JPS6132101A - 車輌用制御装置 - Google Patents

車輌用制御装置

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JPS6132101A
JPS6132101A JP15199184A JP15199184A JPS6132101A JP S6132101 A JPS6132101 A JP S6132101A JP 15199184 A JP15199184 A JP 15199184A JP 15199184 A JP15199184 A JP 15199184A JP S6132101 A JPS6132101 A JP S6132101A
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JP
Japan
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microcomputer
reset
control
program
runaway
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JP15199184A
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Rei Sekiguchi
玲 関口
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Bosch Corp
Original Assignee
Diesel Kiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は車輌用制御装置に関し、更に詳細に述べると、
複数のマイクロコンビュ〒りを用いて構成された車輌用
制御装置に関する。
従来の技術 例えば、内燃機関車輌の運転制御をマイクロコンピュー
タを用いて行なうように構成された種々の車輌用制御装
置が従来から広く用いられてきているが、近年、よシ複
雑な制御を高速度で且つ精度よく行なうことが要求され
つつあるため、複数のマイクロプロセッサで内燃機関車
輌の制御を行なう、所謂マルチCPU  システムが一
般化されつつあ)る。
ところで、車輌の制御にマイクロコンピュータを用いる
場合の問題点の1つとして、マイクロコンピュータにス
トアされた制御プログラムの暴走の問題が挙げられる。
車輌制御装置の如く、電気的雑音の多い環境でマイクロ
コンピュータを使用する場合には、特に、ノ母ルス性の
雑音によってプログラムの暴走が起シやすく、プログラ
ムが暴走すると、車輌の制御状態が不安定又は不能とな
り、場合によっては、車輌が急に停止する等極めて危険
な抹態に陥る虞れがあった。
従って、従来のこの種の装置においては、プログラムの
暴走を監視するための手段を設け、プログラムの暴走が
検出された場合には全てのマイクロコンピュータ全リセ
ットする構成が提案されている(特開昭58−1420
4号公報)。しかし、との構成では、複数のマイクロコ
ンピュータのうちの1つにおいてプログラムの暴走が生
じると、全てのマイクロコンピュータがリセットされて
しまうので、車輌の制御が全面に停止してしまうという
問題点を有している。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、従って、複数のマイクロコンピュータ
を用いて、車輌の制御を行なう場合において、各マイク
ロコンピュータについてプログラムの暴走の有無をチェ
ックし、不具合の生じたマイクロコンピュータのみをリ
セットし、車輌の制御動作の停止を最小限に止めるよう
にした信頼性の高い車輌用制御装置を提供することにあ
る。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成、するための6本発明の構成は、車輌を
制御するための第1マイクロコンピュータ及び第2マイ
クロコンピュータを少なくとも有し、各マイクロコンピ
ュータは少なくとも上記車輌の状態信号に夫々応答して
各制御演算を行なうように構成された車輌用制御装置に
