JPS6132390B2 - - Google Patents
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- JPS6132390B2 JPS6132390B2 JP19038683A JP19038683A JPS6132390B2 JP S6132390 B2 JPS6132390 B2 JP S6132390B2 JP 19038683 A JP19038683 A JP 19038683A JP 19038683 A JP19038683 A JP 19038683A JP S6132390 B2 JPS6132390 B2 JP S6132390B2
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- pallet
- plating
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Links
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C2/00—Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
- C23C2/34—Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor characterised by the shape of the material to be treated
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Coating With Molten Metal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は小物鉄材等の溶融めつき装置に関す
る。
る。
数量の多い小物鉄材たとえばボルトナツト類の
溶融亜鉛めつきは、多くの場合人力で行なわれて
いる。即ち、被めつき材は通常脱脂、酸洗い、フ
ラツクス処理等を施されたのち、子熱乾燥後、長
い柄のついた特別のめつき用容器にサイズごとに
一定の数量で入れられ、めつき浴浸漬、ひき上
げ、たれ切りおよび冷却という一連の作業が容器
を保持した作業員の人力操作によつて行なわれて
いる。これらの作業の多くは熟練度を要する重労
働作業であり、また溶融めつき浴槽の近傍で溶湯
飛沫飛散の危険を冒しながらの高温雰囲気内での
作業である。若干のめつき工場ではハンガーコン
ベア等の機械的搬送手段を利用しためつき浴浸漬
作業が行なわれているが、その場合でもその前後
の作業は人力によつており、特にたれ切りを含む
めつき後の処理には迅速性を要し危険を伴なう重
労働作業になつている。
溶融亜鉛めつきは、多くの場合人力で行なわれて
いる。即ち、被めつき材は通常脱脂、酸洗い、フ
ラツクス処理等を施されたのち、子熱乾燥後、長
い柄のついた特別のめつき用容器にサイズごとに
一定の数量で入れられ、めつき浴浸漬、ひき上
げ、たれ切りおよび冷却という一連の作業が容器
を保持した作業員の人力操作によつて行なわれて
いる。これらの作業の多くは熟練度を要する重労
働作業であり、また溶融めつき浴槽の近傍で溶湯
飛沫飛散の危険を冒しながらの高温雰囲気内での
作業である。若干のめつき工場ではハンガーコン
ベア等の機械的搬送手段を利用しためつき浴浸漬
作業が行なわれているが、その場合でもその前後
の作業は人力によつており、特にたれ切りを含む
めつき後の処理には迅速性を要し危険を伴なう重
労働作業になつている。
従つて本発明は小物鉄材等の溶融めつき作業に
おいて特に問題となるめつき浴浸漬作業を自動的
に行ない、そのあとのたれ切りや冷却が迅速に行
なえるように被めつき材を高速移動せしめるよう
な装置の開発を目的としてなされたものであり、
溶融浴めつき槽の側方に近接させて設けられ、条
溝を対向させた上下一対の長円形をなす無限軌
道、その軌道の条溝間に挟持されて移動可能なよ
うに設けられた複数の竪平板パレツトであつて、
その外側面にはめつき用沿具のアームをその基部
で枢支させて上下動させ得るようにし、その背面
には駆動用のリンクチエーンを有するパレツト、
そして無限軌道の外方に軌動と平行にその上をア
ームをスライド移動させ得るように設けたレール
からなる装置であつて、さらにレールはアームが
めつき用沿具を水平に保持しながら移動できるよ
うにした高位置レベルのレール、この高位置レベ
ルレールとは段差を有しアームを下げて浸漬めつ
きを行ないながら移動できるようにした低位置レ
ベルのレールおよびそれら両レールの境界部分に
あつてアームを載置したまま上下動手段により何
れかのレールにレベルを合せることのできるよう
にした短レールから構成され、さらにまた無限軌
道はパレツトの進行移動に関して低速駆動部、高
速駆動部および移行部から構成され、低速駆動部
では低速駆動モーターで駆動する単一の低速駆動
チエーンホイールでパレツトのリンクチエーンを
かんで押し出すように移動させて、その間に浸漬
めつきが行なわれるようにし、高速駆動部では高
速駆動モーターで駆動する単一の高速駆動チエー
ンホイールでもつてパレツトのリンクチエーンを
かんでパレツトを個別に高速移動させ、被めつき
材のたれ切り、あるいは排出が迅速に行なわれる
