JPS6130551A - 4−ビフエニリル酢酸−シクロデキストリン包接化合物 - Google Patents
4−ビフエニリル酢酸−シクロデキストリン包接化合物Info
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- JPS6130551A JPS6130551A JP59151193A JP15119384A JPS6130551A JP S6130551 A JPS6130551 A JP S6130551A JP 59151193 A JP59151193 A JP 59151193A JP 15119384 A JP15119384 A JP 15119384A JP S6130551 A JPS6130551 A JP S6130551A
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- biphenylylacetic acid
- acid
- biphenylylacetic
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なシクロデキストリン包接化合物に関し、
更に詳しくは、4−ビフエニリル酢酸の水への溶解性お
よび消化管からの吸収性(バイオアベイラビリティ)が
高められ且つ生体粘膜に対する刺激性及び刺激味が軽減
されたビフェニリル酢酸−シクロデキストリン包接化合
物に関する。
更に詳しくは、4−ビフエニリル酢酸の水への溶解性お
よび消化管からの吸収性(バイオアベイラビリティ)が
高められ且つ生体粘膜に対する刺激性及び刺激味が軽減
されたビフェニリル酢酸−シクロデキストリン包接化合
物に関する。
ビフェニリル酢酸は経口用非ステロイド系消炎・鎮痛・
解熱剤として知られ既に市販されている4−(4−ビフ
エニリル)−4−オキソ酪酸(一般名:フエーンプフエ
ン)の代謝産物であシ、フェンブフェンの薬理作用は主
としてこの4−ビフエニリル酢酸によることが動物試験
または臨床試験において確認されている。従って、ビフ
ェニリル酢酸はそれ自体でも消炎・鎮痛・解熱剤として
利用可能と考えられるが、しかし、4−ビフエニリル酢
酸は強力な抗炎症作用を有する反面、経口投与した場合
に、消化管粘膜に対する刺激が強く、酢酸は水に難溶性
であり、生体内への吸収性に乏しいという欠点もある。
解熱剤として知られ既に市販されている4−(4−ビフ
エニリル)−4−オキソ酪酸(一般名:フエーンプフエ
ン)の代謝産物であシ、フェンブフェンの薬理作用は主
としてこの4−ビフエニリル酢酸によることが動物試験
または臨床試験において確認されている。従って、ビフ
ェニリル酢酸はそれ自体でも消炎・鎮痛・解熱剤として
利用可能と考えられるが、しかし、4−ビフエニリル酢
酸は強力な抗炎症作用を有する反面、経口投与した場合
に、消化管粘膜に対する刺激が強く、酢酸は水に難溶性
であり、生体内への吸収性に乏しいという欠点もある。
ところが今回、本発明において、4−ビフエニリル酢酸
をシクロデキストリンによシ包接化させると、4−ピフ
エリル酢酸の水への溶解性及び消化管等からの吸収性(
バイオアベイ2ビリテイ)が著るしく向上し、しかも消
化管粘膜に対する刺微性も軽減して消化管障害作用が極
めて少なくなることが見い出された。
をシクロデキストリンによシ包接化させると、4−ピフ
エリル酢酸の水への溶解性及び消化管等からの吸収性(
バイオアベイ2ビリテイ)が著るしく向上し、しかも消
化管粘膜に対する刺微性も軽減して消化管障害作用が極
めて少なくなることが見い出された。
ここで「包接化合物」とは包接格子をつくるホスト分子
とその空洞内にはいシ込むゲスト分子からなる分子化合
物であシ、本発明においては、ホスト分子としてシクロ
デキストリン、またゲスト分子として4−ビフエニリル
酢酸とから形成される。
とその空洞内にはいシ込むゲスト分子からなる分子化合
物であシ、本発明においては、ホスト分子としてシクロ
デキストリン、またゲスト分子として4−ビフエニリル
酢酸とから形成される。
との包接化合物を形成する4−ビフエニリル酢酸は、式
で示される融点が約163〜約165°の白色無臭の結
晶性粉末であシ、アセトン、メタノールにやや溶けやす
く、エタノール、酢酸、エーテル、クロロホルムにやや
溶けに<<、水およびヘキサンには#1とんど溶けない
という溶解特性を有している。
晶性粉末であシ、アセトン、メタノールにやや溶けやす
く、エタノール、酢酸、エーテル、クロロホルムにやや
溶けに<<、水およびヘキサンには#1とんど溶けない
という溶解特性を有している。
一方、上記4−ビフエニリル酢酸の包接化に使用される
シクロデキストリンは、でんぷんまたはデキストリンに
アミラーゼを作用させて得られる6〜8個或いはそれ以