おいて、上記第1及び第27・fクロコンピユータから
夫々出力される監視用信号に応答し上記第1及び第2マ
イクロコンピュータの双方においてプログラムの暴走が
生じた場合に上記第1及び第2マイクロコンピュータの
双方全リセットする手段と、上記第1マイクロコンピュ
ータにおけるプログラムの暴走を検出し上記第1マイク
ロコンピュータを上記第2マイクロコンピュータにより
リセットする手段と、上記第2マイクロコンピュータに
おけるグログラムの暴走を検出し上記第2マイクロコン
ピュータを上記第1マイクロコンピュータによりリセッ
トする手段とを備えた点に特徴を有する。
作用 上述の構成によれば、各マイクロコンピュータにおいて
プログラムの暴走が生じたか否かを相互に又は外部の回
路によって監視し、プログラムの暴走が生じたマイクロ
コンピュータのみをリセットすると共に、両マイクロコ
ンピュータが同時にプログラムの暴走を起した場合には
、各マイクロコンピュータから出力される監視用の信号
に基づいて両マイクロコンピュータを同時にリセットす
ることができる。従って、1つのマイクロコンピュータ
がリセットされた時、他方のマイクロコンピータにその
制御機能を分担させることが可能であり、車輌の制御を
継続して行なわせることができる。
実施例 以下、図示の実施例に上り不発8A’に詳細に説明する
第1図には、本発明を車輌用の内燃機関制御装置に適用
した場合の一実施例がプロ、り図で示されてbる。内燃
機関用制御装置1は、内燃機関用燃料噴射装置(図示せ
ず)の噴射量制御と噴射タイミング制御とを電子的に行
なうための装置であり、噴射量制御用の第1マイ゛りb
コンピュータ2と、噴射タイミング制御用の第2マイク
ロコンピュータ3とを備えている。第1及び第2マイク
ロコンピュータ2,3には、内燃機関の回転速度を検出
するための回転センサ(図示せず)からの回転パルスN
が直接入力されると共に、アクセルペダル(図示せず)
の踏込量を示す信号Sがアナログ−ディジタル変換器4
aによりディジタル化されて、アクセルデータAとして
入力されている。
機関の冷却水温度を示す温度信号T、機関のシリンダへ
の吸入圧力を示す圧力信号Bは、別のアナログ−ディジ
タル変換器4bに入力され、これによシディジタル化さ
れたディジタルデータDが第1マイクロコンピュータ2
に入力されている。
第1マイクロコンピュータ2゛は、回転ノ4ルスN。
アクセルデータA及びディジタルデータDに基づき、そ
の時々の機関の運転状態に応じた所要の噴射量を演算踵
この演算結果に従う噴射量が得られるよう噴射量制御用
の第1アクチユエータ5を駆動するだめの第1制御信号
cslをポート03から出力する。一方、M2マイクロ
コンピュータ3は、回転パルスN及びアクセルデータA
に基づき、その時々の機関の運転状態に応じた所要の噴
射タイミングを演算し、この演算結果に従う噴射タイミ
ングが得られるよう噴射タイミング制御用の第2アクチ
ユエータ6を駆動するための第2制御信号C8□をポー
トP3から出力する。尚、各マイクロコンピュータ2,
3における演算結果の一部ハ、パスライン7を介して、
各他方のマイクロコンピュータに供給しうるように構成
されている。
第1及び第2マイクロコンピュータ2,3は、夫々、ス
トアされているプログラムが正しく実行されている場合
にはそのプログラムの実行に同期してパルスが出力され
る構成となっており、とのi4ルスは、監視信号Ml 
、M、として、第1マイクロコンピュータ2の出力ポー
トol及び第2マイクロコンピュータ3の出カポ−)P
Iがう夫々出力される。
これらの監視信号Ml、M、を利用して第1及び第2マ
イクロコンピュータ2.3が同時にプログラムの暴走を
起したか否かを判別し、両マイクo:ryピユータ2,
3が同時にプログラムの暴走を起したことが判別された
場合にのみ、第1及び第2マイクロコンピュータ2,3
を同時にリセットするためのリセット信号R8を出力す
るリセット回路8が設けられている。リセット回路8は
、一定周期のクロックi4’ルス信号CPを出力する/
ぐルス発生器9と、クロックパルス信号CPに応答して
作動する分周回路10とを備えている。分周回路10は
