JPS61296833A - 時分割バス通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 産業上の利用分野 本発明は、ディジタル交換機等の信号処理システム内で
、時分割バスを介して通信を行う時分割バス通信方式に
関するものである。

従来の技術 ディジタル交換機等の信号処理システムにおいては、下
位装置などの複数台の送信モジュール群と、これらの所
定台数ごとに設置された上位装置などの受信モジュール
との間で時分割バスを介して、通信が行われる。

このような時分割バス通信システムでは、各送信モジュ
ールからデータと共に各送信モジニールに共通の所定の
パイロット信号を送出させ、受信モジュール側において
受信パイロット信号の有無や誤りを検査することにより
、各送信モジュールの動作の正常性を受信モジュール側
で集中的に監視するという構成が取られる場合がある。

発明が解決しようとする問題点 上記従来の時分割バス通信方式では、時分割バス上にパ
イロット信号を送出し続けるという障害がいずれかの送
信モジニールに発生すると、受信モジュールは、どの送
信モジュールにそのような［８が発生したかを割り出す
ことができず、障害復旧処理に時間がかかるという問題
があった。

発明の構成 問題点を解決するための手段 上記従来技術の問題点を解決する本発明の時分割バス通
信方式は、各送信モジュールにタイムスロット及び固有
パターンのパイロット信号を割当てると共に、いずれの
送信モジュールにも割当てない空きタイムスロットを設
定し、各送信モジュールは自己に割当てられたタイムス
ロットに自己のパイロット信号と必要な場合のデータを
送出し、受信モジュールは、全てのタイムスロット内の
パイロット信号を検査するように構成されている。

すなわち、本発明よれば、上述の障害が発生した場合、
受信モジュールにおいて空きタイムスロットから正常時
には存在しない筈のパイロット信号が検出され、その固
をのパターンからそのような障害が発生した送信モジュ
ールが直ちに割り出される。

以下、本発明の作用を実施例と共に詳細に説明する。

実施例 第１図は、本発明の一実施例の時分割バス通信方式が通
用される通信システムの構成を示すブロック図である。

この通信システムは、受信モジュールＲＭと、この受信
モジュールＲＭに時分割バスＴＤＢを介して接続される
複数台の送信モジュールＴＭＩ。

７Ｍ２・・・・ＴＭｎとを備えている。

各送信モジュールＴＭＩ〜ＴＭｎには、第２′ｒｊ！Ｊ
のタイミングチャートに示すように、タイムスロットＴ
ＳＩ、ＴＳ２・・・ＴＳｎが割当てられ、また、いずれ
の送信モジュールにも割当てられない空きタイムスロッ
トＴＳＳが設定されている。

各送信モジュールＴＭＩ〜ＴＭｎに割当てられた対応の
タイムスロットＴＳｉ〜ＴＳｎの前半に各送信モジュー
ルに固有のパターンがら成るパイロ７トイを号Ｐｌ、Ｐ
２・・・Ｐｎが送ａされ、各タイムスロットＴＳＩ〜Ｔ
Ｓｎの後半に、対応の送信モジュールから受信モジュー
ルＲＭに対するデータＤｉ、Ｄ２・・・・Ｄｎが送出さ
れる。

各送信モジニールＴＭＩ〜ＴＭ２は、第１図に送信モジ
ュールＴＭＩで代表して例示するように、送信部１０と
処理部２０から成り、この送信部１０は、タイミング信
号発生回路１１．パイロット信号発生回路１２．セレク
タ１３及びバスドライバ１４を備えている。

タイミング信号発生回路１１は、この送信モジュールに
割当てられたタイムスロットになると、バスドライバ１
４をイネーブルにし、パイロット信号発生回路１２から
出力され続けているパイロット信号をセレクタ１３とバ
スドライバ１４経由で時分割バスＴＤＢ上に送出させる
。

