JPH05220166A - レーザメス装置 - Google Patents
レーザメス装置Info
- Publication number
- JPH05220166A JPH05220166A JP4026384A JP2638492A JPH05220166A JP H05220166 A JPH05220166 A JP H05220166A JP 4026384 A JP4026384 A JP 4026384A JP 2638492 A JP2638492 A JP 2638492A JP H05220166 A JPH05220166 A JP H05220166A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- guiding
- light
- visible light
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガイド用可視光レーザにガイド機能を加えて
疼痛緩解のレーザ治療機能を合せもたせたレーザメス装
置を提供することを目的とする。 【構成】 患部を焼灼・切開するための非可視光レーザ
を導く主導光路5と患部上の焼灼位置を指示するための
He−Neレーザまたは半導体レーザを用いたガイド光
用可視光を導くガイド光導光路6と、このガイド用可視
光レーザの照射強度を制御するガイド光コントローラ2
とを備え、照射強度をコントロールすることにより、ガ
イド用可視光レーザにガイド機能を加えて疼痛緩解のレ
ーザ治療機能を合せもたせた構成を有する。 【効果】 出血と痛みを最小限にとどめて短時間で切開
手術を行うことを可能にしたレーザメス装置の特長をさ
らにいっそう高め、より痛みが少なく、創傷の治癒速度
が飛躍的に短縮できるようになる。
疼痛緩解のレーザ治療機能を合せもたせたレーザメス装
置を提供することを目的とする。 【構成】 患部を焼灼・切開するための非可視光レーザ
を導く主導光路5と患部上の焼灼位置を指示するための
He−Neレーザまたは半導体レーザを用いたガイド光
用可視光を導くガイド光導光路6と、このガイド用可視
光レーザの照射強度を制御するガイド光コントローラ2
とを備え、照射強度をコントロールすることにより、ガ
イド用可視光レーザにガイド機能を加えて疼痛緩解のレ
ーザ治療機能を合せもたせた構成を有する。 【効果】 出血と痛みを最小限にとどめて短時間で切開
手術を行うことを可能にしたレーザメス装置の特長をさ
らにいっそう高め、より痛みが少なく、創傷の治癒速度
が飛躍的に短縮できるようになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザメス装置に関
し、特に医療機関などにおいて外科手術,内視鏡手術な
どに用いるレーザメス装置に関する。
し、特に医療機関などにおいて外科手術,内視鏡手術な
どに用いるレーザメス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレーザメス装置として
は、Nd−YAGレーザ,CO2レーザなどを用いたも
のがよく知られているが、これらのレーザ光はいずれも
非可視光レーザであるため、手術における実使用時、レ
ーザの照射位置を指示するために可視光によるガイド光
を併用する構成のものが一般的であった。
は、Nd−YAGレーザ,CO2レーザなどを用いたも
のがよく知られているが、これらのレーザ光はいずれも
非可視光レーザであるため、手術における実使用時、レ
ーザの照射位置を指示するために可視光によるガイド光
を併用する構成のものが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成のもの
の場合、ガイド光として赤色のHe−Neレーザまたは
半導体レーザなどを1mW以下の低ワットで使用してい
る場合が一般的であるが、これらのレーザ光の場合、い
ずれも単にレーザの照射位置を示すだけに用いられてお
り、これらのレーザ光が有している作用効果を十分に生
かしたものであるとはいい難い。
の場合、ガイド光として赤色のHe−Neレーザまたは
半導体レーザなどを1mW以下の低ワットで使用してい
る場合が一般的であるが、これらのレーザ光の場合、い
ずれも単にレーザの照射位置を示すだけに用いられてお
り、これらのレーザ光が有している作用効果を十分に生
かしたものであるとはいい難い。
【0004】すなわち、ここで使用しているHe−Ne
レーザまたは半導体レーザなどは、このレーザ光自身数
10W〜百数十Wの出力で患部を照射することにより疼
痛緩解,創傷治療などの治療効果を有していることが明
らかとなっており、この効果を応用したレーザ治療機が
医療用として使用されていることはよく知られている。
レーザまたは半導体レーザなどは、このレーザ光自身数
10W〜百数十Wの出力で患部を照射することにより疼
痛緩解,創傷治療などの治療効果を有していることが明
らかとなっており、この効果を応用したレーザ治療機が
医療用として使用されていることはよく知られている。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、ガイ