、クロック/母ルス信号CPが所定の分局比にまで分周
された場合に、そのQ出力端子から分局信号を出力し、
この分周信号がリセット信号R8として取出される。
第1及び第2マイクロコンピュータ2.3の少なくとも
一方が正常にノログラムの奥行を行なりている場合には
リセット信号R8e発生させないようにするため、監視
信号Mlk微分回路11で微分することにより取出され
た第1リセット/9ルスMPlと、監視信号M2を微分
回路12で微分することにより取出された第2リセツト
/クルスMP2′°とが、オアダート13.14’に介
して分周回路10のリセット端子Rに入力されている。
分周回路10から出力される分周信号の周期は、各監視
信号Ml rM2の発生周期よシ長く設定されており、
従って、少なくとも一方のマイクロコンピュータがプロ
グラムの暴走を起すことなく正常に作動していれば、分
周回路10は、第1リセツ) p44ルスPl又は第2
リセツト・千ルスMP2のうちの少なくとも一方により
リセット信号R8が出力される前にリセットされるので
、リセット信号R8が出力されることがない。一方、第
1及び第2マイクロコンピュータ2.3においてプログ
ラムの暴走が同時に生じると、第1及び第2リセットパ
ルスMPI 、MP2カいずれも出力されなぐな1.り
、分周回路10からはリセット信号R8が出力されるこ
ととなる。
尚、オアダート14の他方の入力には、電源投入時に分
周回路10i1Jセ、トするための始動時リセット回路
15が接続されている。始動時リセット回路15は、電
源+Eとアースとの間に接続された、抵抗器16とコン
デンサ17とから成る直列回路を有し、抵抗器16には
ダイオード18が並列に接続されている。従って電源投
入時には、コンデンサ17と抵抗器I6との接続点の電
位が−HアースレベルKまで低下し、しかる後はぼ電源
+Eと同一のレベルにまで増大する。この接続点の電位
がインバータ19を介してオアダートIAの他方の入力
端子に印加される。この結果、インノクータ19の出力
からは、電源投入時に所定時間だけ高レベルとなる信号
が出力され、と九により分周回路10は、電源投入時に
必ずリセットされる構成である。
リセット信号R8は、オアゲート20を介して、第1マ
イクロコンピュータ2のリセット端子RESETに接続
されている駆動回路21に入力される。駆動回路21は
、エミッタがアースされコレフタが抵抗器22を介して
電源子Eに接続されているトランジスタ23を有し、抵
抗器22にはダイオード24が並列に接続されると共に
、トランジスタ23のコレクタとアースとの間にはコン
デンサ25が接続されている。従って、リセット信号B
Sのレベルが高レベルとなったとき、トランジスタ23
がオンし、リセット端子RESETのレベルを低レベル
状態とし、第1マイクロコンピュータ2がリセットされ
る。
リセット信号R8は、また、オアダート26を介して、
第2マイクロコンピュータ3のリセット端子RESET
に接続されている駆動回路27に入力されている。駆動
回路27は上述の駆動回路21と同一の構成、動作であ
るので、対応する各部には、駆動回路21の参照番号と
同一の参照番号を付し、説明を省略する。従って、リセ
ット信号R8のレベルが高レベルとなったとき、第1マ
イクロコンピュータ2と共に第2マイクロコンピュータ
3もリセットされる。
第1マイクロコンピュータ2は、更に、パスライン7を
介して第2マイクロコンピュータ3の作動状態を監視し
ておシ、第2マイクロコンピュータ3においてプログラ
ムの暴走が生じると、ポート02のレベルが高レベル状
態となるよう構成されている。ポート02は微分回路2
8に接続されてお、6、;I−ト02が高レベル状態と
なることによシ微分回路28から出力されるリセット/
母ルスP&はオアダート26の他方の入力端子に印加さ
れる。
一方、゛第2マイクロコンピュータ3は、パスライン7
を介して第1マイクロコンピュータ2の作動状態を監視
しており、第1マイクロコンピュータ2においてプログ
ラムの暴走が生じると、ポートP2のレベルが高レベル
状態となるよし構成されている。ボー)Pgは微分回路
