JPS6133140A - 3,7−ジメチル−2−オクテン−1,8−ジオイツクアシドの製造法 - Google Patents

3,7−ジメチル−2−オクテン−1,8−ジオイツクアシドの製造法

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JPS6133140A
JPS6133140A JP15445784A JP15445784A JPS6133140A JP S6133140 A JPS6133140 A JP S6133140A JP 15445784 A JP15445784 A JP 15445784A JP 15445784 A JP15445784 A JP 15445784A JP S6133140 A JPS6133140 A JP S6133140A
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JP
Japan
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lower alkyl
acid
dimethyl
octene
alkyl ester
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Pending
Application number
JP15445784A
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English (en)
Inventor
Izuru Yamamoto
出 山本
Hiroshi Honda
本田 博
Kaoru Tanaka
薫 田中
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は3,7−シメチルーコーオクテンー/。
?−ジオイックアシドの製造法に係るものである。詳し
くは穀類に被害を及ぼす害虫の防除に利用されるフェロ
モンの新しい合成法に係るものである。
〔従来の技術〕
j、7−シメチルーーーオクテンーi、r−ジオイック
アンド(以下マメゾウムシ酸と称す)Fi先に本発明者
等によシアズキゾウムシの分泌物か6単離された物質で
マメノウムシ類の性ンエロモンとして使用する−ことが
出来る。(118!1昭に記載される様に、ゲラニルア
セテートを出発物質として?−アセトキシーコ、6−シ
メチルオクターーートランス、(−)ランス−ジェナー
ルを得、これを水添してl−アセトキシ−2,ご−ジメ
チル−6−トランスオクテナールとし。
次いでこれを加水分解して得られた♂−ヒドロキシーコ
、に一ジメチルーぶ一トランスーオクテナールを酸化す
る方法が知られているが、この方法は収率が悪く、実用
的ではない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明はマメゾウムシ酸をよシ好収率で得るための新し
い合成法の提供を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的は、6−オキンーーーメチルヘプタノイツ
クアシド又はその低級アルキルエステルを (C,H,O)、P(C)OH200OR(式中Rは低
級アルキル基を表わす) で示されるウイテイツヒ試楽と反応させ、得られた3、
2−ジメチルーコーオクテンー/、♂−ジオイックアシ
ドの低級アルキルエステルを加水分解することによシ達
成される。
本発明の詳細な説明するに1本発明の製造経路を図示す
ると下記の通シである。
(I) +十 (式中R′は水素原子又は低級アルキル基を示し。
Rは低級アルキル基を示す) 以下図に従って説明する。
出発物質である≦−オキソーコーメチルヘプタノイツク
アシド((I)、 R’=H)は例えば2.6−シメチ
ルシクロヘキサノンの識仕によ)得られる。酸化反応は
、酸化剤1例えば三酸什りロム。
クロム酸塩1重クロム酸塩、過マンガン酸塩等と、室温
で/〜十数時間接触させることによ)行なわれる。
得られた6−オキツーコーメチルヘプタノイツクアシド
は、好ましくは低級アルキルエステルt  ((1)、
”−低級アルキル)とした後、ウィテイツヒ試薬と反応
させる。エステル化は常法に従って、適当な溶媒1例え
ばジクロロエタン中で、触媒量の硫酸の存在下、化合物
1 (R’=H)とメタノール、エタノール等の低級ア
ルコールとを、還流下l−数時間反応させることによシ
行なわれる。
ウイテイッヒ試薬(OH,OH,O)、P(C)OH,
Co、Rはトリエチルホスファイトとモツプロム酢酸の
低級アルキルエステルの反応によシ調製される。
好ましくけ(I)のアルキルエステルとMeアルキルの
エステル(R/、、、R)が用いられる。ウイテイツヒ
試栗との反応は所謂ウイテイツヒ反応の常法に従って、
極性溶媒中で塩基性物質の存在下、出発物質(I)とウ
イテイツヒ試薬とを接触させて行なわれる。
極性溶媒をしてはジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド等が用いられる。
また塩基性物質としてはナトリウムアミド。
ナトリクムアルコキサイド、金属ナトリウム。
水尉トリウム、フェニルリチウム等が用いられる。出発
物質(1)を遊離酸の型(R/ x H)で用いる場合
は塩基性物質をやや多く用することが好ましい。反応は
