JPS6130842Y2 - - Google Patents

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JPS6130842Y2
JPS6130842Y2 JP7995680U JP7995680U JPS6130842Y2 JP S6130842 Y2 JPS6130842 Y2 JP S6130842Y2 JP 7995680 U JP7995680 U JP 7995680U JP 7995680 U JP7995680 U JP 7995680U JP S6130842 Y2 JPS6130842 Y2 JP S6130842Y2
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JP
Japan
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foam
sheet
waterproof
parts
waterproof layer
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JP7995680U
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はポリウレタン泡沫の硬化物を防水層で
被覆したシートの構造に関する。
本考案の構造は第1図〜第2図に示す通り、ポ
リウレタン泡沫(以下単に泡沫とかく)の硬化物
1の上、下両面又は上面のみ、必要により上下及
び側面を可撓性を有する高分子防水層2又は3で
被覆されてなるポリウレタンシートの構造であ
る。
本考案は各種建築及び構築材料、包覆シート等
に有用であり、防水、保温、保冷の目的を達し得
る。
本考案のポリウレタン泡沫の硬化物1とは、2
個以上の活性水素をもつ化合物と有機ポリイソシ
アネート化合物、触媒及び他の添加物等の混合物
に機械的撹拌によつて該混合物全体に不活性ガス
を実質上均一に分散させて実質上構造的に安定な
泡沫を形成させ、これを硬化せしめたものである
(いわゆるメカニカルフロス法による泡沫の硬化
物)。
本考案に使用される2個以上の活性水素をもつ
化合物とは従来ポリウレタンフオームの製造に使
用される公知の単量体ポリオール類、各種ポリア
ミン類、各種ポリエーテルポリオール類、各種ポ
リエステルポリオール類、各種ポリマーポリオー
ル類等である。これらは2種以上混用してもよ
い。
又、本考案に使用される有機ポリイソシアネー
トとは従来ポリウレタンフオームの製造に使用さ
れる公知のもので、各種精製品、粗製品、変性
品、各種プレポリマーでこれらは2種以上混用し
てもよい。
上記2個以上の活性水素をもつ化合物と有機ポ
リイソシアネートの使用量はNCO/H(活性水
素)(当量比)=0.70〜1.40である。
本考案に使用される触媒には前記泡沫形成後の
活性水素含有化合物と有機ポリイソシアネートと
硬化段階の反応を促進させるもののほか、ウレタ
ン化触媒等がある。
硬化促進触媒には公知のNi系触媒(例えば特
公昭53−8735)のほか、本出願人によつて出願中
の金属アセトネート及びこれらの誘導体(特願昭
54−126411、〓特開昭56−50919〓、特願昭54−
153031〓特開昭56−76426〓)等がある。これら
は2種以上併用し得る。
ウレタン化触媒は公知のものでよく、アミン系
(アミン類、アザ環化合物、有機アジン類、アミ
ノカルボニル類、カルボニル類、アミノニトリル
類、ニトリル類等)、有機金属系等があり2種以
上併用し得る。上記触媒の使用量は活性水素含有
化合物100重量部(以下単に部とかく)当り
0.0001〜10.0部である。
これらの触媒は必要により種々の溶媒に溶解し
て使用してもよい。
本考案に使用される他の添加物とは公知の整泡
剤(例えばシリコン系化合物、特開昭51−75683
記載のもの)、公知の無機及び有機充填剤、着色
剤等があり、その使用量は活性水素化合物と有機
ポリイソシアネートの総和100部当り0〜500部で
ある。
本考案に使用される不活性ガスとは空気、窒素
ガス等である。その使用量は使用目的によつて相
違するが通常0.1〜30/Kg(活性水素化合物+
有機ポリイソシアネート+触媒+他の添加物総
量)である。
本考案における泡沫の硬化温度は通常10〜200
℃である。加熱には公知の何れの方法でもよく、
例えば赤外ランプ照射、電熱加熱等がある。
本考案における可撓性を有する高分子防水層と
は公知の防水性高分子塗料の塗装により形成され
た高分子防水層3又は防水性高分子フイルム2
を、泡沫の硬化物1の表面に接着包覆したもので
ある。防水層の厚さは通常0.3〜5mmである。
本考案の泡末硬化物1の大きさは通常3〜30
(厚さ)×1000〜5000(巾)×1000〜5000(横)
(mm)である。
本考案の実施に当つては、上記泡沫を目的とす
る厚さの型で1段でシート状に成型するか又は目
的とする厚さの数倍のシートをつくり、硬化後目
的の厚さに切削する。
本考案の泡沫硬化物はスキン層が極めて薄く、
又、気泡が等方性であり、薄層でも気泡が均等平
均に存在し、且つ方向による強度の差も極めて少
ない。
特に1段で泡沫硬化物1をつくる場合は上記型
の底部に高分子防水層2を置き、その上に泡沫を
塗布し、必要な場合更にその上に高分子防水層2
を置き(泡沫の上面に高分子防水層をおいてもよ
い)、全体を加熱し又はせずして相互の接着と硬
化を同時に行うことが出来る。他の場合は1段法
泡沫硬化物又は切削した硬化物の薄層片面又は両
面に高分子防水層2,3を接着剤を用いて貼する
か又は防水性高分子塗料を塗装する。
上記の可撓性を有する高分子防水層2(防水性
フイルム)には、公知のもの、例えばブチルゴ
ム、クロロプレンゴム、ポリイソブチレンゴム、
塩素化ポリエチレン、エチレン−酢ビ共重合体、
エチレン−プロピレンターポリマー(EPT、