29に接続されており、ボー)Pgが高レベル状態とな
ることにより微分回路29から出力されるリセット/4
ルスpbは、オアゲート20の他方の入力端子に印加さ
れる。
従って、第1マイクロコンピュータ2においてのみプロ
グラムの暴走が生じると、リセット/4ルスpbにより
第1マイクロコンピュータ2のみがリセットされ、一方
、第2マイクロコンピュータ3においてのみプログラム
の暴走が生じると、リセット/4’ルスPaにより第2
マイクロコンピュータ3のみがリセットされる。
第1マイクロコンピュータ2内には、噴射タイミング制
御用のべ、ファツジプログラムもストアされており、第
1マイクロコンピュータ2によって第2マイクロコンピ
ュータ3がリセットされた場合には、第1マイクロコン
ピュータ2内において噴射タイミング制御用の/々ツク
アツゾグロダラムが噴射量制御用のプログラムと共に実
行され、噴射タイミング制御用の第3制御信号C83が
ポート04から出力され、第2制御信号C3xO代りに
第2アクチユエータ6に印加される。
ここで、−万のマイクロコンピュータによシ他万のマイ
クロコンピュータの動作を監視し、動作に不具合が生じ
た場合にリセyl’kかける構成は、例えば、リセット
回路8と同様の機能を有するプログラム暴走判別プログ
ラムをストアしておき、このプログラムを実行させるこ
とによシ相手方マイクロコンピュータの動作の監視、リ
セットを行なうようにしてもよい。その場合、監視すべ
きマイクロコンピュータにおいてプログラムが暴走した
際、そのマイクロコンピュータftn回連続してリセッ
トしてもプログラムの暴走が止まらない場合にリセット
状態のままとし、他方のマイクロコンピュータにより所
要のプログラムを実行するようにしてもよい0 第2図及び第3図には、第1及び第2マイクロコンピュ
ータ2,3において上述の動作を実行するための各制御
プログラムがフローチャートにて示されている。
先ず、第2図を参照して第1マイクロコンピュータ2に
おいて実行される制御プログラムについて述べると、ス
テップ41において初期化25天行なわれ、出カポ−)
01*Oz及び後述のカウンタCTRI 、 CTRz
が全てrojとされるt1カ為、各フラグ、RAMの内
容も「0」とされる。次いで、アクセルデータA及びデ
ータDに基づいて噴射量制御のための演算がステップ4
2において実行され、制御信号CS、が出力される。噴
射量制御演算が終了すると、ボー)01の出力レベルが
反転され(ステツノ43)、ボー)Oxの出力レベルを
「0」とした後(ステップ44)、第1マイクロコンピ
ュータ2内の所定のアドレスの値Xをリセットする(ス
テップ45)。上述のステップ43におけるボー)Or
 の出力レベルの反転婦作は、1プログラムサイクル毎
に必ず実行され、従って、プログラムが正常に実行され
ていれば、ポートO1より、所定の周期の・ぐルス信号
が監視信号M、とじて出力されることになる・ ステップ46では、第2マイクロコンピュータ3におけ
るプログラムの暴走が止まらないために第1マイクロコ
ンピュータ2において噴射タイミング制御のバックアッ
プ制御が実行されている場合に「1」とされるフラグF
2の状態が判別され、Fl =r OJの場合には、第
1マイクロコンピュータ2内に設けられているタイマ1
が作動中にのみ「1」とされるフラグF2の状態の判別
が行なわれる(ステップ47)。FB =r I Jの
場合には、ステップ48でタイマ1は終了したか否かの
判別を行ない、タイマ1が末だ終了していない場合には
ステップ42に戻シ、タイマ1が終了すると、フラグF
2をリセットしくステップ49)、Lかる後、第2マイ
クロコンピュータ3内の所定のアドレスの値Yが所定値
aより小さいか否かの判別が行なわれる(ステップ50
)。尚、ステップ47の判別結果がrNOJの場合には
、ステップ48゜49は実行されず、ステップ50に進
む。
このタイマ1のタイマ時間は、抵爺器22とコンデンサ
25とによるCR回路により第2マイクロコンピュータ
3がリセットされている時間よりも長くなるように設定
されている。
ステップ50の判別結果がr YES Jの場合には、
ステップ51においてYの値を1だけ増加させ、カウン
