JPS6132675A - 記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明はビデオテープレコーダ（以下ＶＴＲ）等の記
録再生装置に関し、さらにくわしくは、再生モードにし
たままで情報の記録を可能にした記録再生装置に関する
ものである。

従来技術 ＶＴＲにおいて記録済のビデオテープに検索用のデータ
や１付などを挿入記録する場合にはＶＴＲを再生モード
から記録モードに切り換えるのは操作上不便であるので
、ＶＴＲを再生モードとしたままで、記録系をオンとし
、ビデオヘッドを記録側へ切りかえて検索データ等の書
き込みを可能にしたシステムが提案されている。

この種の装置においては、ＶＴＲによって、記録済テー
プから再生されるビデオ信号は同期分離回路に印加され
て、この同期分離回路によって得られた、垂直同期信号
と水平同期信号が挿入記録用の信号の同期信号として用
いられている。しかしながら、この従来の方式において
は、この挿入記録期間の始めと終りにスイッチの切換に
よりノイズが生じること、ならびにＶＴＲの再生アンプ
のＡＧＣ回路が、挿入記録信号の高レベルによる誤動作
によって、その挿入記録期間の前後約１０Ｈの間同期乱
れが生じる。このため、再生されるテレビ画面に歪が生
じる。

発明の目的 この発明はＶＴＲの挿入記録時において、生じる同期乱
れの影響をなくして歪の少ない画像を提供することをＵ
的とする。

発明の構成 この発明の記録再生装置はＶＴＲ再生モードで記録済テ
ープを再生しながら、記録系を介して記録ヘッドに記録
信号を印加して情報を記録できるようにした記録再生装
置において、挿入記録時にＶＴＲからの同期信号に乱れ
が生じている期間中は、ＶＴＲから再生される映像信号
から分離された同期信号とは別の同期信号出力手段から
得た同期信号を挿入記録信号用の同期信号とすることを
特徴とする。

実施例 以下にこの発明な一実施例について説明する。

第１図はこの発明が適用されるＶＴＲシステムの一例を
示しており市販のＶＴＲｌ０のビデオヘッド１１で再生
された再生ビデオ信号はアドレスデータ挿入記録装置２
０の同期分離回路２１に入力されコンポジット同期信号
が出力される。コンポジット同期信号はそれぞれ、積分
回路２２、水平ドライブ回路２３へ供給され、垂直同期
信号、水平同期信号が出力され、水平同期信号は、Ｄ７
リツプ７０ツブ回路２４によ；）ラインスイッチ信号が
得られ、この３つの同期信号が同期信号発生器２５へ入
力される。同期信号発生器２５は、入力同期信号に位相
の合ったコンポジット同期信号を出力する。出力のコン
ポジット同期信号は、コントローラ４０へ入力されコン
トローラ４０内部で水平同期垂直同期それぞれの信号に
分かれ、カウンタ４１及び単安定マルチバイブレータ４
２により所定の期間のゲートパルスを発生しこのゲート
パルスにより、たとえば検索用データの挿入記録の位置
と期間たとえば３０Ｈ〜３５Ｈが決定される。

また、コントひ−２４０からは、入力テンキー４３から
入力された検索用の７ドレスデータをＣＰＵ４４で処理
したデジタル信号であるアドレスデータが出力される。

ここで、アドレスデータ、ゲートパルスはアドレスデー
タ挿入記録装置２０に入力され、このアドレスデータに
ＶＴＲｌ０の再生ビデオ信号に同期した同期信号が加え
られ、ビデオ信号発生器２５゛で通常のビデオ信号と同
じ波形にレベルや同期信号を合わせ、このアドレスデー
タ信号を挿入記録するためＦＭ変調回路２６．記録７ン
プ２７゜バッフ７−アンプ２８．記録ドライブ回路２９
を経て、ＶＴＲ用の信号に変換する。この信号はＶＴＲ
ｌ０のロータリートランス（図示せず）に入力され、ビ
デオへラド１１に記録電流が供給されて、アドレスデー
タの挿入記録が行なわれる。アドレスデータは２１Ｈ〜
２４Ｈ間に挿入しＴＶ画面上には見えないようにするの
が好ましい。

上記の回路において、記録７ンプ２７．バッファ２８、
記録ドライブ２９は常時駆動された状態に設定されてい
る。一方記録ドライブ２９の入力端子に接続されたスイ
ッチ３０は、単安定マルチバイブレータ４２のゲートパ
ルスがないときはオンとされ、記録ドライブ２９への入
力信号はグランドへバイパスされているとともに、ゲー
トパルスが生じると、スイッチ３０はオフとなり、記録
ドライブ２９への入力信号が有効となり、上述のとおり
アドレスデータの記録を行なう。それ故記録アンズ等の
立ち上り時間の影響がなく、数Ｈ程度の短かいデータで
も正確に記録することができる。

なお第１図の実施例においては、アドレスデータ挿入記
録装置２０．コントローラ４０はそれぞれアダプタ形式
で市販のＶＴＲｌ０に接続で島るようにしている。この
構成によって、アドレスデータ挿入機構を有しないＶＴ
Ｒでもアドレスデータ挿入装置２０．コントローラ４０
を接続することによって所望のアドレスデータを記録済
テープに挿入することができる。

上記の装置において挿入記録時には第４図ｄに示すよう
にデートパルスの立ち上りと立ち下りの前後でＶＴＲｌ
０から得られる再生ビデオ信号には、パルス状の歪波が
生じ、これが同期信号として誤まって処理され、同期乱
れが生じる可能性がある。

このような同期乱れを防止するために、＠２図に示す回
路が設けられている。

同期分離回路２１と水平ドライブ２３との間に゛設けら
れたスイッチ３１は単安定マルチバイブレータ３２から
出力される、第４図ｆに示されるスイッチングパルスを
受けて、スイッチ３１はこのパルスがハイレベルの間は
Ａ側に切り換わり、ローレベルの間はＢ側に切り換わる
。そして水平ドライブ２３の出力は７エイズロツクルー
プ（以下ＰＬＬという）３３の位相比較回路３３ａの一
方の入力端子に印加され、遅延回路３３ｂを介して印加
されるＰＬＬ３３の出力と比較される。ｖＣＯ３３ｃは
位相比較回路３３ａの出力に応じて発振し、所定のパル
スを出力し、このパルスは分周回路３３ｂにより分周さ
れ、スイッチ３１がＡ側にあるときは分周回路３３ｄか
らはＶＴＲＩＱから再生される水平パルスと同期したパ
ルスが得られる。

一方スイッチ３１がＢ側に切り換えられるとＰＬＬ３３
の出力パルスが水平ドライブ２３を通して位相比較回路
３３ａに帰還され、ＶＴＲｌ０からの水平パルスに乱れ
が生じても、ＰＬＬ’３３の出力は正しい水平同期パル
スの位相に保たれる。

分周回路３３ｄの出力は合成回路３３ｅで垂直同期信号
と合成されコンポジット同期信号とされてコントローラ
４０のカウンタ４１に印加される。

単安定マルチバイブレータ３２は挿入記録時の前後にお
いて再生ビデオ信号にノイズが生じている期間をカバー
するように、コントローラ４０の単安定マルチバイブレ
ータ４２からのデートパルスを受けてこのデートパルス
よりも長い第４図ｆに示すスイッチングパルスを生じる
。

上記の回路構成によって、挿入記録が行なわれる迄は、
単安定マルチバイブレーク３２の出力はローレベルであ
り、スイッチ３１はＡ側に切り換えられており、ＰＬＬ
３３はＶＴＲｌ０で再生される記録済みテープからの同
期信号により、制御され、コンポジット同期信号を生じ
る。

一方、挿入記録が行なわれる際にはゲートパルスによっ
て単安定マルチバイブレータ３２の出力パルスはハイレ
ベルとなり、スイッチ３１は端子Ｂ側に切り換えられる
。これによって、ＰＬＬ３３の出力パルスが水平ドライ
ブ回路２３に印加され、水平同期パルスが位相比較回路
３３ａに印加され、その結果ＰＬＬ３３の出力パルスは
正しい水平同期パルスの位相にロックされる。