室温で一〜/θ時間程時間外われる。
この反応によシ3,7−シメチルーコーオクテンー/、
?−ジオイックアシドエステルのトランス体(It)と
シス体(III)の混合物が得られる、トランス体(I
[)とシス体(1)は混合物のまま加水るので、通常は
加水分解反応に先立ち、トランス体(U)とシス体(I
II)を分離する。分離には、蒸留、カラムクロマトグ
ラフ、再結品等1適常の分離手段が適用される、 トランス体(「)及び/又はシス体(m)は次いで加水
分解される。加水分解反応も常法に従って、硫酸、塩酸
等の酸あるいは苛性ソーダ、苛性カリ等のアルカリによ
シ昇温下で行なわれる。
かくして目的とするマメゾウムシ酸が生成する。
反応混合物から目的物の分離も常法に従って行なわれる
本発明方法によれば、従来法と全く異なる合成経路で、
よシ好収率でマメゾウムシ酸を得ることができる。
以下に本発明を実施例によシ更に具体的に説明するが本
発明はその要旨を超えなり@シ、以、下の実施例lCf
1tlllaされるものではな−、〔実施例〕 (a)  d−オキソ−λ−メチルヘプタノイックアシ
ドの製造 水コ♂l−に95チ硫酸6♂ゴを加え、さらに2.t−
ジメチルシフ四へキサノン4t、rtを加えたものK、
水2r♂#l/、り!チ硫酸t/stの混合液に溶解し
たaro、 7 j fを7.1時間にわたF)、、2
0℃以下に保ちながら滴下した。反応液Jd、lt〜3
3℃で、さらにダ時間撹拌し、/晩室温で放置した後エ
ーテルで抽出した。
エーテルを留去した後、蒸留してご一オキソーコーメチ
ルヘプタノイックアシド((I)R’−H)22.92
を得た。収率はjOチであった、 生成物の工R吸収スペクトルを第7図に示す、 生成物の物性; 沸点: /j、3〜/341 ℃73uLHg工R: 
シma:x 29jθ(br、m)、 /yor(e)
/4t、<j(m)、 /ダ/l(m)、 /J乙j(
m)。
ia4to(m)、 /its(m) NMR(CDC1,) ;δ/、/r(JH,eL、 
J=dHz)。
八q−t、r(4tH,m)、  2./j(jH,a
)、 2..2−J、7(JH,n)。
10.00(jH,B ) ガスクロマトグラフィー(GLO): Rt=7.4を
分[GLO分析条件] 充填剤; j%PKG−HT、  Uniport H
EごOS/θメツシュ カラム:内径3屏れ長さ2mのガラスカラム キャリヤーガス 二N、タrgd1分 カラム温度:  ioo〜/60 ℃、毎分!℃昇温(
b)  エステル化 (a) O生ffi 物−Itを7,2−ジクロロエf
iy!OdK溶解し、メタノールコo、1と硫酸θ、!
―を加え、還流下//時間反応させた後。
室温でl晩装置した。反応液に水を住込だ後、エーテル
抽出した。エーテル層は常法にょ)洗浄、乾燥後、エー
テルを留去し、残った液体を蒸留して目的物メチルイー
オキソ−2−メチルヘプタノニー) ((I)、 R’
 = OH,)の無色液体λ!、/l″t+得た。収率
はター2%であった。
生成物の物性; 沸点:97〜2.2℃/ダlIHf NMR(CDOA、) :δ/、/j(jH,d、 J
−adz)。
/、3−/、?(りH,m)、  2.//(3H2す
、 +2..2−2.t、 (3kl、 m)。
jj4t(JR,s ) GLO分析 :Rf、=コ、?分 [GLO分析条件〕 充填剤、カラム、キャリヤーガス=(a)に同り。
カラム温度: /4tO℃で一分の後、176℃まで毎
分子℃昇温 (b)で得られたメチルエステルJ J t ト(OH
sOH20)2P(C)OH2002C!H,g Of
を乾燥シタジメチルフォルムアミド、2!07に溶解し
たものに。
21チNa0OH8を含んだメタノールグQ−をl1分
間にわた少滴下した後、2時間撹拌し。
さらに/晩装置した。反応液に水を注ぎ、エーテルで抽
出した。エーテル層は常法によシの混合物の無色液体、
2B、/ fを得た。この混合物は洲点/23〜/コタ
’C/ J−關Ht ;  (b)と同一条件のGLC
分析で(II)のRtは?、!率32%であシ、いずれ
も標品のRtと一致した。(If)の収率け4t2%、
(■)の収率は2?チであった。(II)のGo−MS
スペクトルは標品と一致した。
(d)  加水分解 (TI)と(III)の混合物を蒸留し、その高沸点部
4tootq((11)の含有率12チ)を得た。
このものにKOHj≦O岬のり!チエタノール溶液!d
を加え、還流下へ!時間反応させた後、エタノールを留
去した。反応液に約!倍量の水を加え、塩酸でpn /
以下に調整し。
エーテル抽出した。エーテル層は水と飽和食塩水で洗浄
し、エーテルを留去して粘性の液体を得た。このものを
水、メタノール、塩酸の混合液で結晶化させ、さらに水
で再結晶化して3.2−ジメチル−一一トランスーオク
テンー/、?−ジオイックアシド(IV)の白色結晶/
j岬を得た。収率はλターであった。このものの融点は
2♂〜t/℃であった。
また、ジアゾメタンを加えてジメチルエステルとしたも
ののGLO分析によるRt及びGo−MSスペクトルは
標品と一致した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の出発物質として用いられる6−オ
キツーコーメチルヘプタノイツクアシドの赤外線吸収ス
ペクトルを示す。 出 願 人  三菱化成工業株式会社 代 理 人  弁理士 長谷用  − ほか/名

