JPS6130699A - 電着塗装方法 - Google Patents
電着塗装方法Info
- Publication number
- JPS6130699A JPS6130699A JP15044084A JP15044084A JPS6130699A JP S6130699 A JPS6130699 A JP S6130699A JP 15044084 A JP15044084 A JP 15044084A JP 15044084 A JP15044084 A JP 15044084A JP S6130699 A JPS6130699 A JP S6130699A
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- bath
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- paint bath
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電着塗装方法、詳しくは電着塗装の進行に応じ
て電着塗料浴に前記電着塗料浴液よりも中和度が低い補
給塗料を補給して電着塗装する方法に関するものである
。
て電着塗料浴に前記電着塗料浴液よりも中和度が低い補
給塗料を補給して電着塗装する方法に関するものである
。
従来の技術
電着塗料浴液は、アニオン型電着塗装に詔いてはアミン
、アンモニア等、カチオン型電着塗装においては有機酸
、無機酸等の中和剤で部分曲番こ中和した被膜形成合成
樹脂をベースとじたものが一般的であり、かかる電着塗
料浴液の補給方法は従来より補給塗料に電着塗料浴液を
充分な量加え、補給塗料の電着塗料浴液に対する溶解分
散を容易にする方法がとられてきた。これは電着塗装の
進行に伴い被膜形成合成樹脂が消費される一方で電着塗
料浴中で中和剤は消費されずにしだいに蓄積され、その
量が所定の中和度に必要な着を越えて過剰となるので、
このため補給塗料の中和剤量（中和度）を電着塗料浴液
におけるより少なくおさえて補給後の電着塗料浴液とし
ての中和度を一定におさえる方法がとられている。この
理由は補給塗料が純水には溶解されにくく、むしろ電着
塗料浴液で希釈した方がより溶解されやすいこと、およ
び電着塗料浴の液面バランスを一定に保つことなどによ
るものであった。
、アンモニア等、カチオン型電着塗装においては有機酸
、無機酸等の中和剤で部分曲番こ中和した被膜形成合成
樹脂をベースとじたものが一般的であり、かかる電着塗
料浴液の補給方法は従来より補給塗料に電着塗料浴液を
充分な量加え、補給塗料の電着塗料浴液に対する溶解分
散を容易にする方法がとられてきた。これは電着塗装の
進行に伴い被膜形成合成樹脂が消費される一方で電着塗
料浴中で中和剤は消費されずにしだいに蓄積され、その
量が所定の中和度に必要な着を越えて過剰となるので、
このため補給塗料の中和剤量（中和度）を電着塗料浴液
におけるより少なくおさえて補給後の電着塗料浴液とし
ての中和度を一定におさえる方法がとられている。この
理由は補給塗料が純水には溶解されにくく、むしろ電着
塗料浴液で希釈した方がより溶解されやすいこと、およ
び電着塗料浴の液面バランスを一定に保つことなどによ
るものであった。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら最近、従来の方法で得られる塗膜より高性
能の塗膜が要求されるようになり、電着塗料の樹脂骨格
自体が水不溶性のものを使用するような傾向が強くなり
、このため補給塗料はますます水に溶解しにくくなって
きている。
能の塗膜が要求されるようになり、電着塗料の樹脂骨格
自体が水不溶性のものを使用するような傾向が強くなり
、このため補給塗料はますます水に溶解しにくくなって
きている。
このため従来の如き電着塗料浴液を用いて溶解させるの
では溶解が不充分となり均一な系が得られず電着塗料浴
が不安定となり、またかかる電着塗料浴にて電着塗装し
た場合には仕上り塗膜にブツが発生する等の問題を生じ
る。
では溶解が不充分となり均一な系が得られず電着塗料浴
が不安定となり、またかかる電着塗料浴にて電着塗装し
た場合には仕上り塗膜にブツが発生する等の問題を生じ
る。
問題点を解決するための手段
本発明者らはかかる実情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、
電着塗料浴に電着塗料浴液よりも中和度の低い補給塗料
を補給して電着塗装するにあたり、前記補給塗料を特定
の希釈液すなわち電着塗料浴液を逆浸透膜でろ過して得
た濾過液を５０重量％以上含有した希釈液にて希釈した
補給塗料を補給した場合、補給塗料が電着塗料浴中に均
一に溶解分散され前記の如き問題が解消されることを見
出し本発明を完成した。
電着塗料浴に電着塗料浴液よりも中和度の低い補給塗料
を補給して電着塗装するにあたり、前記補給塗料を特定
の希釈液すなわち電着塗料浴液を逆浸透膜でろ過して得
