JP2815173B2 - レーザ治療装置 - Google Patents

レーザ治療装置

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JP2815173B2
JP2815173B2 JP1101458A JP10145889A JP2815173B2 JP 2815173 B2 JP2815173 B2 JP 2815173B2 JP 1101458 A JP1101458 A JP 1101458A JP 10145889 A JP10145889 A JP 10145889A JP 2815173 B2 JP2815173 B2 JP 2815173B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、たとえば体腔内の生体組織にレーザ光を
照射して治療するレーザ治療装置に関する。
[従来の技術] 体腔内の生体組織に発生した腫瘍部位等にレーザ光を
照射し、腫瘍部位を約42〜43℃に加温して治療すること
が行なわれている。このレーザ治療装置は、レーザプロ
ープを有し、経内視鏡的に体腔内に挿入してレーザプロ
ープの出射端を腫瘍部位に近接した状態でレーザ光を照
射するようになっている。
ところで、Nd−YAGレーザやCO2レーザ等の不可視レー
ザを用いた治療用レーザ装置は、照射目標部位確認のた
めに可視レーザによるレーザ光を設けている。このガイ
ド光はHe−Neレーザによるものが一般的であり、治療用
レーザ光とガイド光とを同軸に出射させている。
すなわち、従来においては、特開昭62−266048号公報
や特開昭62−266049号公報に示すように、経内視鏡的に
体腔内に挿入してレーザプロープの出射端を腫瘍部位等
に近接した状態でレーザ光を照射するようになってお
り、さらにガイド光の光量に光軸上に設けた絞りやフィ
ルタによって、その透過光量を調節している。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前述した従来のレーザ治療装置は、治療用
レーザを照射中であるか無いから拘らず、ガイド光の光
量は一定であり、照射部位の状況確認の妨げとなり、ど
の程度強固、蒸散が進んでいるのか解りにくい。
また、前記特開昭62−266048号公報や特開昭62−2660
49号公報に示す方法では治療用レーザを照射していない
ときでも光量が下がったままであり、逆にその場合には
照射目標部位の位置確認が難しくなるという欠点があ
る。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、そ
の目的とするところは、照射目標部位の位置確認で容易
で、しかも治療用レーザの照射中は照射部位の凝固、蒸
散の状況を確認しやすいレーザ治療装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] この発明は、前記目的を達成するために、治療用レー
ザ光を発生する治療用レーザ発生装置と、ガイド光を発
生するガイド光発生装置と、前記治療用レーザ発生装置
およびガイド光発生装置から出射された光を被治療部へ
導光するレーザガイドとを具備し、前記ガイド光の光路
中に位置し、透過率が変化するフィルタ部を有するフィ
ルタ手段と、前記ガイド光の光路に対して、前記フィル
タ部の透過率が変化する方向に相対的に前記フィルタ手
段を移動する移動手段とを具備したレーザ治療装置にあ
る。
そして、治療用レーザ光の発振を制御し、発振が行わ
れているときにはフィルタ手段によってガイド光の透過
率を変化させる。
[実施例] 以下、この発明の各実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図〜第4図は第1の実施例を示すもので、治療用
レーザ発生装置1は、集光器2、シャッタ3および共振
ミラー4,5から構成されている。この治療用レーザ発生
装置1は治療用レーザ電源6に接続されているととも
に、制御部7に接続されている。そして、この制御部7
は前記治療用レーザ電源6を制御する電源制御部8とシ
ャッタ3を制御するシャッタ制御部9とから構成されて
いる。
ガイド光発生装置10はガイド光電源11に接続されてお
り、ガイド光の光路上にはガイド光の透過率を変化させ
るフィルタ手段12が設けられている。
さらに、前記治療用レーザ発生装置1から出射される
レーザ光L1は反射ミラー13によってダイクロイックミラ