ようになし、そして移行部は高速駆動部から低速
駆動部への移行部分であつて同部では両駆動部の
駆動手段とは別個のリボンエアシリンダー等の手
段で、高速駆動部からのパレツトを個別に低速駆
動部へ調整された速度で移動させるようにした装
置である。
おいて特に問題となるめつき浴浸漬作業を自動的
に行ない、そのあとのたれ切りや冷却が迅速に行
なえるように被めつき材を高速移動せしめるよう
な装置の開発を目的としてなされたものであり、
溶融浴めつき槽の側方に近接させて設けられ、条
溝を対向させた上下一対の長円形をなす無限軌
道、その軌道の条溝間に挟持されて移動可能なよ
うに設けられた複数の竪平板パレツトであつて、
その外側面にはめつき用沿具のアームをその基部
で枢支させて上下動させ得るようにし、その背面
には駆動用のリンクチエーンを有するパレツト、
そして無限軌道の外方に軌動と平行にその上をア
ームをスライド移動させ得るように設けたレール
からなる装置であつて、さらにレールはアームが
めつき用沿具を水平に保持しながら移動できるよ
うにした高位置レベルのレール、この高位置レベ
ルレールとは段差を有しアームを下げて浸漬めつ
きを行ないながら移動できるようにした低位置レ
ベルのレールおよびそれら両レールの境界部分に
あつてアームを載置したまま上下動手段により何
れかのレールにレベルを合せることのできるよう
にした短レールから構成され、さらにまた無限軌
道はパレツトの進行移動に関して低速駆動部、高
速駆動部および移行部から構成され、低速駆動部
では低速駆動モーターで駆動する単一の低速駆動
チエーンホイールでパレツトのリンクチエーンを
かんで押し出すように移動させて、その間に浸漬
めつきが行なわれるようにし、高速駆動部では高
速駆動モーターで駆動する単一の高速駆動チエー
ンホイールでもつてパレツトのリンクチエーンを
かんでパレツトを個別に高速移動させ、被めつき
材のたれ切り、あるいは排出が迅速に行なわれる
ようになし、そして移行部は高速駆動部から低速
駆動部への移行部分であつて同部では両駆動部の
駆動手段とは別個のリボンエアシリンダー等の手
段で、高速駆動部からのパレツトを個別に低速駆
動部へ調整された速度で移動させるようにした装
置である。
ところで、めつき処理に限らず、被処理材を搬
送しながら効率的に処理を行なう多くの従来処理
においては、全工程を一定速度で駆動するエンド
レスコンベアで行うが、このエンドレスコンベア
を本発明の目的の溶融めつき処理に利用したとし
ても、低速駆動の場合には、付着している余剰の
金属たとえば亜鉛のたれ切りを、その固結前に速
やかに行なわなければならない点で困難を伴なう
し、高速駆動の場合には、めつき浴浸漬時間を十
分に取る必要があることから長大なめつき浴槽を
必要とするので実現が困難である。
送しながら効率的に処理を行なう多くの従来処理
においては、全工程を一定速度で駆動するエンド
レスコンベアで行うが、このエンドレスコンベア
を本発明の目的の溶融めつき処理に利用したとし
ても、低速駆動の場合には、付着している余剰の
金属たとえば亜鉛のたれ切りを、その固結前に速
やかに行なわなければならない点で困難を伴なう
し、高速駆動の場合には、めつき浴浸漬時間を十
分に取る必要があることから長大なめつき浴槽を
必要とするので実現が困難である。
これに対し、本発明では、アームおよび被めつ
き材用容器からなるめつき用治具を付した堅平板
パレツトを無限軌道トラツクに沿つて進行させ、
めつき浴槽個所では低速で、めつき後には高速で
同パレツトを進行せしめるから、迅速にたれ切
り、そして冷却を行なわしめることができる。
き材用容器からなるめつき用治具を付した堅平板
パレツトを無限軌道トラツクに沿つて進行させ、
めつき浴槽個所では低速で、めつき後には高速で
同パレツトを進行せしめるから、迅速にたれ切
り、そして冷却を行なわしめることができる。
本発明の装置の一実施例および作動状況を図面
によつて説明する。
によつて説明する。
第1図は本発明による溶融めつき装置の平面
図、第2図は同装置の側面図、そして第3図は縦
方向からみた場合の同装置の断面図である。
図、第2図は同装置の側面図、そして第3図は縦
方向からみた場合の同装置の断面図である。
無限軌道1,1′は、長円形で上下1対の条鋼
をもつて架台に組まれたもので、めつき浴槽2の
側方に平行に配置される。軌道トラツクの直径は
めつき浴槽の長さと同程度とする。軌道1,1′
は上下対向する条溝を有し、それらの間に一定数
の堅平板パレツト3が横列式に滑動できるように
条溝に沿つて隣合うように挾持されている。各パ
レツトは条溝内を軽くスライドし得るようにその
上下に回転コマを取付けるのが好ましい。
をもつて架台に組まれたもので、めつき浴槽2の
側方に平行に配置される。軌道トラツクの直径は
めつき浴槽の長さと同程度とする。軌道1,1′
は上下対向する条溝を有し、それらの間に一定数
の堅平板パレツト3が横列式に滑動できるように
条溝に沿つて隣合うように挾持されている。各パ
レツトは条溝内を軽くスライドし得るようにその
上下に回転コマを取付けるのが好ましい。
各パレツト3の外側面には基部をヒンジで枢支
されたアーム4が1本宛装着され、これらのアー
ム先端には被めつき材を入れる容器5が固定され
ている。アーム4はその基部がパレツト3にヒン