タCTR,の値をリセットしくステップ52)、ステッ
プ42に戻る。第2マイクロコンピュータ3が正常に動
作している場合には、Yの値は、後述の如くシて、1プ
ログラムサイクル毎にリセ。
トされているので、ステツノ50の判別結果は必ずYE
Sとなる。
第2マイクロコンピュータ3においてノログラムの暴走
が生じてYの値がリセットされず、ステップ500判別
結果が「NO」となると、ステップ53に進み、カウン
タCTR,の値を1だけ増加させ、CTR、の値か所定
値すより小さいか否かの判別が行なわれる(ステップ5
4)。CTR1(bの場合には、ポート02の出力を「
1」とし、第2マイクロコンピュータ3にリセットを掛
けると共に(ステラf55)、フラグF2を「1」とし
、タイマ1をスタートさせる(ステップ56.57Lし
かるのち、プログラムはステ、プ42に進み、ステップ
44でポート02の出力が「O」とされ、次のりセント
操作に備えることとなる。この時点ではフラグFlは未
だ「0」であるから、ステラ:17°46の判別結果は
「NO」となり、ステ、プ42乃至48を繰返し実行す
る。タイマ1の終了時において、第2マイクロコンピュ
ータ3のプログラムの暴走がリセット操作により止まっ
た場合には、ステップ50の判別結果がr YES J
となり、以後、ステップ42乃至52が、ステップ48
.49i除いて実行されることになる。
第2マイクロコンピュータ3のプログラムの暴走がリセ
ット操作によっても止まらない場合には、タイマ1終了
後において実行されるステ、ゾ50の判別結果はrNO
Jとなり、カウンタCTRlO値は更に1増加すること
になる(ステ、プ53)。
第2マイクロコンピュータ3のリセット操作が連続して
b回繰り返えされてもそのプログラムの暴走が停止しな
い場合には、ステップ54における判別結果がrNOJ
となり、ステップ58において、ポート01の出力が「
1」、とされ、しかる後、フラグFlが「1」とされ(
ステップ59)、タイミングバックア、f制御が実行さ
れる(ステップ60)。
この後、ステップ42に戻り、ステップ42乃至46及
び58乃至60のルーff繰り返し実行することになる
が、ステラf44でポート02の出力が「0」とされる
ため、結局、ステップ58が実行される毎に第2マイク
ロコンピュータ30RESET端子が「0」とされ、第
2マイクロコンピュータ3は所定の時間間隔で連続的に
リセットされつづけることKなる。
タイミングバックアップ制御は、第2マイクロコンピュ
ータ31Cおいて実行されていた、燃料噴射タイミング
の制御演算のバックアップ演算であり、これにより、第
2制御信号C82に代えて第3制御信号C83が出力さ
れることになる。尚、この場合には、ステ、プ46の判
別結果がr YES Jとなるので、結局、ステラf4
2における噴射量制御演算と、ステップ60におけるタ
イミングバックアップ制御演算とが交互に実行されるこ
とになる。
次に、第3図を参照して、第2マイクロコンピュータ2
において実行される制御プログラムについて述べる。ス
テップ61において初期化が行なわれ、出カポ−1’P
t+P2及び後述のカウンタCTR2が「O」とされる
ほか、各クラブ、RAMの内容も「0」とされる。次い
で、アクセルデータA及びその他の入力信号に基づいて
噴射タイミング制御のだめの演算がステップ62におい
て実行され、第2制御信号C82が出力される。噴射タ
イミング制御演算が終了すると、ポートP1の出力レベ
ルが反転され(ステラ7°63)、ポートP2の出力レ
ベルを「0」としだ後(ステップ64)、第2マイクロ
コンピュータ3内の所定のアドレスの値Yを0とする(
ステップ65)。上述のステップ63におけるポー)P
tの出力レベルの反転操作は、1プログラムサイクル毎
に必ず実行され、従って、第2マイクロコンピュータ3
においてプログラムが正常に実行されていれば、ポート
P1よシ所定の周期のパルス信号が監視信号M2として
出力されることになる。
ステラ7°66では、第2マイクロコンピュータ2内に
設けられているタイマ2が作動中にのみ「1」とされる
フラグF3の状態が判別される。