上のD−グルコース単位がα−1,4−グリコシド結合
により結合した環状構造を有する化合物であシ、分子内
部に直径約6〜lO1の空洞を有する。シクロデキスト
リンにはD−ゲルコール構成単位の数によシ、α−型、
β−型、r−型等の種々のタイプのものが存在し、それ
ぞれ分子内部の空洞の径が異っているが、本発明では、
とれらα−型、β−型、r型のいずれかのタイプのもの
をそれぞれ単独で使用することができ、或いはこれらの
2種もしくはそれ以上を混合して用いて屯よい。これら
のシクロデキストリンは例えば日本食品加工■等から市
販されておシ容易に入手することができる。
シクロデキストリンは、でんぷんまたはデキストリンに
アミラーゼを作用させて得られる6〜8個或いはそれ以
上のD−グルコース単位がα−1,4−グリコシド結合
により結合した環状構造を有する化合物であシ、分子内
部に直径約6〜lO1の空洞を有する。シクロデキスト
リンにはD−ゲルコール構成単位の数によシ、α−型、
β−型、r−型等の種々のタイプのものが存在し、それ
ぞれ分子内部の空洞の径が異っているが、本発明では、
とれらα−型、β−型、r型のいずれかのタイプのもの
をそれぞれ単独で使用することができ、或いはこれらの
2種もしくはそれ以上を混合して用いて屯よい。これら
のシクロデキストリンは例えば日本食品加工■等から市
販されておシ容易に入手することができる。
4−ビフエニリル酢酸の上記シクロデキストリンによる
包接化はそれ自体公知の種々の方法によシ行なうことが
でき、例えば、溶液法、混線法等の方法が通常好適であ
る。
包接化はそれ自体公知の種々の方法によシ行なうことが
でき、例えば、溶液法、混線法等の方法が通常好適であ
る。
溶液法の場合、シフロブキス) IJンの水溶液、好ま
しくは飽和水溶液に、4−ビフエニリル酢酸をそのまま
で又紘4−ビフエニリル酢酸を例えばアセトン等の水と
混合しうる有機溶媒に溶解した溶液として加え、約lO
〜約90℃、好ましくは約20〜約60℃の温度で数時
間乃至数週間攪拌することによシ、4−ビフエニリル酢
酸−シフロブキス) リン包接化合物が沈殿として得ら
れる。
しくは飽和水溶液に、4−ビフエニリル酢酸をそのまま
で又紘4−ビフエニリル酢酸を例えばアセトン等の水と
混合しうる有機溶媒に溶解した溶液として加え、約lO
〜約90℃、好ましくは約20〜約60℃の温度で数時
間乃至数週間攪拌することによシ、4−ビフエニリル酢
酸−シフロブキス) リン包接化合物が沈殿として得ら
れる。
この包接化合物の沈殿は分離した後、必要に応じて、ア
セトン、メタノール、エタノール、エーテル等の溶媒を
用いて洗滌精復する。
セトン、メタノール、エタノール、エーテル等の溶媒を
用いて洗滌精復する。
4−ビフエニリル酢酸の使用量はとくに制限はなく、シ
クロデキストリンの型等に応じて広く変えることができ
るが、一般には、未反応の4−ビフエニリル酢酸を分離
除去する煩雑さを避け、包接化合物の精製を容易にする
ために、使用するシクロデキストリンに対し等モル量以
下が適当であり、更に好ましくはシクロデキストリン1
モルに対し4−ビフエニリル酢酸を0.05〜0.5
倍モルで使用するのが適当である。
クロデキストリンの型等に応じて広く変えることができ
るが、一般には、未反応の4−ビフエニリル酢酸を分離
除去する煩雑さを避け、包接化合物の精製を容易にする
ために、使用するシクロデキストリンに対し等モル量以
下が適当であり、更に好ましくはシクロデキストリン1
モルに対し4−ビフエニリル酢酸を0.05〜0.5
倍モルで使用するのが適当である。
一方、混線法の場合には、シクロデキストリンに通常0
.5〜5倍重量の水を加えてペースト状とし、これに予
め確認しておいた包接当量にほぼ相当する量の4−ビフ
エニリル酢酸を加え、ニーダ時間で充分である。混線終
了後のペーストを乾燥し、粉末状の包接化合物を得る。
.5〜5倍重量の水を加えてペースト状とし、これに予
め確認しておいた包接当量にほぼ相当する量の4−ビフ
エニリル酢酸を加え、ニーダ時間で充分である。混線終
了後のペーストを乾燥し、粉末状の包接化合物を得る。
かくして、目的とする包接化合物の組成に相当する4−
ビフエニリル酢酸を用いることにより、il?”!定量
的収率で4−ビフエニリル酢酸−シクロデキストリン包
接化合物が得られる。このようにして得られた包接化合
物は必要に応じて前記溶液法におけると同様にしてさら
に精製することができる。
ビフエニリル酢酸を用いることにより、il?”!定量
的収率で4−ビフエニリル酢酸−シクロデキストリン包
接化合物が得られる。このようにして得られた包接化合
物は必要に応じて前記溶液法におけると同様にしてさら
に精製することができる。
包接化合物の生成は赤外吸収、X線回折等のスペクトル
的手段及び示差熱分析等により確認することができる。
