JPS6130591B2 - - Google Patents

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JPS6130591B2
JPS6130591B2 JP58247364A JP24736483A JPS6130591B2 JP S6130591 B2 JPS6130591 B2 JP S6130591B2 JP 58247364 A JP58247364 A JP 58247364A JP 24736483 A JP24736483 A JP 24736483A JP S6130591 B2 JPS6130591 B2 JP S6130591B2
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JP
Japan
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light
hood
light beam
laser
light source
Prior art date
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Expired
Application number
JP58247364A
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English (en)
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JPS59131371A (ja
Inventor
Masane Suzuki
Motonori Kanetani
Hiroshi Shibamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP58247364A priority Critical patent/JPS59131371A/ja
Publication of JPS59131371A publication Critical patent/JPS59131371A/ja
Publication of JPS6130591B2 publication Critical patent/JPS6130591B2/ja
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  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光エネルギーを利用して人体各部に散
在する所謂ツボのうち特定のものに対して刺激を
与える治療効果を得る光治療装置に関するもので
ある。
これまで特に神経性の障害やあるいは内臓も含
めた人体諸器官の機能低下に対する治療として、
灸または鍼が効果的であることが知られている。
これらの治療の医学的根拠は未だ明らかでない部
分があるが、簡便に行えること、即時的効果の期
待できる場合が多いことなどから普及しつつあ
る。これらの治療法では、人体各部に多数散在す
る所謂ツボのうち、障害部位に対応した特定のツ
ボに対して刺激を与えることが行われ、灸治療で
は特に体表部分のツボを対象とし、その個所でモ
グサを燃焼させ、ツボに熱刺激を加えまたモグサ
及び皮膚の燃焼に伴う毒素に対し抵抗力を生じさ
せ治療効果を得る。また鍼治療においては特に体
表より下層部のツボを刺激する場合に有効であ
り、細針状の所謂鍼を患部あるいは患部に対応す
るツボに突き刺し、その刺激に対する反応を治療
に役立てようとするものである。
しかしながら、上述した灸治療においては皮膚
上でのモグサ燃焼を行うため、火傷が避けられ
ず、顔面あるいは口腔粘膜等にあるツボへはほと
んど適用できないと共に、どうしても熱痛を伴う
ものである。また鍼治療においては身体に鍼を突
き刺す(場合によつては数cmにも及ぶ。)ことか
ら患者に異様な恐怖感を抱かせ不要の緊張を誘う
と共に、細菌感染の恐れがあり、更に痛みを伴う
ことも多く、効果があるにもかかわらず患者に敬
遠されやすく広く普及するには至つていない。ま
た灸治療と同様顔面や口腔内粘膜等への適用はほ
とんど行われていないのが実情である。
また、以上のツボ刺激による治療法に類似のも
のとして、赤外線あるいはマイクロ波の照射治療
があるが、その照射範囲は患部を中心として比較
的広範囲にわたり、ツボ刺激とは少なからず異な
る治療法である。
以上のような現状に鑑み本発明は伺ら苦痛を伴
わず、また人体の如何なる個所のツボに対しても
簡便にツボ刺激治療を施すことが可能な治療装置
を提供するものであり、特にツボ刺激に対する感
応性を鈍化させることなく刺激エネルギーを照射
することができる治療装置を提供するものであ
り、患者の個人差に応じ、刺激の度合を適宜調整
可能な要素を併設し、患者、患部、ツボ位置など
に起因する選択性がなく、汎用性に富む治療装置
を提供するものである。
本発明装置は根本的には刺激エネルギー源とし
ての光源装置と、光源からの光束を患部あるいは
ツボ以置へと導くための導光手段と、導光手段両
端にそれぞれ配置され、光エネルギーを効率よく
利用するための光学系、さらには光エネルギーの
照射時間あるいは断続照射の時間間隔を制御する
ための手段、光源からの光束に変調を加える変調
手段、患部あるいはツボに光束照射を行なう際に
手持ちを簡略化するための先端部材、光束が確実
にツボ位置に照射されているかを確認できるよう
にすると共にその照準のための観察手段、また体
表より下層のツボを効率よく刺激するためその位
置に光束をフオーカスさせるためのフオーカス手
段、ツボ位置の各種深さに対応したフオーカス位
置を得るためのフオーカス位置可変手段より構成
されている。
本発明装置に利用される光としては、ある程度
