JPS6132150B2 - - Google Patents

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JPS6132150B2
JPS6132150B2 JP5622578A JP5622578A JPS6132150B2 JP S6132150 B2 JPS6132150 B2 JP S6132150B2 JP 5622578 A JP5622578 A JP 5622578A JP 5622578 A JP5622578 A JP 5622578A JP S6132150 B2 JPS6132150 B2 JP S6132150B2
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JP
Japan
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phase
ink
charge
signal
charged
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JP5622578A
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English (en)
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JPS54147836A (en
Inventor
Masanori Horiie
Koichiro Jinnai
Kyuhachiro Iwasaki
Yutaka Kodama
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Priority to US06/033,125 priority patent/US4217595A/en
Publication of JPS54147836A publication Critical patent/JPS54147836A/ja
Publication of JPS6132150B2 publication Critical patent/JPS6132150B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/07Ink jet characterised by jet control
    • B41J2/115Ink jet characterised by jet control synchronising the droplet separation and charging time
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/06Heads merging droplets coming from the same nozzle

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はノズルより噴射するインク滴を画信号
に応じて荷電し、偏向電極で偏向して記録紙に印
写をなす荷電制御型インクジエツト印写装置の、
インク粒子の位相検索荷電検出方法に関する。
この種のインクジエツト印写装置においては、
ノズルより所定周波数の励振によりインクが噴き
出て、ノズル先端よりある距離進んだ位置でイン
ク滴となる。このインク滴の形成速度はインク噴
射の励振周波数により定まる。インク滴に荷電電
極により画信号(印写画素位置を表わす)に応じ
た電荷を与えるためには、画信号に応じた荷電電
極への電圧印加をインク滴形成とある同期関係に
設定しなければならない。この同期設定がきわめ
て困難であるため、従来は印写に先立つて、ノズ
ル先端より噴射されるインクに位相検索用の間欠
荷電をおこない、インク滴の数を検出して位相の
合否を判定して荷電位相を設定している。すなわ
ち、間欠荷電により、荷電位相が正常であると、
荷電電極から偏向電極に至る間に、荷電インク滴
と非荷電インク滴とが吸引合体するのでインク滴
数が減少し、間欠荷電に対応したインク滴数にな
るが、荷電位相が同期していないと、荷電がおこ
なわれないことによりインク滴は合体せず、印写
記録時のインク滴数と同じになる。これにより位
相の合否が分るため、インク位相の調整設定がお
こなわれる(たとえば特公昭47−43448号公報、
特公昭47−43450号公報)。
しかしながら、従来においては、位相検索時に
噴射インク滴を1つおきに荷電をおこなう場合に