的手段及び示差熱分析等により確認することができる。
す、4−ビフエニリル酢酸とシクロデキストリンとの包
接割合は下記のとおシである。
接割合は下記のとおシである。
4−ビフエニリル酢酸:α−シクロデキストリン=1モ
ル:1.9〜2.1モル 4−ビフエニリル酢酸:β−シクロデキストリン=1モ
ル:0.8〜1.2モル 4−ビフエニリル酢酸:r−シクロデキストリンン°−
1モル0.9〜1.1モル 本発明によシ提供される4−ビフエニリル酢酸−シクロ
デキストリン包接化合物は水に対する溶解性及び溶解速
度に優れている。
ル:1.9〜2.1モル 4−ビフエニリル酢酸:β−シクロデキストリン=1モ
ル:0.8〜1.2モル 4−ビフエニリル酢酸:r−シクロデキストリンン°−
1モル0.9〜1.1モル 本発明によシ提供される4−ビフエニリル酢酸−シクロ
デキストリン包接化合物は水に対する溶解性及び溶解速
度に優れている。
例えば、添付の第1図に示すグラフは4−ビフエニリル
酢酸とβ−(0印)およびr−(・印)シクロデキスト
リンとの包接化合物、並びに4−ビフエニリル酢酸それ
自体(0印)の水に対する溶解挙動を粉末法によシ調べ
た結果であるが、包接化合物は4−ビフエニリル酢酸そ
れ自体に比べて水に対する溶解速度が著しく増大するこ
とがわかる。
酢酸とβ−(0印)およびr−(・印)シクロデキスト
リンとの包接化合物、並びに4−ビフエニリル酢酸それ
自体(0印)の水に対する溶解挙動を粉末法によシ調べ
た結果であるが、包接化合物は4−ビフエニリル酢酸そ
れ自体に比べて水に対する溶解速度が著しく増大するこ
とがわかる。
例えば、60分後の溶液中の4−ビフエニリル「:酢酸
濃度を比較すると、β−及びr−シクロデキストリン包
接化合物では、4−ビフエ= v k酢酸それ自体の場
合に対し、各々6.9及び4.2倍であるシとで「粉末
法」は、37℃の蒸留水(25ml)中に粉末試料(1
00メツシユ以下の4−ビフエニリル酢酸7.519.
4−ビフエニリル酢酸−β−シクロデキストリン包接化
合物48岬、またはビフェニリル酢酸−r−シクロデキ
ストリン包接化合物53q:包接化合物は4−ビフエニ
リル酢酸7、5 myに相当する)を加え、攪拌し、経
時的に溶液中のビフェニリル酢酸濃度をUV吸光度から
求めることからなるものである。
濃度を比較すると、β−及びr−シクロデキストリン包
接化合物では、4−ビフエ= v k酢酸それ自体の場
合に対し、各々6.9及び4.2倍であるシとで「粉末
法」は、37℃の蒸留水(25ml)中に粉末試料(1
00メツシユ以下の4−ビフエニリル酢酸7.519.
4−ビフエニリル酢酸−β−シクロデキストリン包接化
合物48岬、またはビフェニリル酢酸−r−シクロデキ
ストリン包接化合物53q:包接化合物は4−ビフエニ
リル酢酸7、5 myに相当する)を加え、攪拌し、経
時的に溶液中のビフェニリル酢酸濃度をUV吸光度から
求めることからなるものである。
また、第2図は4−ビフエニリル酢酸とα−(6部)、
β−(0印)およびγ−(・印)シクロデキストリンと
の溶解度相図であるが、4−ビフエニリル酢酸の水に対
する溶解性はシクロデキストリンの存在下で包接化合物
の形成によって増大することがわかる。即ち、溶液中の
4−ビフエニリル酢酸濃度は、シクロデキストリンの非
存在下(4−ビフエニリル酢酸自体)に比べ、0.15
モル/lのα−シクロデキストリン存在下で約5Lo、
oosモルのβ−シクロデキストリンの存在下で約4倍
または0,05モル/lのr−シクロデキストリンの存
在量で約4倍になる。なお、上記の溶解度相図は水およ
び種々の濃度のシクロデキストリン水溶液中に過剰量の
4−ビフエニリル酢酸を加え25℃で攪拌し、平衡到達
後の溶液中の4−ビフエニリル酢酸濃度をUV吸光度か
ら求めたものである。
β−(0印)およびγ−(・印)シクロデキストリンと
の溶解度相図であるが、4−ビフエニリル酢酸の水に対
する溶解性はシクロデキストリンの存在下で包接化合物
の形成によって増大することがわかる。即ち、溶液中の
4−ビフエニリル酢酸濃度は、シクロデキストリンの非
存在下(4−ビフエニリル酢酸自体)に比べ、0.15
モル/lのα−シクロデキストリン存在下で約5Lo、
oosモルのβ−シクロデキストリンの存在下で約4倍
または0,05モル/lのr−シクロデキストリンの存
在量で約4倍になる。なお、上記の溶解度相図は水およ
び種々の濃度のシクロデキストリン水溶液中に過剰量の
4−ビフエニリル酢酸を加え25℃で攪拌し、平衡到達
後の溶液中の4−ビフエニリル酢酸濃度をUV吸光度か
ら求めたものである。
本発明の4−ビフエニリル酢酸−シクロデキストリン包
接化合物は、上述の如き溶解性の改善に伴い、経口投与
した際の4−ピフエニ+jル酢酸の血中濃度が著しく増
大し、バイオアベイラビリティが、向上するとともに、
