JPH0415395A - 管内面ライニング方法 - Google Patents

管内面ライニング方法

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Publication number
JPH0415395A
JPH0415395A JP11469690A JP11469690A JPH0415395A JP H0415395 A JPH0415395 A JP H0415395A JP 11469690 A JP11469690 A JP 11469690A JP 11469690 A JP11469690 A JP 11469690A JP H0415395 A JPH0415395 A JP H0415395A
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JP
Japan
Prior art keywords
lining
pipe
sewer pipe
sewage
water level
Prior art date
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Pending
Application number
JP11469690A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Kondo
義正 近藤
Kazuo Yamaguchi
和夫 山口
Makoto Sakayori
酒寄 誠
Yukito Tsushima
津島 幸人
Shigeru Nemoto
茂 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IZUMI SHOJI KK
NAKAGAWA FUME KAN KOGYO KK
Aoki Corp
Nippon Zenith Pipe Co Ltd
Original Assignee
IZUMI SHOJI KK
NAKAGAWA FUME KAN KOGYO KK
Aoki Corp
Nippon Zenith Pipe Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by IZUMI SHOJI KK, NAKAGAWA FUME KAN KOGYO KK, Aoki Corp, Nippon Zenith Pipe Co Ltd filed Critical IZUMI SHOJI KK
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Publication of JPH0415395A publication Critical patent/JPH0415395A/ja
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、管内面のライニング方法に関するものであ
る。さらに詳しくはこの発明は、下水管の耐酸性、耐久
性を向上させ、かつ経済性をも向上させることのできる
新しい管内面ライニング方法に関するものである。
(従来の、技術とその課題) 従来より、下水用排水管として様々な種類の管材が使用
されてきており、たとえばヒユーム管、塩化ビニル管、
陶管、鋼管などが使用されてきている。これらの下水管
のうち、ヒユーム管、堆進菅、コンクリートセグメント
等のコンクリート二次製品の占める割合は大きく、今後
も社会資本の増加とともにこれらのコンクリート二次製
品としての下水管の埋設量は増大するものと見込まれて
いる。
しかしながら、このような下水管類としてコンクリート
製品の需要増大が見込まれているものの、ヒユーム管等
の製品の劣化、腐食の防止策についてはその有効な手段
か、実際の経済的レベルにおいて依然として見出されて
いないのが実情である。
これまでにも、このようなヒユーム管等のコンクリート
製品の劣化、腐食防止のための手段として管内面に樹脂
ライニングする方法によって被覆する方法などが提案さ
れ、一部実用化されてきている。しかしながら、これら
の手段は、下水理設管としての生産コストを著しく増大
させ、経済性の点からは好ましいものではなかった。
このため、今後の需要の増大に対応して低コストで、し
かも効果的に劣化、腐食を防止することのできるコンク
リート管の開発とその提供は極めて重要な課題となって
いた。
この発明は以上の通りの事情に鑑みてなされたものであ
り、従来の下水管の欠点を解消し、低コストで耐久化、
耐腐食性のコンクリート管を提供することを目的として
いる。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記の課題を解決するものとして、埋設管
断面の上部および/または側部の内壁面に耐酸性ライニ
ングを施すことを特徴とするコンクリート管の管内面ラ
イニング方法を提供する。また、この発明は、水面上部
および側部に耐酸性ライニングを、またその管断面下部
に硬質ライニングを施す管内面ライニング方法をも提供
する。
この方法は、この発明の発明者による詳細な検討の結果
見出された次のような知見に基づいている。
すなわち、下水管の劣化、腐食は、管内面全域にわたっ
て生じるのではなく、たとえば第4図に示したように、
下水管(ア)の水面(イ)上部の管内面に管壁の侵食部
(つ)として生じる6あるいはまた、第5図に示したよ
うに、水面(イ)上側部に侵食部(つ)が形成されるこ
とになる。このことは、コンクリートの侵食が下水その
ものによって生じるのではなく、主として下水から放出
される硫化水素(H2S)によって生じることによる。
このため、下水の水面下部では、土砂、異物の堆積(1
)が生じるものの、侵食は少ない。
しかしながら、従来の下水管においては、内壁全面に耐
酸性ライニング材を被覆しているため、高価なライニン
グ材の全面被覆は極めて不経済である。この全面ライニ
ングにおいては、水面(イ)下部の下水とともに異物が
流れ、この実物による摩耗や損傷を防ぐために、従来の
耐酸性ライニング層にはかなり大きな耐摩耗性、硬度が