た濾過液を５０重量％以上含有した希釈液にて希釈した
補給塗料を補給した場合、補給塗料が電着塗料浴中に均
一に溶解分散され前記の如き問題が解消されることを見
出し本発明を完成した。
すなわち本発明は電着塗料浴に電着塗料浴液よりも中和
度が低い補給塗料を補給して電着塗装する方法において
、電着塗料浴液を逆浸透膜でろ過して得た濾過液を５０
重量％以上含有した希釈液で希釈した補給塗料を用いる
ことを特徴とする電着塗装方法を提供するものである。
度が低い補給塗料を補給して電着塗装する方法において
、電着塗料浴液を逆浸透膜でろ過して得た濾過液を５０
重量％以上含有した希釈液で希釈した補給塗料を用いる
ことを特徴とする電着塗装方法を提供するものである。
本発明において用いられる電着塗料浴としては通常のア
ニオン型またはカチオン型電着塗装に用いられるアクリ
ル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリブタジェン系
、アルキド系、ウレタン系等の合成樹脂をベースとした
不揮発分約６〜２５重量％、中和度的６０〜１２０％の
ものが適用できる。また補給塗料としては、成分的には
前記電着塗料浴液と同様のものを使用できるが、その中
和度は前記電着塗料浴液より低い約２０〜１００％のも
のを、また不揮発分は前記電着塗料浴液より高い約４０
〜８０重量％のものを用いる。
ニオン型またはカチオン型電着塗装に用いられるアクリ
ル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリブタジェン系
、アルキド系、ウレタン系等の合成樹脂をベースとした
不揮発分約６〜２５重量％、中和度的６０〜１２０％の
ものが適用できる。また補給塗料としては、成分的には
前記電着塗料浴液と同様のものを使用できるが、その中
和度は前記電着塗料浴液より低い約２０〜１００％のも
のを、また不揮発分は前記電着塗料浴液より高い約４０
〜８０重量％のものを用いる。
本発明において電着塗料浴液を濾過するのに用いる逆浸
透膜は通常公知のものであればよく特に制限はされない
が、膜の材質としてはポリアミド樹脂、酢酸セルロース
等が好ましい。濾過液としては前記電着塗料浴液を前記
逆浸透膜でろ過して得られた濾過液であれば特に制限さ
れないが、不揮発分０．１重量係以下、液比抵抗１００
００ｎ＠ｃＩＩＩ／２５℃以上、ｐＨ９，Ｑ以上のもの
が好ましい。
透膜は通常公知のものであればよく特に制限はされない
が、膜の材質としてはポリアミド樹脂、酢酸セルロース
等が好ましい。濾過液としては前記電着塗料浴液を前記
逆浸透膜でろ過して得られた濾過液であれば特に制限さ
れないが、不揮発分０．１重量係以下、液比抵抗１００
００ｎ＠ｃＩＩＩ／２５℃以上、ｐＨ９，Ｑ以上のもの
が好ましい。
また補給塗料の希釈に用いる希釈液は前記濾過液と電着
塗料浴液あるいはこれらに水を加えたものからなるが、
濾過液の含有量が５０重量鴫未満の場合は補給塗料の均
一な溶解分散が困難となるため希釈液中の濾過液の含有
量は５０重量％以上でなければならない。
塗料浴液あるいはこれらに水を加えたものからなるが、
濾過液の含有量が５０重量鴫未満の場合は補給塗料の均
一な溶解分散が困難となるため希釈液中の濾過液の含有
量は５０重量％以上でなければならない。
以下に実施例を挙げて本発明を説明する。実施例中、部
および％は重量による。
および％は重量による。
実施例
電着塗料浴液の調製
酸価５０で分子１ｊｋ１２０００、不揮発分７０％のア
クリル樹脂１００部、メチル−ブチル化メラミン（三相
ケミカル社商品名ＭＸ−４０）３０部、酸化チタン４０
部、ブチルセロソルブ１５部に第１表に示す中和度にす
るためのトリエチルアミンおよび純水を加えてペイント
コンデシヨナーで６０分間分散し、第１表に示すような
不揮発分、ｐＨ１中和度の各電着塗料浴液を調製した。
クリル樹脂１００部、メチル−ブチル化メラミン（三相
ケミカル社商品名ＭＸ−４０）３０部、酸化チタン４０
部、ブチルセロソルブ１５部に第１表に示す中和度にす
るためのトリエチルアミンおよび純水を加えてペイント
コンデシヨナーで６０分間分散し、第１表に示すような
不揮発分、ｐＨ１中和度の各電着塗料浴液を調製した。
補給塗料の調製
前記電着塗料浴液と同一組成で第１表に示すような不揮
発分、中和度の各補給塗料を調製した。
発分、中和度の各補給塗料を調製した。
前記電着塗料浴液１０００部に対して第１表記載の量の
前記補給塗料を補給混合し、浴液の不揮発分を２％上昇
させた。この浴液中での補給塗料の溶解性および補給後
の浴液により電着塗装し、得られた塗膜の外観をみた。
前記補給塗料を補給混合し、浴液の不揮発分を２％上昇
させた。この浴液中での補給塗料の溶解性および補給後
の浴液により電着塗装し、得られた塗膜の外観をみた。
ただし、使用した各補給塗料は第１表に示された各希釈
液にて希釈した後補給されたものであり、また前記希釈
液中の電着塗料浴液および逆浸透膜濾過液は補給をうけ
