JPS6132805Y2 - - Google Patents

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JPS6132805Y2
JPS6132805Y2 JP1981174861U JP17486181U JPS6132805Y2 JP S6132805 Y2 JPS6132805 Y2 JP S6132805Y2 JP 1981174861 U JP1981174861 U JP 1981174861U JP 17486181 U JP17486181 U JP 17486181U JP S6132805 Y2 JPS6132805 Y2 JP S6132805Y2
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compressor
switch
transistor
circuit
cooling
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輌用冷房装置のコンプレツサの保護
装置、特に車室の空調を行なつたり、或いは車輌
用冷房装置の冷却を行なうコンプレツサを保護す
る回路に関するものである。
一般にコンプレツサ、エバポレータ等を含む冷
却サイクルは、環流する冷媒ガスを制御すること
により冷却動作を行なうものであるが、特に車輌
の振動等によつて冷却サイクルの一部が損傷を受
け、冷媒ガスが漏れてしまう場合があり、この時
コンプレツサを無理に運転するとコンプレツサの
損傷を招いてしまう。
従つて従来、冷媒ガスの漏れをコンプレツサに
取付けたセンサによつて検出し、コンプレツサを
自動的に停止するようにした保護回路が提案され
ており、第1図は従来の上記保護回路の一例を示
す回路図であり、同図においてコンプレツサ1を
制御するマグネツトクラツチ2と電源3との間に
はマグネツトクラツチ2の通電を阻止するヒユー
ズ4が接続されており、上記コンプレツサ1の圧
力の大きさに対する温度の高さを検出するセンサ
5によつて発熱体6の入力電流を制御することに
より、この発熱体6からの熱を感知して動作する
バイメタルスイツチ7をオフとすることができ
る。なお、8は冷房スイツチである。ここで、例
えば冷却サイクルの一部にガス漏れが発生するこ
とに基づき、コンプレツサ1における内部圧力の
大きさに対する温度が高くなるとセンサ5の抵抗
値が小さくなつて、発熱体6に多量の電流が流れ
て発熱体6が発熱し、バイメタルスイツチ7が感
熱後に一定時間経過した後オンとなり、ヒユーズ
4を容断するようにしてマグネツトクラツチ2の
通電を阻止する。
しかしながら、従来の車輌用冷房装置のコンプ
レツサの保護装置によれば、ヒユーズ4が容断し
た後冷媒ガスを充填し、その損傷個所を修復して
もそのままではコンプレツサを駆動することがで
きず、ヒユーズ4も取替えなければならず、従つ
てその作業が面倒なものとなり、又冷媒ガスの漏
れによつてコンプレツサが自動的に停止したこと
を運転者等に報知する手段がないために、コンプ
レツサがいかなる個所の故障に基づいて停止した
のか否かを即断することができず、復旧作業が遅
延するという欠点を有していた。
本考案の目的は、コンプレツサ、エバポレータ
等から成る冷却サイクルの冷媒ガスの漏れを検出
するスイツチと、上記スイツチの作動に基づき動
作してマグネツトクラツチの通電を阻止し、かつ
この通電阻止状態を保持する自己保持回路と、コ
ンプレツサを制御する冷房スイツチの作動に基づ
き動作して、冷房表示ランプを点灯するランプ点
灯回路と、上記ガス漏れ検出用のスイツチ又は自
己保持回路の作動に基づき動作し、上記ランプ点
灯回路を制御することにより、上記冷房表示ラン
プを断続的に点灯する発振回路から構成すること
により、冷媒ガスが補充されて、元の圧力まで復
旧した場合、コンプレツサを自動的に駆動状態に
設定できるようにすると共に、コンプレツサのガ
ス漏れによる停止状態を報知することができるよ
うにして、上記欠点を除去するものであり、以下
実施例を用いて詳細に説明する。
第2図は本考案による車輌用冷房装置のコンプ
レツサの保護装置の一実施例を示す回路図であ
り、同図において10はバツテリー等の電源であ
り、これはイグニツシヨンスイツチ11、冷房ス
イツチ13を介してタイマ回路14、自己保持回
路16、ランプ点灯回路15、発振回路17に接
続されている。18はコンプレツサの内部圧力に
対する温度の大きさを検出するセンサから成るス
ーパーヒートスイツチであり、冷却サイクルの冷
媒ガスが漏れることに基づき、コンプレツサによ
る内部圧力に対する温度が高くなるとオンからオ
フに動作するもので、その一端はタイマー回路1
4を構成する抵抗19に接続され、この抵抗19
と上記スイツチ18との接続点は抵抗20の一端
側に接続され、抵抗20の他端側はコンデンサ2
1に接続され、このコンデンサ21と抵抗20と
の接続点は抵抗22を介してトランジスタ50の
ベス側に接続され、上記トランジスタ50のエミ
ツタ側は抵抗23を介してアースされ、そのコレ
クタ側に接続された抵抗24と25との接続点は
PNP形トランジスタ26ベース側に接続され、こ