ジで支持されるから、アーム先端の容器5はアー
ムの枢動に伴なつて上下動され、不使用時には装
置の上方に持ち上げて保持することも可能であ
る。
されたアーム4が1本宛装着され、これらのアー
ム先端には被めつき材を入れる容器5が固定され
ている。アーム4はその基部がパレツト3にヒン
ジで支持されるから、アーム先端の容器5はアー
ムの枢動に伴なつて上下動され、不使用時には装
置の上方に持ち上げて保持することも可能であ
る。
軌道の外方には、アーム4の基部の高さと略同
じ水準で、パレツト群を囲むように軌道と平行に
長円形のレール6を設け、アーム4および容器5
の荷重をアーム4の中間部に付けたローラ7のレ
ール6に対する転接で支持できるようにする。め
つき浴槽側のレールの1部は他の部分の一般レー
ル6よりも低く位置する低位置レール6′とし、
後述のようにこのレール部分でめつき治具のアー
ム4を下げ、容器5がめつき浴槽内に浸漬できる
ようになされる。
じ水準で、パレツト群を囲むように軌道と平行に
長円形のレール6を設け、アーム4および容器5
の荷重をアーム4の中間部に付けたローラ7のレ
ール6に対する転接で支持できるようにする。め
つき浴槽側のレールの1部は他の部分の一般レー
ル6よりも低く位置する低位置レール6′とし、
後述のようにこのレール部分でめつき治具のアー
ム4を下げ、容器5がめつき浴槽内に浸漬できる
ようになされる。
なお、アーム4はローラ7の位置より先端側の
アーム部分がアームの軸と同心に自由に回転し得
るもので、通常はその容器5の部分がその自重で
もつて垂下し正常位をとるようにする。また、ア
ーム4および容器5からなるめつき用治具間に適
当な間隙を保たせかつ軌道1,1′の両端円弧部
を円滑に進行するようにするために、必要に応じ
アーム4を付したパレツト3間に、アームを付さ
れないブランクパレツト3′を挾んでもよい。
アーム部分がアームの軸と同心に自由に回転し得
るもので、通常はその容器5の部分がその自重で
もつて垂下し正常位をとるようにする。また、ア
ーム4および容器5からなるめつき用治具間に適
当な間隙を保たせかつ軌道1,1′の両端円弧部
を円滑に進行するようにするために、必要に応じ
アーム4を付したパレツト3間に、アームを付さ
れないブランクパレツト3′を挾んでもよい。
各パレツト3(ブランクパレツト3′を含む)
の裏面にはリンクチエーン8,8′が上下2段に
固定されている。そして軌道1,1′の両端の円
弧部内には上記リンクチエーン8,8′の一方と
かみ合うことができる2つのチエーンホイールす
なわち低速駆動用チエーンホイール9および高速
駆動用チエーンホイール10が設けられ、これら
のチエーンホイールはそれぞれ別個の減速モータ
によつて駆動される。チエーンホイール9および
10は回転運動によりかみ合つたリンクチエーン
8または8′したがつてパレツト3を進行方向に
送り、アーム4および容器5を軌道1,1′に沿
つて矢印方向に進行させる。
の裏面にはリンクチエーン8,8′が上下2段に
固定されている。そして軌道1,1′の両端の円
弧部内には上記リンクチエーン8,8′の一方と
かみ合うことができる2つのチエーンホイールす
なわち低速駆動用チエーンホイール9および高速
駆動用チエーンホイール10が設けられ、これら
のチエーンホイールはそれぞれ別個の減速モータ
によつて駆動される。チエーンホイール9および
10は回転運動によりかみ合つたリンクチエーン
8または8′したがつてパレツト3を進行方向に
送り、アーム4および容器5を軌道1,1′に沿
つて矢印方向に進行させる。
低速駆動用チエーンホイール9にかみ合つて送
られるパレツト3は、該チエーンホイール9の拘
束を外れたあとも後続のパレツトに押され高速駆
動用チエーンホイール10にかみ合うまで条溝に
沿い低速で進行する。この低速駆動部では被めつ
き素材の供給と浸漬めつき作業が行なわれる。
られるパレツト3は、該チエーンホイール9の拘
束を外れたあとも後続のパレツトに押され高速駆
動用チエーンホイール10にかみ合うまで条溝に
沿い低速で進行する。この低速駆動部では被めつ
き素材の供給と浸漬めつき作業が行なわれる。
高速駆動チエーンホイール10とかみ合つた個
所のパレツト3は該チエーンホイール10の回転
により高速で前進し、この軌道円弧部における進
行の間でめつき終了した被めつき材の排出が行な
われ、そのあと、この排出された被めつき材のた
れ切りおよび冷却が迅速に行なわれる。この高速
駆動チエーンホイールは好ましくは1個の歯を有
し、駆動されるめつき用治具は1個づつ迅速に前
進せしめられる。本発明においては限定的ではな
いけれども、めつき用治具を排出位置A以前のた
れ切位置Bで一たん停止させてアーム4に振動を
与えてたれ切りを行なうことも可能である。被め
つき材を排出しためつき用治具のパレツト3は高
速駆動チエーンホイール10の拘束範囲外に出た
後、すなわち移行部において、たとえばリボン・
エアシリンダのような装置によつて低速駆動範囲
まで強制的に進行せしめられる。この移行部のパ
レツト3はタイミングホイール11とかみ合うこ
とになる。タイミングホイール11は低速駆動チ
エーンホイール9に隣り合つて一部重なる位置、
換言すれば異なる高さのリンクチエーンとかみ合
うよう位置にチエーンホイール9と同調して動く
ように設けられる。また、タイミングホイール1