消化管粘膜に対する刺激が、軽減されるという生理学的
に優れた特徴を有する。′ 例えば、下記第1表は4−ビフエニリル酢酸とβ−また
はγ−シクロデキストリンとの包接化合物および4−ビ
フエニリル酢酸それ自体を、4−ビフエニリル酢酸に換
算して各2omy/kgづつ、家兎に経口投与した時の
各時間ごとの血中の4−ビフエニリル酢酸濃度の測定結
果である。
接化合物は、上述の如き溶解性の改善に伴い、経口投与
した際の4−ピフエニ+jル酢酸の血中濃度が著しく増
大し、バイオアベイラビリティが、向上するとともに、
消化管粘膜に対する刺激が、軽減されるという生理学的
に優れた特徴を有する。′ 例えば、下記第1表は4−ビフエニリル酢酸とβ−また
はγ−シクロデキストリンとの包接化合物および4−ビ
フエニリル酢酸それ自体を、4−ビフエニリル酢酸に換
算して各2omy/kgづつ、家兎に経口投与した時の
各時間ごとの血中の4−ビフエニリル酢酸濃度の測定結
果である。
第1表から明らかなように、本発明の包接化合物は4−
ビフエニリル酢酸それ自体に比べ、4−ビフエニリル酢
酸の血中濃度が高く、AUC(血中濃度一時間曲線下面
積)で約2倍となシ、吸収性の著しい改善が認められる
。
ビフエニリル酢酸それ自体に比べ、4−ビフエニリル酢
酸の血中濃度が高く、AUC(血中濃度一時間曲線下面
積)で約2倍となシ、吸収性の著しい改善が認められる
。
また、本発明の包接化合物は経口以外の投与形態の1つ
として坐剤の形態での直腸投与などが有効と考えられる
が、下記第2表は4−ビフエニリル酢酸−β−シクロデ
キストリン包接化合物及び4−ビフエニリル酢酸それ自
体から調製した坐剤の生理食塩水中への4−ビフエニリ
ル酢酸の放出速度の測定結果である。この結果によれば
包接化合物の坐剤からの4−ビフエニリル酢酸の放出速
度は4−ビフエニリル酢酸それ自体の坐剤に比べ2.5
倍以上であり、この結果は本発明の包接化合物の坐剤と
しての投与の有効性を示唆するものである。
として坐剤の形態での直腸投与などが有効と考えられる
が、下記第2表は4−ビフエニリル酢酸−β−シクロデ
キストリン包接化合物及び4−ビフエニリル酢酸それ自
体から調製した坐剤の生理食塩水中への4−ビフエニリ
ル酢酸の放出速度の測定結果である。この結果によれば
包接化合物の坐剤からの4−ビフエニリル酢酸の放出速
度は4−ビフエニリル酢酸それ自体の坐剤に比べ2.5
倍以上であり、この結果は本発明の包接化合物の坐剤と
しての投与の有効性を示唆するものである。
下記第3表は、4−ビフエニリル酢酸とβ−またはr−
シクロデキストリンとの包接化合物、およびビフェニリ
ル酢酸それ自体を4−ビフエニリル酢酸として各20■
/klJづつラットに経口投与したのち、胃粘膜の潰瘍
部位の大きさを測って潰瘍係数として表したものである
。この結果によれば潰瘍部位の大きさはβ−およびr−
シクロデキストリン包接化合物のいずれもが4−ビフエ
ニリル酢酸それ自体の場合の約〃〜2であり、4−ビフ
エニリル酢酸の包接化による著しい潰瘍形成の抑制効果
が認められる。
シクロデキストリンとの包接化合物、およびビフェニリ
ル酢酸それ自体を4−ビフエニリル酢酸として各20■
/klJづつラットに経口投与したのち、胃粘膜の潰瘍
部位の大きさを測って潰瘍係数として表したものである
。この結果によれば潰瘍部位の大きさはβ−およびr−
シクロデキストリン包接化合物のいずれもが4−ビフエ
ニリル酢酸それ自体の場合の約〃〜2であり、4−ビフ
エニリル酢酸の包接化による著しい潰瘍形成の抑制効果
が認められる。
第3表:経口投与によるラット胃刺激試験a)α)
Il’1star系雄性ラット(7週令、体重150〜
xsoy)各5匹に、無麻酔下にカプセル(4−ビフェ
ニ1¥h酸または4−ビフエニリル6酸−シクロデキス
トリン包接化合物を4−ビフエ= +フル酢酸に換算し
て20■/に9(ラット)となるようラット用カプセル
に充填)を咽喉の奥にのせ、ゾンデで胃に誘導し、さら
に水0.5 wtを投与した。投与3時間後に2%Ev
an’a blurto、4忌を尾静脈より注入し、
4時間後に屠殺した。胃をとシ出し、5%ホルマリン水
溶液を胃腔内に注入し膨満させ、5%ホルマリン水溶液
に浸漬し、両組織を固定した。胃を切開しガラス板上に
伸展し、顕fljI鏡下、潰瘍発生の有無を調べた。
Il’1star系雄性ラット(7週令、体重150〜
xsoy)各5匹に、無麻酔下にカプセル(4−ビフェ
ニ1¥h酸または4−ビフエニリル6酸−シクロデキス
トリン包接化合物を4−ビフエ= +フル酢酸に換算し
て20■/に9(ラット)となるようラット用カプセル
に充填)を咽喉の奥にのせ、ゾンデで胃に誘導し、さら
に水0.5 wtを投与した。投与3時間後に2%Ev
an’a blurto、4忌を尾静脈より注入し、
