JPS6130162Y2 - - Google Patents

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JPS6130162Y2
JPS6130162Y2 JP15896181U JP15896181U JPS6130162Y2 JP S6130162 Y2 JPS6130162 Y2 JP S6130162Y2 JP 15896181 U JP15896181 U JP 15896181U JP 15896181 U JP15896181 U JP 15896181U JP S6130162 Y2 JPS6130162 Y2 JP S6130162Y2
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JP
Japan
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center
convex spherical
mounting
spherical
arm
Prior art date
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JP15896181U
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JPS5863503U (ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車の車室内での諸測定を行なう
べき車室内の諸測定点の算出、並びに装定器具の
保持に使用する測定治具に関するものであり、車
種が変つても、単一治具で必要とする空間の測定
点を容易に、精度良く割り出し、測定器具を所定
位置に保持しうる治具を提供することを目的とし
ている。
自動車の車室内での視界範囲、音量等を測定す
るには、乗員の目の位置たるアイポイント、耳の
位置たるイヤーポイント等を車室内空間で算出
し、割り出す必要があるが、従来は、前述のアイ
ポイント、イヤーポイント等を算出する基準とな
るシーテイングレフアレンスポイント(以下S.R.
Pと略称)を、車体或いはシートの剛体部分にマ
ークし、之を第1の基準点として、この第1の基
準点からスケール等を用いて測定点たる第2の基
準点を算出するか、或いはレイアウトマシンを用
い、前記S.R.Pから直接算出する等の手段がある
が、前者の手段では工数、精度に問題があり、後
者の手段では工数、設備、設置場所等に問題が存
するのみでなく、両手段とも測定の準備に長時間
を要する欠点があつた。
本考案は、上述の諸手段の有する問題を解消
し、単一の治具を用いながら、車種に関係なく測
定点を容易かつ精度よく算出し、割り出すことが
でき、しかも光源やマイク等も所定位置に保持で
きるようにしたものである。
以下、図示例について、本考案の構成を説明す
る。
自動車の車室内の左右のパネル1には、左右対
称の位置にシートベルトアンカ取付孔2が穿設さ
れているので、本考案に係る治具は、この左右対
称位置のシートベルトアンカ取付孔2を利用する
ものである。
すなわち、本考案は、前述の左右のシートベル
トアンカ取付孔2に取り付けられ、固定される左
右の凸球面体3を備えている。
この凸球面体3は、シートベルトアンカ取付孔
2に螺締されるボルト4と、パネル1のパネル表
面5に当接する平面6を有する背面部7と、略半
球状の球面8とを有している。
上記構造の凸球面体3において、ボルト4は球
面8の中心から球心を通る直線O−O上にその軸
線を有し、前記平面6は、直線O−Oと直交する
平面とされており、該平面6と直線O−Oとの交
点Xは球面8の球心位置に設定されている。
このため、パネル1のパネル表面5の、水平線
P−Pに対する傾斜角θがいかなるものであろう
とも、前記交点Xに対する球面8の相対位置は一
定となる。すなわち、交点Xは、球面8に対し、
いかなるパネル表面に対しても取付の第1の基準
点となりうるものである。
前述の凸球面体3には、後述する左右のサイド
アーム9の各端部に固着されている取付部10が
球面8中心から凸球面体3の球心に向う取付ボル
ト11で螺締されている。
この取付部10は、凸球面体3の球面8に合致
する凹球面12を有し、かつ凹球面12と同心の
外径表面13から凹球面12に達するまで球心方
向に貫設された取付孔14を穿設され、この取付
孔14の径は、前述の取付ボルト11の外径より
大きく形成されている。
前述の外径表面13には球面ワツシヤ15が当
接され、ナツトあるいは取付ボルト11のボルト
ヘツド16を介し、取付部10が凸球面体3に螺
締されるものである。
前述の左右のサイドアーム9は共に対称形状と
され、両者の間に、センターアーム16が左右の
サイドアーム9の端部17内へ出没しうるよう配
設されている。
センターアーム16がサイドアーム9内へ嵌入
されている部分にはキー溝が削設され、他方サイ
ドアーム9の端部17にはテーパ状のキー18が
設けられており、ロツクナツト19をサイドアー
ム9に締め込むことによりキー18の作用でセン
ターアーム16がサイドアーム9に固定されるよ
うに構成されている。
センターアーム16の左右両端20には、該ア
ーム16の中心から対称の等距離を示す目盛21
群が施されている。またセンターアーム16の中
心には、センターアームバー22が取り付けられ
ており、その下端に測定器具等のホルダー取付部
23が設けられている。このホルダー取付部23
の取付端面24の中心点Yは、前述の左右の凸球
面体3がパネル表面5に固定されるときの交点X
を結ぶ水平線P−P上に位置させられている。
