JPS6129866A - 非磁性一成分現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は非磁性−成分現像装置、特に担持体」二に供給
された現像剤を規制部材により所定厚さの現像剤Ｈとし
、この現像剤層を静電潜像に搬送して可視像に現像する
現像装置に関するものである。

（従来の技術） 電子複写機等においては、静電潜像を可視像に現像する
ために、非磁性−成分現像装置が使用されており、従来
、第５図に示すような現像装置が知られている。第５図
において、ホッパー２内には現像剤１が供給され、また
、担持体４、搬送ロール３は、それぞれ、矢印Ａ、Ｂ方
向に回転し、その接触部では同一方向に回転移動するよ
うになっており、前記現像剤１は、搬送ロール３により
担持体４に転送される。担持体４には、層形成部材すな
わち規制部材５が均一な圧力で接触し、該規制部材５に
より、現像剤１は、所定厚さの現像剤層６とされる。そ
して、この所定厚さの現像剤層６は、保持体く図示せず
）上の静電潜像に搬送され、これにより、静電潜像は、
可視像に現像されることとなる。

（発明が解決しようとする問題点） このような従来の現像装置においては、規制部材５と担
持体４との接触圧は、５０〜５００ｇ／Ｃｍに設定され
、この接触圧は、規制部材５の弾性力により得られてお
り、該接触圧の均一性は、現像剤層６に大きな影響を与
え、すなわち、規制部材５と担持体４との接触圧が均一
でない場合には、現像剤層６は均一状態とならない。そ
して、現像剤１が規制部材５と担持体４との間を通過し
現像剤層６とされる際には、規制部材５は、現像剤１に
よりすなわち機械的な力によって押し上げられ、現像剤
１の通過が許容されており、規制部材５は、現像剤１に
対して常に均一な接触圧を加えなければならない。

しかしながら、現像装置を長時間使用した場合には、現
像剤１が規制部材５にフィルミングし、規制部材５と担
持体４との間では均一な接触圧が得られず、従って、現
像剤層６が経時的に均一状態を保つことは困難であると
いう問題があった。

また、高速複写機に現像装置を適用するために、担持体
４を高速回転させた場合にも、同様の問題が生じていた
。

そこで、従来の改良された現像装置として、規制部材を
軟弾性体で形成したものが提案されているが、このよう
な従来装置においては、規制部材（軟弾性体）が担持体
の軸方向に対して圧力ムラを生じやすく、このため、担
持体上の現像剤量及び現像剤の帯電量が一定にならない
という問題があった。そして、第６．７図には、それぞ
れ、このような従来装置における担持体軸方向位置と現
像剤の搬送量、帯電量との関係が示されており、この第
６．７図から、担持体の軸方向位置によって、現像剤の
搬送量、帯電量が異なっていることが理解される。

本発明は前記従来の課題にヱみ為されたものであり、そ
の目的は、規制部材が担持体軸方向に対して接触圧のム
ラを生ずることがなく、現像剤の搬送量、帯電量を常に
一定にして均一な現像剤層を安定して得ることができ、
カブリのない鮮明な複写画像を得ることができる非磁性
−成分現像装置を提供することにある。

（問題点を解決するための手段、作用）本発明の非磁性
−成分現像装置は、担持体に現像剤を供給し、規制部材
により該担持体上に現像剤の薄層を形成すると共に電荷
を与え、これを静電潜像を保持する保持体に送り、該静
電潜像上に現像剤を付着せしめて可視像に現像する非磁
性−成分現像装置において、前記規制部材は、板バネ部
材と、該板バネ部材に固定され前記担持体と接触する軟
弾性体と、の２層構造で形成されていることを特徴とす
る。

（実施例） 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。

第１図には、本発明の実施例による非磁性−成分現像装
置が示されている。

第１図において、現像装置は、現像剤１を貯蔵するホッ
パー２を備えており、現像剤１は、スチレンあるいはア
クリル樹脂等の各種熱可塑性樹脂中にカーボン等の顔料
あるいは含金属アゾ染料等の極性制御剤を分散した５〜
２０μ程度の大きさの粒子であり、場合によっては、疏
水性シリカを０．５〜２％添加している。

前記現像剤１を担持体４上に重力により送るために、ホ
ッパー２は担持体４の直上に設けられている。現像剤１
は、ブレード状の規制部材５により、一定の層厚で担持
体４上に付着され、現像剤層６とされるとともに、摩擦
帯電により帯電する。

この現像剤層６は、担持体４の回転により、感光体等で
ある保持体（図示せず）に送られ、保持体上の静電潜像
上に付着し、これにより、静電潜像は可視像に現像され
ることとなる。なお、現像に使用されなかった現像剤層
６、すなわち現像剤１は、搬送ロール（補助ロール）３
により１、担持体４の表面から取り除かれ、再びホッパ
ー２内に戻される。