それ故ＶＴＲｌ０から出力される水平同期パルスに第４
図ｇに示すように乱れがあっても、ＰＬＬ３３からは第
４図ｇに示す位相をもった正しい水平同期パルスが出力
される。この水平同期パルスはコントローラ４０に印加
され、挿入記録すべき信号の水平同期パルスも、乱れの
ないものとなる。

次に第１図に示す装置において挿入記録を行なう時挿入
するアドレスデータ等の信号がフィルタを通りさらにＦ
Ｍ変調されることにより約２μｓ遅れるため挿入記録し
たビデオテープをＶＴＲで再生すると再生画面の挿入記
録期間の直後の水平同期が乱れたり、ＶＴＲの色処理回
路が誤動作し同じく挿入記録期間の直後の画像が色ずれ
を起こす現象が発生する。これは挿入記録した信号とそ
れ以外９部分のビデオ信号との水平同期が、挿入記録し
た信号の遅延により、位相ずれを起こしているためであ
る。そこで、挿入記録する信号の水平同期をあらかじめ
進めておくとこのような画像の色ずれを防止でｂる。

このため、同期信号発生器２５の水平同期信号出力端子
に遅延回路３５を設けてあり水平同期信号を（ＩＨ−２
μ秒）だけ遅らせて、みがけ上２μ秒進んだ水平同期パ
ルスをビデオ信号発生器２５に印加する。これによって
、上述のよ）な、フィルタやＦＭ変調による信号の遅れ
を補償して、色ずれのない画像の再生を可能にする。

なお遅延回路３５としては第３図に示すように水平ドラ
イブ回路２３の出力に単安定マルチバイブレータ３５ａ
、３５ｂをカスケード接続したものが用いられる。この
回路において単安定マルチバイブレータ３５ａからは水
平ドライブ２３の出力パルスの立ち上りと同期して立ち
上り、ＩＨ−２μ秒後に立ち下る第５図に示すパルスを
生じさせ、さらにこのパルスの立ち下りによって、単安
定マルチバイブレータ３５ｂから所定幅の第５図に示す
、２μ秒進んだパルスを出力させる。

発明の効果 以上詳述したように、この発明は、挿入記録を行う場合
にＶＴＲから得られる水平同期パルスとは別の信号源（
実施例では７エーズロツクルーブ３３）からの水平同期
パルスを挿入記録の同期パルスとして用いるようにした
ので、挿入記録を行なうための切換動作に伴ってＶＴＲ
からの再生信号にノイズが生じてＶＴＲからの水平同期
パルスに乱れが生じても、挿入記録する信号には乱れＣ
ない水平同期パルスを使用することができるようになり
、画像の歪みなどを防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック回路図、第
２図は第１図の回路の要部の詳細な回路図、第３図は第
１図の回路の他の要部の詳細な回路図、第４図は第１図
の回路のａ＝ｆで示した部分での出力波形図、第５図は
第３図の回路の動作説明図である。 １０・・・ＶＴＲ，２０・・・アドレスデータ挿入記録
装置、２１・・・同期分離回路、２５・・・ビデオ信号
発゛　生器、３１・・・スイッチ、３２・・・単安定マ
ルチバイブレーク、３３・・・７エイズロツクループ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ＶＴＲ再生モードで記録済テープを再生しながら
   、記録系を介して記録ヘッドに記録信号を印加して情報
   を記録できるようにした記録再生装置において、 挿入記録時にＶＴＲからの同期信号に乱れが生じている
   期間中はＶＴＲから再生される同期信号とは別の同期信
   号出力手段から得た同期信号を挿入記録信号用の同期信
   号とすることを特徴とする記録再生装置。
2. （２）水平同期信号を所定時間みかけ上進ませて挿入記
   録信号の水平同期信号として用いるようにした特許請求
   の範囲第１項に記載の記録再生装置。