本考案に係る治具は以上説明した構成であり、
初に左右の凸球面体3をボルト4でパネル1のパ
ネル表面5に固定し、次いで左右のサイドアーム
9の取付部10を取付ボルト11で凸球面体3の
球面8に螺締する。続いて、ロツクナツト19を
緩め、目盛21により、センターアーム16の左
右両端20を、サイドアーム9の端面に対し、同
一目盛21となる位置に導き、その位置をロツク
ナツト19により固定する。
以上の操作により、センターアームバー22の
ホルダー取付部23の取付端面24の中心点Y
は、確実に、左右の凸球面体3がパネル表面5に
固定されている場所の前記交点X、すなわち第1
の基準点間の中心に位置させられ、第2の基準点
となるものである。
上述の操作を行なつたのち、ホルダー取付部2
3に測定器具類をセツトすれば、測定器具は正確
な測定点に割り出され、位置決めされる。
第2図に略示するイヤーポイントア、アイポイ
ントイあるいはヒツプポイントウ等の空間上の測
定点を割り出す際も、前述の第2の基準点となつ
た中心点Yを基準にすることにより、測定器具ホ
ルダー等により容易に行なうことができるもので
ある。
本考案は、以上説明した構成、作用のものであ
つて、車室内の左右のパネル表面に当接する背面
部を有する左右の凸球面体を備えるので、車室内
の左右のパネルの対称位置のシートベルトアンカ
取付孔に該凸球面体を固定すると、該背面部と固
定用ボルトの中心線との交点が第1の基準点とな
り、この基準点は、車種が変つても確実に設定で
き、該基準点と凸球面体の球面との相対位置は常
に一定に保たれ、この凸球面体の球面に対し、凹
球面を有する取付部によつて左右の対称構造のサ
イドアームを固定するので、サイドアームの端部
間の中心に、センターアームの中心がもたらされ
るよう、センターアームをサイドアームに固定す
れば、センターアームの中心から垂設されている
測定器具類のホルダー取付部は、自ずから、前記
第1の基準点間の中心にもたらされ、第2の基準
点を決定しうるので、車室内の諸測定点の算出、
割り出し等を、図面上で決定するのと全く同様
に、実車上で容易に行ないうる効果を奏しうるも
のである。
更に、凸球面体と取付部の凹球面との当接、取
付部における取付孔の径と取付ボルトの外径との
関係により、車室内のパネルの傾斜角度が変つて
も、すなわち、車種が変つても単一の治具で、い
ずれの車種に対しても、容易に各測定点を割り出
しうる効果も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の1例の半截正面図、第2図は自
動車車室内の各ポイントを示す略示側面図であ
る。 1:パネル、2:シートベルトアンカ取付孔、
3:凸球面体、4:ボルト、5:パネル表面、
6:背面部、8:球面、9:サイドアーム、1
0:取付部、11:取付ボルト、12:凹球面、
14:取付孔、15:球面ワツシヤ、16:セン
ターアーム、23:ホルダ取付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室内の左右のパネルの対称位置に穿設されて
    いるシートベルトアンカ取付孔に螺着されるボル
    トと、前記パネル表面に当接する背面部とを有す
    る左右の凸球面体に対し、センターアームの左右
    端に取り付けられた左右の対称構造のサイドアー
    ムが、その端部に、凸球面体の球面に合致する凹
    球面を有する取付部を備え、この取付部は凸球面
    体の球面に凹球面を当接させた状態で球面ワツシ
    ヤを介して取付ボルトで凸球面体に螺締されるよ
    うに構成されており、取付部における取付ボルト
    の取付孔は、取付部の球心方向に向つて貫設さ
    れ、かつその径は取付ボルトの外径より大とされ
    ていると共に、前記センターアームの中心からは
    測定器具等のホルダ取付部が垂設されていること
    を特徴とする自動車の車室内の測定点割出し用治
    具。
JP15896181U 1981-10-24 1981-10-24 自動車の車室内の測定点割出し用治具 Granted JPS5863503U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15896181U JPS5863503U (ja) 1981-10-24 1981-10-24 自動車の車室内の測定点割出し用治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15896181U JPS5863503U (ja) 1981-10-24 1981-10-24 自動車の車室内の測定点割出し用治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5863503U JPS5863503U (ja) 1983-04-28
JPS6130162Y2 true JPS6130162Y2 (ja) 1986-09-04

Family

ID=29951437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15896181U Granted JPS5863503U (ja) 1981-10-24 1981-10-24 自動車の車室内の測定点割出し用治具

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JPS5863503U (ja) 1983-04-28

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