本発明において特徴的なことは、前記規制部材が、板バ
ネ部材と、該板バネ部材に固定され前記担持体と接触す
る軟弾性体と、の２層構造で形成されていることである
。そして、実施例においては、規制部材５は、板バネ部
材７と、該板バネ部材７に接着され軟弾性体としてのゴ
ム部材８と、を有しており、これにより、規制部材５は
、そのゴム部材８が担持体４と接触することとなる。な
お、前記板バネ部材７は、例えば、ＳＵＳ厚さ０　、　
２ｍｍ＝０　、　０６ｍｍあるいはリン青銅厚さＱ、２
＋ｍｔ＋〜０．０６薗等である。また、前記ゴム部材８
は、例えば、シリコンゴム、ウレタンゴム、クロロプレ
ンゴム、フッ素ゴム等であり、規制部材５への現像剤の
固着をなくすために、ゴム部材８は、その圧縮応力／微
小変位が約３　ｋｇ　／　ｍｍ３　以下に設定されるこ
とが好適である。

従って、規制部材５は、そのゴム部材８が担持体４と接
触しているので、仮に、粗大な現像剤１、例えば粗大な
トナー粒子がゴム部材８と担持体４との接触域内に入り
込んだ場合には、ゴム部材８は、該粗大トナー粒子の部
分のみで変形し、ゴム部材８は、粗大トナー粒子を包み
込んだ形態にて接触域を通過させることができる。この
ため、トナー粒子に加わるストレスが必要以上に大きく
なることを防ぐことができ、更に、接触域において、か
かる規制部材５と担持体４との空隙が不必要に大きくな
って必要以上に他の微細トナー粒子が入り込むおそれを
なくすことができ、これにより、均一な現像剤層６を経
時的に常に安定して供給することが可能となる。

更に、ゴム部材８は板バネ部材７に接着されているので
、該コシのある板バネ部材７の弾性力を利用し、担持体
４の軸方向に対して、現像剤１の搬送量、帯電量を一定
にすることができ、これにより、均一な現像剤層６を安
定して形成することができる。そして、第２．３図には
、それぞれ、実施例における担持体軸方向位置と現像剤
の搬送量、帯電量との関係が示されている。なお、第２
．３図において、現像装置の条件は次のとおりてあり、
すなわち、規制部材５の接触圧（線圧）は１５０ｇ／ｃ
ｍであり、担持体４は、その周速が１００ｍｍ／Ｓであ
る。

この第２．３図から、担持体軸方向位置に対して、現像
剤の１般送量、帯電量の変化を減少させることが可能と
なり、均一な現像剤層を安定して得ることができ、カブ
リのない鮮明な画像が得られることか理解される。この
ことは、実施例のグラフ〈第２．３図）と従来装＠（規
制部材５は軟弾性体のみで形成されている〉のグラフ（
第６．７図）との比較から明らかである。

次に、第４図には、他の実施例による非磁性−成分現像
装置が示されている。

上記実施例においては、第１図に示されるように、ゴム
部材８と担持体４との接触部では、ゴム部材８が担持体
４の回転方向に沿って比較的長く設定されているが、こ
の他の実施例においては、ゴー、部材８が担持体４の回
転方向に沿って比較的薙＜設定され、すなわち、ゴム部
材８は、担持体４どの接触部のみとされている。そして
、本地の実施例においても、前記実施例と同様の効果を
奏することができる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、規制部材は、担
持体の軸方向に対して接触圧のムラを生ずることがなく
、現像剤の搬送量、帯電量を常に一定にすることができ
る。従って、均一な現像剤層を安定して形成することが
でき、これにより、カブリのない鮮明な複写画像を得る
ことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例による非磁性−成分現像装置の
概略構成図、 第２．３図はそれ゛ぞれ実施例における担持体軸方向位
置と現像剤の搬送量、帯電量との関係を示すグラフ図、 第４図は本発明の他の実施例による非磁性−成分現像装
置の概略構成図、 第５図は従来の非磁性−成分現像装置の概略構成図、 第６．７図は従来装置（規制部材は軟弾性体のみで形成
されている）における担持体軸方向位置と現像剤の搬送
量、帯電量との関係を示すグラフ図である。 １　現像剤、２　ホッパー、３　搬送ロール、４　担持
体、５　規制部材、６　現像剤層、７　板バネ部材、８
　ゴム部材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）担持体に現像剤を供給し、規制部材により該担持
   体上に現像剤の薄層を形成すると共に電荷を与え、これ
   を静電潜像を保持する保持体に送り、該静電潜像上に現
   像剤を付着せしめて可視像に現像する非磁性−成分現像
   装置において、前記規制部材は、板バネ部材と、該板バ
   ネ部材に固定され前記担持体と接触する軟弾性体と、の
   ２層構造で形成されていることを特徴とする非磁性−成
   分現像装置。