おいては荷電インク滴と非荷電インク滴(これは
先行の荷電インク滴の影響でその荷電量の10%以
上に相当する逆極性の荷電となる)とのクーロン
力が弱いためそれらが合体するまでの飛行距離が
長く、ノズルとインク滴検出手段との配置距離す
なわちインクジエツトヘツド長を長くせざるを得
ない。また、従来においては、位相検索はインク
ジエツトヘツドの待機位置において検出動作を行
なわなければならず、記録動作中にこれをおこな
う場合、ヘツド待機位置に戻す必要があり記録中
断の時間が長くなる。
他方、従来においてはガターの直前にフオトセ
ンサを配置し、位相検索時に位相検索用の荷電を
インク滴に与えてそれをフオトセンサの方向に偏
向させ、フオトセンサがインク滴を検出するか否
かで位相の合否を判定する位相判定法(たとえば
IBM Technical Disclosure Bulletin、
Vol.16No.12May1974、3877−3878頁)を利用す
るものもあるが、インク滴粒径が印写時と同じく
小さく、しかも印写時の非記録インク滴が到来す
る飛行軌跡に近い位置にフオトセンサを配置しな
ければならないので、フオトセンサの配置、スリ
ツト構成ならびに検索荷電電圧の設定にきわめて
精度の高い調整が必要である。
本発明はインクジエツトヘツド長を格別に長く
する必要がなく、ヘツドリターン時などの記録動
作中に位相制御をし得て、しかもインク滴検出手
段の構成ならびに設置に格別な高精度を必要とせ
ず、インク粒子の荷電、非荷電の判別のための判
別回路も簡単かつ容易に構成し得て、装置構成を
格別に複雑とせず、インク汚れ等の不具合やそれ
による誤検出の可能性が低いインク粒子の位相検
索荷電検出方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明においては、
ガターは、印写記録時に非印写インク粒子を捕獲
するのみならず、印写記録時とは逆の荷電をした
インク粒子をも捕獲するものとし、インク粒子の
位相検索荷電時に、検索信号発生器により荷電電
極によるインク滴の荷電を、引き続く2個以上は
印写時の荷電極性とは反対の極性に荷電し(以下
これを第1組の荷電インク滴という)、その次の
2個以上は中性(荷電なし)又は印写時の荷電と
同極性の荷電(以下これを第2組の荷電インク滴
という)とし、この位相検索荷電において、逆極
性荷電(第1組の荷電)レベルと前記中性又は印
写記録時と同極性のレベル(第2組の荷電)と
は、インク粒子が荷電した場合に全インク粒子の
荷電量の平均が非印写レベル以下となり、しかも
インク滴検出手段に至るまでに、第1組の荷電イ
ンク滴の1個とその前又は後の第2組の荷電イン
ク滴の1個が併合するレベルに設定する。
このようにすることにより、荷電位相が正常で
あれば、同じ組のインク滴同志において反撥力を
生じ、異なる組のインク滴同志において吸引力を
生じて、第1組のインク滴と第2組のインク滴と
が合体するまでのそれらの飛行距離が短くなり、
ヘツド長を格別に長くしなくてもよくなる。ま
た、インク粒子が荷電しなかつたときにはインク
粒子は直進してガターで捕獲され、インク粒子が
荷電したときには前述のように合体して、合体滴
の荷電が逆極性又は中性もしくは仮に正極性であ
つても非印写レベルすなわちガターで捕獲される
非印写レベル以下となり、荷電しなかつた場合お
よび荷電した場合にもガターで捕獲される。これ
により、偏向電圧が偏向電極に加わつていても、
加わつていなくても位相検索荷電検出を行ないう
る。すなわち、荷電インク粒子および非荷電イン
ク粒子共に、位相検索荷電検出時にはガターで捕
獲されるので、ヘツドを特定の位置に位置決めし
てから位相検索荷電検出をする必要はなく、ヘツ
ドのリターン時や、その他、印写記録時のヘツド
位置でも位相検索荷電検出をしうる。つまり位相
検索荷電検出でインク粒子が記録紙を汚すことは
ない。
インク噴射をなす励振信号に対して荷電信号の
位相を定める位相設定回路としては従来公知のも
のをそのまま用いうるが、クロツクパルスを相互
に位相は異るが同一周波数の複数組のパルスに分
周し、それらを所定時間毎に順次に切換え出力
し、周波数判別回路よりの「位相正常」を表わす
信号に応じて切換え動作を停止するものを用いる
のが好ましい。なぜならば、検索中に荷電信号位
相が順次に走査的にシフトされ、「位相正常」と
判断されたときにそのシフトが停止されるので精
度の高い自動位相設定となるからである。
第1図〜第5図に本発明において実施する位相
検索荷電の数例を示す。第1図に示す荷電態様は