1は反対側すなわちめつき浴槽側の低速駆動部の
パレツト3ともかみ合つており、従つて低速駆動
用ホイール9の駆動によりめつき浴槽側のパレツ
トの進行に同期させて、前記移行部からのパレツ
トを前進せしめることになる。このことは、パレ
ツトが軌道低速側円弧部から直線部へ移行する個
所において隣り合うパレツトの端部が重なり合わ
ぬようにタイミングを調整するタイミングホイー
ル11の機能を意味する。しかしながら、本発明
においては、このタイミングホイールの替りにエ
アシリンダ等のプツシヤを用いることもでき、ま
たたとえば軌道間パレツトの取付け方式あるいは
ホイールの形状の工夫によつて隣り合うパレツト
の端部が重なり合わぬようにできる場合にはタイ
ミングホイールを省略できる。
所のパレツト3は該チエーンホイール10の回転
により高速で前進し、この軌道円弧部における進
行の間でめつき終了した被めつき材の排出が行な
われ、そのあと、この排出された被めつき材のた
れ切りおよび冷却が迅速に行なわれる。この高速
駆動チエーンホイールは好ましくは1個の歯を有
し、駆動されるめつき用治具は1個づつ迅速に前
進せしめられる。本発明においては限定的ではな
いけれども、めつき用治具を排出位置A以前のた
れ切位置Bで一たん停止させてアーム4に振動を
与えてたれ切りを行なうことも可能である。被め
つき材を排出しためつき用治具のパレツト3は高
速駆動チエーンホイール10の拘束範囲外に出た
後、すなわち移行部において、たとえばリボン・
エアシリンダのような装置によつて低速駆動範囲
まで強制的に進行せしめられる。この移行部のパ
レツト3はタイミングホイール11とかみ合うこ
とになる。タイミングホイール11は低速駆動チ
エーンホイール9に隣り合つて一部重なる位置、
換言すれば異なる高さのリンクチエーンとかみ合
うよう位置にチエーンホイール9と同調して動く
ように設けられる。また、タイミングホイール1
1は反対側すなわちめつき浴槽側の低速駆動部の
パレツト3ともかみ合つており、従つて低速駆動
用ホイール9の駆動によりめつき浴槽側のパレツ
トの進行に同期させて、前記移行部からのパレツ
トを前進せしめることになる。このことは、パレ
ツトが軌道低速側円弧部から直線部へ移行する個
所において隣り合うパレツトの端部が重なり合わ
ぬようにタイミングを調整するタイミングホイー
ル11の機能を意味する。しかしながら、本発明
においては、このタイミングホイールの替りにエ
アシリンダ等のプツシヤを用いることもでき、ま
たたとえば軌道間パレツトの取付け方式あるいは
ホイールの形状の工夫によつて隣り合うパレツト
の端部が重なり合わぬようにできる場合にはタイ
ミングホイールを省略できる。
以のように本発明の装置では同一軌道における
進行経路内にパレツトの低速駆動部と高速駆動部
が設けられているものであるが、さらに高速駆動
部から低速駆動部に至る区間の軌道にはパレツト
が停止していない、いわゆる駆動に関しての調整
部分を構成している移行部が設けられ、全体のパ
レツトの循環移動がプログラムに従つて円滑に行
なわれるようになつており、また、さらに、これ
にめつき用沿具の上下動が組み合わせることによ
つて、自動めつき操作を可能としたものである。
進行経路内にパレツトの低速駆動部と高速駆動部
が設けられているものであるが、さらに高速駆動
部から低速駆動部に至る区間の軌道にはパレツト
が停止していない、いわゆる駆動に関しての調整
部分を構成している移行部が設けられ、全体のパ
レツトの循環移動がプログラムに従つて円滑に行
なわれるようになつており、また、さらに、これ
にめつき用沿具の上下動が組み合わせることによ
つて、自動めつき操作を可能としたものである。
前記のように、レール6とレール6′間には段
差があり、低位置レール6′の個所でめつき用容
器5の溶湯浸漬が行なわれる。この高位置レール
6から低位置レール6′への移行個所に短レール
付きのエアシリンダ12が設けてある。このエア
シリンダはそのロツド先端に短レール13が取り
付けられており、高位置レール6上をスライドし
てくるアーム4を短レール13で受け、低位置レ
ール6′の水準まで下降させる。
差があり、低位置レール6′の個所でめつき用容
器5の溶湯浸漬が行なわれる。この高位置レール
6から低位置レール6′への移行個所に短レール
付きのエアシリンダ12が設けてある。このエア
シリンダはそのロツド先端に短レール13が取り
付けられており、高位置レール6上をスライドし
てくるアーム4を短レール13で受け、低位置レ
ール6′の水準まで下降させる。
短レール付きエアシリンダ12と同じ構造の短
レール付エアシリンダ14が低位置レール6′か
ら高位置レール6への移行部にも設けられる。す
なわち、短レール付エアシリンダ14は低位置レ
ール6′から進行してくるアーム4をその短レー
ル15で受け、上昇させて高位置レール6にまで
持ち上げる。この個所では被めつき材を入れた容
器5をめつき浴槽から引き上げるわけであるか
ら、引き上げたままの状態で予備たれ切りを行な
わせるため、該短レール付エアシリンダ14には
槌打ちシリンダ16が付設され、同槌打ちシリン
ダ16はめつき用容器を引き上げたままの状態の
アーム4を軽く叩打する。
レール付エアシリンダ14が低位置レール6′か
ら高位置レール6への移行部にも設けられる。す