高輝度であることが要求され、例えばキセノンラ
ンプなどによる光も利用できる。しかし、このよ
うな光を効率よく細径にすることはなかなか難し
く、原理的には可能であるが、以下の実施例にお
いてはそれらの処理が容易なレーザー光を利用し
たものについて詳述する。
第1図は本発明装置の一実施例の外観斜視図
で、同図につき説明すると、1はトランスあるい
は回路装置等を内蔵した電源部であり、図示せぬ
ロツク機構がついたキヤスター3により移動及び
固定自在である。また電源部1には操作及び監視
のためのパネル2が付設され、装置の操作制御及
び出力あるいはその他の装置動作信号の監視がこ
のパネル2で行えるようになつている。
4は電源部1より突出した支柱であり、その上
部の光源部5を支持する。支柱4は光源部5を電
源部1に対して回転自在かつ昇降自在とする機構
を併備し、かつそのロツク機能をも備えているも
のとする。
光源部5は後述するようにレーザー光源装置並
びに各種制御系要素を内蔵し、パネル2の操作に
応じ所望の形態のレーザー光を射出管6へと射出
する。射出管6の先端側には光学系が接続されて
おり(鏡筒部7として図示する。)、レーザービー
ムを効率よく細径にする。細径にされたレーザー
ビームは結合部8を介して接続された屈曲自在な
導光手段10へと入射する。このような導光手段
としては例えばセルフオツクガイド(商品名)な
どの光学繊維が好適であるが、他には節となる個
所にミラーあるいはプリズムを配した多節の腕か
らなるものでもよい。
導光手段10の射出端部からは従つて細径平行
ビームが射出するが、このビームエネルギーをツ
ボ位置で高密度化させるために収斂レンズ系が導
光手段10の先端に設けられる。(鏡筒11とし
て図示する。)収斂レンズ系は所定の焦点距離を
有し、従つてビームはある一点で収斂するが、人
体各所に散在する多くのツボそれぞれは一定の深
さ位置にはなく、まちまちである。このことは対
応すべく収斂レンズ系の焦点距離を可変にしてお
くことが好ましい。本実施例においては収斂レン
ズに収斂位置可変機能をもたせ、操作リング12
でその位置を連続的に変化させ得る。
13はフードであり、後述するようにフイルタ
ー的性質をもつもので構成されている。
以上の実施例における光としてはレーザーが用
いられる旨述べたが、レーザー光としてはHe−
Neレーザー(λ≒0.6328μm)あるいはYAGレ
ーザー(λ≒1.06μm)が適する。これらの波長
のレーザー光は特に人体を透過しやすい赤−赤外
領域の光で、例えば皮膚下層のツボに対しても到
達できる。このような理由で、従来より種々多用
されるArレーザー(λ≒0.5μm)は表皮での吸
収が多く効果的に劣るものであり、CO2レーザー
(λ≒10.6μm)では熱エネルギーが強すぎ皮膚
を損傷させるので適していない。なおレーザー光
の出力としてはHe−Neの場合15mW程度、また
YAGの場合200〜300mWで充分である。
第2図は本発明装置の光学的構成の一例を示す
原理図である。同図において破線Aで包含される
部分は第1図で5で示した光源部の内部に収納さ
れる部分である。破線A内において20はレーザ
ー光源、21及び22はそれぞれ反射ミラーであ
り、レーザー光源20からのレーザービームの光
路を適宜選定する。23はレーザービーム光路を
選択的に遮断し得るシヤツターで、図示せぬタイ
マあるいはその他の制御装置により矢印a方向に
動作可能である。24はビーム出力調整手段で、
例えば濃度が段階的あるいは連続的に変化する
NDフイルターで構成されたデイスクが用いら
れ、フイルター濃度がデイスクの円周方向に沿つ
て変化するようにしておくことで、デイスガの回
動操作量により適宜のレーザー出力に調節でき
る。25は測光器であり、ビーム光路内に配され
たハーフミラーからの一部反射光の強度を測光
し、ビーム出力の監視情報を得る。
27はビームにパルス変調を与える変調手段で
あり、例えば光チヨツパーをモーター等で定速回
転させる。
破線A内すなわち光源部から射出したビーム
は、光学系28によりそのビーム径をさらに細く
され、導光手段29へと入射される。ビームは導
光手段29を経た後、収斂レンズ系30によつて
一点Pに収斂する。収斂レンズ系30には可変焦
点の機能を持たせておく。これは例えば図示の凹
及び凸レンズの間隔を変化させればよく、光学系
の構成に応じて種種の手段が採用できる。
以上の構成による特徴的作用あるいは効果につ
いて述べると、シヤツター23と変調手段27と
の組み合わせによつて、種々の形態のビームエネ
ルギー調整が可能である。
このように本発明装置ではツボ刺激エネルギー
として光エネルギーを用いているので、刺激エネ
ルギーに種々の操作が可能となる。従つて患部や
ツボの位置、症状あるいは患者の個人差等種々の
要因にそれぞれ対応した最適の刺激形態を得るこ
とが可能である。
第2図における光学系28は、ビームを細径に
し、光量損失なく導光手段29へビームを射入さ
せる機能をもつ、すなわち導光手段の光伝送にあ
たつては、ビーム径が細いことが好ましく、また
平行光束であるのが有利であるためで、絞りを用
いずレンズ系を用いることで光エネルギーの有効
利用を図つている。また収斂光学系30に可変焦
点距離の機能を持たせれば焦点位置Pが自由に設
定できる。従つて人体表皮より下層にあるツボに
対しても容易にフオーカスできることになる。な
お、ここでいう焦点距離可変機能をもつ収斂光学
系は、通常の所謂ズームレンズとは異なり、平行
入射光束の収斂位置そのものを変化させる機能を
もつもので、写真レンズの場合のような一定結像
位置の固定されたズームレンズとは趣を異にす
る。
第3図は本発明装置の先端部の一実施例であ
り、フード35は装置先端の保護と共に治療時に
おいて、装置先端の保持にも寄与する。すなわち