のトランジスタ26のエミツタ側は電源側に接続
され、コレクタ側は、抵抗27と28側に接続さ
れ、この抵抗27と28との接続点はトランジス
タ29のベース側に接続され、このトランジスタ
29のエミツタ側はアースされ、コレクタ側には
接点30を駆動するリレー31が接続されてい
る。なお、上記トランジスタ26のベース側には
ダイオード32のアノード側が接続され、このダ
イオード32のカソード側は抵抗33を介して上
記トランジスタ29のコレクタ側に接続されてい
る。上記接点30は一端が電源側に接続され、他
端側がデフロストスイツチ34を介してコンプレ
ツサを駆動するマグネツトクラツチ35に接続さ
れ、マグネツトクラツチ35をオン、オフ制御す
ることができる。なお、上記デフロストスイツチ
34はエバポレータの表面又はその近傍の温度を
検出し、その温度が凍結温度近くまで低下した時
にマグネツトクラツチ35の通電を阻止してエバ
ポレータの凍結を防止するものである。また、上
記トランジスタ26のコレクタ側は発振回路17
を構成するIC等の発振素子36のリセツト端子
dに接続され、この発振素子36の出力端子cは
抵抗37を介してランプ点灯回路15のトランジ
スタ39のベース側に接続され、又この発振素子
の電源端子hは電源側に接続され、アース端子a
はアース側に接続され、他の端子g,f.e側は抵
抗40、コンデンサ41,42等の発振同期設定
用の素子に接続される。上記トランジスタ39の
コレクタ側は抵抗43を介して冷房表示ランプ4
4に接続される。
従つて以上の構成による車輌用冷房装置のコン
プレツサの保護装置の動作を第3図a〜eに示す
フローチヤートを用いて説明すると、まず冷却サ
イクルを環流する冷媒ガスの漏れがなく正常であ
れば、スーパーヒートスイツチ18がオンである
ので、コンデンサ21がダイオード45、スイツ
チ18を介するループにより、放電状態となつて
いるためトランジスタ50がオフとなつており、
これにより自己保持回路16を構成するトランジ
スタ26,29もオフとなり、リレー31が消勢
状態であるので、常閉接点30がオンとなつてお
り、従つてマグネツトクラツチ35はデフロスト
スイツチ34のの動作に基づき制御され、コンプ
レツサが運転され、冷房、冷却が行なわれる。す
なわち、イグニツシヨンスイツチ11、冷房スイ
ツチ13がオンとなつておればコンプレツサはデ
フロストスイツチ34の動作に基づくタイミング
で運転され、車室又は冷凍庫の冷房、冷却が行な
われる。又、冷房スイツチ13がオンとなつてお
れば、発振回路17を構成する発振素子36のリ
セツト端子dの入力がLレベルとなつており、そ
の出力端子cの出力がLレベルにセツトされてお
りこれによりトランジスタ39がオンとなり、冷
房表示ランプ44が点灯するので、この点灯でコ
ンプレツサが運転状態にあることを判別できる。
次に冷却サイクルの損傷等によつて時点T1
冷媒ガスが漏れて、その圧力が低下することによ
り、コンプレツサの内部圧力に対する温度が高く
なると、スーパーヒートスイツチ18がオフとな
り、コンデンサ21が次第に充電され、その端子
電圧が次第に上昇していく。そして、このコンデ
ンサ21が充電されてから、このコンデンサ21
の端子電圧でトランジスタ50がオンするまでの
設定時間t1までスーパーヒートスイツチ18がオ
フ状態を維持しておれば、設定時間t1経過後にト
ランジスタ50がオンとなる。ただし時点T0
おいてコンプレツサを起動する時の圧力変動等に
スーパーヒートスイツチ18が瞬時にオフとなつ
ても、このオフ時間がタイマー回路14の設定時
間t1より短かいのでトランジスタ50がオンとさ
れることはない。上記トランジスタ50がオンと
なると、トランジスタ26,29はそれぞれオン
となるのでリレー31が第3図aに示すように励
磁され、その接点30がオフとなるため、マグネ
ツトクラツチ35の通電が阻止され、コンプレツ
サの運転が停止され、これによりコンプレツサの
以後の動作を阻止することができ、コンプレツサ
を保護することができる。この時トランジスタ2
6,29のオンによりダイオード32がオンとな
るために、このダイオード32によつて自己保持
回路16を構成するトランジスタ26,29がオ
ン状態にラツチされ、従つて時点T2に示すよう
にスーパーヒートスイツチ18が何等かの理由で
瞬時、或いは長時間オンに復旧しても自己保持回
路16を構成するトランジスタ26,29がオン
状態を維持するのでマグネツトクラツチ35、コ
ンプレツサが駆動されることはない。上記自己保
持回路16の動作により発振回路17の発振素子
36におけるリセツト入力端子dの入力がHレベ
ルとなるための発振素子36の出力端子eの出力
が第3図eに示すように発振状態となり、このた
めランプ点灯回路15のトランジスタ39がオ
ン、オフをくり返すので冷媒表示ランプ44が断
続的に点灯し、この点灯によつて冷媒ガスの漏れ
によりコンプレツサが停止されたことを判別する
ことができる。自己保持回路16はスイツチ1
1,12,13のいずれかがオフとなれば、解除
され復旧する。
次に各スイツチ11,スイツチ13をオフと
し、冷媒ガスを充填し、損傷個所を修復した後、