なわち、短レール付エアシリンダ14は低位置レ
ール6′から進行してくるアーム4をその短レー
ル15で受け、上昇させて高位置レール6にまで
持ち上げる。この個所では被めつき材を入れた容
器5をめつき浴槽から引き上げるわけであるか
ら、引き上げたままの状態で予備たれ切りを行な
わせるため、該短レール付エアシリンダ14には
槌打ちシリンダ16が付設され、同槌打ちシリン
ダ16はめつき用容器を引き上げたままの状態の
アーム4を軽く叩打する。
小物鉄材の場合のたれ切りは上記予備たれ切り
では不十分で、さらに本格的なたれ切り、冷却を
迅速かつ十分に行なう必要があるため、本発明装
置にはめつき用治具の高速駆動部が設けられ、め
つき後たれ切りおよび冷却までの時間を短かくす
るように工夫してある。いい換えると、この高速
駆動部でたれ切りを行なつたのち、被めつき材を
排出して冷却することも、また迅速に排出してか
ら被めつき材のたれ切りを本めつき装置経路外で
行なうことも容易になし得る。
では不十分で、さらに本格的なたれ切り、冷却を
迅速かつ十分に行なう必要があるため、本発明装
置にはめつき用治具の高速駆動部が設けられ、め
つき後たれ切りおよび冷却までの時間を短かくす
るように工夫してある。いい換えると、この高速
駆動部でたれ切りを行なつたのち、被めつき材を
排出して冷却することも、また迅速に排出してか
ら被めつき材のたれ切りを本めつき装置経路外で
行なうことも容易になし得る。
高速駆動部でたれ切りを行なう場合、高速駆動
チエーンホイール10によつて駆動される軌道
1,1′の円弧部のほぼ中間位置従つて排出位置
Aの手前にたれ切り位置Bを設ける。このたれ切
り位置Bには該たれ切り位置の下方に強力なたれ
切り用振動機を位置し、一時停止させためつき用
治具のアーム個所に上下動を与える振動子(板)
を下部から当てることで行なうことができる。こ
のたれ切り振動機としては、たとえばモーターに
よる高速の水平回転をカム機構等を利用してたれ
切りに適した上下動に変え、その上端の振動子
(板)によりこの上下動をめつき用治具に伝える
ものがよい。
チエーンホイール10によつて駆動される軌道
1,1′の円弧部のほぼ中間位置従つて排出位置
Aの手前にたれ切り位置Bを設ける。このたれ切
り位置Bには該たれ切り位置の下方に強力なたれ
切り用振動機を位置し、一時停止させためつき用
治具のアーム個所に上下動を与える振動子(板)
を下部から当てることで行なうことができる。こ
のたれ切り振動機としては、たとえばモーターに
よる高速の水平回転をカム機構等を利用してたれ
切りに適した上下動に変え、その上端の振動子
(板)によりこの上下動をめつき用治具に伝える
ものがよい。
排出位置Aにおける被めつき材の容器5からの
排出は容器5を反転させることで行なわれる。こ
の排出を自動的に行なわしめるための機構は単独
に駆動源を設けたものであつてもよいが、図示例
では次のとおりである。
排出は容器5を反転させることで行なわれる。こ
の排出を自動的に行なわしめるための機構は単独
に駆動源を設けたものであつてもよいが、図示例
では次のとおりである。
すなわち、各アーム4の先端ロツドの回転可能
部分につば状のギヤ17を固定してあり、排出位
置Aのレールの外方にレール6と併行かつ固定ギ
ヤ17の半周ないし1周程度分の長さの短かいリ
ンクチエーン18が位置される。したがつて、前
記アーム4がレール6上を滑動してこの部分に至
ると、固定ギヤ17がリンクチエーン18にかみ
合う。すなわち、本機構はめつき用治具が高速で
前進する途中の排出位置において、めつき用治具
のアームに付した固定ギヤ17と外部の架台等に
固定されたリンクチエーン18とのかみ合いによ
つて、アーム先端部分従つて容器5が反転するよ
うになされた排出機構である。この排出位置の下
部には、図示は省略するけれども、たれ切りを終
了した被めつき材のために冷却装置またはめつき
材搬送装置が設けられる。また、たれ切りを本め
つき装置経路外で行なう場合、または、小物ねじ
部品などたれが取れ難いために追加的なたれ切り
を必要とする場合は、排出位置の下部に適当なた
れ切り装置たとえば遠心分離機を設けることがで
きる。
部分につば状のギヤ17を固定してあり、排出位
置Aのレールの外方にレール6と併行かつ固定ギ
ヤ17の半周ないし1周程度分の長さの短かいリ
ンクチエーン18が位置される。したがつて、前
記アーム4がレール6上を滑動してこの部分に至
ると、固定ギヤ17がリンクチエーン18にかみ
合う。すなわち、本機構はめつき用治具が高速で
前進する途中の排出位置において、めつき用治具
のアームに付した固定ギヤ17と外部の架台等に
固定されたリンクチエーン18とのかみ合いによ
つて、アーム先端部分従つて容器5が反転するよ
うになされた排出機構である。この排出位置の下
部には、図示は省略するけれども、たれ切りを終
了した被めつき材のために冷却装置またはめつき
材搬送装置が設けられる。また、たれ切りを本め
つき装置経路外で行なう場合、または、小物ねじ
部品などたれが取れ難いために追加的なたれ切り
を必要とする場合は、排出位置の下部に適当なた
れ切り装置たとえば遠心分離機を設けることがで
きる。
以上のように本発明の装置は構成されているも
のであるが、1個のめつき用治具の進行に合せて
一連のめつき作業状況を説明する。
