JPS6131513A - 道路付帯設備清掃用ブラシ素体 - Google Patents

道路付帯設備清掃用ブラシ素体

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Publication number
JPS6131513A
JPS6131513A JP15373584A JP15373584A JPS6131513A JP S6131513 A JPS6131513 A JP S6131513A JP 15373584 A JP15373584 A JP 15373584A JP 15373584 A JP15373584 A JP 15373584A JP S6131513 A JPS6131513 A JP S6131513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
brush
brush body
bristles
cleaning road
Prior art date
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Pending
Application number
JP15373584A
Other languages
English (en)
Inventor
田渕 正
武志 西川
木本 恒雄
進 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Monofilament Co Ltd
Original Assignee
Toray Monofilament Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toray Monofilament Co Ltd filed Critical Toray Monofilament Co Ltd
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Publication of JPS6131513A publication Critical patent/JPS6131513A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、自動車専用道路、一般道路等道路に設置さ
れた遮音板、ガードレール、標識、トンネル内の遮音板
1反射板等道路付帯設備を清掃する装置に装着される清
掃用ブラシ素体に関する。
〔背景技術〕
市街地を通る自動車専用道、交通量の多い一般国道2県
道、市道には、自動車を発生源とする騒音公害から住民
を守るため、また、騒音拡散を防止するため、遮音板が
道路側面や道路と住宅との境等に設置されている。遮音
板の内部には、吸音剤が入っている。この吸音剤は、水
を嫌い、水を含むことにより吸音効果を大きく減少させ
るため、遮音板は、機械化による洗浄清掃が困難とされ
ていた。また、汚れの性質上、人手による清掃も困難で
あるため、遮音板は、設置後、汚染状態のまま放置され
ていた。その結果、美観が損なわれるだけでなく、遮音
板が、ヘッドライトを反射させて路上を明るくしたり、
運転者に壁面との間隔や側溝の存在を知らせたり、ブレ
ーキランプを反射させて後続車の運転者に注意を促した
りする働きも阻害することになり、走行の安全性に問題
を投げ掛けていた。
上記のような理由から、遮音板の汚れは常に除去されな
ければならない。遮音板の汚れは、自動車の排気ガスや
塵埃がこびり着いて油煙膜を形成した状態のものからな
っている。この油煙膜を除去するに当たり、従来、強力
な洗浄力を持つ洗剤を使用していた。しかし、そのよう
な洗剤は、トンネル内壁面に設置された遮音板の清掃に
際し、洗浄後の排水が側溝を通じて近隣の河川や生活用
水に流れ込み、生物や農作物に被害を及ぼすなど環境汚
染の問題が生じていた。また、路面に流出した洗浄排水
が、自動車のスリップ事故を誘発するという恐れがあっ
た。また、ガードレールの清掃に際しては、歩行者や対
向車線走行中の自動車に洗浄排水がかかり、抗議の対象
となることが多く、作業性に問題もあった。
そこで、水や洗剤を一切使用せず、強度の高い大径のブ
ラシ毛からなる回転ブラシを被清掃面に摺接させる清掃
装置が開発された。しかしながら、この装置は、糸の強
度のために回転ブラシに充分な回転力が与えられず、遮
音板にこびり着いた汚れを充分に除去することができな
いという問題を有していた。遮音板は、警告ミラー、消
火ホース格納箱など附属設備が取り付けられて凹凸を形
成している。上記の清掃装置は、遮音板に凹凸があると
、糸の強度のために弾みを起こしてしまい、清掃ができ
なかったり、上記附属設備を破損させてしまったりする
という問題もあった。また、露天状況の元での遮音板、
ガードレールには太陽光線や風雨によって汚れが強固に
こびり着いている。上記の清掃装置は、そのような強固
な汚れを全く落すことができないという問題も有してい
た〔発明の目的〕 そこで、この発明は、水や洗剤を使用せずとも、遮音板
やガードレール等にこびり着いた強固な汚れを除去する
ことができ、汚れ除去後もそれら道路付帯設備のもつ特
性(遮音性など)を阻害することなく、被清掃面にある
凹凸を吸収しその凹凸部分も隈なく清掃することができ
る道路付帯設備清掃用ブラシ素体を提供することを目的