連続する2個のインク滴を印写記録時の荷電とは
逆極性に荷電し、次に連続する2個のインク粒子
は非荷電とする態様である。これにおいては、第
1図aに示すように、荷電したインク滴(黒丸)
相互間に反撥力が働らき、非荷電インク滴(白
丸)に電荷が誘導されてそれらの相互間に反撥力
を生ずると共に、荷電インク滴との間に吸引力を
生じて第1図bに示すように合体して個数が半分
となり、合体インク滴の質量が2倍となる。した
がつてこの場合には、インク滴の単位時間当りの
個数がほぼ半分(許容誤差を含む)になることを
もつて、荷電位相を検出しうる。合体したインク
滴は逆極性荷電であるのでガターに捕集される。
第2図に示す荷電態様は、連続する2個のイン
ク滴(黒丸)を印写記録時の荷電とは逆極性に荷
電し、次に連続する2個のインク滴(斜線丸印)
は印写記録時の荷電と同極性に荷電する態様であ
る。この例では、逆極性荷電インク滴相互間、な
らびに、正極性荷電インク滴相互間のいずれにお
いても強い反撥力を生じ、インク滴の合体が早
い。この場合でも検出インク滴数が印写記録時の
ほぼ半分になることをもつて荷電位相を検出しう
る。合体したインク滴は中性又は逆極性荷電(そ
のように正逆の荷電レベルを設定する)であるの
でガターに捕集される。
第3図に示す荷電態様は、3個の連続するイン
ク滴(黒丸)を逆極性に荷電し、次に続く2個の
インク滴(斜線丸印)を正極性に荷電する態様で
ある。この例では、第3図bに示すように、2個
の合体インク滴(丸印)の次に1個の逆荷電イン
ク滴が存在する形となり、単位時間当りのインク
滴数は印写記録時の3/5となり、合体インク滴数
のみは印写記録時の2/5の個数となる。したがつ
て、検出インク滴数が3/5となることをもつて荷
電位相を検出しうるが、本発明においてはインク
滴検出手段の検出設定レベルを合体インク滴のレ
ベルに合わせておくことにより、検出インク滴数
が2/5になることをもつて荷電位相を検出する。
第4図に示す荷電態様は、連続する2個のイン
ク滴を逆極性荷電とし、次に続く3個のインク滴
を非荷電とする態様である。この例においてもイ
ンク滴の検出レベルは合体インク滴を検出するレ
ベルとして、検出インク滴数が2/5になることを
もつて荷電位相を検出する。
第5図に示す荷電態様は、連続する2個のイン
ク滴を逆極性荷電とし、次の1個のインク滴を正
極性に、その次のものを中性に、またその次のも
のを正極性に荷電する態様である。この例におい
てもインク滴の検出レベルは合体インク滴を検出
するレベルとして、検出インク滴数が2/5になる
ことをもつて荷電位相を検出する。同様に連続す
る4個以上のインク滴を逆極性荷電としたり、あ
るいは、逆極性荷電に続く4個以上のインク滴を
中性又は正極性荷電にしうる。いずれにしても、
それらの荷電が、偏向電極を通過するインク滴の
電荷が印写記録時の極性(正極性という)とは逆
の極性(逆極性という)又は中性となるようにし
て位相検索時のインク滴をすべてガターに捕集す
るようにすると共に、インク滴検出レベルを2個
のインク滴が合体した大径インク滴の検出レベル
として、検出精度を高くする。
第6図に、本発明を一態様で実施する装置構成
を示す。図において、1はインク槽、2はインク
噴射ノズル、3は荷電電極、4は偏向電極、5は
ガター、6は記録紙である。ノズル2又はノズル
内インク液に電歪振動子により振動が加えられ、
この電歪振動子は増幅器AMP1を介して励振信
号発生器7の出力パルスに基づいて励振付勢され
る。この励振信号発生器7は従来より公知のもの
としうるし、またたとえばクロツクパルスを分周
してある周期のパルスを得てこれでモノマルチバ
イブレータを付勢して一定周期、一定パルス幅の
励振パルスを発生する構成でもよい。荷電電極3
には、入力信号に応じて出力を正極性と逆極性に
切換える2極性の増幅器AMP2を介して、位相
検索時には検索信号発生器8の出力パルスに基づ
いて、また印写記録時には荷電信号発生器9の出
力パルスに基づいて荷電電圧が印加される。この
荷電信号発生器9は従来公知のものとしうるし、
また、モノマルチバイブレータおよびアナログゲ
ートを備えて、荷電基準信号kによりモノマルチ
バイブレータを付勢して一定幅のパルス(kに同
期)を得て、そのパルス幅の間アナログゲートを
開(オン)として画信号(そのレベルが印写画素
位置を表わす)を出力pする構成としてもよい。
検索信号発生器8の構成および動作は第7a図を
参照して後述する。検索信号発生器8および荷電
信号発生器9には、位相設定回路10より荷電位
