JPS6130412Y2 - - Google Patents

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JPS6130412Y2
JPS6130412Y2 JP6707181U JP6707181U JPS6130412Y2 JP S6130412 Y2 JPS6130412 Y2 JP S6130412Y2 JP 6707181 U JP6707181 U JP 6707181U JP 6707181 U JP6707181 U JP 6707181U JP S6130412 Y2 JPS6130412 Y2 JP S6130412Y2
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JP
Japan
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hole
casing
longitudinal direction
parallel
output
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JP6707181U
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JPS57180435U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電流検出用変換器に関する。
従来からたとえばポンプやフアンなどの複数の
負荷を備える工場などにおいては、各負荷に対応
して電流の検出を行ない、その電流の異常によつ
て正常に運転されない負荷を遠隔において検知す
るようにしている。このような電流の検出にあた
つて、先行技術では前記負荷における交流電力ラ
インに変流器を設け、その変流器に整流器を接続
して、検出すべき電流を直流電流として導出して
いる。したがつてこのような先行技術においては
変流器と整流器とが独立して設けられていること
に起因して、接続における配線作業が面倒であつ
てその装置自体も高価になる。また、その接続作
業において変流器の2次側は過電流が流れること
を防止するために開路とならないよう気をつける
必要があり、誤作業によつて変流器が損傷される
恐れがある。
本考案の目的は、上述の技術的課題を解決し
て、取り付け作業および配線が容易でありしかも
安価な電流検出用変換器を提供することである。
以下、図面によつて本考案の実施例を説明す
る。第1図は本考案の一実施例の電気回路図であ
り、第2図は第1図示の変換器1の外観を示す斜
視図である。変換器1は、変流器CTと、変流器
CTからの出力を整流するための整流回路2と、
整流回路2からの両出力端子3a,3b間におい
て逆方向性結合されたツエナダイオードZDとを
備える。出力端子3a,3b間においてツエナダ
イオードZDと整流回路2との間には平滑コンデ
ンサ4を介在させ、このようにして整流回路2か
らの整流出力には平滑コンデンサ4と逆方向性結
合されたツエナダイオードZDとの並列回路が接
続される。整流回路2は全波整流回路である。変
換器1において、そのケーシング5には透孔6が
形成されており、ケーシング5内にはこの透孔6
に関連して図示しないコアが設けられる。変流器
CTのコイル7はこのコアに巻回される。ケーシ
ング5は直方体状であり、一対の平行な側壁1
1,12間にわたつて透孔6が形成される。透孔
6は第2図に明らかなように前記一対の側壁1
1,12に垂直な軸線を有している。ケーシング
5内では、透孔6を外囲してコアが設けられる。
このコア内に電力ライン10が挿通される。ケー
シング5内には、変流器CTコアおよびコイル7
だけでなく、全波整流回路2、平滑コンデンサ4
およびツエナダイオードZDとが収納される。ケ
ーシング5の前記一対の側壁11,12に垂直な
取付壁13には一対の出力端子3a,3bが取付
けられる。これらの出力端子3a,3bは、透孔
6の延びる軸線に平行な仮想直線14上に間隔を
あけて配置される。
このようにして形成された変換器1は、交流電
力ラインにおける1つの電力ライン10を透孔6
に挿通して、たとえば交流電力ラインにおける配
電盤(図示せず)内に取り付けられる。このよう
にして取り付けられた変換器1において、変流器
CTからの交流電流は整流回路2によつて直流電
流に変換されて出力端子3a,3bから出力され
る。このとき平滑コンデンサ4によつて整流回路
2からの出力電流はリプルが防止される。また出
力端子3a,3b間に高電圧が発生したときには
ツエナダイオードZDがブレークダウンするの
で、出力端子3a,3b間は高電圧の発生が防止
される。
以上のように本考案によれば、変流器と整流器
とを一体化して形成したので先行技術に関連して
述べたように変流器と整流器とを接続する作業が
省略され、装置自体も安価になる。また、取り付
け作業はケーシングに形成された透孔に電力ライ
ンを挿通するだけでよく、取り付け作業が簡単で
ある。また変流器の2次側は閉路になつているの
で過電流が流れることが防止され、先行技術に関
連して述べたように誤作業によつて損傷されるこ
とはない。とくに本考案では、ケーシング5に形
成された透孔6を外囲してコアが設けられてお
り、したがつてその透孔6に電力ラインを挿通す
ればよく、作業性が向上される。整流出力は平滑
コンデンサ4によつて平滑され、その平滑出力は
電力ライン10を流れる電流に関連した値とな
る。したがつて、電力ライン10の電流をリプル