とする〔発明の開示〕 発明者らは、以上の目的を達成するために鋭意検討を重
ねた。
その結果、道路付帯設備の被清掃面上を回転摺動するよ
うにして清掃が行われるブラシ素体を、砥材含有合成樹
脂モノフィラメントからなるブラシ毛で構成させるなら
ば、上記の問題が解消され良好な効果が得られることを
見出し、この発明を完成した。
この発明は、道路付帯設備を清掃する装置に装着され被
清掃面上を回転しながら摺動するようにして清掃が行わ
れる清掃用ブラシ素体であって、細径の砥材含有合成樹
脂モノフィラメントをブラシ毛にしていることを特徴と
する道路付帯設備清掃用ブラシ素体をその要旨とする。
以下、これを、その実施例をあられす図面に基づいて詳
しく説明する。
この発明にかかる道路付帯設備清掃用ブラシ素体は、第
1図にみるように、全体でほぼ円柱形状をしており、軸
心から放射状に植設されたブラシ毛3・・・の先端によ
って周面が形成されてし)る。図中、4はこのブラシ素
体2の軸心部分に設けられ回転中心となる回転軸である
。このようなブラシ素体2は、これに回転を付与し道路
付帯設備、例えば、図にみるようなトンネル内の遮音板
1を清掃する装置(図示せず)に装着されて使用に供さ
れる。使用時には、遮音板1の被清掃面上を回転しなが
ら鎖線矢印方向に摺動するようにして清掃を行う。ブラ
シ素体2は、これを構成する各ブラシ毛3を細径の砥材
含有樹脂モノフィラメント(例えば、東し・モノフィラ
メント株式会社製「トレグリット」等)にしている。こ
のブラシ毛3は、これを構成する合成樹脂が強度と弾性
が高いナイロン6等のポリアミドである。この他にはポ
リブチレンテレフタレート等のポリエステルが好ましい
。砥材としては、アルミナ(酸化アルミニウム)、炭化
硅素などが使用されている。砥材は、粒度240番〜8
0番のものが好ましく、ブラシ毛全体の約20〜30重
量%含有されていることが最適である。しかし、砥材含
有率は、約10〜40重量%であってもよい。このよう
なブラシ毛は、砥材を含有しているため、研磨性が高(
なっている。したがって、ブラシ毛の径を従来より細く
しても充分な研磨効果を上げることができる。その径は
、約0.6mm以上が好ましく、約1.3mmであるこ
とが最適である。このように、ブラシ毛の径が細くなっ
ているので、ブラシ毛の強度が強すぎない程度になって
いる。そのため、ブラシ素体の回転力を清掃に支障を来
たす程弱めることがなくなり、ブラシ素体に充分な回転
力を保持させることができる。また、被清掃面にある凹
凸を吸収しその凹凸部分も隈なく清掃することができる
のである。なお、ブラシ毛は、研磨性(清掃性)の効果
上最適の長さが、ブラシ毛の径が1.3 mmである場
合、約10cmである。しかし、約5〜20印の範囲内
であればよい。また、ブラシ素体が被清掃面に接触する
圧力は、約5 kg/ca!であれば最適であるが、約
3〜Tkg/cdlの範囲内であればよい。ブラシ素体
の回転数は、約280〜450r 、 p 、mの範囲
内が好ましく、約32Or、p、mが最適値である。ブ
ラシ素体は2洗浄用車等に装着され、移動しながら被清
掃面上を回転しつつ摺動するものである。そのため、洗
浄用車の移動の速度も清掃性に影響を及ぼしている。ブ
ラシ素体の移動速度、すなわち、洗浄用車の速度は、研
磨効果および能率から言って5Km/hが最適である。
しかし、約10Km/h以下であればよい。また、洗浄
用車を停止させた状態で清掃を行うようにしても構わな
い。
第2図にみるように、ブラシ毛9をクリンプ状の波形を
有するものにするならば、その強度を高めることかでき
るため、ブラシ毛9の径をさらに小さくすることができ
る。
第3図は、この発明にかかる道路付帯設備清掃用ブラシ
素体の別の実施例をあられす。この図にみるように、円
板形状の基板6に多数のブラシ毛3が植設されている。
この基板6からは、軸心方向に回転中心となる回転軸7
が伸びている。このようなブラシ素体5は、前記実施例
同様、これに回転を付与し道路付帯設備、例えば、図に
みるようなボックスビーム形のガードレール8を清掃す
る装置(図示せず)に装着されて使用に供される。使用
時には、ガードレール8の被清掃面上を矢印で示すよう
に回転しながら清掃を行う。ブラシ素体5は、これを構
成する各ブラシ毛3を、前記実施例同様、細径の砥材含
有樹脂モノフィラメントにしている。ブラシ毛の材質や
特性については既に述べているので、ここでは省略する
。ブラシ素体は、高い研磨性を有しているため、自動車
の排気ガスをまともに受け、かつ太陽光線や風雨によっ
てガードレール表面に強固にこびり着いた汚れも充分に
落すことができるのである。
この発明にかかる道路付帯設備清掃用ブラシ素体は、実
施例では、ブラシ毛が放射状に植設されてなるディスク
型のものであったが、これに限られるものではなく、例
えば、チャンネル型にブラシ毛が配設されてなるもので
あっても構わない。
また、ブラシ素体の形状は、円柱形、変形円柱形、円錐
台形など様々である。
なお、被清掃面の汚れを落とす場合、被清掃面に対して
ブラシ毛の先端面を摺接させるようにすれば、より効果
的である。
以下に、この発明にかかる道路付帯設備清掃用ブラシ素
体の一実施例を用い、自動車専用道の遮音板の清掃を行
った実験例とその結果を示す。
(実験例) 長さ10cm、径1.3 mmの砥材含有合成樹脂モノ
