JPS6131373A - コンクリ−ト製品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヒユーム管、Ｕ字溝等の下水道施設に利用して
特に有効なコンクリート製品に関する。

〔従来技術およびその問題点〕

従来、この種の下水道施設であるヒユーム管やＵ字溝は
、コンクリートが露出されたままであるため１表面が滑
面でないため下水が流れた時に±（ｊＤ類が滞積され、
これがために下水詰りか生じると共に土砂類によって表
面が削られて耐摩耗性にも劣るという欠点があった。

そこで、近年になって前記した欠点を改善するものとし
て樹脂コンクリートが開発されたが、これは型成形時に
加熱しながら行わなければならないため、設備に多額の
費用がかかると共に製作時間も長くなり作業性の点で問
題が生じ。

従つ【製品コストが高くなるという欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は斜上の欠点を是正せんとするもので、その目的
とするところは、表面が滑面で流体の流れが良好と土砂
等の滞積がなく、しかも耐摩耗性が良好であると共に製
作容易で安価に提供し得るコンクリート製品を提供する
にある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面と共に説明する。

１は内部に配筋２が施された公知のＵ字溝にして、コン
クリートにより成形されている。３は該Ｕ字溝１０表面
（内側）にスプレーガン等で塗布されたガラスレジンに
して、これは溶融状態のガラスレジン３を塗布した後に
、約２００℃の温度で加熱し固化したものである。

なお、前記ガラスレジン３はスプレーガンによる吹き付
けによる塗布の外、ガラスレジン槽内にＵ字溝１をドブ
漬等により付着させても良い。この場合、Ｕ字溝１の外
表面にもガラスレジン３が形成されるが、何等の不都合
も生じないＯ また、前記実施例にあっては、Ｕ字溝１について説明し
たが、これはヒユーム管あるいはその他のコンクリート
製品であっても良く、ガラスレジ／３は、これ等コンク
リート製品の少な（とも−面に形成されているものであ
る。

而して、本実施例にあっては、Ｕ字溝やヒユーム管の少
なくとも内表面にガラスレジン３のコーティングが施さ
れていることにより、流体との接触面が滑面となり、し
かも耐摩耗性や耐薬品性も、従来のコンクリートの露出
されたもの、あるいは樹脂コンクリートに比して向上し
ているので、下水道施設のみならず、種々なる施設、部
分に応用できるものである。

すなわち、道路の沿石４の表面にガラスレジン３を塗布
することにより、雨水等の水の浸入を防止でき、従って
寒令地における厳冬時、水が浸入して生じるひび割れや
表面の剥離を防止できるものである。

〔発明の効果〕

本発明は前記したように、コンクリート製品の少なくと
も一面にガラスレジンのコーティングを施したことによ
り、流体等との接触面が滑面となることから、これを下
水道施設に応用した場合には、下水の流れが良好となり
土砂等の滞積が無くなり下水詰りを防止でき、また耐摩
耗性が向上することから、耐用年数の向上が図れ公共投
資の削減が図れる外、耐薬品性もあるので種々なる施設
、部分に応用でき、その用途は図り知れないものである
。

【図面の簡単な説明】

図は本発明に係るコンクリート製品の実施例を示し、第
１図はＵ字溝の断面図、第２図は沿石の断面図である。 １・・・Ｕ字溝、　　　３・・・ガラスレジン第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｕ字溝、ヒューム管等の下水道施設、その他のコンクリ
   ート製品の表面にガラスレジンをコーティングして成る
   コンクリート製品。