センター ナショナル デ ラ リシェルシェ サイエンティフィック(シーエヌアールエス) ウィッティヒ反応によるγ,δ−不飽和アミノ酸の汎用的な立体特異的合成

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JP2014527539A (ja) * 2011-08-29 2014-10-16 センター ナショナル デ ラ リシェルシェ サイエンティフィック(シーエヌアールエス) ウィッティヒ反応によるγ,δ−不飽和アミノ酸の汎用的な立体特異的合成

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