フィラメントであるブラシ毛がディスク型に多数放射状
に植設されてなり、長さ1000mm、外径600mm
の円柱形状のブラシ素体を用意した。このブラシ素体を
ウニモグトンネル洗浄車に装着し、時速1.5〜2’K
m/hで遮音板の被清掃面を清掃した。清掃にあたり、
水、洗剤等は一切使用せず、乾式で行った。清掃後の被
清掃面は、塵埃はもとより、油煙膜や腐食部分も完全に
除去され、パフみがき後の金属面のような光沢のある表
面を再現することができた。また、遮音板表面にある雨
除は突起板に損傷や陥没がなく、突起板の下部も研磨さ
れた。上記の研磨効果は、清掃区間全域続した安定的な
ものであり、清掃区間全域が美しく研磨仕上げされてい
た。
〔発明の効果〕
この発明にかかる道路付帯設備清掃用ブラシ素体は、道
路付帯設備を清掃する装置に装着され被清掃面上を回転
しながら摺動するようにして清掃が行われる清掃用ブラ
シ素体であって、細径の砥材含有合成樹脂モノフィラメ
ントをブラシ毛にしていることを特徴としており、ブラ
シ毛が高い研磨性を有するとともに、強すぎることのな
い強度を有しているので、ブラシ素体に充分な回転力を
保持させることができ、水や洗剤を使用せずとも、遮音
板やガードレール等道路付帯設備にこびり着いた強固な
汚れを、道路付帯設備の有する特性(遮音性など)を阻
害することなく、除去することができるという効果がも
たらされる。また、被清掃面にある附属設備を損傷させ
ることがなく、附属設備による凹凸を吸収し、その凹凸
部分も隈なく清掃することができるという効果ももたら
されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる道路付帯設備清掃用ブラシ素
体の一実施例の使用状態をモデル的にあられす斜視図、
第2図はこの発明にかかる道路付帯設備清掃用ブラシ素
体を構成するブラシ毛の別の態様をあられす斜視図、第
3図はこの発明にかかる道路付帯設備清掃用ブラシ素体
の別の実施例の使用状態をモデル的にあられす斜視図で
ある。 1・・・遮音板 2.5・・・ブラシ素体 3,9・・
・ブラシ毛 8・・・ガードレール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)道路付帯設備を清掃する装置に装着され被清掃面
    上を回転しながら摺動するようにして清掃が行われる清
    掃用ブラシ素体であつて、細径の砥材含有合成樹脂モノ
    フィラメントをブラシ毛にしていることを特徴とする道
    路付帯設備清掃用ブラシ素体。
  2. (2)ブラシ毛を構成する合成樹脂がポリアミドである
    特許請求の範囲第1項記載の道路付帯設備清掃用ブラシ
    素体。
  3. (3)ブラシ毛の径が約0.6mm以上である特許請求
    の範囲第1項または第2項記載の道路付帯設備清掃用ブ
    ラシ素体。
  4. (4)ブラシ毛の長さが約5〜20cmである特許請求
    の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の道路付帯
    設備清掃用ブラシ素体。
  5. (5)ブラシ毛を構成する砥材が粒度240番〜80番
    のものであり、全体の約20〜30重量%を占めている
    特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の
    道路付帯設備清掃用ブラシ素体。
JP15373584A 1984-07-23 1984-07-23 道路付帯設備清掃用ブラシ素体 Pending JPS6131513A (ja)

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JP15373584A JPS6131513A (ja) 1984-07-23 1984-07-23 道路付帯設備清掃用ブラシ素体

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JPS6131513A true JPS6131513A (ja) 1986-02-14

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JP (1) JPS6131513A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63157882U (ja) * 1987-03-31 1988-10-17
JPH01244005A (ja) * 1988-03-23 1989-09-28 Osamu Takehara ガードレールメインテナンス用作業車
JP2018130816A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 Jfe建材株式会社 キズ取り機構

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63157882U (ja) * 1987-03-31 1988-10-17
JPH01244005A (ja) * 1988-03-23 1989-09-28 Osamu Takehara ガードレールメインテナンス用作業車
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