要求され、これらの特性を満たすためには、ライニング
材として高価で特殊なものを使用しなければならず、ま
た、その層厚を厚くすることなどが欠かせない。
このようなことは施工上、および経済的観点からも問題
があった。
上記したように、下水管において内壁面の耐摩耗性や硬
度が要求されるのは、第6図に示したように、下水管(
ア)の水面(イ)の下部域(A)においてであり、この
下部域(A>では、異物の流れにともなって内壁面の摩
耗が生じやすい状態となる。水面(イ)の上部域CB)
においては、下水中からの硫化水素(H2S)による管
内壁面の侵食だけが問題になる。
この発明は、以上の通りの知見に基づき、より合理的で
、経済的でもある新しいライニング方法として提案され
るものである。
この方法は、第1図に示したように、下水管(1)の水
面(2)上部および側部の内壁面のみに耐酸性ライニン
グを施し、この部分に耐酸性ライニング層(3)を形成
することを特徴としている。また、第2図に示したよう
に、この発明は、下水管(1)の水面(2)下部の内壁
面には、異物の流れによる下水管(1)内壁の摩耗や損
傷を抑止するための硬質ライニング層(4)を形成する
こともその態様としている。
このように水面(2)の上下部の特徴に対応して1it
a性ライニングおよびさらにこれに加えての硬質ライニ
ングとを区分して施すことにより、下水管の経済性は高
まり、かつ、その耐酸性、耐摩耗性の機能も向上させる
ことができる。
この場合の耐酸性ライニングには、これまでに知られて
いる塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂などの樹脂を用いて
もよいし、無機質ライニング材、セラミックライニング
材、アルフィメント系ライニング材などを使用すること
ができる。このライニング材の被覆は、従来のように大
きな耐摩耗性等が要求されないのでライニング施工は容
易である。硬質ライニングについては必ずしも必要なも
のではないが、異物の流れが多い場合等については、F
RP樹脂、セラミック、セラミック・金属複合材等によ
ってライニングすることができる。
耐酸性ライニングは、硫化水素(H2S)耐性を有し、
さらにはHCJI  (塩化水素)等の腐食性ガスに対
しても耐性を有する素材とするのが好ましい。
もちろんこの発明は、これらのライニング材の種類によ
って限定されるものではない。下水管の機能と、その劣
化、腐食の態様に沿ってライニングR能を制御するとこ
ろに本質がある。
ライニングの境界部については、たとえば第1図のよう
に、その端部(5)の厚みを傾斜させてもよいし、ある
いは第2図のように、断絶状態としてもよい、また、こ
の第2図のように、耐酸性ライニング層(3)硬性ライ
ニング層(4)とを形成する場合には、その両者の境界
部は第3図に示したように、相互傾斜ライニング(6)
するようにしてもよい、こうすることにより境界からの
劣化は効果的に防止することができる。
なお、この発明の方法において、下水管(1)の水面(
2)の水位は、次のように定めることができる。この場
合にも、かなりの余裕をみていることになる。
すなわち、 <a>  計画汚水量 計画時間汚水量;計画1日最大汚水量 (m’ /day ) X 1 /(24x602) xα 計画1日最大汚水量 =家庭汚水量+工場排水量 土地下水量 家庭汚水量(基礎家庭汚水量+営業汚水量)二計画1日
汚水量X計画人口 (m’ /day −1an)  (人)<b>  計
画雨水量 最大計画用水流出量(m’ /sea )= 1 /3
60・流出係数・降雨強度・排水面積(m+/hr) 
  (ha) これから下水用管きょの管径を求めることができる。い
ずれにしても、管内水位は、最大でも湧水となることは
ないように設定する。
耐酸性ライニングについては、この算出した管の大きさ
に対して、]!低水位を想定し、これに対応させて標準
水位をもとめることによりライニング必要部を設定すれ
ばよい。
(発明の効果) このようにして、たとえば第2図についてみると、上部
の耐酸性ライニング層(3)の面積は、S、= (2π
−θ)D/2XL D=管径 L−管長 となり、これに耐酸性ライニング材の単価を乗算すると
ライニングコストが得られる。
S2=θ・D/2・L に単価をかけた分だけのコストが低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この発明の方法を例示した断面
図である。第3図はさらに別の例を示した部分断面図で
ある。 第4図および第5図は、下水管の侵食を示した断面図で
ある。 第6図は従来方法を示した断面図である。 1・・・下 水 管 2・・・水    面 3・・・耐酸性ライニング層 4・・・硬質ライニング層 5・・・ライニング層端部 6・・・相互傾斜ライニング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)埋設管断面の上部および/または側部の内壁面に
    耐酸性ライニングを施すことを特徴とするコンクリート
    管の管内面ライニング方法。
  2. (2)管断面下部の内壁面に硬質ライニングを施す請求
    項(1)記載の管内面ライニング方法。
  3. (3)耐酸性ライニングと硬質ライニングとの境界を相
    互傾斜ライニングとする請求項(2)記載の管内面ライ
    ニング方法。
JP11469690A 1990-04-28 1990-04-28 管内面ライニング方法 Pending JPH0415395A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011523694A (ja) * 2009-07-09 2011-08-18 シエスピ カンパニー リミテッド 複合材パイプ及びその製造方法
JP2018511764A (ja) * 2015-03-12 2018-04-26 周朝▲輝▼ZHOU, Zhaohui 二分割又は多分割の二重式耐摩耗・耐衝撃パイプ及びその製造方法

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