る浴液１０００部のうちの一部およびこれを逆浸透濾過
して得たものである。
液にて希釈した後補給されたものであり、また前記希釈
液中の電着塗料浴液および逆浸透膜濾過液は補給をうけ
る浴液１０００部のうちの一部およびこれを逆浸透濾過
して得たものである。
試験の結果、第１表に示されるように、補給塗料の希釈
液として逆浸透膜による濾過液を５０％以上含有した試
験例１，３，４，６，８．１０は良好な結果かえられた
。
液として逆浸透膜による濾過液を５０％以上含有した試
験例１，３，４，６，８．１０は良好な結果かえられた
。
中和度 ・・アクリル樹脂の酸価のうちアミンで中和さ
れた割合を嘴で示した。
れた割合を嘴で示した。
逆浸透濾過・・・デュポン社製逆浸透膜Ｂ−９にて濾過
し、そのｐ過液は不揮発 分００３％、液比抵抗１８０００ ｒ＞ ＠ ｃｒｎ／ ２５℃、ｐＨ９，６であった。
し、そのｐ過液は不揮発 分００３％、液比抵抗１８０００ ｒ＞ ＠ ｃｒｎ／ ２５℃、ｐＨ９，６であった。
５溶解性・・・浴液を３２５メツシユの金網でろ過し、
残渣をみた。
残渣をみた。
塗膜作成条件・・・１７０ｖで２分電着し、水洗後１８
０℃で２５分焼付して 膜厚約２０声の各塗膜を得九 発明の効果 本発明のように浴液を逆浸透膜でろ過して得た濾過液を
５０％以上含有した希釈液で希釈した補給塗料を用いる
と補給塗料の浴液に対する溶解分散を容易にすると共に
この浴で電着し形成される塗膜の性能を改良することが
できる。
０℃で２５分焼付して 膜厚約２０声の各塗膜を得九 発明の効果 本発明のように浴液を逆浸透膜でろ過して得た濾過液を
５０％以上含有した希釈液で希釈した補給塗料を用いる
と補給塗料の浴液に対する溶解分散を容易にすると共に
この浴で電着し形成される塗膜の性能を改良することが
できる。
Claims (1)
- １、電着塗料浴に電着塗料浴液よりも中和度が低い補給
塗料を補給して電着塗装する方法において、電着塗料浴
液を逆浸透膜でろ過して得たろ過液を５０重量％以上含
有した希釈液で希釈した補給塗料を用いることを特徴と
する電着塗装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15044084A JPS6130699A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 電着塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15044084A JPS6130699A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 電着塗装方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6130699A true JPS6130699A (ja) | 1986-02-12 |
| JPH0429757B2 JPH0429757B2 (ja) | 1992-05-19 |
Family
ID=15496974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15044084A Granted JPS6130699A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 電着塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6130699A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT404434B (de) * | 1997-06-12 | 1998-11-25 | Frings Recycling Anlagen Gmbh | Verfahren zum aufbereiten eines für eine elektrophoretische lackierung eingesetzten elektrolyten |
-
1984
- 1984-07-19 JP JP15044084A patent/JPS6130699A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT404434B (de) * | 1997-06-12 | 1998-11-25 | Frings Recycling Anlagen Gmbh | Verfahren zum aufbereiten eines für eine elektrophoretische lackierung eingesetzten elektrolyten |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0429757B2 (ja) | 1992-05-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |