JPS6132008B2 - - Google Patents

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JPS6132008B2
JPS6132008B2 JP56009431A JP943181A JPS6132008B2 JP S6132008 B2 JPS6132008 B2 JP S6132008B2 JP 56009431 A JP56009431 A JP 56009431A JP 943181 A JP943181 A JP 943181A JP S6132008 B2 JPS6132008 B2 JP S6132008B2
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JP
Japan
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circuit
output
level signal
switch
heater
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Application number
JP56009431A
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English (en)
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JPS57122820A (en
Inventor
Takayasu Narita
Hiroyuki Oota
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Priority to DE8282300272T priority patent/DE3263605D1/de
Priority to EP82300272A priority patent/EP0057993B1/en
Priority to US06/340,634 priority patent/US4412481A/en
Publication of JPS57122820A publication Critical patent/JPS57122820A/ja
Publication of JPS6132008B2 publication Critical patent/JPS6132008B2/ja
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  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒータを熱源とした加熱器により水
を熱湯化しながらコーヒー粉を収容したコーヒー
液抽出用のケース内に供給するように構成し、コ
ーヒー液の抽出完了を鳴動器により報知するよう
にしたコーヒー抽出器に関するもので、その目的
は、コーヒー液の抽出完了時期を温度スイツチの
オフにより検知する構成でありながら、コーヒー
液抽出完了報知用の鳴動器を使用者に不快感を与
えることなく理想的に鳴動させ得るコーヒー抽出
器を提供するにある。
以下本発明を給湯(ドリツプ)機構及びミル機
構を併せて有するコーヒー製造器に適用した一実
施例について図面を参照しながら説明する。
1は蓋スイツチで、これはコーヒー豆の粉砕用
及びコーヒー液の抽出用に兼用されるケースの蓋
(何れも図示せず)が所定位置に正常にセツトさ
れた状態時のみオンする構成であり、この蓋スイ
ツチ1、ヒータ2、温度スイツチたるバイメタル
スイツチ3及び駆動スイツチたる後述するヒータ
駆動回路4の出力スイツチ4aをこの順に直列状
態になして交流電源5の両出力端子5a,5b間
に接続し、以てこれらの直列回路によりヒータ回
路Aを構成する。そして、ヒータ2、バイメタル
スイツチ3及び出力スイツチ4aの直列回路と並
列にミル用モータ6及び後述するモータ駆動回路
7の出力スイツチ7aの直列回路を接続する。こ
の場合、モータ6は図示しないミル機構に付属す
るものであり、該ミル機構は、モータ6により回
転されるカツタを前記ケース内に有し、そのケー
ス内に収納されたコーヒー豆をカツタの回転によ
り粉砕してコーヒー粉を生成する。また、前記ヒ
ータ2は図示しない給湯機構に付属するものであ
り、該給湯機構は、貯水タンクから加熱器に供給
された水をヒータ2により熱湯化し、斯ように生