を防いで正確に検出することができる。出力端子
3a,3bは、ケーシング5に取り付けられてお
り、したがつて接続作業を容易に行なうことがで
きる。
コイル7からの出力を全波整流回路2によつて
整流するようにしたので、全波整流回路2の出力
が異常に高くなつても、逆方向性結合された単一
のツエナダイオードZDによつて、そのような高
電圧の発生が防止される。これによつて、部品点
数の低減と原価の低減を図ることができる。本考
案では、ケーシング5は細長い直方体状に形成さ
れており、透孔6はケーシング5の長手方向に延
びる一対の平行な側壁11,12にわたつてそれ
らの側壁11,12に垂直な軸線を有して形成さ
れる。透孔6は、その長手方向(第2図の左右方
向)の一方端寄り(第2図の左方)に形成され
る。一対の端子13a,13bはケーシング5の
長手方向の他方端寄り(第2図の右方)で前記一
対の側壁11,12に垂直な取付壁13に取付け
られる。これらの出力端子3a,3bは透孔6の
延びる軸線に平行な仮想直線14上に間隔をあけ
て配置される。こうして、透孔6に挿通される電
力ライン10と端子3a,3bとの距離が可及的
に大きくされるので、出力端子3a,3b間に動
力負荷用の比較的大きい電流による雑音などが混
入することが可及的に防がれる。透孔6は、軸直
角断面が長方形であり、この透孔6の短辺d1は
ケーシング5の長手方向(第2図の左右方向)に
平行であり、透孔6の長辺d2はケーシング5の
長手方向に垂直である。したがつて電力ライン1
0が挿通している透孔6を電力ライン10と相互
に透孔6の長手方向(第2図の上下方向)に相対
的に変位可能である。これによつて、たとえば電
力ライン10を透孔6の第2図下方寄りに配置
し、電力ライン10と端子3a,3bとの距離を
可及的に大きくして端子3a,3bへの雑音の混
入を防ぐことができる。また電力ライン10が、
透孔6内を斜めに(たとえば透孔6の一方端では
第2図の下方で、また透孔6の下方端では第2図
の上方寄りを通るように電力ライン10が挿通し
た状態で)あつても取付壁13の姿勢を希望する
状態とすることができ、したがつて出力端子3
a,3bの配線作業が容易になるとともにこのケ
ーシング5を固定位置に取り付けることが比較的
容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路図、第2図は
第1図示の電流検出用変換器1の外観を示す斜視
図である。 1……変換器、2……整流回路、3a,3b…
…出力端子、CT……変流器、ZD……ツエナダイ
オード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 細長い直方体状のケーシング5の長手方向に延
    びる一対の平行な側壁11,12間にわたつて、
    それらの側壁11,12に垂直な軸線を有する透
    孔6が前記長手方向の一方端寄りに形成され、こ
    の透孔6は軸直角断面が長方形であり、その長方
    形透孔6の短辺d1はケーシング5の長手方向に
    平行であり、長方形透孔6の長辺d2はケーシン
    グ5の長手方向に垂直であり、このケーシング5
    内で透孔6を外囲してコアが設けられ、このコア
    には変流器CTのコイル7が巻回され、コイル7
    からの出力は全波整流回路2によつて整流され、
    その整流出力には平滑コンデンサ4と逆方向性結
    合されたツエナダイオードZDとの並列回路が接
    続され、その並列回路の出力は一対の出力端子3
    a,3bに接続され、これらの出力端子3a,3
    bは前記一対の側壁11,12に垂直な取付壁1
    3に透孔6の延びる軸線に平行な仮想直線14上
    に間隔をあけて、かつケーシング5の前記長手方
    向の他方端寄りに取付けられ、変流器CTと全波
    整流回路2と平滑コンデンサ4とツエナダイオー
    ドZDとはケーシング5内に収納されていること
    を特徴とする電力負荷の電流検出用変換器。
JP6707181U 1981-05-08 1981-05-08 Expired JPS6130412Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6707181U JPS6130412Y2 (ja) 1981-05-08 1981-05-08

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JP6707181U JPS6130412Y2 (ja) 1981-05-08 1981-05-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57180435U JPS57180435U (ja) 1982-11-16
JPS6130412Y2 true JPS6130412Y2 (ja) 1986-09-05

Family

ID=29863087

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JP6707181U Expired JPS6130412Y2 (ja) 1981-05-08 1981-05-08

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JPS57180435U (ja) 1982-11-16

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