相基準信号(kおよびq)が与えられる。位相設
定回路10の構成および動作は第7a図を参照し
て後述する。位相検索時に、位相が適正でインク
滴の合体が起り、2個のインク滴が一体化する飛
行位置にインク滴検出手段として用いたフオトセ
ンサ11が設置されており、そのインク滴検出信
号は増幅器AMP3で増幅されて周波数判別回路
12に与えられる。周波数判別回路の構成および
動作は第7a図を参照して後述する。
第6図に示す装置の概略動作を説明すると次の
通りである。クロツクパルス発生器CLGの出力
パルスaの周波数をfaとし、その周期をTaとす
るとき、励振信号発生器7が本例では周波数がf
a/8の励振信号bを発生する。これによりノズ
ル2よりインクが噴射され、噴射柱が切れた後f
a/8の速度でインク滴が形成される。位相設定
回路10は、周波数がfa/8でパルス幅がTa
の、位相がTaづつづれた8組のパルス(c〜
j)を発生し、それらの1組kを検索信号発生器
8に与え、そのパルスと所定位相ずれたパルスq
を荷電信号発生器9に与える。検索信号発生器8
は、そのパルスkの位相にて相隣り合う2個のパ
ルスを一単位としてパルスの摘出と削除をくり返
して、一連の所定パルス幅の検索信号mを作る。
荷電信号発生器9は、パルスqの位相を中心とし
てパルス幅を例えば5Taとし、かつパルス高を画
信号レベル(画素位置を表わす)とした印写荷電
信号を作る。今、検索信号z(印写記録時は低レ
ベル「0」で、検索時に高レベル「1」となる)
が「1」であると、増幅器AMP2が印写時とは
逆極性の出力モードに切換えられ、位相設定回路
10の出力kが検索信号発生器8に与えられ、こ
の出力kの位相が励振信号bとある適正位相関係
にあると、荷電電極3を通つて出るインク滴は、
相隣り合う2個は非荷電、次の2個は逆極性荷
電、次の2個は非荷電という具合に間欠荷電とな
り、逆極性のインク粒子の反撥力と、荷電インク
粒子と非荷電インク粒子との吸引力が働いて、2
個のインク滴がす早く一体化しフオトセンサ11
の直前を通るときはfa/16のインク滴数とな
る。位相設定回路10の出力kの位相が不適正で
あると、インク滴の荷電がおこなわれず、したが
つてフオトセンサ11の直前を通るインク滴の数
Nは、fa/16<N≦fa/8となる。fa/16の
ときには周波数判別回路12が有意信号を出力し
て位相設定回路10の出力パルスの位相をそのま
ま固定し、fa/16<N≦fa/8のときには位相
設定回路10が自動的に所定時間毎に出力パルス
の位相を順次に進ませるかあるいは遅らせる。こ
れは前述したfa/8の8組のパルス(c〜j)
を順次に切換出力することによりおこなわれる。
このようにすると、8組のパルス(c〜j)のあ
る組のパルスを出力kしているときにfa/8の
インク滴数となり、位相設定回路10の位相シフ
ト動作が停止する。その状態で印写記録動作に入
いり、検索信号発生器8が消勢され、荷電信号発
生器9が付勢され、これに応じて増幅器AMP2
が印写時の出力電圧極性(正極性)に切換わり、
a/8のインク滴数のインクジエツト印写記録
となり、インク液は画信号に応じて第6図に点線
で示す飛行をし、記録紙6又はガター5に当る。
検索信号発生器8、位相設定回路10および周
波数判別回路12の構成を第7a図に示す。この
第7a図に示す具体例では、検索信号発生器8は
フリツプフロツプFF1およびFF2、アンドゲー
トAND3、AND4およびAND5、ならびにモノ
マルチバイブレータMMB1で構成されており、
フリツプフロツプFF1およびFF2は入力信号l
(k)の立下りでセツトされ、リセツト信号の立上り
でセツトされるものである。これらの、第7a図
に示す組合せにより、第7b図に示すパルスmが
得られ、そのパルス幅はモノマルチバイブレータ
MMB1によりTa(1/fa)に定められてい
る。なお、第7b図は第7a図に示す回路各部の
入出力を示すタイムチヤートである。位相設定回
路10は、分周器として用いたリングカウンタ
LCU1、その出力c〜jの1つを選択出力する
ためのアンドゲートAND6〜AND13、AND1
8〜AND25およびオアゲートOR1、OR2、
アンドゲートAND6〜AND13、AND18〜
AND25を選択的にオン付勢するためのリング
カウンタLCU2、および、リングカウンタLCU
2のシフトを停止するためのフリツプフロツプ
FF3およびアンドゲートAND14で構成され
る。フリツプフロツプFF3は入力信号の立上り
でセツト又はリセツトされるものであり、リング
カウンタLCU2は入力クロツクの立下りに応動