4時間後に屠殺した。胃をとシ出し、5%ホルマリン水
溶液を胃腔内に注入し膨満させ、5%ホルマリン水溶液
に浸漬し、両組織を固定した。胃を切開しガラス板上に
伸展し、顕fljI鏡下、潰瘍発生の有無を調べた。
b)潰瘍部位の長さあるいは直径を測定し、1匹あたシ
の合計を求めた。ラット5匹の平均値士標準誤差。
の合計を求めた。ラット5匹の平均値士標準誤差。
本発明の4−ビフエニリル酢酸−シクロデキストリン包
接化合物は、以上に述べたように理化学的および生理学
的に優れた特性を有し、例えば、経口・投与での消化管
粘膜に対する刺激性を軽減し且つ潰瘍形成を抑制する。
接化合物は、以上に述べたように理化学的および生理学
的に優れた特性を有し、例えば、経口・投与での消化管
粘膜に対する刺激性を軽減し且つ潰瘍形成を抑制する。
ことによって、また強訴性の改善ミさらに血中濃度の増
大によってもたらされる投与量の減少によって、4−ビ
フエニリル酢酸の経口剤への適用を可能にする。また、
4−ビフエニリル酢酸−シクロデキストリン包接化合物
による4−ビフェニル酢酸の水への溶解性の向上は、4
−ビフエニリル酢酸のシロップ剤、注射剤、点眼剤、さ
らにはドライシロップ剤への適用を可能にし、さらに坐
剤での4−ビフェニル酢酸の放出速度の増大は坐剤への
適用を可能にする。
大によってもたらされる投与量の減少によって、4−ビ
フエニリル酢酸の経口剤への適用を可能にする。また、
4−ビフエニリル酢酸−シクロデキストリン包接化合物
による4−ビフェニル酢酸の水への溶解性の向上は、4
−ビフエニリル酢酸のシロップ剤、注射剤、点眼剤、さ
らにはドライシロップ剤への適用を可能にし、さらに坐
剤での4−ビフェニル酢酸の放出速度の増大は坐剤への
適用を可能にする。
このように本発明の包接化合物は4−ビフェニル酢酸の
治療上の有用性の向上に大いに貢献するものである。ま
た、包接化によって、4−ビフエニリル酢酸の有する刺
激味が軽減されることも製薬学的な利点と考えられる。
治療上の有用性の向上に大いに貢献するものである。ま
た、包接化によって、4−ビフエニリル酢酸の有する刺
激味が軽減されることも製薬学的な利点と考えられる。
本発明の包接化合物を薬剤として用いる場合のその投与
量は、投与経路、剤型、症状、患者の性別、年令等によ
って異るが、通常成人1人あたυ1回i o spy
(4−ビフエニリル酢酸換算、以下同じ)〜100岬を
1日1〜3回程度投毒するのが適当であり、これにより
、慢性関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周
配炎、頚肩腕症候群、術後および外傷による炎症・疼痛
、癌性疼痛、帯状庖疹、痛風発作、肺・肺鞘炎、神経痛
、筋肉 。
量は、投与経路、剤型、症状、患者の性別、年令等によ
って異るが、通常成人1人あたυ1回i o spy
(4−ビフエニリル酢酸換算、以下同じ)〜100岬を
1日1〜3回程度投毒するのが適当であり、これにより
、慢性関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周
配炎、頚肩腕症候群、術後および外傷による炎症・疼痛
、癌性疼痛、帯状庖疹、痛風発作、肺・肺鞘炎、神経痛
、筋肉 。
痛、抜歯後痛等の症状の緩解に効果が期待される。
また、本発明の包接化合物は任意の投与経路を通して経
与でき、その投与経路としては、経口及び非経口(例え
ば筋注、静注、皮下、直腸内など)のいずれであつもよ
い。
与でき、その投与経路としては、経口及び非経口(例え
ば筋注、静注、皮下、直腸内など)のいずれであつもよ
い。
投与に際して、本発明の包接化合物は製薬学的に許容し
うる添加剤と共に所望の剤型に製剤化することができる
。使用しうる添加剤としては、例えば、コーンスターチ
、乳糖、第ニリン酸カルシウム、結晶性セルロース、精
製白糖などの賦形剤;ヒドロキシプロピルセルロース、
アラビアゴム末、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
、ポリビニリドン、ゼラチンなどの結合剤;カルボキシ
メチルセルロース・カルシウム、低tit換ヒドロキシ
プロピルセルロース、加工デンプン、ホリビニルビロリ
ドンなどの崩壊剤;ステアリン酸マグネシウム、ステア
リン酸カルシウム、ステアリン酸、タルクなどの滑沢剤
;ウイテプゾール、カカオ脂、マクロゴール、グリセ9
克ゼーラチンなどの坐剤基剤が挙げられ、これらを用い
て本発明の包接化合′物は例えば錠剤、コーティング錠
、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、坐剤等の剤型に製剤化
することができる。
うる添加剤と共に所望の剤型に製剤化することができる
。使用しうる添加剤としては、例えば、コーンスターチ