EPDM)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニル、アクリルゴム化、アスフアルト、石
綿アスフアルトフエルト等の板ないしフイルム類
が用いられる。その厚さは通常0.1〜3mmであ
る。
これら防水層は着色、プリント、エンボス加工
等をしてもよい。
上記防水性高分子塗料には公知のもの、例えば
ポリウレタン系、ポリ塩化ビニル系、クロロプレ
ン系、エポキシ系、アクリル系、ゴム化アスフア
ルト系が用いられる。
上記接着剤には公知のクロロプレン系、エポキ
シ系、ポリウレタン系が用いられる。
実施例 1 OH価39・8のポリオキシプロピレンポリオキ
シエチレングリコールとアクリロニトリル及びス
チレンより合成されたポリマーポリオール(OH
価=32.0)480部、EP−550N(三井日曹ウレタン
社製ポリオキシプロピレンポリオキシエチレンポ
リオール、OH価=54.0)1440部、ジエチレング
リコール80部からなるポリオール混合物にTDI−
80(三井日曹ウレタン社製トリレンジイソシアネ
ート2,4−体/2,6体=80/20(重量比)と
MN−1000(三井日曹ウレタン社製ポリオキシプ
ロピレンポリオール、OH価168)から合成した
プレポリマー(NCO=28.0%)500部(NCO/H
(活性水素)当量比1.05)を加え、更に銅アセチ
ルアセトネート(触媒)10部、L−520(日本ユ
ニカー社製有機ケイ素界面活性剤)80部、炭酸カ
ルシウム2000部を加え、これら混合物を約1分間
均一に混合した後、オークス型ミキサーを用い空
気を混入して微細均質な泡沫(A)を形成させた。
縦横各3000、深さ5mmの金属製型の底に厚さ1
mmの塩ビフイルムを全面におき、この上に上記泡
沫(A)をコテで全面に塗布し、その上に厚さ1mmの
塩ビフイルムを全面にのせこれを約120℃、
10min加熱し型をはづして3000×3000×約6mmの
両面防水性ポリウレタンシートを得た。このシー
トは包覆用カバーに用いうる。
実施例 2 実施例1の泡沫(A)を2000×1000×10(深)mm
(離型剤塗布)にコテで塗布し全体を約120℃、
10min加熱後、離型して2000×1000×10mmのシー
トを得た。
このシートの片面に壁面防水用アクリル系エマ
ルジヨンを塗布乾燥して片面防水性ポリウレタン
シートを得た。このシートは建築材として壁材に
使用しうる。
実施例 3 MN−450(三井日曹ウレタン社製ポリオキシ
プロピレントリオールOH価450)100部、CLP
(大八化学社製難燃剤)15部、L−5420(日本ユ
ニカー社製整泡剤)4部、カオーライザーNo.1
(花王石鹸社製ウレタン化触媒)0.1部、水酸化ア
ルミニウム200部、MDI−CR−200(三井東圧化
学社製ジフエニルメタンジイソシアネート粗製
物、NCO=30.6%)115部(NCO/OH当量比
1.05)を約1分間均一になるように混合したの
ち、Kenwood卓上型ミキサー(ケンミツクスシ
エフ901型)を用いて目盛7で、約10分間撹拌
し、空気を混入して微細均一な泡沫(B)を形成さ
せ、厚さ2.5mmのゴム化アスフアルトシート上に
厚さ約10mmのシート状に塗布し、室温で一昼夜放
置し硬化させ、断熱性防水シートを得た。該フオ
ーム部分の密度は220Kg/m3、熱伝導率は
0.050kcal/m.hr.℃であつた。
実施例 4 実施例3で得た泡沫(B)を厚さ約10mmのシート状
に塗布成型し、これを室温で一昼夜放置し硬化さ
せてのち離型した。次いでクロロプレン系接着剤
で厚さ1.5mmのエチレンプロピレンジエンポリメ
チレンシート(EPDMシート)を上記泡沫硬化物
の上に接着被覆せしめ、断熱性防水シートを得
た。
実施例 5 実施例4の硬化させたシート状硬化物上に2液
型のカラーウレタン塗膜防水材を2mmの厚さに塗
布し硬化させ断熱性防水シートを得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる高分子防水層で両面及び
側面で被覆されたポリウレタンシートの断面図の
1つの例、第2図は片面を防水性高分子塗料で塗
装されたポリウレタンシートの断面の例である。 第1図及び第2図において、1は泡沫硬化物、
2は防水性高分子樹脂フイルム(高分子防水
層)、3は防水性塗膜(高分子防水層)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2個以上の活性水素をもつ化合物と有機ポリイ
    ソシアネート化合物、触媒及び他の添加物等の混
    合物に機械的撹拌によつて該混合物全体に不活性
    ガスを実質上均一に分散させて実質上構造的に安
    定な泡沫を形成させた後、これを硬化せしめてな
    るポリウレタン泡沫の硬化物を防水層で被覆した
    シート構造。
JP7995680U 1980-06-10 1980-06-10 Expired JPS6130842Y2 (ja)

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JPS574324U JPS574324U (ja) 1982-01-09
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US4771078A (en) * 1985-11-12 1988-09-13 The Goodyear Tire & Rubber Company Method of producing a foam from a radiation-curable composition

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JPS574324U (ja) 1982-01-09

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