各スイツチ11、スイツチ13をオンに設定する
と、スーパーヒートスイツチ18がこの時オンと
なつておれば、この時すでに自己保持回路16は
復旧しているので、マグネツトクラツチ35が通
電状態となり、コンプレツサが正常に運転される
ことになる。従つて冷媒ガスを充填し損傷個所の
修復を行なうだけでコンプレツサを運転すること
ができ、従来のようにヒユーズを取替えるという
手間を省くことができる。
又、本考案による他の効果として、冷媒ガスの
不足に基づくコンプレツサの停止状態を表示する
ランプとして、冷媒スイツチ13がオンとした時
に点灯する冷媒表示ランプを用いるようにしたの
で、専用のランプが不用となり、低コスト化を図
ることができるだけでなく、ランプの個数が増化
することに伴なう運転者の確認のための繁雑さを
軽減することができる。又、冷媒ガスを補充、充
填する時の圧力変動でスーパーヒートスイツチ1
8がオフとなつてもこのオフが設定時間t1の範囲
内にあつてはコンプレツサを駆動できるのでコン
プレツサを駆動しながら冷媒の補給が行なえ、従
来のように冷媒ガスの補給、充填を行なう時にコ
ンプレツサを駆動するための特別な配線をする必
要がなくなる。
なお、本考案においてはブザー等を鳴動させる
ことにより、コンプレツサの停止状態を報知する
ようにしてもよい。
又、マグネツトクラツチの通電を阻止するため
の自己保持回路をトランジスタ26,29等によ
り構成するとして説明したが、本考案はこれに限
定されずリレー等を用いて構成してもよいことは
もちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車輌用冷房装置のコンプレツサ
の保護装置の一例を示す回路図、第2図、第3図
は本考案による車輌用冷房装置のコンプレツサの
保護装置の一実施例を示す回路図及びタイムチヤ
ートである。 10……電源、11……イグニツシヨンスイツ
チ、13……冷房スイツチ、14……タイマー回
路、15……ランプ点灯回路、16……自己保持
回路、17……発振回路、18……スーパーヒー
トスイツチ、31……リレー、30……接点、3
4……デフロストスイツチ、35……マグネツト
クラツチ、44……冷房表示ランプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コンプレツサ、エバポレータ等から成る冷却
    サイクルの冷媒ガスの漏れを検出するスイツチ
    と、上記スイツチの作動に基づき動作してマグ
    ネツトクラツチの通電を阻止し、かつこの通電
    阻止状態を保持する自己保持回路と、コンプレ
    ツサを制御する冷房スイツチの作動に基づき動
    作して冷房表示ランプを点灯するランプ点灯回
    路と、上記ガス漏れ検出用のスイツチ又は自己
    保持回路の作動に基づき動作し、上記ランプ点
    灯回路を制御することにより、上記冷房表示ラ
    ンプを断続的に点灯する発振回路から構成した
    ことを特徴とする車輌用冷房装置のコンプレツ
    サの保護装置。 (2) 自己保持回路は、上記ガス漏れ検出用スイツ
    チからの出力により駆動される第1トランジス
    タ26と、この第1トランジスタ26により制
    御される第2トランジスタ29とから成り、上
    記第2トランジスタ29の出力により、上記マ
    グネツトクラツチの電源入力側に接続されるス
    イツチ30を制御する如く構成され、かつ上記
    第2トランジスタ29の作動に基づき動作して
    上記第1トランジスタ26をオン状態に保持す
    るダイオードを有して成る実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の車輌用冷房装置のコンプレツ
    サの保護装置。
JP17486181U 1981-11-25 1981-11-25 車輌用冷房装置のコンプレツサの保護装置 Granted JPS5879415U (ja)

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JPS5879415U JPS5879415U (ja) 1983-05-28
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5530188A (en) * 1978-08-25 1980-03-03 Seiko Instr & Electronics Ltd Flat type battery
JPS56142368A (en) * 1980-04-02 1981-11-06 Nippon Denso Co Refrigerant volume indicator

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5530188A (en) * 1978-08-25 1980-03-03 Seiko Instr & Electronics Ltd Flat type battery
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