F3=「lJの場合には、ステラ7’67でタイマ2が
終了したか否かの判別を行ない、タイマ2が未だ終了し
ていない場合にはステップ62に戻シ、タイマ2が終了
すると、フラグFs kリセットしくステップ68)、
しかる後、第1マイクロコンピュータ2内の所定のアド
レスの値Xが所定値Cよシ小さいか否かの判別が行なわ
れる(ステップ69)。尚、ステラ7’66の判別結果
がrNOJの場合には、ステ、プロア 、68は実行さ
れず、ステップ69に進む。
このタイマ2のタイマ時間は、抵抗器22とコンデンサ
25とによるCR回路により、第1マイクロコンピュー
タ2がリセットされている時間よりも長くなるように設
定されている。
ステップ690判別結果が「YES Jの場合には、ス
テップ70においてXの値を1だけ増加させ、カウンタ
CTR2の値をリセットしくステップ71)、ステップ
62に戻る。第1マイクロコンピュータ2が正常に動作
している場合には、NO値は、前述の如くして、ステッ
プ45において1グロダラムサイクル毎にリセットされ
ているので、ステラf69の判別結果は必ずr YES
 jとなる。
第1マイクロコンピュータ2においてプログラムの暴走
が生じてXの値がリセットされず、ステラf69の判別
結果が「NO」となると、ステラf72に進み、カウン
タCTR,の値を1だけ増加させ、CTR2の値が所定
値dよシ小さいか否かの判別が行なわれる(ステラf7
3)。CTR2(dの場合には、ボー)Paの出力を「
1」とし、第1マイクロコンピュータ2にリセットを掛
けると共に(ステップ74)、フラグF3を「1」とし
、タイマ2をスタートさせる(ステ、f75.76)。
しかるのち、グログラムはステップ62に進み、ステッ
プ62乃至67を繰返し実行する。これらの場合、いず
れも、ステラf64でポートP3の出力が「0」とされ
次にステップ74が実行されたときに微分回路29から
リセット−母ルスPbt−出力するための準備が行なわ
れる。タイマ2の終了時において、第1マイクロコンピ
ュータ2のグログラムの暴走がリセット操作によシ止ま
りた場合には、ステラ7″69の判別結果が[YES 
Jとなシ、以後、ステップ62乃至71が、ステラ7°
67゜681−除いて実行されることになる。
第1マイクロコンピュータ2のプログラムの暴走がリセ
ット操作によっても止まらない場合には、タイマ2終了
後において実行されるステ、ノロ9の判別結果は「NO
」となシ、カウンタCTR,の値は更に1増加すること
になる(ステラ7°72)。
従って、ステップ690判別結果が「NO」となった場
合、カウンタCTR2の値がdに達するまでの間、yJ
’?−トPzの出力がステップ64でrOJとされたの
ち、ステップ74でrlJとされることが繰返えされ、
これにより、この間、第1マイクロコンピュータ2に繰
返しリセットがかけられることになる。
第1マイクロコンビ、−夕2のリセット操作が連続して
d回繰返見されてもそのプログラムの暴走が停止しない
場合には、ステラ7’73における判別結果がrNOJ
となり、ステップ77に進み、機関が停止される。
このような構成によれば、各マイクロコンピュータは相
互にその動作を監視しあい、一方のマイクロコンピュー
タにおいてプログラムの暴走が起きた場合には、そのマ
イクロコンピュータのみをリセットし、動作が正常に行
なわれているマイクロコンピュータにより機関の制御の
一部又は全部が行なわれる。2つのマイクロコンピュー
タが同時にリセットされるのは、両マイクロコンピュー
タが同時にプログラムの暴走を起したときだけであるか
ら、機関の制御が全く停止してしまう確率は極めて低く
、装置の信頼性を著しく高めることができる。
尚、本発明による制御装置は、内燃機関の種類を問わず
、任意の種類の内燃機関について適用可能であシ、また
、その制御内容は実施例で示した制御内容に限定される
ものではなく、広く、車輌用の制御装置に適用すること
ができるものである。
更に、上記実施例では、第1マイクロコンピュータ2の
プログラムの暴走を第2マイクロコンピュータ3によシ
監視し、第2マイクロコンピュータ3によって第1マイ