、乳糖、第ニリン酸カルシウム、結晶性セルロース、精
製白糖などの賦形剤;ヒドロキシプロピルセルロース、
アラビアゴム末、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
、ポリビニリドン、ゼラチンなどの結合剤;カルボキシ
メチルセルロース・カルシウム、低tit換ヒドロキシ
プロピルセルロース、加工デンプン、ホリビニルビロリ
ドンなどの崩壊剤;ステアリン酸マグネシウム、ステア
リン酸カルシウム、ステアリン酸、タルクなどの滑沢剤
;ウイテプゾール、カカオ脂、マクロゴール、グリセ9
克ゼーラチンなどの坐剤基剤が挙げられ、これらを用い
て本発明の包接化合′物は例えば錠剤、コーティング錠
、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、坐剤等の剤型に製剤化
することができる。
次に実施例によシ本発明をさらに説明す仇実施例 1
4−ビフエニリル酢酸0.14.9(6,6X10″″
4モル)トメ−シクロデキストリン1.36.9(1,
2X 10−’モル)とを精製水100−に加え、室温
で10日間攪拌した。生じた沈殿をろ取しエーテル及び
冷水で洗浄後減圧下約40℃で48時間乾燥して包接化
合物0.81を得た。
4モル)トメ−シクロデキストリン1.36.9(1,
2X 10−’モル)とを精製水100−に加え、室温
で10日間攪拌した。生じた沈殿をろ取しエーテル及び
冷水で洗浄後減圧下約40℃で48時間乾燥して包接化
合物0.81を得た。
生成物をpH7,O+)ン酸緩衝液に溶解して紫外部(
2541m+)における吸光度を測定し、4−ビフエニ
リル酢酸対β−シクロデキストリンの包接割合を求めた
ところ、1モル対1モルであった。
2541m+)における吸光度を測定し、4−ビフエニ
リル酢酸対β−シクロデキストリンの包接割合を求めた
ところ、1モル対1モルであった。
生成物及び4−ビフエニリル酢酸とβ−シクロデキスト
リンの1モル対1モルの混合物について赤外吸収スペク
トルの測定及びX線回折の測定を行なった。結果をそれ
ぞれ第3−α図及び第4−α図及び4−6図に示す。
リンの1モル対1モルの混合物について赤外吸収スペク
トルの測定及びX線回折の測定を行なった。結果をそれ
ぞれ第3−α図及び第4−α図及び4−6図に示す。
赤外吸収スペクトルからカルボニル(−COOH)に基
づ(1685α−1の吸収が包接化によF) 1710
cIL−”ヘシフトしているのが認められる。また、X
線回折の測定によっても4−ビフエニリル酢酸及びβ−
シクロデキストリンの両方の特性吸収を示す1モル対1
モル混合物と異なり、包接化合物に特有のパターンを示
すことがわかる。
づ(1685α−1の吸収が包接化によF) 1710
cIL−”ヘシフトしているのが認められる。また、X
線回折の測定によっても4−ビフエニリル酢酸及びβ−
シクロデキストリンの両方の特性吸収を示す1モル対1
モル混合物と異なり、包接化合物に特有のパターンを示
すことがわかる。
さらに本実施例によシ得られた包接化合物の融点は29
0℃以上(分解)であ・つた。また、示差熱分析によっ
て4−ビフエニリル酢酸及び4〜ビフエニリル酢酸とβ
−シクロデキストリンのlモを 金物に認められる4−ビフエニリル酢酸の融点付近の加
熱ピークが包接化合物では消失することが確認された。
0℃以上(分解)であ・つた。また、示差熱分析によっ
て4−ビフエニリル酢酸及び4〜ビフエニリル酢酸とβ
−シクロデキストリンのlモを 金物に認められる4−ビフエニリル酢酸の融点付近の加
熱ピークが包接化合物では消失することが確認された。
実施例 2
4−ビフエニリル酢酸!12#(IXIO−”モル)と
β−シクロデキス)I7711.4g(IXlG””モ
ル)をらいかい機に入れ、精製水30ゴを用いて室温で
12時間混線した。得られたペースト状の反応混合物を
ロート上で吸引脱水しエーテル及び冷水で洗浄後減圧下
約50℃で10時間乾燥し白色の粉末124Iを得た。
β−シクロデキス)I7711.4g(IXlG””モ
ル)をらいかい機に入れ、精製水30ゴを用いて室温で
12時間混線した。得られたペースト状の反応混合物を
ロート上で吸引脱水しエーテル及び冷水で洗浄後減圧下
約50℃で10時間乾燥し白色の粉末124Iを得た。
目的物の包接割合を実施例1と同様に求めると、4−ビ
フエニリル酢酸1モルに対しβ−シクロデキストリン1
モルであった。
フエニリル酢酸1モルに対しβ−シクロデキストリン1
モルであった。
赤外線吸収スペクトル及びX線回折の結果は、実施例1
と同一の化合物でちることを示しだ。
と同一の化合物でちることを示しだ。
実施例 3
4−ビフエニリル酢酸o、25!j(約1,2xlO−
”モル)とγ−シクロデキストリンx+、7g(約9.