してカウントシフトをするものである。周波数判
別回路12は、fa/16を中心とする極く狭い範
囲の周波数を選択するフイルタFL、積分回路
IGC、積分出力が基準値Vrefを越すと高レベル
「1」の出力を生ずる比較器COM、検索指令信号
zの立上り時点に1パルスを生ずる立上り検出回
路BUDその出力パルスでセツトされるフリツプ
フロツプFF4、カウンタCOU1およびアンドゲ
ートAND15〜AND17で構成される。今、検
索指令信号zが「1」となると、これにより積分
回路IGCの積分コンデンサが放電付勢(クリア)
され、カウンタCOU1がクリアされ、フリツプ
フロツプFF3およびFF4がセツトされる。これ
によりアンドゲートAND14およびAND15が
開(オン)となり、カウンタCOU1にパルス発
生器CLG(第6図)の出力であるクロツクパル
スa(fa)がカウントクロツクとして印加され
る。これによりカウンタCOU1がカウントアツ
プし、所定のカウント数になるとキヤリーすなわ
ち時限動作終了信号を出力する。このカウント動
作の間、リングカウンタLCU1にクロツクパル
スaが印加されることにより、その出力端0〜7
にそれぞれc〜jのパルス(第7b図に示す)を
生じ、それぞれアンドゲートAND6〜AND1
3、AND18〜AND25に印加されており、ま
た、リングカウンタLCU2の出力端0〜7の1
つ(たとえば出力端0)に「1」の出力を生じて
いることにより、オアゲートOR1から1組のパ
ルス(たとえばc)が出力kとして出力されてお
り、これによりインク滴に位相検索のため間欠的
mに荷電がおこなわれている。したがつて、この
1組のパルスcが荷電位相基準信号kとして適切
であると、上記カウント動作COU1の間にフイ
ルタFLを通してfa/16の周波数の信号が積分回
路IGCに与えられ、これにより積分出力レベルが
次第に上昇し遂には基準レベル、Vrefを越え
る。したがつてこの場合には、キヤリーが出たと
き比較器COMの出力が「1」であるのでアンド
ゲートAND16を通してキヤリーの立上りでフ
リツプフロツプFF3がリセツトされたアンドゲ
ートAND14がオフとなる。これによりパルス
の立下りでシフト動作するリングカウンタLCU
2はシフトをせず、前の出力端(出力端0)に出
力「1」を生じたままとなり、フリツプフロツプ
FF3がリセツトとなりアンドゲートがオフに拘
束されるので、以後はその分周出力パルスcのみ
が位相基準信号kとして出力固定される。しかし
ながら、その分周出力パルスcが荷電位相基準信
号kとして不適切であつた場合には、カウンタ
COU1がキヤリーを発するまでに比較器COMの
出力は「1」となつていない。なぜならば、イン
ク滴の合体が起らずフイルタFLに到来するイン
ク検出信号の周波数Fがfa/16<Nであり、積
分回路IGCの入力レベルが低く、キヤリーが出る
まですなわち所定時間内に、積分出力レベルが基
準値Vrefとならないからである。したがつて、
この場合にはフリツプフロツプFF3がリセツト
されず、アンドゲートAND17およびAND14
を通してキヤリーパルスがリングカウンタLCU
2に印加され、その立下りでリングカウンタ
LCU2は出力「1」を次の出力端(出力端1)
に移す。これにより今度は次の分周パルスdがオ
アゲートOR1より出力されるようになり、その
キヤリーパルスでカウンタCOU1および積分回
路IGCがクリアされ、再度位相適否を判別する動
作となる。このようにして、位相が適切になるま
で、つまりアンドゲートAND16に出力を生ず
るまで所定時間毎にリングカウンタLCU2にお
いて出力「1」が順次に次の出力端にシフトさ
れ、オアゲートOR1の出力kはc〜jに順次に
切換えられる。そして、位相が適切になると、そ
の時点の分周周波(c〜jの1つ)に位相基準信
号kが定められる。このように位相基準信号kが
定められ、たとえば、k=cであると、アンドゲ
ートAND18がiのパルスを生じ、オアゲート
を通して(q=i)荷電信号発生器9へ与えられ
る。荷電信号発生器9においては、検索指令信号
zが低レベル「0」のときにオアゲートOR2の
出力qを取り込んでモノマルチバイブレータをト
リガし、第7b図に点線(qの部分)で示す如
く、mを中央部とする幅の広いパルスを得て、こ
れを荷電期間を定めるパルスとする。
荷電信号発生器9の概略構成を第7c図に示
す。第7c図においてAND2は検索指令信号z
が低レベル「0」であつて、しかも画信号が高レ
ベル「1」のときにオアゲートOR2の出力qを
