JPS6130503A - 工業用徐溶性殺菌剤組成物 - Google Patents

工業用徐溶性殺菌剤組成物

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JPS6130503A
JPS6130503A JP15217584A JP15217584A JPS6130503A JP S6130503 A JPS6130503 A JP S6130503A JP 15217584 A JP15217584 A JP 15217584A JP 15217584 A JP15217584 A JP 15217584A JP S6130503 A JPS6130503 A JP S6130503A
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JP
Japan
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saturated fatty
fatty acid
diol
bromo
higher saturated
Prior art date
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Pending
Application number
JP15217584A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Suzuki
康之 鈴木
Shigeru Kurose
茂 黒瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Somar Corp
Original Assignee
Somar Corp
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Filing date
Publication date
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は殺菌剤成分の2−ブロモ−2−ニトロプロパy
 −1,3−ジオールと徐溶化側成分の高級飽和脂肪酸
グリセリンエステルとを溶融混和し固化してなる産業、
民生分野で使用される徐溶性殺菌剤組成物に関するもの
でおる。
(従来の技術) 従来よシ種々の分野、例えば車両用空調機において、排
水系統中に微生物が繁殖し、排水管等を汚染したり、場
合によっては閉塞し、排水の流れに支障をきたす等の問
題が起きている。
そのような問題に対処するために、多(:の場合殺菌剤
を半連続的に添加し、微生物の繁殖を防いでいる。この
方式では連続添加のための設備を必要とし、又添加して
いないときに微生物の増加がみられたシする難点がある
。そこで殺菌剤を数日から数ケ月という長期間にわたっ
て有効濃度を徐々に水中に溶出するような製剤が要望さ
れてきた。
このような徐溶性製剤に胸しては、医薬の分野に多くの
報告があシ、マイクロカプセル製剤、吸着剤を用いた製
剤、有機被覆剤を用いた製剤、包接製剤等の技術が知ら
れている。しかし寿から、これらの製剤は人又は動物に
経口投与した場合には酸性の強い胃又は腸で徐々に溶出
されるが、これを単に水中に放置しただけでは、有効成
分が溶出されないものが多く、又溶出したとしても、有
効期間は数日程度という医薬で要求される範囲内のもの
であシ、数ケ月という長期にわたって有効性を維持でき
ない。
更にそれらの点を改良すべく、水溶性薬剤を、ろうζ高
級脂肪酸、高級脂肪酸アルコール又はそれらの誘導体と
練合同化し、持続性製剤を刊る方法が、いくつかの糾み
合わせにおいて行なわれてきたが(特公昭5.2−37
053号公報)、その組み合わせの数は限りなく存在し
、その中にあって徐溶性という点で良好なものは非常に
限定されるものであった。しかも良好なものであっても
成型性に問題があったシ、FX型物を水中属放置した場
合ゲル化したシ、容易如割れが入ってくだけたシするた
めに適度な溶出を維持することができず、強いて維持し
ようとすると、特殊々紙、布等の袋や特殊な容器を必要
とするものであった。又、製剤化するにあたって成分相
互の相溶性が悪いために、溶媒に溶かした後にその溶媒
を除いたり激しく攪拌しだシという繁雑な操作を必骸と
するものであった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、成型性及び水中での保形性にすぐれ、そして
成型物とした場合、機械的強度が大きく、これを水中に
放置したとき長期間にわたって適度に有効成分を溶出し
、なおかつその形態を保持できる徐溶性殺菌剤を提供し
ようとするものである。
(問題を解決するための手段) 本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究t−重ね
た結果、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジ
オールと高級飽和脂肪酸グリセリンエステル、とりわけ
ステアリン酸グリセリンエステル、パルミチン酸グリセ
リンエステル、更にはそれらのモノ又はトリエステルと
の特異な組み合わせにおける溶融混和固化物が特異的に
目的に適合することを見出し、本発明に至った。すなわ
ち、本発明は、2−ブロモ−2−二トロブロバンー1.
3−ジオールと高級飽和脂肪酸グリセリンエステルとを
溶融混和し固化してなる徐か性殺菌剤組成物である。
本・発明における一方の成分である2−ブロモ−2−ニ
トロプロパン−1,3−ジオールは、融点128〜13
1℃、白色結晶の公知の殺菌性物質であシ、常温で固体
状を呈するものである。
他の成分である高級飽和脂肪酸グリセリンエステルとは
、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸等の高級脂肪酸のグリセリンエステルを相称する。
これらのエステルには、モノ、ジ又はトリエステルがそ
れぞれ含まれる。これらの内でもステアリン酸グリセリ
ンモノエステルは本発明において%に好適であるハ上記
で例示したエステルはいずれも常温で固体状を呈する公
知物質である。
本発明における2成分のいずれか一方を他の類似物質、
例えばオレイン酸グリセリンエステル等と代替した場合
には所期の効果を得ることはできない。本発明における