本装置使用に際しては、操作者は患者の特定のツ
ボに対して本装置先端を固定しなければならない
が、装置先端を患者の身体より浮かせた状態で保
持することは極めて困難である。この時フード3
5を患者の皮膚に押しあてる形にすれば極めて簡
単となるものである。
さらに、フード35を装置先端部に摺動できる
ように取付けかつ固定し得る構成とし、その摺動
の度合いが目盛36で読み取れるようにすれば、
ツボ位置の深さに合わせてフード35を摺動固定
させ、フード端を患者の皮膚に押しあて保持する
ことによりツボ位置とビームフオーカス位置との
整合及びその保持ができる。なお、反復して本装
置を利用する場合には、患者の皮膚上にツボ位置
をプロツトし、かつ深さを記録しておけば、その
深さに応じてフード位置を定め、プロツト部にビ
ーム照射すればよい。(なお第3図ではツボ位置
が表皮にある場合、すなわち深さOの例を図示し
てある。)このようにフードを摺動させれば、収
斂レンズが固定焦点であつてもかなりの部位のツ
ボに対応できることになる。
さらにフードの機能として照準がある。前述の
ように患者の皮膚上のプロツト部にビームを照射
する場合、それを確認しなければならないが、皮
膚の反射率は低いとはいえ、ビームが高輝度であ
るため確認の際非常にまぶしく、確認困難であ
る。従つてフードの透過率を少なくともビーム波
長に対して下げておき、フードを介して照準を行
えばこの欠点は解消される。
またフードを利用した安全装置の併設も可能で
ある。すなわちフードを患者の皮膚に対してある
程度押し付け、フードが所定量変位したところで
動作スイツチが投入されてビームが射出する構成
とする。このための機構としてはフードを先端部
へと付勢するスプリングとこのスプリングに抗し
て変位するフードの変位量検出用接点とを設けれ
ばよい。なお変位前の初期位置にロツク機構を併
設しておけば安全性はさらに確保される。
第4図はさらに他の形態のフードを示すもので
ある。ここに示すものはフード先端が折れ曲つた
形状を有すると共にミラーもしくはプリズムなど
の光路変換手段37を備えている。従つてビーム
は一度反射して患部あるいはツボへと到達する。
このようなフードを用いると、図中破線40で表
わすように粘着テープ等でフードすなわち本装置
先端を患者の所望部位に固定でき、照準罪は手持
ち保持を要しなくなる。
このように本装置先端部で種々の機能をもつフ
ードの場合に応じて取捨選択できるようにしてお
くことで、本発明装置の利用がより簡易化でき
る。
なお、ビーム照射に際し、収斂レンズ系の焦点
距離を変化させて皮膚のツボをも治療対象とする
場合、焦点距離可変操作リングには単に収斂レン
ズ系の焦点距離の値を記しておくよりも、フード
長などから規定された最短フオーカス位置(これ
は表皮上にフオーカスされている。)をゼロと表
示し、以下その表皮下何ミリというような表示に
しておけば、使用上極めて有効となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例の外観図、第2
図は第1図の装置の内部構造を示す原理図、第3
図は本発明装置の要部の一実施例を示す概略断面
図、及び第4図は本発明装置の要部の他の実施例
を示す概略断面図である。 1……電源部、2……パネル、5……光源部、
10……導光手段、13,35……フード、21
……光源、23……シヤツター、24……出力調
整手段、27……変調手段、30……収斂光学
系、36……目盛。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 レーザー光源装置と、前記レーザー光源装置
    からの光ビームの間欠照射間隔のかえるシヤツタ
    ー手段と、前記光ビーム出力を調整する出力調整
    手段と、前記光ビームの射出位置及び方向を可変
    とする屈曲自在な導光手段と、前記導光手段の光
    ビーム射出端近傍に配され、光ビームを収斂させ
    る光学系と、前記導光手段の射出端部に該端部に
    付設された指標に沿つて摺動自在に装着された防
    眩性透明フードとを備えたことを特徴とする光刺
    激治療装置。
JP58247364A 1983-12-28 1983-12-28 光刺激治療装置 Granted JPS59131371A (ja)

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JP58247364A JPS59131371A (ja) 1983-12-28 1983-12-28 光刺激治療装置

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JP58247364A JPS59131371A (ja) 1983-12-28 1983-12-28 光刺激治療装置

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JPS59131371A JPS59131371A (ja) 1984-07-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3962219B2 (ja) * 2001-04-26 2007-08-22 貴志 山田 偏光を用いた光治療器
JP2002336364A (ja) * 2001-05-14 2002-11-26 Keiyu Kobayashi 遠赤外線照射装置

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JPS59131371A (ja) 1984-07-28

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