のであるが、1個のめつき用治具の進行に合せて
一連のめつき作業状況を説明する。
低速駆動ホイール9の作動圏内すなわち軌道低
速側円弧部内の被めつき材の供給位置Cにおい
て、アーム4先端の容器5への被めつき材の供給
が行なわれる。この間のホイール9の間けつ停止
はリミツトスイツチ、タイマーあるいは類似の手
段によつて行なわれる。被めつき材の供給方法は
任意である。被めつき材は予め必要度に応じ脱
脂、酸洗い、そしてフラツクス処理を施されたも
のであり、人力であれ、機械力であれ、このよう
な処理を本めつき装置の処理法と同調させること
は容易である。
速側円弧部内の被めつき材の供給位置Cにおい
て、アーム4先端の容器5への被めつき材の供給
が行なわれる。この間のホイール9の間けつ停止
はリミツトスイツチ、タイマーあるいは類似の手
段によつて行なわれる。被めつき材の供給方法は
任意である。被めつき材は予め必要度に応じ脱
脂、酸洗い、そしてフラツクス処理を施されたも
のであり、人力であれ、機械力であれ、このよう
な処理を本めつき装置の処理法と同調させること
は容易である。
所定時間内に被めつき材が供給されたのち、低
速駆動ホイール9が動き、めつき用治具はめつき
浴槽側直線部に向つて進行する。
速駆動ホイール9が動き、めつき用治具はめつき
浴槽側直線部に向つて進行する。
めつき用容器5がめつき浴槽2の上にきた時点
で、めつき用治具のアーム4は固定高位置レール
6を外れ、エアシリンダ12に保持された短レー
ル13上に乗る。この短レール上で一定時間アー
ム4は停止し、被めつき材はめつき浴の熱によつ
て予熱乾燥される。しかる後、エアシリンダ12
が作動し短レール13は低位置レール6′の水準
まで下げられ、これによりアーム4と容器5が下
り、容器内の被めつき材はめつき浴中に浸漬され
る。
で、めつき用治具のアーム4は固定高位置レール
6を外れ、エアシリンダ12に保持された短レー
ル13上に乗る。この短レール上で一定時間アー
ム4は停止し、被めつき材はめつき浴の熱によつ
て予熱乾燥される。しかる後、エアシリンダ12
が作動し短レール13は低位置レール6′の水準
まで下げられ、これによりアーム4と容器5が下
り、容器内の被めつき材はめつき浴中に浸漬され
る。
めつき浴中に浸漬された容器5はそのまま低速
駆動ホイール9の駆動と停止に合せて前進と停止
を繰返し、めつき浴槽の他端近くの短レール付エ
アシリンダ14に保持される位置まで進行する。
この短レール付エアシリンダ14の位置でアーム
4は、エアシリンダ14の作動により短レール1
5によつて高位置レール6の水準まで押上げられ
る。このアーム4の上昇時に槌打ちシリンダ16
を作動させ、アームに叩打を与え、容器共被めつ
き材上の流れのよい余剰付着溶湯を振り落すとい
う予備的なたれ切りを行なつてもよい。
駆動ホイール9の駆動と停止に合せて前進と停止
を繰返し、めつき浴槽の他端近くの短レール付エ
アシリンダ14に保持される位置まで進行する。
この短レール付エアシリンダ14の位置でアーム
4は、エアシリンダ14の作動により短レール1
5によつて高位置レール6の水準まで押上げられ
る。このアーム4の上昇時に槌打ちシリンダ16
を作動させ、アームに叩打を与え、容器共被めつ
き材上の流れのよい余剰付着溶湯を振り落すとい
う予備的なたれ切りを行なつてもよい。
このあと短レール付エアシリンダ14の位置の
アーム4は前進し、高速駆動ホイール10の拘束
を受け、軌道高速側円弧物を高速前進し必要があ
れば、たれ切り位置Bで停止する。このたれ切り
位置では、前述したたれ切り用振動機(図示せ
ず)によつてアーム4に振動が与えられ、予め設
定された必要時間だけたれ切りが行なわれる。め
つき用治具はさらに高速前進するが、この途中の
排出位置Aではアームの固定ギヤ17とリンクチ
エーン18とがかみ合い、アーム先端部従つて容
器5が反転し、被めつき材は排出される。
アーム4は前進し、高速駆動ホイール10の拘束
を受け、軌道高速側円弧物を高速前進し必要があ
れば、たれ切り位置Bで停止する。このたれ切り
位置では、前述したたれ切り用振動機(図示せ
ず)によつてアーム4に振動が与えられ、予め設
定された必要時間だけたれ切りが行なわれる。め
つき用治具はさらに高速前進するが、この途中の
排出位置Aではアームの固定ギヤ17とリンクチ
エーン18とがかみ合い、アーム先端部従つて容
器5が反転し、被めつき材は排出される。
パレツトが軌道高速側円弧部を高速前進し終
り、高速駆動ホイール10の拘束を離れて移行部
に入ると、パレツト3は付設された固定アタツチ
メント19にエアシリンダ20によつて往復動さ
れる片ぎきプツシヤ21が係合して、パレツト3
はパレツト3のリンクチエーンがタイミングホイ
ール11にかみ合う位置まで強制的に進行せしめ
られる。この場合のエアシリンダとしてはシリン
ダ長さの倍長のプツシヤを動かせるリボンシリン
ダを用いることができる。この場合の片ぎきプツ
シヤ21とは一方向にのみ有効で逆方向で倒れて
作用しない方式のものである。
り、高速駆動ホイール10の拘束を離れて移行部
に入ると、パレツト3は付設された固定アタツチ
メント19にエアシリンダ20によつて往復動さ
れる片ぎきプツシヤ21が係合して、パレツト3
はパレツト3のリンクチエーンがタイミングホイ
ール11にかみ合う位置まで強制的に進行せしめ
