JPS6131331A - 溶融スラグの撹拌のための冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高温度の溶融スラグの攪拌のための冷却装置
に胸する。

溶融スラグを攪拌造粒するために、撹拌造粒装置が従来
よう用いられる。従来からの攪拌造粒装置Ｍハ、ｆｇ融
ススラグ収納するための上方に開放した鍋の上方に水平
面内にろる回転軸が設けられ、その回転軸圧水平方向に
間隔をあけて撹拌棒が形成される。このような攪拌造粒
装置において、溶融スラグの顕然”を回収するために回
転軸および撹拌棒にＦｉ冷却用液体か流過する通路が形
成され、その通路の上流側には圧送ボンダか設けられ、
圧送ポンプによってｆｍＷ＆内に冷却用液体を圧送して
いる。

このような先行り術では、通路の上流側に圧送水ンプが
設けられているので、前記掻拌棒にクラックが発生した
ときに、冷却用液体たとえば水がスラブ中に流れ込む。

撹拌棒か溶融スラグ中にある状態で、溶融スラグの内部
にｆｌｉＪ記クラツクランク水もれか発生すると、水は
急激に蒸発し体積膨張を起し、いわゆる蒸気爆発を誘発
し危険であった。

本発明の目的は、溶融スラグを撹拌棒で攪拌中に１攪拌
捧または鍋にクランクなどが生じて損傷したときに、冷
却用液体か溶融スラグ中に流れ込むのを防ぐようにした
溶融スラグの攪拌のための冷却装置を提供することであ
る。

以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。第１図は本発明の一実施例の系統図である。鍋６は、
溶融スラグを収納するための上刃に開放した収納空間８
を有する。高炉または転炉から連はれてきた溶融スラグ
は、銅６の収納駕崗８に投入される。鍋６の上方には溶
融スラグを撹拌するための攪拌手段１５が設けられる。

撹拌手段１５は、水平に支承された回転軸１６と、回転
軸２３の軸線方向に間隔をあけて一体的に設けられた複
数の撹拌棒１７とを１する。

回転軸１６は固定位ｉｉＫ設けられた駆動源１８によっ
て、水平軸線まわりに回転駆動される。撹拌棒１７は、
第２図に示すように回転軸１６の軸琢を通る一平面に関
して、一方側の空間（第２図における上方）で、回転軸
１６の半径方向外方に延びて形成される。回転軸１６お
よび撹拌棒１７の内部は、仕切管２１によって仕切られ
、内外に２重の内通路２２および外３ｍ路２３が形成さ
れる。

内通路２２は撹拌棒１７の先端部において曲目されてお
り、内通路２２および外通路２３が連通される。これら
の通路２２．２３に冷却用液体たとえば水を流過させて
回転軸１６および撹拌棒１７を冷却して高温度雰囲気か
ら保獲する仁とができる。

貯皆檜３３に貯協された冷却用液体は、吸引手段として
の吸引ポンプ４１によって吸引され、管路３２、圧力制
御弁３１および管路３０ならびにロータリジヨイント４
２を介して内通路２２に送られる。

冷却用成体は内通ｉｔ＠２２および仕切管２１の先端部
から流出して、撹拌４１７の外通路２３ａを流過し回転
軸１６の外通路２３ｂを経てロークリジヨイント４２に
送られる。その冷却用液体に、ロータリジヨイント４２
、管路４３、気泡検知器４４および管路４５を介して、
吸引ポンプ４１に送られ、管路４７を介して前述の貯留
［３３ににる。管路４５には吸引ポンプ４１の上流側に
圧力計４６が設けられる。貯栢槽３３には、冷却手段５
０が設けられており、内通路２２および外通路２３を流
過して昇温された冷却用液体は、冷却手段５０によって
冷却される。貯餉槽３３には、補給管４８から冷却用液
体が補給される。管路３０すなわち吸引ポンプ４１の下
流側には、圧力計５１が設けられている。圧力計５１に
よって検出される圧力か一定となるように、調節計５２
が圧力制御弁３１のｂ軸度を制御する。

回転軸１６の回転角度は、回転軸１６の一端部付近に設
けられる角度検出器５３によって検出される。

撹拌手段１５にクランクなどが生じて損傷したときＶこ
は、撹拌手段１５の内圧は負圧であるので、外通路２２
内には空気が入り込む。入り込んだ空気によって生じた
気泡は、気泡検知器４４ＶＣよって検知される。