成した湯をその沸騰圧を利用してコーヒー粉を収
納した前記ケース内に供給してコーヒー液を抽出
するように構成されている。さらに、前記バイメ
タルスイツチ3は前記加熱器が所定温度に達した
ときにオフされる常閉形のものである。一方、8
は交流電源5の出力を整流してこれを後述する制
御回路9の電源に供するための直流電源回路であ
り、図においてはその出力線のうち低電位側(零
電位側)出力線8aのみを示している。10は前
記ヒータ回路Aの状態を判定するための検知回路
であり、以下これについて述べる。即ち、ヒータ
回路A中のヒータ2及びバイメタルスイツチ3の
共通接続点は信号取出点11をなすものであり、
この信号取出点11を抵抗12を介して検知回路
10内のPNP形トランジスタ13のベースに接続
する。そして、トランジスタ13のエミツタを交
流電源5の出力端子5bに接続すると共に、該ト
ランジスタ13のコレクタを抵抗14を介して直
流電源回路8の低電位側出力線8aに接続し、さ
らにトランジスタ13のベース・エミツタ間に抵
抗15及びダイオード16の並列回路を接続す
る。そして、斯かる検知回路10の出力端をなす
トランジスタ13のコレクタをラインL1に接続
する。
さて、以下において前記制御回路9の構成につ
いて述べると、この場合、該制御回路9はその機
能の大部分をマイクロコンピユータのプログラム
によつて得ることができるが、ここでは説明の便
宜上ブロツク回路の組合せをもつて示す。即ち、
17は交流電源5の出力を分周する分周器で、こ
れは例えば1Hzの周期で計数パルスPcを出力す
る。18は手動操作状態時のみオンされるセツト
スイツチで、これがオンされたときのみAND回
路19の一方の入力端子にハイレベル信号が与え
られる。上記AND回路19はその他方の入力端
子に前記計数パルスPcを受けるように接続され
ており、従つてこのAND回路19はセツトスイ
ツチ18のオン操作期間中のみ計数パルスPcを
通過させる。20は例えば16進のアツプカウンタ
で、これはAND回路19からクロツク入力端子
CKに入力されるパルスを加算計数してその計数
内容をデジタル信号Snとして出力する。21は
7セグメント発光ダイオード等より成る例えば3
桁のデジタル表示器で、これは前記デジタル信号
Snをトランスフアゲート22を介して受けたと
きに該デジタル信号Snに対応した数値(最大で
2桁)を表示する。尚、上記トランスフアゲート
22は、その制御端子22aにハイレベル信号が
入力されたときのみ低インピーダンスを呈して信
号の通過を許容する構成であり、以下で述べる他
のトランスフアゲートも同様構成のものである。
23は所定モードの表示用情報信号Sdを記憶し
て成る記憶部で、その情報信号Sdはトランスフ
アゲート24が導通状態を呈したときに前記デジ
タル表示器21に入力される。そして、デジタル
表示器21に情報信号Sdが入力されると該デジ
タル表示器21は第2図に示す如く例えば
「LId」と表示する。一方、25は手動操作状態
時のみオンされるスタートスイツチで、これがオ
ンされたときには3入力形AND回路26の入力
端子の一つにハイレベル信号が与えられる。27
は同じく手動操作状態時のみオンされるストツプ
スイツチで、これがオンされたときにはライン
L2にハイレベル信号が出力される。28はその
セツト入力端子Sが前記AND回路26の出力端
子に接続され且つリセツト入力端子Rがライン
L2に接続されたR―Sフリツプフロツプで、そ
のセツト出力端子Qからの出力は、遅延回路29
を介してAND回路30の一方の入力端子に与え
られると共に他のAND回路31の一方の入力端
子にも直接与えられるようになつており、また該
AND回路31の他方の入力端子は前記ラインL1
に接続してある。このとき上記遅延回路29は、
その遅延時間が例えば20ms程度に設定されてい
る。この遅延回路29の後段に位置した前記
AND回路30の出力端子は、前記トランスフア
ゲート22の制御端子22aにインバータ32を
介して接続すると共にトランスフアゲート24の
制御端子24aに直接接続してあり、斯ような接
続によつて上記トランスフアゲート22はAND
回路30からローレベル信号が出力されていると
きに導通し、トランスフアゲート24はAND回
路30からハイレベル信号が出力されているとき
に導通する導成になされている。33はそのセツ
ト入力端子SがAND回路31の出力端子に接続
され且つリセツト入力端子RがラインL2に接続
されたR―Sフリツプフロツプで、そのセツト出
力端子Qからの出力は、インバータ34を介して
前記AND回路30の他方の入力端子に与えられ
且つ立ち上がり信号を受けたときに短時間だけハ
イレベル信号を出力する単安定マルチバイブレー
タ35に直接与えられると共に、遅延回路36を
介してAND回路37の一方の入力端子にも与え
られるようになつている。38はプリセツト機能
及びクリア機能を有するダウンカウンタであり、
これはそのデータ入力端子Dにデジタル信号が入
力されたときに該入力デジタル信号に対応した数
値をプリセツトすると共に、クロツク入力端子
CKにパルスが入力される毎に上記プリセツト値
から減算計数し、またクリア端子CLにハイレベ
ル信号が入力されたときにその計数値を「0」に
クリアする構成であ。さらに、このダウンカウン
タ38はその計数値が例えば「0」以外にある期
間中のみハイレベル信号を出力してこのハイレベ
ル信号により前記モータ駆動回路7を動作させる
構成になつており、該モータ駆動回路7は斯よう
に動作されるとその出力スイツチ7aをオンさせ
る。また、ダウンカウンタ38のデータ入力端子
Dはトランスフアゲート39を介して前記アツプ
カウンタ20の出力端子Pに接続され、クロツク
入力端子CKはAND回路40の出力端子に接続さ
れ、且つクリア入力端子CLは前記ラインL2に接
続されている。そして上記AND回路40の一方
の入力端子は前記計数パルスPcを受けるように
接続され、且つ他方の入力端子は前記ダウンカウ
ンタ38の出力端子Pに接続されている。尚、ト
ランスフアゲート39の制御端子39aは前記単
安定マルチバイブレータ35からの出力を受ける
ように接続してある。さらにダウンカウンタ38
の出力端子Pはインバータ41を介した後に2分
岐されて前記AND回路26及び37の各入力端
子に接続されており、AND回路26の残りの入
力端子はインバータ42を介してAND回路37
の出力端子に接続されている。また、上記AND
回路37の出力端子は遅延時間が例えば10ms程
度の遅延回路43を介してゲート回路たるAND
回路44の一方の入力端子に接続されており、こ
のAND回路44の他方の入力端子にはラインL1
が接続されている。45はそのデータ入力端子D
がハイレベル信号源46に接続された記憶回路た
るDフリツプフロツプで、そのクリア入力端子
CLをラインL2に接続すると共にクロツク入力端
子CKをAND回路44の出力端子に接続してい
る。47はDフリツプフロツプ45の出力はハイ
レベル信号に立ち上がつたときにこれに応動して
所定期間だけハイレベル信号を出力するタイマ回
路たる単安定マルチバイブレータで、その出力は
インバータ48を介してAND回路49の一方の
入力端子に与えられると共に、ブザー駆動回路5
0にも直接与えられるようになつている。このブ
ザー駆動回路50は、ハイレベル信号が入力され
ている期間中のみコーヒー液の抽出完了報知用の
鳴動器たるブザー51を鳴動させる。一方、前記
AND回路49はその出力を前記ヒータ駆動回路
4に与えるように接続されており、このヒータ駆
動回路4は、ハイレベル信号が入力されている期
間中動作されてその出力スイツチ4aをオンさせ
る構成である。尚、AND回路49の他方の入力
端子はAND回路37の出力端子に接続されてい
る。
次に上記構成の本実施例の作用について説明す
る。コーヒー液を製造するに際しては、給湯機構
の貯水タンク内に所望の人数分に相当する量の水
を供給すると共に、ケース内にそれに応じた量の
コーヒー豆を収納した状態にて該ケースに蓋をセ
ツト(被着)し、さらに給湯機構の加熱器にコー
ヒー液を貯留するボトルを載置する。そして、斯
かる状態でまずコーヒー豆をミルする。この場
合、セツトスイツチ18をオン操作してそのオン
操作状態を保持すると、分周器17からの計数パ
ルスPcがAND回路19を介してアツプカウンタ
20に与えられてこれが該計数パルスPcを加算
計数するようになり、その計数内容がデジタル信
号Snとして出力されるようになる。このとき、
後述から明らかとなるようAND回路30からロ
ーレベル信号が出力されていてトランスフアゲー
ト22が導通しているため、デジタル表示器21
が上記デジタル信号Snを受けるようになり、従
つて該デジタル表示器21には、上記デジタル信
号Snに対応した数値「0」→「1」→「2」→
「3」……と順次増加する如く表示されるから、
操作者は斯ような表示が任意の数値例えば「12」
になつたときにセツトスイツチ18のオン操作を
解除する。このようにセツトスイツチ18のオン
操作が解除されると、AND回路19にハイレベ
ル信号が入力されなくなつて該AND回路19が
計数レベルPcの通過を阻止するようになるた
め、アツプカウンタ20は、計数動作を停止して
その計数結果たる計数値「12」を記憶すると共
に、斯かる計数値「12」に対応したデジタル信号
Snを出力する。従つてこのときには、デジタル
表示器21は「12」を表示したままの状態にな
る。この後、スタートスイツチ25をオン操作す
ると、この場合には後述から理解できるようにイ
ンバータ41,42からハイレベル信号が出力さ
れているためAND回路26からハイレベル信号
が出力され、このハイレベル信号をセツト入力端
子Sに受けたR―Sフリツプフロツプ28がセツ
トされてそのセツト出力端子Qからハイレベル信
号が出力される。しかして斯かる状態において、
前記ケースの蓋が所定位置に正常にセツトされて
いなかつた場合には、蓋スイツチ1がオフしてお
り、また出力スイツチ4aもオフしているため、
信号取出点11からトランジスタ13のベースに
対して検知電流たるベース電流が与えられること
がなく、該トランジスタ13はオフ状態を呈して
いる。このため、ラインL1には直流電源回路8
の低電位側出力線8aの電位に応じたローレベル
信号が出力されていて、AND回路31はローレ
ベル信号を出力したままの状態を呈し、従つてR
―Sフリツプフロツプ33もリセツト状態を維持
してそのセツト出力端子Qからローレベル信号を
出力している。そして、前述の如くR―Sフリツ
プフロツプ28からハイレベル信号が出力された
ときには、そのハイレベル信号が遅延回路29を
介してAND回路30の一方の入力端子に与えら
れ、且つこのAND回路30の他方の入力端子に
はR―Sフリツプフロツプ33からのローレベル
信号がインバータ34を介して与えられるため、
結果的に該AND回路30からハイレベル信号が
出力されるようになつてトランスフアゲート24
が導通する。すると、記憶部23からの情報信号
Sdがデジタル表示器21に入力されてこれが
「LId」(第2図参照)と表示するようになり、以
て蓋が正常にセツトされていない旨の報知がなさ
れる。尚、斯ように蓋が正常にセツトされていな
い状態でスタートスイツチ25がオン操作された
ときには、前述の如くR―Sフリツプフロツプ3
3からハイレベル信号が出力されないため単安定
マルチバイブレータ35が駆動されることがな
く、トランスフアゲート39が非導通状態を維持
するようになる。従つて、ダウンカウンタ38の
データ入力端子Dにデジタル信号Snが入力され
てしまうことがなくて、該ダウンカウンタ38は
初期状態即ちその計数値が「0」でローレベル信
号を出力した状態を続けるようになるから、モー
タ駆動回路7によりその出力スイツチ7aがオン
されてしまうことがなく、以てモータ6の非通電
状態が維持される。即ち、蓋が正常にセツトされ
ていない状態ではミル動作が開始されてしまうこ
とがない。一方、ケースの蓋が所定位置に正常に
セツトされた状態では、蓋スイツチ1がオンされ
しかも出力スイツチ4aがオフしているため、交
流電源5の出力端子5b側がハイレベルとなる半
波期間毎にトランジスタ13に対して信号取出点
11からベース電流が供給されて、該トランジス
タ13が交流電源5の周波数に応じて周期的にオ
ンするようになる。このため、ラインL1にはト
ランジスタ13のオンオフにより間欠的なハイレ
ベル信号より成る検知信号Saが出力される。従
つて、蓋が正常にセツトされていない状態でスタ
ートスイツチ25をオン操作した後に前述したよ
うなデジタル表示器21による表示「LId」に基
づいて蓋を正常にセツトし直した場合、並びに蓋
が正常にセツトされている状態でスタートスイツ
チ25をオン操作した場合には、AND回路31
の両入力端子にハイレベル信号が入力されてこの
AND回路31がハイレベル信号を出力するた
め、R―Sフリツプフロツプ33がセツトされて
そのセツト出力端子Qからハイレベル信号が出力
される。すると、このハイレベル信号により駆動
された単安定マルチバイブレータ35が短時間だ
けハイレベル信号を出力してトランスフアゲート
39を導通させるため、前記アツプカウンタ20
が記憶したデジタル信号Snがダウンカウンタ3
8のデータ入力端子Dに与えられ、該ダウンカウ
ンタ38は、入力されたデジタル信号Snに対応