0X10−11モル)とを精製水100+m!にカロえ
、加温(約50℃)攪拌後、室温にて24時間攪拌した
。生じた沈殿をろ取し、エーテル及び冷水で洗浄後、減
圧下約40℃で48時間乾燥して目自勺物1.5gを得
た。
”モル)とγ−シクロデキストリンx+、7g(約9.
0X10−11モル)とを精製水100+m!にカロえ
、加温(約50℃)攪拌後、室温にて24時間攪拌した
。生じた沈殿をろ取し、エーテル及び冷水で洗浄後、減
圧下約40℃で48時間乾燥して目自勺物1.5gを得
た。
目的物をp If 7. Oy、< ’)ン酸緩衝液に
溶解して紫外部(2s4+u)における吸光度を測定し
り、4−ビフエニリル酢酸対γ−シクマデキストリンの
包接割合乞求めたところ1モル対1モルであった。
溶解して紫外部(2s4+u)における吸光度を測定し
り、4−ビフエニリル酢酸対γ−シクマデキストリンの
包接割合乞求めたところ1モル対1モルであった。
目的物及び4−ビフエニリル酢酸とγ−シクロデキスト
リンの1モル対1モルの混合物について赤外吸収スペク
トルの測定及びX線回折(400cps、ガラスセル)
を行なった。結果をそれぞれ第3−b図及び第4−c、
4−d図に示した。赤外吸収スペクトルはカルボニル(
−COON)に基づ(1685c+a−’の吸収が包接
化により1710cm−’ヘシフトしているのが認めら
れる。
リンの1モル対1モルの混合物について赤外吸収スペク
トルの測定及びX線回折(400cps、ガラスセル)
を行なった。結果をそれぞれ第3−b図及び第4−c、
4−d図に示した。赤外吸収スペクトルはカルボニル(
−COON)に基づ(1685c+a−’の吸収が包接
化により1710cm−’ヘシフトしているのが認めら
れる。
また、X線回折の測定によっても4−ビフエニリル酢酸
及びγ−シクロデキストリンの両方の特性吸収を示す1
モル対1モル混合物と異なシ、包接化合物特有のパター
ンを示すことがわかる。
及びγ−シクロデキストリンの両方の特性吸収を示す1
モル対1モル混合物と異なシ、包接化合物特有のパター
ンを示すことがわかる。
本実施例によシ得られた包接化合物の融点は290℃以
上(分解)であシ、また示差熱分析によって4−ビフエ
ニリル酢酸とr−シクロデキストリンの1モル対1モル
汎会物に認められるピフェニル酢酸の融点付近の吸熱ピ
ークが包接化によって消失することが確認された。
上(分解)であシ、また示差熱分析によって4−ビフエ
ニリル酢酸とr−シクロデキストリンの1モル対1モル
汎会物に認められるピフェニル酢酸の融点付近の吸熱ピ
ークが包接化によって消失することが確認された。
製剤例1: 錠剤(s Om7/ tab )4−ビフ
ェニル酢酸−β−シクロデ キストリン包接化合物 317.4■(ビ
フェニリル酢酸として50 mf )結晶セルロース
36.0 mgl・ウモロコシデ
ンプン 39.6〃クカルシウム カル
ボキシメチルセル ロース 450ワヒ
ドロキシ グロビルセルロース 9.0〜ステア
リン酸マグネシウム 30m2450.0
グ 包接化合物に賦形剤、崩壊剤、結合剤を加えて均等に混
和した後顆粒状とし、ついで滑沢剤を加え圧縮成型する
。
ェニル酢酸−β−シクロデ キストリン包接化合物 317.4■(ビ
フェニリル酢酸として50 mf )結晶セルロース
36.0 mgl・ウモロコシデ
ンプン 39.6〃クカルシウム カル
ボキシメチルセル ロース 450ワヒ
ドロキシ グロビルセルロース 9.0〜ステア
リン酸マグネシウム 30m2450.0
グ 包接化合物に賦形剤、崩壊剤、結合剤を加えて均等に混
和した後顆粒状とし、ついで滑沢剤を加え圧縮成型する
。
製剤例2: カプセル剤 (5omy/cap)4−ビ
フエニリル酢酸−β−シクロ デキス) IJン包接化合物 317.4■
(ビフェニリル酢酸として50mグ) トウモロコシデンプン 786〜ステア
リン酸マグネシウム 4.0■400、
Oツ 包接化合物に賦形剤を加え粉末状のl(又は顆粒状にし
)、更に滑沢剤を加えて硬質カプセルに充填する。
フエニリル酢酸−β−シクロ デキス) IJン包接化合物 317.4■
(ビフェニリル酢酸として50mグ) トウモロコシデンプン 786〜ステア
リン酸マグネシウム 4.0■400、
Oツ 包接化合物に賦形剤を加え粉末状のl(又は顆粒状にし
)、更に滑沢剤を加えて硬質カプセルに充填する。
製剤例3: 顆粒剤又は細粒剤(50”l?#)4−ビ
フエニリル酢酸−β−シクロ デキス) IJン包接化合物 317.41
#(ビフェニリル酢酸として50■) トウモロコシデンプン 100.0■乳糖
562.6■ヒドロ
キシプロピルセルロース 20.0 m9100
0.0■ 包接化合物及び賦形剤、結合剤を加えて、均等に混和し
た後、顆粒状又は細粒状とする。
フエニリル酢酸−β−シクロ デキス) IJン包接化合物 317.41
#(ビフェニリル酢酸として50■) トウモロコシデンプン 100.0■乳糖
562.6■ヒドロ
キシプロピルセルロース 20.0 m9100
0.0■ 包接化合物及び賦形剤、結合剤を加えて、均等に混和し
た後、顆粒状又は細粒状とする。
製剤例4: 坐剤(50mg/個)
4−ビフエニリル酢酸−β−シクロ
デキストリン包接化合物 317.4■(ビ
フェニリル酢酸としてs oq) ウイテプゾ・−ル 4y 1682.6■
2000、 O■ 坐剤基剤を、加温融解し、これに包接化合物を均等に分
散させた後成型する。