クロコンピュータ2でのプログラムの暴走が検出された
場合には、第2マイクロコンピュータ3によって第1マ
イクロコンピュータ2にリセット回路け、一方、第2マ
イクロコンピュータ3のプログラムの暴走全第1マイク
ロコンピュータ2により監視し、第1マイクロコンピュ
ータ2によって第2マイクロコンピュータ3でのプログ
ラムの暴走が検出された場合には、第1マイクロコンピ
ュータ2によって第2マイクロコンピュータ3にリセッ
トを掛ける構成としたが、本発明はこの構成に限定され
るものではなく、マイクロコンピュータの外部に、各マ
イクロコンピュータにおけるプログラムの暴走を検出す
る回路を各マイクロコンピュータに対応して夫々設け、
これらの回路によってプログラムの暴走が検出された場
合に、プログラムの暴走が生じたマイクロコンピュータ
のみにリセットを掛ける構成としてもよい。
発明の効果 本発明によれば、上述の如く、各マイクロコンピュータ
においてプログラムの暴走が生じたか否かを相互に監視
し、プログラムの暴走が生じたマイクロコンピュータの
みをリセットすると共に、両マイクロコンピュータが同
時にプログラムの暴走を起した場合には、各マイクロコ
ンピュータから出力される監視用の信号によって両マイ
クロコンピュータを同時にリセットすることができる。
従っC11つのマイクロコンピュータがリセットされた
時、他方のマイクロコンピュータにその制御機能を分担
させることが可能であり、車輌の制御を継続して行なわ
せることができ、信頼性を大巾に改善することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図に示した第1マイクロコンピュータで実行される
制御プログラムのフローチャート、第3図は第1図に示
した第2マイクロコンピュータで実行される制御プログ
ラムのフローチャートである。 1・・・内燃機関用制御装置、2・・・第1マイクロコ
ンピュータ、3・・・第2マイクロコンピュータ、8・
・・リセット回路、9・・・・(ルス発生器、10・・
・分局回路、N・・・回転)母ルス、R8・・・リセッ
ト信号、M、、M2・・・監視信号、Pa 、 Pb・
・・リセッ) ノ4ルス、MPl・・・第1リセツト・
千ルス、MP2・・・第2 リセット・ぐルス、C8l
・・・第1制御信号、C82・・・第2制御御信号、c
s3・・・第3制御信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.車輌を制御するための第1マイクロコンピュータ及
    び第2マイクロコンピュータを少なくとも有し、各マイ
    クロコンピュータは少なくとも前記車輌の状態信号に夫
    々応答して各制御演算を行なうように構成された車輌用
    制御装置において、前記第1及び第2マイクロコンピュ
    ータから夫々出力される監視用信号に応答し前記第1及
    び第2マイクロコンピュータの双方においてプログラム
    の暴走が生じた場合に前記第1及び第2マイクロコンピ
    ュータの双方をリセットする手段と、前記第1マイクロ
    コンピュータにおけるプログラムの暴走を検出し前記第
    1マイクロコンピュータを前記第2マイクロコンピュー
    タによりリセットする手段と、前記第2マイクロコンピ
    ュータにおけるプログラムの暴走を検出し前記第2マイ
    クロコンピュータを前記第1マイクロコンピュータによ
    りリセットする手段とを備えたことを特徴とする車輌用
    制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01138030A (ja) * 1988-07-20 1989-05-30 Matsutani Seisakusho Co Ltd 軸棒等の曲げ加工装置
JP2006117431A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Fujitsu Ltd 収納棚用搬送機構およびその制御方法並びにその制御プログラム

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