JPS6131190A

JPS6131190A - ヘア−カツタ−

Info

Publication number: JPS6131190A
Application number: JP15428384A
Authority: JP
Inventors: 正和喜多
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1984-07-25
Filing date: 1984-07-25
Publication date: 1986-02-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明はキワゾリ、女性のムダ毛剃り、頭髪の手入れな
ど、毛を切断するために用いられるヘアーカッターに関
する。

（背景技術）従来、くし状の可動刃とくし状の固定刃とを摺接させて
毛を切断するヘアーカッターは第８図に示す如く固定刃
３′と可動刃４′を収納する刃基台６′と、可動刃４′
を固定刃３′に密着すべく押圧するための押上バネ５′
を内蔵していた。また、７′はモーター側から可動刃４
゛に、摺動のための動力を与えるための係台座である。

なお、押上バネ５′は第７図の如き形状を有しているも
のである。

しかして、通常の毛の切断時にあっては、押上バネ５′
の押付力により可動刃４′が固定刃３）に密着している
ためスムースに毛剃りが行われるが、刃溝に多くの毛が
導入されると切断抵抗が急激に増加し、可動刃４′には
固定刃３′から離れようとする力が生じ、固定刃３′と
可動刃４′との間に隙間δが発生し、これが更１こ隙間
を大きくしようとする。そのため、切れ味が悪くなると
いう欠点があった。また、押上ノベネ５′による可動刃
４′の押付力を強くすれ（Ｘ隙間が生じるのは防げるが
、毛剃りを行わなし）時もしくは少量の毛を切断する時
にその押付力が固定刃３′と可動刃４′の摺動面に働く
ため、ＷｉｌｉＩ＋の際の抵抗が増大し、モーターに加
わる負荷が大きくなり、消費電力が大きくなって効率が
悪くなるという欠点があった。

（発明の目的）本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、その目
的とするところは、通常状態の毛の切断時はスムースに
切断を行い、多くの毛が導入されて切断抵抗が増加し、
可動刃が固定刃に対して逃げようとするときに別の押上
バネを作用するようにして、導入された多くの毛を切断
可能としたヘアーカッターを提供することにある。

（発明の開示）以下、実施例を示す図面に沿って本発明を詳述する。

第１図ないし第６図は本発明の一実施例を示したもので
あり、第１図はヘアーカッターの全体の構成図、第２図
は可動刃の構成図、第３図は固定刃の構成図、第４図は
押上バネの構成図、第５図は刃ヘツド部の構成図、第６
図は毛剃りの様子を示す動作説明図である。

しかして、本体１の頭部に取り付けられた刃ヘツド部２
は、刃基台６の内側に設けた摺動ガイド用の角ボス６ａ
に押上バネ５．可動刃４．固定刃３が順次組み込まれて
成り、可動刃４の中央には駆動桿８と係合する係合塵７
が固定刃３を貫通して本体側へ突き出して設けられてい
る。

また、本体１の内部には周知の如（電池、駆動モーター
等が内蔵されており、モーターの回転運動が可動刃４の
往復運動に変換され、これにより固定刃３に対して摺動
する可動刃４の刃先部分で毛剃りが行われるようになっ
ている。

一方、押上バネ５は第４図（イ）に示す如く、第１の押
上バネ部５ａと第２の押上バネ部５ｂとを有して成り、
通常の毛剃りにおいては第１の押上バネ部５ａの端部の
みが可動刃４に接し、第２の押上バネ部５ｂは可動刃４
のすぐ上の接触しない位置に配置されている。そして、
可動刃４が固定刃３から少し浮き上がると、直ちにこの
第２の押上バネ部５ｂの端部が接して作用するようにな
っている。なお、第４図（ロ）は第４図（イ）における
矢印方向から見た図である。

しかして、一度に多くの毛が刃先の溝に導入された場合
にあっては、大きな切断抵抗が働いて可動刃４が固定刃
３から離れようとするが、少し隙間があいた時点で第２
の押上バネ５ｂが作用し、押付力が高まってそれ以上の
隙間が生じないため、切れ味の低下を招くことなく毛の
切断が行えるものである。

また、第１の押上バネ部５ａと第２の押上バネ部５ｂを
薄板による板金で一体に形成すればコスト高にもならず
、容易に適用が可能である。なお、第１の押上バネ部５
ａと第２の押上バネ部５ｈのバネ定数は弾性片の１１お
よび長さを変更することで容易に設定することができる
。

（発明の効果）す上のように、本発明にあっては、＜シ状の刃先を有す
る固定刃に対してくし状の刃先を有する可動刃を摺動し
て毛を剃るヘアーカッターにおいて、第１の押上バネを
前記可動刃に接触させると共に、前記可動刃が前記固定
刃から離れたときに前記可動刃に接触する第２の押上バ
ネを設けたので、通常の毛剃り状態では第１の押上バネ
の小さな荷重により少ない負荷でスムースに毛の切断が
可能であり、もし多くの毛が導入されても可動刃が固定
刃から離れる瞬間に第２の押上バネが作用して大きな切
断抵抗にも耐えられるため、無駄な電力の消耗もなく、
切れ味の低下を招くことなく毛の切断を行うことが可能
となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第６図は本発明の一実施例を示したもので
あり、第１図はへアーカッターの全体の構成図、第２図
は可動刃の構成図、第３図は固定刃の構成図、第４図（
イ）は押上バネの構成図、第４図（ロ）は同上の側面図
、第５図は刃ヘツド部の構成図、第６図は毛剃りの様子
を示す動作説明図、第７図および第８図は従来のへアー
カッターの構成を示す図で、第７図は押上バネの構成図
、第８図は刃ヘツド部の構成図である。１　・・・・本体、２・・・・・・刃ヘツド部、３・・
・・・・固定刃、４・・・・・可動刃、５・・・・・押
上バネ、５ａ・・・・・第１の押上バネ部、５ｂ・・・
・・・第２の押上バネ部、６・・・・・・刃基台、６ａ
・・・・・・角ボス、７・・・・・係合塵、８・・・・
・・駆動桿第１図第４図第６図ら第７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）くし状の刃先を有する固定刃に対してくし状の刃
先を有する可動刃を摺動して毛を剃るヘアーカッターに
おいて、第１の押上バネを前記可動刃に接触させると共
に、前記可動刃が前記固定刃から離れたときに前記可動
刃に接触する第２の押上バネを設けたことを特徴とする
ヘアーカッター。
（２）第１の押上バネと第２の押上バネを板バネにより
一体に形成してなる特許請求の範囲第１項記載のヘアー
カッター。