出力するアンドゲートであり、MMB2は前記荷
電期間を定めるパルスを発するモノマルチバイブ
レータである。モノマルチバイブレータMMB2
の出力で半導体スイツチング回路SSCが閉じら
れ、インク滴を第6図に示す点線の方向に偏向さ
せるための鋸歯状波(の一部)が増幅器AMP2
に印加される。
フリツプフロツプFF5は、立上り検出回路
BUDの出力パルスでセツトされ、アンドゲート
AND16の出力nでリセツトされる。したがつ
て、このフリツプフロツプFF5のQ出力端の信
号「1」は「位相検索中」を表わし、出力端の
信号「1」は「位相設定終了」を表わす。
第8a図に示す実施例は、周波数判別回路12
において、前述のフイルタFL、積分回路IGCお
よび比較器COMに変えて、パルス整形回路
PFC、カウンタCOU2およびフリツプフロツプ
FF6を用い、しかも検索信号発生器8は、第8
b図に示すように、間引きのない、位相基準信号
kに同期した荷電信号mを出力するが、増幅器
AMP2の出力電圧極性をフリツプフロツプのQ
端出力wで反転するようにしたものである。
この実施例においては、インク滴検出信号はパ
ルス整形回路PFCでパルス整形されてカウンタ
COU2に与えられる。そして入力パルスの立下
りでセツトされるフリツプフロツプFF6が検索
指令信号zの立下りとカウンタCOU1のキヤリ
ーパルスの立下りでセツトされ、カウンタCOU
2のキヤリーパルスでリセツトされるように接続
されており、そのQ端出力がアンドゲートAND
16に与えられるので、カウンタCOU1が所定
時間の時限を終了するまでにカウンタCOU2が
キヤリーを発すると、つまりインク滴数が多いと
フリツプフロツプFF6がリセツトされてカウン
タCOU1のキヤリーパルスはアンドゲートAND
16を通らないが、所定時間の時限内にカウンタ
COU2がキヤリーパルスを発しないと、つまり
インク滴数が設定値以下であると、カウンタ
COU1のキヤリーパルスがアンドゲートAND1
6より出力される。
またこの実施例では前述のように位相基準信号
kに同期した荷電信号m(第3b図)が増幅器
AMP2に印加され、かつ増幅器AMP2がその荷
電信号mの2個毎に反転付勢されるので、第1組
(正荷電)と第2組(負荷電)のインク滴のいず
れにおいても組内において強い反撥力を生ずると
共に、組を異にするものとの間に強い吸引力を生
ずるので2個のインク滴の吸引合体がきわめて早
くなり、フオトセンサ11の配置位置設定が更に
容易である。この場合でも、合体して粒径が大と
なつたインク滴の電荷は、正帯電と負帯電の電荷
を等しくすることにより、又は正帯電電荷の方を
負帯電電荷よりもやや大きく設定することによ
り、中性又は正帯電となつて、インク滴はすべて
ガター5に捕集される。換言すれば、このように
インク滴に2個を1組として交互に正、逆に荷電
する場合でも、合体して大粒径化したインク滴の
荷電極性が中性又は印写時の荷電極性と逆になる
ように荷電電極3に印加する電圧を定める。
以上に詳細したように、本発明では、荷電検出
のためのインク滴検出手段が非接触でインク滴を
検出するものであるので、またそれが荷電電極と
偏向電極の間に配置されているので、インクしぶ
きを生ずることがなく、汚れが少ない、しかもイ
ンク噴射ヘツドと紙記録紙との距離を格別に長く
する必要がない。更には周波数判別回路は簡単な
ものであり、その設置は容易で負担がない。にも
かかわらず、併合滴か否かで位相適、不適を判別
するようにしているので、これらのインク滴検出
器および判別回路は比較的ラフな設定および設計
のきわめて簡単なもので高い精度の検出を行ない
得る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はそれぞれ本発明における荷電
態様を説明するための平面図である。第6図は本
発明を一態様で実施する装置構成を示すブロツク
図、第7a図はその一部の構成を具体的に示す回
路図、第7b図は第7a図に示す回路各部の入出
力を示すタイムチヤート、第7c図は荷電信号発
生器9の概略構成を示すブロツク図である。第8
a図は本発明を他の態様で実施する装置構成を示
す回路図、第8b図はその各部に入出力を示すタ
イムチヤートである。 1:インク槽、2:ノズル、3:荷電電極、
4:偏向電極、5:ガター、6:記録紙、11:
フオトセンサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 インク噴射を付勢する励振信号を発生する励
    振信号発生器; 噴射インクに荷電する荷電信号を発生する印写