2成分の特異な組み合わせの技術的意義については後記
の実施例と比較例との対比かられかる0 2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオールと
高級飽和脂肪酸グリセリンエステルとの混合比には特に
限定がなく、所望される溶出速度によって適宜選択され
るべきであるが、高級飽和脂肪酸グリセリンエステルの
量を減らすと溶出速度が速くなり、水中濃度は増大する
が、逆に有効期間が短かくなる。普通、2−ブロモ−2
−ニトロプロパン−1,3−ジオール5〜70重量部、
好ましくは15〜65重量部に対し、高級飽和脂肪酸グ
リセリンエステル95〜30重量部、好ましくは85〜
35重量部を使用する。更に他の添加剤、例えば洗浄剤
、着色剤、増量剤、溶解速度調節剤、他の殺菌剤、結合
剤を本発明の肩利々点を害さ々い範囲で適宜、適量加え
ることができる。
本発明組成物によシ製剤を製造するに隙しては、例えば
あらかじめ2−ブロモ−2− = ) 。
プロパン−1,3−ジオールと高級飽和脂肪酸グリセリ
ンエステルを粉末状にしよくまぜたのち、約110 ℃
に加熱して溶融混和し、冷却して固化し、望む形状、大
きさに成型する。
高級飽和脂肪酸グリセリンエステルは、必ずしも1種類
のみに限定されるものではなく、2種もしくはそれ以上
の混合物として使用してもよい。
(発明の効果) 本発明の組成物は、良好な成型′性を有し、その成型物
は水中での保形性にすぐれており、機械的強度が大で、
水中に放置した場合、長期間にわたって適度に有効成分
を溶出し、なおかつその保形性においてすぐれているの
で必ずしも包装等を必要としない。
かかるすぐれた効果の作用機構は十分には解明されてい
ないが、本発明における組成物を構成する成分の組み合
わせは特異なものであシ、この2つの成分は有機化合物
の物性上極性が類似しており、溶融時に容易に均一にな
るため溶媒等を必要とせず、更に冷却固化した場合に均
一に固化するために強度が大であり、水中に保持した場
合にも2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオ
ールが高級飽和脂肪酸グリセリンエステル中をうまく拡
散するだめに、その保形性が良いと考えられる。
(実施例および比較例) 次に実施例を示して本発明をさらに具体的に説明すると
ともに比較例を示す。各側の製品(固化物)についての
溶出試験結果を後記の第1表で一括して示す。
実施例18 2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール2
gおよびステアリン酸グリセリンモノエステル8gを3
0CCのガラス製+7プル管に入れ加熱攪拌して溶融し
た。温度を約110℃に数分保持したところ完全に均一
に相溶した。その後冷却し固化させた。
固化物は直径約26錦、高さ約15酩の円盤状物であっ
た。
実施例2゜ 2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール4
gおよびステアリン酸グリセリンモノエステル6gを実
施例1と同様に処理し固化物を得た〇 実施例3 2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール6
gおよびステアリン酸グリセリンモノエステル4gを実
施例1と同様に処理し固化物を得た。
実施例4 2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール2
11ステアリン酸グリセリンモノx 、Cf ル3 g
および洗浄剤としてオキシエチレンオキシプロピレンプ
ロ、クポリマー(分子量約8000、花王石けん社製 
エマルゲンPP−290)11/を300Cのガラス製
?yプル管に入れ加熱攪拌して溶融した。以下、実施例
1と同様に処理して(支)化物を得た。
実施例5゜ 実施例1のステアリン酸グリセリンモノエステルの代り
にステアリン酸グリセリントリエステルを用いたほかは
同様に処理して固作物を得た。
実施例6 実施VPAJ1のステアリン酸グリセリンモノエステル
の代りにパルミチン酸グリセリンモノエステルを用いた
ほかは同様に処理して固化物を得た。
比較例1 実施例1のステアリン酸グリセリンモノエステルの代り
にポリエチレングリコールジステアレートを用いたほか
は同様に処理して固化物を得た。
比較例2゜ 実施例1のステアリン酸グリセリンモノエステルの代シ
にオレイン酸グリセリンモノエステルを用いて同様に処
理したが、冷却しても固化できず液状のままであった。
前記実施例1〜6および比較例1で得た固化物について
下記の溶出試験方法によって効果の確認を行なった。結
果を第1表に示す。
〔溶出試験方法〕
直径95關のビーカーの底に固化物を置き、水を500
 at加えた。このビーカーを25±1℃の恒温状態に
保ち48時間毎忙水を交換し、ソノ水中の2−ブロモ−
2−二トロブロバ7−1、3−ジオールのi(PPm8
度)を分光光度計を用いて測定した。又、固化物の状態
を観察し異状のある時は記録した。
第1表に示すように、本発明の固化物が長期間にわたっ
て水中に徐々に有効成分を溶出し、有効性を維持できる
ことがわかる。
第    1    表 (注) 数値は溶出液中の2−ブロモ−2−ニトロプロ
パン−1,3−ジオールの濃度(PPm)を示す◇ 特訂出願人 ソマール株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオ
    ールと高級飽和脂肪酸グリセリンエステルとを溶融混和
    し固化してなる徐溶性殺菌剤組成物。
  2. (2)高級飽和脂肪酸グリセリンエステルが、ステアリ
    ン酸グリセリンエステルである特許請求範囲(1)の組
    成物。
  3. (3)高級飽和脂肪酸グリセリンエステルが、パルミチ
    ン酸グリセリンエステルである特許請求範囲(1)の組
    成物。
  4. (4)高級飽和脂肪酸グリセリンエステルが、ステアリ
    ン酸グリセリンモノエステルである特許請求範囲(1)
    の組成物。
JP15217584A 1984-07-24 1984-07-24 工業用徐溶性殺菌剤組成物 Pending JPS6130503A (ja)

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