られる。この場合のエアシリンダとしてはシリン
ダ長さの倍長のプツシヤを動かせるリボンシリン
ダを用いることができる。この場合の片ぎきプツ
シヤ21とは一方向にのみ有効で逆方向で倒れて
作用しない方式のものである。
以上のようにしてめつき用治具はそのパレツト
3のリンクチエーンがタイミングホイール11、
低速駆動ホイール9へと順次かみ合つて進行し再
び被めつき材の供給位置まで進行することにな
る。
3のリンクチエーンがタイミングホイール11、
低速駆動ホイール9へと順次かみ合つて進行し再
び被めつき材の供給位置まで進行することにな
る。
以上の説明から理解されるように、本発明のめ
つき装置においては、数本のアームが同時にレー
ル上を進行し、自動的にめつき処理を行なうが、
被めつき材の供給位置Cおよび2個所の短レール
位置におけるアームの前進と停止、ならびにめつ
き浴槽内における容器の間欠的前進と停止は、低
速駆動チエーンホイール9の駆動制御によつて行
なわれ、軌道高速側円弧部のたれ切り位置におけ
る前進と停止は高速駆動チエーンホイール10の
制御によつて行なわれる。また、プツシヤ21に
よるめつき用治具の強制移動はホイール10の制
御との連携で行なわれる。
つき装置においては、数本のアームが同時にレー
ル上を進行し、自動的にめつき処理を行なうが、
被めつき材の供給位置Cおよび2個所の短レール
位置におけるアームの前進と停止、ならびにめつ
き浴槽内における容器の間欠的前進と停止は、低
速駆動チエーンホイール9の駆動制御によつて行
なわれ、軌道高速側円弧部のたれ切り位置におけ
る前進と停止は高速駆動チエーンホイール10の
制御によつて行なわれる。また、プツシヤ21に
よるめつき用治具の強制移動はホイール10の制
御との連携で行なわれる。
以上の一連の動作をリミツトスイツチ、タイマ
および類似の手段により制御することは当業界の
技術者ならば容易になし得ることである。
および類似の手段により制御することは当業界の
技術者ならば容易になし得ることである。
さらに図示実施例の説明では触れなかつたが、
1時的なめつき作業停止の際にめつき浴中の容器
を同時に引き上げる必要場合には、めつき浴槽側
の低位置レール6′と平行にかつエアシリンダ駆
動により昇降自在となした長いレールを設け、複
数のアームを同時に保持し得るようにしてもよ
い。
1時的なめつき作業停止の際にめつき浴中の容器
を同時に引き上げる必要場合には、めつき浴槽側
の低位置レール6′と平行にかつエアシリンダ駆
動により昇降自在となした長いレールを設け、複
数のアームを同時に保持し得るようにしてもよ
い。
なお、前述しためつき装置は1個の架台にコン
パクトにまとめられるものであるから、その架台
本体底部に図示のような車輪を付して移動式装置
とすることができ、長時間の作業休止、めつき浴
槽の整備あるいは本装置の点検修理等の場合に、
架台ごとめつき装置をめつき浴槽から離しておく
こともできる。また、短レールは複数に設け、被
めつき材に応じて上下動させる短レールを適宜選
択することによつて被めつき材の浸漬時間を調節
することもできるのは明らかなところである。
パクトにまとめられるものであるから、その架台
本体底部に図示のような車輪を付して移動式装置
とすることができ、長時間の作業休止、めつき浴
槽の整備あるいは本装置の点検修理等の場合に、
架台ごとめつき装置をめつき浴槽から離しておく
こともできる。また、短レールは複数に設け、被
めつき材に応じて上下動させる短レールを適宜選
択することによつて被めつき材の浸漬時間を調節
することもできるのは明らかなところである。
以上のように、本発明のめつき装置はめつき作
業において中心作業となるめつき浴浸漬およびめ
つきたれ切りを連続自動的に行なえるように無限
軌道トラツク方式を採用し、その中に被めつき材
のめつき作業内容に即した高速進行部分と低速進
行部分、またこれらとは別駆動手段による移行部
を設けるようになしたもので、しかも設備として
煩雑にならないように1つの架台にまとめた簡単
かつ堅牢な溶融めつき装置である。
業において中心作業となるめつき浴浸漬およびめ
つきたれ切りを連続自動的に行なえるように無限
軌道トラツク方式を採用し、その中に被めつき材
のめつき作業内容に即した高速進行部分と低速進
行部分、またこれらとは別駆動手段による移行部
を設けるようになしたもので、しかも設備として
煩雑にならないように1つの架台にまとめた簡単
かつ堅牢な溶融めつき装置である。
第1図は本発明の1実施例によるめつき装置の
平面図、第2図は同めつき装置の側面図、第3図
は本装置を縦方向からみた断面図である。 1……軌道、2……めつき浴槽、3……パレツ
ト、4……アーム、5……容器、6……レール、
7……ローラ、8……リンクチエーン、9……低
速駆動チエーンホイール、10……高速駆動チエ
ーンホイール、11……タイミングホイール、1
2……短レール付きエアシリンダ、13……短レ
ール、14……短レール付きエアシリンダ、15
……短レール、16……エアシリンダ、17……
ギア、18……リンクチエーン、19……アタツ
チメント、20……エアシリンダ、21……プツ
シヤ。
平面図、第2図は同めつき装置の側面図、第3図
は本装置を縦方向からみた断面図である。 1……軌道、2……めつき浴槽、3……パレツ