    時荷電信号発生器; 印写記録時とは逆の荷電をしたインク粒子を含
    む非印写インク粒子を捕獲するガター; 荷電位相検索時に付勢され、噴射インクを荷電
    する荷電信号を発生する検索信号発生器; 荷電電極から偏向電極までのインク滴行路に配
    置され、インク滴を非接触で検出するインク滴検
    出手段; このインク滴検出手段のインク滴検出信号パル
    スを累算する手段、累算手段の累算値を所定周期
    でクリアする手段、累算値が所定値を越えると位
    相滴を、越えないと位相不適を示す信号を発生す
    る手段を備える周波数判別手段;および、 前記位相適を示す信号が発生されたときの位相
    に前記荷電信号の位相を定める位相設定手段; を備えて、 荷電位相検索時に、検索信号発生器を付勢して
    荷電電極に、前記励振信号の周波数に等しい周波
    数の一連のパルスの2周期以上にわたつて印写記
    録時とは逆極性の荷電電圧を印加し、次の2周期
    以上にわたつて中性又は印写記録時と同極性の荷
    電電圧を印加し、逆極性荷電電圧と前記中性又は
    印写記報時と同極性の荷電電圧は、インク粒子が
    荷電した場合に全インク粒子の荷電量の平均が非
    印写レベル以下となり、しかもインク滴検出手段
    に至るまでに、逆極性の荷電をしたインク粒子と
    その前又は後の中性又は印写記録時と同極性に荷
    電したインク粒子が併合するレベルに設定する、
    インク粒子の位相検索荷電検出方法。 2 インク滴検出信号パルスを累算する手段は積
    分回路であり、累算手段の累算値を所定周期でク
    リアする手段は定周期パルスをカウントするカウ
    ンタであり、累算値が所定値を越えると位相適
    を、越えないと位相不適を示す信号を発生する手
    段は比較器である前記特許請求の範囲第1項記載
    の、インク粒子の位相検索荷電検出方法。 3 インク滴検出信号パルスを累算する手段はカ
    ウンタであり、累算手段の累算値を所定周期でク
    リアする手段は定周期パルスをカウントするカウ
    ンタであり、累算値が所定値を越えると位相適
    を、越えないと位相不適を示す信号を発生する手
    段は前者カウンタのキヤリーでセツトされるフリ
    ツプフロツプである前記特許請求の範囲第1項記
    載の、インク粒子の位相検索荷電検出方法。
JP5622578A 1978-04-27 1978-05-12 Charge phase control unit of ink jet printing Granted JPS54147836A (en)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5622578A JPS54147836A (en) 1978-05-12 1978-05-12 Charge phase control unit of ink jet printing
US06/033,125 US4217595A (en) 1978-04-27 1979-04-25 Charging phase control device for ink jet recording device

Applications Claiming Priority (1)

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JP5622578A JPS54147836A (en) 1978-05-12 1978-05-12 Charge phase control unit of ink jet printing

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JPS54147836A JPS54147836A (en) 1979-11-19
JPS6132150B2 true JPS6132150B2 (ja) 1986-07-24

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JP5622578A Granted JPS54147836A (en) 1978-04-27 1978-05-12 Charge phase control unit of ink jet printing

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