した数値「12」をプリセツトすると共に、出力端
子Pからハイレベル信号を出力してモータ駆動回
路7を動作させる。これにより出力スイツチ7a
がオンされてモータ6に通電されるため、カツタ
が回転されてケース内のコーヒー豆の粉砕が開始
される。また、これと同時に、ハイレベル信号が
AND回路40の一方の入力端子に与えられて、
該AND回路40の他方の入力端子に与えられる
計数パルスPcがこれを通過するようになるた
め、斯かる計数パルスPcをそのクロツク入力端
子CKに受けるダウンカウンタ38が減算計数動
作が開始するようになる。斯ような減算計数動作
は、前記プリセツト値「12」を基準として開始さ
れてその計数値は「12」→「11」→「10」……と
順次減少するようになる。そして、ダウンカウン
タ38の計数値が「0」になると、その出力端子
Pからはハイレベル信号に代わつてローレベル信
号が出力されるようになるため、モータ駆動回路
7が動作停止されてその出力スイツチ7aがオフ
し、以てモータ6が断電されてコーヒー豆の粉砕
が終了すると同時に、AND回路40がしや断状
態を呈してダウンカウンタ38に対する計数パル
スPcの入力が停止される。しかして、ダウンカ
ウンタ38の計数値が「12」から「0」になるま
での時間は、計数パルスPcの出力周期が1Hzで
あるから12秒になり、従つて上記のようなコーヒ
ー豆の粉砕時間が(ミル時間)は12秒に制御され
る。尚、前述の如くR―Sフリツプフロツプ33
のセツト出力端子Qからハイレベル信号が出力さ
れたときには、該ハイレベル信号がインバータ3
4により反転されてAND回路30に入力される
ために該AND回路30はローレベル信号を出力
するようになり、従つてトランスフアゲート22
が導通されてデジタル表示器21はアツプカウン
タ20からのデジタル信号Snに対応した数値
「12」を表示するようになる。また、スタートス
イツチ25のオン操作以前にはリセツト状態にあ
るR―Sフリツプフロツプ28がローレベル信号
を出力しているため、このローレベル信号を遅延
回路29を介して受けるAND回路30は前述し
た如くローレベル信号を出力している。さらに、
遅延回路29は、ラインL1に出力される検知信
号Saが間欠的なハイレベル信号であるためこれ
を補償するために設けられている。
さて、以上のようにミル動作が終了するとドリ
ツプ動作に自動的に移行される。即ち、ダウンカ
ウンタ38からローレベル信号が出力されてミル
動作が終了されると、上記ローレベル信号を受け
たインバータ41がハイレベル信号を出力するよ
うになり、このハイレベル信号はAND回路37
の一方の入力端子に与えられる。このときAND
回路37の他方の入力端子には、前記フリツプフ
ロツプ33からハイレベル信号が出力された時点
(換言すればミル動作が開始された時点)にその
ハイレベル信号が遅延回路36を介して入力され
ており、従つて結果的に該AND回路37は、ミ
ル動作の終了と同時にそれまでのローレベル信号
に代えてハイレベル信号より成る動作命令信号
Sbを出力するようになり、この動作命令信号Sb
を遅延回路43を介してAND回路44の一方の
入力端子に与えると共にAND回路49の他方の
入力端子にも直接与える。この場合、AND回路
37から動作命令信号Sbが出力された瞬間に
は、AND回路44の一方の入力端子(遅延回路
43に接続された入力端子)にローレベル信号が
与えられていて該AND回路44がローレベル信
号を出力しているため、Dフリツプフロツプ45
は初期状態(クリア状態)を呈してその出力端子
Qからローレベル信号を出力しており、単安定マ
ルチバイプレータ47も非駆動状態にあつてロー
レベル信号を出力し、これを受けるインバータ4
8はハイレベル信号を出力している。従つて
AND回路37から動作命令信号Sbが出力された
瞬間にこれを受けたAND回路49がハイレベル
信号を出力するため、ヒータ駆動回路4が動作さ
れて出力スイツチ4aをオンさせ、これによりヒ
ータ2が通電発熱されるようになる。そして、斯
ように出力スイツチ4aがオンされたときには、
トランジスタ13のベースに対して信号取出点1
1からベース電流が供給されなくなつて該トラン
ジスタ13がオフするようになるため、ライン
L1に検知信号Saに代わつてローレベル信号が出
力されるようになり、従つてラインL1に接続さ
れたAND回路44の入力端子にローレベル信号
が与えられるようになる。ここで、前記遅延回路