フェニリル酢酸としてs oq) ウイテプゾ・−ル 4y 1682.6■
2000、 O■ 坐剤基剤を、加温融解し、これに包接化合物を均等に分
散させた後成型する。
第1図は粉末車法による37°Cにおける水中での溶解
擦動を示す、 0: β−シクロデキストリン +l: r−シクロデキストリン ロ: ビフェニリル酢酸単独 第2図はビフェニリル酢酸とシクロデキストリン 、%溶解度相図である。 △: α−シクロデキストリン O: β−シクロデキストリン ・: r−シクロデキストリン 第3図は包接化合物及び混合物の赤外線吸収スペクトル
を示す。 3−a: β−シクロデキストリン 3−b: r−シクロデキストリン −: 包接化合物 ・・・ : ビフェニリル酢酸とシクロデキストリンの
混合物(1rrLol / 1 mol )第4図は包
接化合物及び混合物のX線回折パターンを示す。 4−α: ビフェニリル酢酸とβ−シクロデキストリン
の混合物(1mol / 1 mol )4−b: ビ
フェニリル酢酸−β〜シクロデキストリン包接化合物 4−〇: ビフェニリル酢酸をγ−シクロデキストリン
の混合物(1mol / L mol )4−d: ビ
フェニリル酢酸−γ−シクロデキストリン包接化合物 第1図 晴 間(#) 茅2図 シクロデキストリンシ霞& (XIOM)第3図 浪# (cm−’) 第4図 2θ(6) −d
擦動を示す、 0: β−シクロデキストリン +l: r−シクロデキストリン ロ: ビフェニリル酢酸単独 第2図はビフェニリル酢酸とシクロデキストリン 、%溶解度相図である。 △: α−シクロデキストリン O: β−シクロデキストリン ・: r−シクロデキストリン 第3図は包接化合物及び混合物の赤外線吸収スペクトル
を示す。 3−a: β−シクロデキストリン 3−b: r−シクロデキストリン −: 包接化合物 ・・・ : ビフェニリル酢酸とシクロデキストリンの
混合物(1rrLol / 1 mol )第4図は包
接化合物及び混合物のX線回折パターンを示す。 4−α: ビフェニリル酢酸とβ−シクロデキストリン
の混合物(1mol / 1 mol )4−b: ビ
フェニリル酢酸−β〜シクロデキストリン包接化合物 4−〇: ビフェニリル酢酸をγ−シクロデキストリン
の混合物(1mol / L mol )4−d: ビ
フェニリル酢酸−γ−シクロデキストリン包接化合物 第1図 晴 間(#) 茅2図 シクロデキストリンシ霞& (XIOM)第3図 浪# (cm−’) 第4図 2θ(6) −d
Claims (1)
- 4−ビフエニリル酢酸−シクロデキストリン包接化合物
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59151193A JPS6130551A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 4−ビフエニリル酢酸−シクロデキストリン包接化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59151193A JPS6130551A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 4−ビフエニリル酢酸−シクロデキストリン包接化合物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6130551A true JPS6130551A (ja) | 1986-02-12 |
Family
ID=15513293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59151193A Pending JPS6130551A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 4−ビフエニリル酢酸−シクロデキストリン包接化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6130551A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002316953A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-31 | Nippon Soda Co Ltd | 分子化合物の製造方法 |
US7201298B2 (en) | 2003-11-28 | 2007-04-10 | Maruso Industry Co., Ltd. | Garment hanger |
-
1984
- 1984-07-23 JP JP59151193A patent/JPS6130551A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002316953A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-31 | Nippon Soda Co Ltd | 分子化合物の製造方法 |
US7201298B2 (en) | 2003-11-28 | 2007-04-10 | Maruso Industry Co., Ltd. | Garment hanger |
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