ド用可視光レーザに、ガイド機能に加えて治療効果をも
合せもたせたレーザメス装置を提供することを目的とす
る。
ド用可視光レーザに、ガイド機能に加えて治療効果をも
合せもたせたレーザメス装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のレーザメス装置は、He−Neレーザまた
は半導体レーザからなるガイド用可視光レーザの照射強
度をガイド光コントローラによりコントロールできるよ
うにし、ガイド光としての機能に加えて疼痛緩解,創傷
治療などのレーザ治療機能をも合せもたせるような構成
にしたものである。
めに本発明のレーザメス装置は、He−Neレーザまた
は半導体レーザからなるガイド用可視光レーザの照射強
度をガイド光コントローラによりコントロールできるよ
うにし、ガイド光としての機能に加えて疼痛緩解,創傷
治療などのレーザ治療機能をも合せもたせるような構成
にしたものである。
【0007】
【作用】上記構成によりガイド光として使用するHe−
Neレーザまたは半導体レーザを利用して、レーザメス
手術における疼痛の抑制、創傷治癒の促進などの治療効
果を生み出し、レーザメス手術の利点を大きく高めるこ
とができるものである。
Neレーザまたは半導体レーザを利用して、レーザメス
手術における疼痛の抑制、創傷治癒の促進などの治療効
果を生み出し、レーザメス手術の利点を大きく高めるこ
とができるものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例のレーザメス装置に
ついて添付図面にもとづいて説明する。
ついて添付図面にもとづいて説明する。
【0009】図1,図2において、1はレーザメス本体
で、内部にレーザ発振機(図示せず)およびガイド光コ
ントローラ2を内蔵しており、ダイヤル3によってガイ
ド光の照射強度をコントロールできるようになってい
る。4は患部の焼灼・切開用の非可視光レーザを導光す
る主導光路5およびガイド用の可視光レーザを導光する
ガイド光導光路6を併せて内包する導光プローブで、7
はこの導光プローブの先端に取り付けられたハンドピー
スである。ハンドピース7は、ハンドピース軸71とハ
ンドピースキャップ72で構成され、内部に集光レンズ
8を内蔵しており、ハンドピース7の先端から所定の距
離の焦点位置9に主導光路5およびガイド光導光路6に
より導かれるレーザ光が集光される構成となっている。
で、内部にレーザ発振機(図示せず)およびガイド光コ
ントローラ2を内蔵しており、ダイヤル3によってガイ
ド光の照射強度をコントロールできるようになってい
る。4は患部の焼灼・切開用の非可視光レーザを導光す
る主導光路5およびガイド用の可視光レーザを導光する
ガイド光導光路6を併せて内包する導光プローブで、7
はこの導光プローブの先端に取り付けられたハンドピー
スである。ハンドピース7は、ハンドピース軸71とハ
ンドピースキャップ72で構成され、内部に集光レンズ
8を内蔵しており、ハンドピース7の先端から所定の距
離の焦点位置9に主導光路5およびガイド光導光路6に
より導かれるレーザ光が集光される構成となっている。
【0010】次に、この実施例の構成における作用を説
明する。レーザメス本体1において発生されたNd−Y
AGレーザまたはCO2レーザなどのレーザ光は、主導
光路5を通ってハンドピース7に導かれ、集光レンズ8
において集光されて焦点位置9に焦点を結ぶ。
明する。レーザメス本体1において発生されたNd−Y
AGレーザまたはCO2レーザなどのレーザ光は、主導
光路5を通ってハンドピース7に導かれ、集光レンズ8
において集光されて焦点位置9に焦点を結ぶ。
【0011】一方、He−Neレーザまたは半導体レー
ザなどからなるガイド光も、ガイド光導光路6を通って
同じくハンドピース7に導かれ、集光レンズ8を介して
焦点位置9に集光される。
ザなどからなるガイド光も、ガイド光導光路6を通って
同じくハンドピース7に導かれ、集光レンズ8を介して
焦点位置9に集光される。
【0012】このとき、本来の焼灼・切開手術に使用さ
れる非可視光レーザは肉眼で確認することができないた
め、そのかわりに同一焦点位置に集光される赤色のガイ
ド光によってその焦点位置を知ることができる構成とな
っている。
れる非可視光レーザは肉眼で確認することができないた
め、そのかわりに同一焦点位置に集光される赤色のガイ
ド光によってその焦点位置を知ることができる構成とな
っている。
【0013】図3において、ハンドピース7の先端から
照射される非可視光レーザとガイド光レーザが患部10
の表面の焦点位置9に照射された状態を示している。
照射される非可視光レーザとガイド光レーザが患部10
の表面の焦点位置9に照射された状態を示している。
【0014】この状態において、レーザメス本体1に内
蔵されるガイド光コントローラ2のダイヤル3を操作す
ると、ガイド光のスポット9aの照射強度をコントロー
ルすることができ、ガイド光としての照射強度である数
mWからレーザ治療効果が期待できる数十mW〜百数十
mWの照射強度まで制御することができる。
蔵されるガイド光コントローラ2のダイヤル3を操作す