ー14に入射され、前記ガイド光発生装置10から出射され
るガイド光L2と1つの光軸15にまとめられる。光軸15上
には集光レンズ16が配置され、レーザ光L1およびガイド
光L2はレーザガイド17に集光される。
したがって、治療用レーザ発生装置1から発振された
治療用レーザのレーザ光L1は反射ミラー13、ダイクロイ
ックミラー14を介して集光レンズ16に入射し、この集光
レンズ16によってレーザガイド17に集光される。また、
ガイド光発生装置10から出射されたレーザ光L2はフィル
タ手段12、ダイクロイックミラー14を介して集光レンズ
16に入射し、この集光レンズ16によってレーザガイド17
に集光される。
第2図〜第4図はフィルタ手段12を示すもので、NDフ
ィルタガイド25はガイド光L2の光軸を上下方向から挟む
ように一対のプレート26,26とによって構成され、これ
らプレート26,26間にはNDフィルタ27がスライド自在に
設けられている。NDフィルタ27の一端部はロッド28を介
して移動手段としてのソレノイド29に連結され、NDフィ
ルタ27はロッド28に巻装したコイルスプリング30によっ
て突出方向、つまりNDフィルタ27でガイド光L2の光軸を
遮る方向に付勢している。さらに、前記NDフィルタ27の
ソレノイド29と反対側には支持部材31が立設されてい
て、この支持部材31には第1のねじ穴32と第2のねじ穴
33とが穿設されている。前記第1のねじ穴32にはおねじ
からなる第1の位置決めシャフト34が、第2のねじ穴33
にはおねじからなる第2の位置決めシャフト35が螺合さ
れている。第1の位置決めシャフト34の先端部には後退
方向のストッパ36が設けられ、第2の位置決めシャフト
35の先端部には前進方向のストッパ37が設けられてい
る。そして、前記NDフィルタ27の上部には前記第1の位
置決めシャフト34に嵌合するとともに、ストッパ36に当
接する当接部材38が設けられ、NDフィルタ27の前部には
ストッパ37に当接する当接面39が設けられている。
また、前記NDフィルタ27はスライド方向に透過率が順
次変化するようになっており、NDフィルタ27の前進・後
退によってガイド光L2の透過光量が調節できるようにな
っている。
したがって、ソレノイド29によってNDフィルタ27を第
2図で示すように前進させると、透過率の大きい部分が
ガイド光L2の光軸に対向してガイド光L2の光量が増大
し、ソレノイド29によってNDフィルタ27を第3図で示す
ように後退させると、透過率の小さい部分がガイド光L2
の光軸に対向してガイド光L2の光量が減少する。このた
め、ガイド光L2の光軸を任意に選択できる。
第5図は第2の実施例を示すもので、第1の実施例の
NDフィルタ27に代って周方向に透過率の異なる円盤状フ
ィルタ40とし、この円盤状フィルタ40をロータリソレノ
イド(図示しない)の回転軸に装着することによってガ
イド光L2の光量を任意に選択できるようにしたものであ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、照射目標部
位の位置確認が容易で、しかも治療用レーザの照射中は
照射部位の凝固、蒸散の状況を確認しやすいという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの発明の第1の実施例を示すもの
で、第1図はレーザ治療装置全体の構成図、第2図およ
び第3図はガイド光量調節器の正面図、第4図はNDフィ
ルタの正面図、第5図はこの発明の第2の実施例を示す
円盤状フィルタの正面図である。 1……治療用レーザ発生装置、7……制御部、10……ガ
イド光発生装置、12……フィルタ手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】治療用レーザ光を発生する治療用レーザ発
    生装置と、 ガイド光を発生するガイド光発生装置と、 前記治療用レーザ発生装置およびガイド光発生装置から
    出射された光を被治療部へ導光するレーザガイドと、 を具備するレーザ治療装置において、 前記ガイド光の光路中に位置し、透過率が変化するフィ
    ルタ部を有するフィルタ手段と、 前記ガイド光の光路に対して、前記フィルタ部の透過率
    が変化する方向に相対的に前記フィルタ手段を移動する
    移動手段と、 を具備したことを特徴とするレーザ治療装置。
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