協３図は、本発明の一実施例のブロック図である。撹拌
手段１５にクラックなどが生じて損傷したときには、気
泡検知器４４によって気泡が検知され、その信号は制御
回路５５に送られる。角度検出器５３からの撹拌棒１７
の角度を表わす信号もまた制御回路５５に送られる。制
御回路５５からの信号は、躯１１１Ｊ源１８に送られ、
駆製隊１８が制御されて撹拌棒１７が第２図に示した状
態になる。第２図に末した状態では、撹拌棒１７け第２
図における上方に位置している。このようにして、撹拌
手段１５にクランクなどが生じて損傷したときに、攪拌
ｈ１７を第２図に示した状急に停止することができる。

吸引ポンプ４１は内通路２２および外通路２３の下流に
設けられているので、振拌棒１７が溶融スラグに浸漬し
た状態で撹拌棒１７にクランクなどが生じたときに冷却
用液体か溶融スラグ内に流出する恐れがない。

気泡検知器４４は、たとえば冷却ハ」液体がａｓする通
路に臨む冷却用液体の等電率を検出するための一対の電
極を補えた構成を有する。それらの電極向に気泡が介在
されたときに、冷却用液体の導電率が食化し、これによ
って気泡を検知することができる。

本件発明者の実験によると、吸引ポンプ４１による冷却
用液体の流量をｔｏｏｔ／時崗ＶＣ設定し、圧力計５１
の圧力を−０，２ｋｇ／ｃｍ”Ｇ　　になるように圧力
制御弁３１を調節計５２で調節したところ、撹拌棒１７
の内圧は回転中、どの位置においても負圧であることを
確認した。圧力計４６によって負圧か検出される吸引ポ
ンプ４１の吸引圧力線、キャビテーション発生限界圧基
円に株つ必要がある。圧力計４６によって検出される吸
引ポンプ４１の吸引圧力ｎ　−０，５ｋｇ／ｃｍ”Ｇと
なり、冷却用液体としての水の水温６０°Ｃにおける前
記限界圧−０，８ｋｇ／ｃｍ”Ｇ　　以内に保つことが
できた。

？＋４図は、本発明の他の実施例を示す断面図である。

この実施例では、溶融スラグが収納される餉６ａ内に、
冷却用液体か流過する通路６０が形成される。通路６０
内には、前述の実施例とｆ＝ｊ様に、貯餉槽３３ａに貯
積された冷却用液体たとえは水が貯積されて吸引ポンプ
４１ａＫよって成力される。この場合においても吸引ポ
ンプ４１ａは、通路６０の下流側に設けられる。この実
施例でに、鍋６８内の通路６０を冷却用液体が流過する
ようにしたので溶融スラグの冷却を効率よく行なうこと
ができる。まｆｃ吸引ポンプ４１ａを通路６０に下流側
ＫＮけたので鍋６ａにクランクなどが生じて損傷したと
き“には、溶融スラグ内に冷却用液体が流入することが
なく安全である。

以上のように本発明によれば、撹拌手段および／または
鍋に形成された通路の下流側に吸引手段を設けたので、
ＩＩＩ記通路内の圧力は負圧になり、撹拌手段および／
−！たは鍋かクラックなどを生じて損傷したときでも、
冷却用液体が溶融スラグ内ＶＣ流入する恐れがなく安全
である。

【図面の簡単な説明】

第１図４本発明の一実施例の断面〆１、第２図は攪拌４
１７が鍋の上方で水平位置に停止した状態を示す断面図
、第３図は本発明の一×厩例のグロツタ図、第４図は本
発明の他の実施例の断面図である。 ６．６ａ−１ｉ１４．１６・ｆ！ｌ？Ｊ耘軸、１７−＆
押棒、１８・・・駆動源、２１・・・仕切管、２２・・
・内通路、２３・・・外浦路、４１．４１ａ・・・吸引
ポンプ、６０・・・通路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上方に開放した鍋と、溶融スラグを攪拌する攪拌手段と
   を有し、鍋および／または攪拌手段に冷却用液体の流過
   する通路を設け、前記通路の下流側に冷却用液体を吸引
   するための吸引手段を設けたことを特徴とする溶融スラ
   グの攪拌のための冷却装置。