ると、ガイド光のスポット9aの照射強度をコントロー
ルすることができ、ガイド光としての照射強度である数
mWからレーザ治療効果が期待できる数十mW〜百数十
mWの照射強度まで制御することができる。
【0015】なお、実施例においては、主導光路5およ
びガイド光導光路6として光ファイバを用いたレーザメ
スの場合を示したが、従来多用されているミラー反射型
の導光路を用いた多関節型レーザメスにおいても同様の
構成となることは明らかである。
びガイド光導光路6として光ファイバを用いたレーザメ
スの場合を示したが、従来多用されているミラー反射型
の導光路を用いた多関節型レーザメスにおいても同様の
構成となることは明らかである。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例の説明により明らかなよう
に本発明のレーザメス装置は、レーザメス装置にHe−
Neレーザまたは半導体レーザなどからなるガイド用可
視光レーザの照射強度をコントロールする機能をもたせ
ることによって、ガイド光に要求される本来のガイド機
能に加えて疼痛緩解,創傷治療などのレーザ治療機能を
合せもたせることのできるもので、出血と痛みを最小限
にとどめて短時間で切開手術を行うことを可能にしたレ
ーザメスの特長をさらにいっそう高め、より痛みが少な
く、創傷の治癒速度が飛躍的に短縮できる効果を生み出
すことのできるもので、きわめて実用性の高いものであ
る。
に本発明のレーザメス装置は、レーザメス装置にHe−
Neレーザまたは半導体レーザなどからなるガイド用可
視光レーザの照射強度をコントロールする機能をもたせ
ることによって、ガイド光に要求される本来のガイド機
能に加えて疼痛緩解,創傷治療などのレーザ治療機能を
合せもたせることのできるもので、出血と痛みを最小限
にとどめて短時間で切開手術を行うことを可能にしたレ
ーザメスの特長をさらにいっそう高め、より痛みが少な
く、創傷の治癒速度が飛躍的に短縮できる効果を生み出
すことのできるもので、きわめて実用性の高いものであ
る。
【図1】本発明の一実施例のレーザメス装置のハンドピ
ースの構成を示す縦断面図
ースの構成を示す縦断面図
【図2】同外観を示す斜視図
【図3】同使用状態を示す斜視図
1 レーザメス本体 2 ガイド光コントローラ 5 主導光路 6 ガイド光導光路 7 ハンドピース
Claims (1)
- 【請求項1】患部を焼灼・切開するための非可視光レー
ザを導く主導光路と、患部上の焼灼位置を指示するため
のHe−Neレーザまたは半導体レーザを用いたガイド
用可視光レーザを導くガイド光導光路と、このガイド用
可視光レーザの照射強度を制御するガイド光コントロー
ラとを備え、照射強度をコントロールすることにより、
ガイド用可視光レーザにガイド機能に加えて疼痛緩解の
レーザ治療機能を合せもたせるように構成したレーザメ
ス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4026384A JPH05220166A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | レーザメス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4026384A JPH05220166A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | レーザメス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05220166A true JPH05220166A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=12192040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4026384A Pending JPH05220166A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | レーザメス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05220166A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115038468A (zh) * | 2020-01-21 | 2022-09-09 | 自由风格合伙有限公司 | 具有可见光和整形光学元件的便携式和一次性紫外线设备 |
-
1992
- 1992-02-13 JP JP4026384A patent/JPH05220166A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115038468A (zh) * | 2020-01-21 | 2022-09-09 | 自由风格合伙有限公司 | 具有可见光和整形光学元件的便携式和一次性紫外线设备 |
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