ト、4……アーム、5……容器、6……レール、
7……ローラ、8……リンクチエーン、9……低
速駆動チエーンホイール、10……高速駆動チエ
ーンホイール、11……タイミングホイール、1
2……短レール付きエアシリンダ、13……短レ
ール、14……短レール付きエアシリンダ、15
……短レール、16……エアシリンダ、17……
ギア、18……リンクチエーン、19……アタツ
チメント、20……エアシリンダ、21……プツ
シヤ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 溶融めつき浴槽の側方に平行に近接させて設
けられ、条溝を対向させた上下一対の長円形をな
す無限軌道、前記無限軌道の条溝間に挟持されて
移動可能なように設けられ、先端に被めつき材用
容器を保持したアームをその基部で外側面に枢支
させて容器を上下させ得るようになし、かつ背面
にリンクチエーンを有する複数の竪平板パレツ
ト、および前記無限軌道の外方に該軌道と平行に
かつその上をアームがスライド移動できるように
設けられたレールであつて、アームが容器を水平
に保持しながら移動できるようにした高位置レベ
ルレール、前記高位置レベルレールとは段差を有
しアームが容器を下げて浸漬めつきを行なえるよ
うにした底位置レベルレール、および前記両レー
ルの境界部分をなし、その上にアームを載置した
まま上下動手段により前記両レールに合せてレベ
ル調節を行なえるようにした短レールからなるレ
ールで構成され、さらに前記無限軌道が前記パレ
ツトの移動に関し、低速駆動モーターで駆動する
単一の低速駆動チエーンホイールでパレツトのリ
ンクチエーンをかんで移動させ、その間に浸漬め
つきが行なわれる低速駆動部、高速駆動モータで
駆動する単一の高速駆動チエーンホイールでパレ
ツトのリンクチエーンをかんでパレツトを個別に
移動させて被めつき材のたれ切りまたは排出が迅
速に行なわれる高速駆動部、および前記高速駆動
部から低速駆動部への移行部分であつて両駆動部
の駆動手段とは別個の駆動手段で調整的に移動さ
せる移行部で構成されていることを特徴とする溶
融めつき装置。 2 前記アームはその先端ロツド部分がその軸芯
について被めつき材用容器と共に回転可能に構成
され、かつ、つば状にギヤが固定されており、一
方前記レールの外方架台にレールと平行しかつギ
ヤの半周ないし1周程度の長さの短いリンクチエ
ーンが固定的に配置されており、アームの移動に
伴ない、前記ギヤが前記リンクチエーンとかみ合
つてロツドと共に容器が反転され収納されている
被めつき材が排出されるようにした被めつき材の
排出桟溝を設けたことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の装置。 3 溶融めつき装置の架台に車輪を設けて移動式
としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19038683A JPS6082650A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 溶融めつき装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19038683A JPS6082650A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 溶融めつき装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6082650A JPS6082650A (ja) | 1985-05-10 |
JPS6132390B2 true JPS6132390B2 (ja) | 1986-07-26 |
Family
ID=16257299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19038683A Granted JPS6082650A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 溶融めつき装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6082650A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0673519A (ja) * | 1992-02-26 | 1994-03-15 | Takayama Kinzoku Kogyo Kk | ワークの自動溶融メッキ方法と溶融メッキ装置 |
AU1493592A (en) * | 1992-04-22 | 1993-10-21 | Taiwan Galvanizing Co., Ltd. | Automatic machine for hot dipping galvanization |
-
1983
- 1983-10-12 JP JP19038683A patent/JPS6082650A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6082650A (ja) | 1985-05-10 |
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