43の遅延時間は、AND回路37から動作命令
信号Sbが出力された時点から出力スイツチ4a
がオンされてラインL1にローレベル信号が出力
される時点までの遅れ時間より長く例えば10ms
に設定されており、従つてAND回路37から動
作命令信号Sbが出力された時点ではAND回路4
4の両入力端子に同時にハイレベル信号が入力さ
れてしまう事態が遅延回路43の遅延作用によつ
て阻止される。このような作用によりDフリツプ
フロツプ45は初期状態を保持したままになされ
る。さて、前述した如くヒータ2が通電発熱され
ると、貯水タンクから供給された加熱器内の水が
該ヒータ2により加熱されて熱湯化し、斯ように
生成された熱湯はその沸騰圧によつてケース内に
供給されることによりコーヒー液として抽出さ
れ、抽出されたコーヒー液は加熱器に載置された
ボトル内に流下貯留される。このようなコーヒー
液の抽出即ちドリツプ動作によつて貯水タンク内
の水が全て消費されると、加熱器と水との熱交換
がなくなることにより該加熱器の温度が急上昇す
るようになるため、これを検知したバイメタルス
イツチ3がオフしてヒータ2が断電され、以てド
リツプ動作が完了される。以上のようにしてドリ
ツプ動作が完了、即ちバイメタルスイツチ3がオ
フすると、トランジスタ13のベースに対して信
号取出点11から再びベース信号が与えられるよ
うになつて該トランジスタ13がオンし、以てラ
インL1に検知信号Saが再び出力されるようにな
る。すると、AND回路44の両入力端子にハイ
レベル信号が入力されて該AND回路44がハイ
レベル信号より成るトリガ信号Scを出力するよ
うになるため、Dフリツプフロツプ45がトリガ
されてハイレベル信号を出力し、これに応じて単
安定マルチバイブレータ47が所定期間だけハイ
レベル信号を出力するようになる。このため、ブ
ザー駆動回路50が所定期間だけオンされてこの
期間中ブザー51が鳴動し、以てドリツプ動作が
終了された旨の報知がなされる。尚、ブザー51
の鳴動期間中、即ち単安定マルチバイブレータ4
7からハイレベル信号が出力されている期間中に
は、そのハイレベル信号がインバータ48により
ローレベル信号に反転されてAND回路49に入
力されるため、該AND回路49からローレベル
信号が出力されるようになつてヒータ駆動回路4
の動作が一時的に停止される。そして、上記のよ
うなドリツプ動作終了後は、バイメタルスイツチ
3が断続的にオンオフしてヒータ2を通断電制御
するようになり、以て加熱器によりボトル内のコ
ーヒー液の保温が行なわれる。斯ような保温を停
止させる場合には、ストツプスイツチ27をオン
操作する。すると、斯かるオン操作によりライン
L2に出力されるハイレベル信号によつて、R―
Sフリツプフロツプ28,33、ダウンカウンタ
38及びDフリツプフロツプ45が全てリセツト
或はクリアされ、特にR―Sフリツプフロツプ3
3のリセツトによりAND回路37にローレベル
信号が入力されるようになつて動作命令信号の
Sbの出力が停止されるためこれの後段のAND回
路49からローレベル信号が出力され、以てヒー
タ駆動回路4が動作停止されてヒータ2が断電即
ち保温が停止される。また、前述したドリツプ動
作中にストツプスイツチ27をオン操作すれば、
同様にヒータ2が断電されてドリツプ動作が途中
で停止される。さらにミル動作中にストツプスイ
ツチ27がオン操作されたときには、ダウンカウ
ンタ38の計数値が「0」にクリアされてこれか
らローレベル信号が出力されるようになるため、
モータ駆動回路7が動作停止されてモータ6が断
電され、以てミル動作が途中で停止される。尚、
遅延回路36は、ミル動作の開始時即ちR―Sフ
リツプフロツプ33からハイレベル信号が出力さ
れた一瞬において、AND回路37の両入力端子
に対し同時にハイレベル信号が入力されて該
AND回路37から動作命令信号Sbが誤まつて出
力されてしまう事態を防止するために設けられて
いる。
上記した本実施例によれば、コーヒー液の抽出
完了時に鳴動するブザー51はその鳴動時間が単
安定マルチバイブレータ47により一定時間に制
御されるものであり、しかもこの単安定マルチバ
イブレータ47は、一旦セツトされるとそのセツ
ト状態を記憶保持するDフリツプフロツプ45が
セツトされたときに駆動される構成であるから、
ブザー51はコーヒー液の抽出完了時に1回だけ
鳴動する。従つて、コーヒー液の抽出完了をバイ
メタルスイツチ3のオフにより検知する構成であ