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)6−オキソ−2−メチルヘプタノイックアシド又
    はその低級アルキルエステルを (C_2H_5O)_2P(O)CH_2COOR(式
    中Rは低級アルキル基を表わす) で示されるウイティッヒ試薬と反応させ、次いで得られ
    た3,7−ジメチル−λ−オクテン−1,8−ジオイッ
    クアシドの低級アルキルエステルを加水分解することを
    特徴とする3,7−ジメチル−2−オクテン−1,8−
    ジオイックアシドの製造法
  2. (2)2,6−ジメチルシクロヘキサノンを酸化して得
    られる6−オキソ−4−メチルヘプタノイックアシドを
    要すれば低級アルキルエステルとした後、 (C_2H_5O)_2P(O)CH_2COOR(式
    中Rは低級アルキル基を表わす) で示されるウイティッヒ試薬と反応させ、得られた3,
    7−ジメチル−2−オクテン−1,8−ジオイックアシ
    ドの低級アルキルエステルを加水分解することを特徴と
    する3,7−ジメチル−2−トランスオクテン−1,8
    −ジオイックアシドの製造法
  3. (3)加水分解に先立ち3,7−ジメチル−2−オクテ
    ン−1,8−ジオイックアシド低級アルキルエステルを
    シス異性体及びトランス異性体に分離することを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項の方法
JP15445784A 1984-07-25 1984-07-25 3,7−ジメチル−2−オクテン−1,8−ジオイツクアシドの製造法 Pending JPS6133140A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007114199A1 (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Sumitomo Chemical Company, Limited 光学活性(s)-7-ヒドロキシ-6-メチルヘプタン-2-オンおよびその前駆体の製造方法
JP2008099661A (ja) * 2006-03-28 2008-05-01 Sumitomo Chemical Co Ltd 光学活性(s)−7−ヒドロキシ−6−メチルヘプタン−2−オンおよびその前駆体の製造方法

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WO2007114199A1 (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Sumitomo Chemical Company, Limited 光学活性(s)-7-ヒドロキシ-6-メチルヘプタン-2-オンおよびその前駆体の製造方法
JP2008099661A (ja) * 2006-03-28 2008-05-01 Sumitomo Chemical Co Ltd 光学活性(s)−7−ヒドロキシ−6−メチルヘプタン−2−オンおよびその前駆体の製造方法
US8026081B2 (en) 2006-03-28 2011-09-27 Sumitomo Chemical Company, Limited Method of producing optically active (S)-7-hydroxy-6-methylheptan-2-one and precursor thereof

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