りながらバイメタルスイツチ3が間欠的にオフす
る毎にブザー51が鳴動してしまつたり、或はバ
イメタルスイツチ3のオフ後長い時間ブザー51
が鳴動し続ける虞がなく、使用者に不快感を与え
ることがない。しかも、本実施例によれば、ヒー
タ回路Aにおける蓋スイツチ1のオン状態及び出
力スイツチ4aのオン動作時期並びにコーヒー液
抽出完了報知の基礎となるバイメタルスイツチ3
のオフ動作時期を唯一つの検知回路10により判
定できるから、回路構成を簡単になし得る。ま
た、検知回路10の出力を受ける制御回路9の入
力部をマイクロコンピユータで構成する場合、1
つの入力ポートによつて3種類の入力信号を受け
ることができるから、余つた入力ポートを他の機
能用に供し得て制御回路9の機能をさらに多彩に
なすことができる。
本発明によれば以上説明したように、コーヒー
液の抽出完了時期を温度スイツチのオフにより検
知する構成でありながら、コーヒー液抽出完了報
知用の鳴動器を使用者に不快感を与えることなく
理想的に鳴動させ得るコーヒー抽出器を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気的構成
図、第2図は同実施例におけるデジタル表示器の
1状態例を示す正面図である。 図中、2はヒータ、3はバイメタルスイツチ
(温度スイツチ)、4aは出力スイツチ(駆動スイ
ツチ)、5は交流電源、10は検知回路、21は
デジタル表示器、44はAND回路(ゲート回
路)、45はDフリツプフロツプ(記憶回路)、4
7は単安定マルチバイブレータ(タイム回路)、
51はブザー(鳴動器)である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ヒータを熱源とした加熱器により水を熱湯化
    しながらコーヒー粉を収容したコーヒー液抽出用
    のケース内に供給するように構成すると共に、前
    記加熱器の温度が所定値を越えたときにオフされ
    る常閉形の温度スイツチ及びその温度スイツチが
    オフされたときに鳴動するコーヒー液抽出完了報
    知用の鳴動器を設けたコーヒー抽出器において、
    動作命令信号を受けてオンされるように設けられ
    そのオン時に前記温度スイツチ及びヒータを電源
    に対して直列に接続する駆動スイツチと、この駆
    動スイツチ及び前記温度スイツチの少なくとも一
    方がオフした状態時のみ検知信号を出力する検知
    回路と、前記動作命令信号及び検知信号が同時に
    入力されたときのみトリガ信号を出力するゲート
    回路と、そのトリガ信号を受けたときにセツトさ
    れて該セツト状態を記憶保持する記憶回路と、こ
    の記憶回路がセツトされたときに前記鳴動器を一
    定時間だけ鳴動させるタイマ回路とを具備したこ
    とを特徴とするコーヒー抽出器。
JP56009431A 1981-01-22 1981-01-23 Coffee extractor Granted JPS57122820A (en)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56009431A JPS57122820A (en) 1981-01-23 1981-01-23 Coffee extractor
DE8282300272T DE3263605D1 (en) 1981-01-22 1982-01-19 Coffee maker
EP82300272A EP0057993B1 (en) 1981-01-22 1982-01-19 Coffee maker
US06/340,634 US4412481A (en) 1981-01-22 1982-01-19 Coffee maker

Applications Claiming Priority (1)

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JP56009431A JPS57122820A (en) 1981-01-23 1981-01-23 Coffee extractor

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JPS6132008B2 true JPS6132008B2 (ja) 1986-07-24

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