この後、タイミング信号発生回路１１は、処理部２０に
データの送出時点であることを通知し、セレクタ１３を
切り替える。処理部２０から受信モジュールＲＭに転送
すべきデータが存在する場合には、このデータは、セレ
クタ１３とバスドライバ１４を経て時分割バスＴＤＢ上
に送出される。

タイミング信号発生回路１１は、この送信モジュールに
割当てられたタイムスロットが終了すると、バスドライ
バ１４をデセーブルにする。

池の送信モジュールＴＭ２〜ＴＭｎも、上述の送信モジ
ュールＴＭＩと同様に、自己に割当てられたタイムスロ
フトＴ３２〜ＴＳｎ内に自己のパイロット信号と必要な
場合の受信モジュールＲＭ宛てのデータを時分割バスＴ
ＤＢ上に送出する。

一方、受信モジュールＲＭは、第１図に例示するように
、受信部３０と処理部４０から成り、受信部３０は、タ
イミング信号発生回路３１、パイロット信号検査回路３
２．セレクタ３３及びバスレシーバ３４を備えている。

タイミング信号発生回路３１は、各タイニスロン１−Ｔ
ＳＩ〜ＴＳｎ内のパイロット信号送出期間及び空きタイ
ムスロットＴＳＳの期間にわたってセレクタ３３を切り
替え、受信パイロット信号Ｐ１、Ｐ２・・・Ｐｎをパイ
ロット信号検査回路３２に供給する。また、タイミング
信号発生回路３１は、各タイムスロットＴＳＩ〜ＴＳｎ
のデータ送出期間にわたって、セレクタ３３を切り替え
、各送信モジュールＴＭからのデータＤＩ、Ｄ２・・・
Ｄｎを処理部４０に供給する。

パイロ−／　ト信号検査回路３２は、各送信モジュール
ＴＭＩ〜ＴＭｎごとに割当てられこの回路内に登録され
ている固有のパターンと、各送信モジュールＴＭＩ〜Ｔ
Ｍｎから実際に受信したパイロット信号とを照合し、照
合の一致／不一致を制御部４０に通知する。

パイロット信号検査回路３２は、いずれかの送信モジュ
ールからパイロット信号を受信しなかった場合には、そ
の旨及びその送信モジュールの番号を処理部４０に通知
する。

パイロット信号検査回路３２は、空きタイムスロフトＴ
ＳＳ内にパイロット信号を検出した場合には、その旨及
びそのバイコント信号と同一の登録パターンを有する送
信モジュール番号を処理部４０に通知する。

この通知を受けた処理部４０は、パイロット信号検査回
陀から通知された送信モジュールにおいて、時分割バス
上にパイロ、ト信号を送出し続ける障害が発生したこと
を保守者に通知する。

以上、複数の送信モジュールから受信モジュールへの一
方向通信の場合を例示したが、各送信モジュールに受信
部を付加すると共に受信モジュールに送信部を付加し、
時分副バスをさらに上り方向と下り方向に時分割し、あ
るいは、分離された下りの時分割バスを新たに付加して
双方向通信を行うシステムにおいても、複数の送信モジ
ュールから一つの受信モジュールへの通信系統に、本発
明の通信方式を通用できる。

発明の効果 以上詳細に説明したように、本発明の時分割バス通信方
式は、各送信モジュールに固有のパターンのパイロット
信号を割り当てると共にいずれの送信モジュールにも割
当てない空きタイムスロットを設定しておき、受信モジ
ュールにおいて空きタイムスロットも含めた全てのタイ
ムスロット内のパイロット信号を検査する構成であるか
ら、本来の空きタイムスロット内に検出される固有のパ
ターンから問題の障害を起こした送信モジュールを直ち
に割り出すことができ、障害の迅速な復旧処理が可能に
なるという効果が奏される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の時分割バス通信方式が通用
される通信システムの構成の一例を示すブロック図、第
２図は上記実施例の動作を説明するだめのタイミングチ
ャートである。 ＴＭＩ〜Ｔ　Ｍ　ｎ・・送信モジュール、ＲＭ・・受信
モジュール、１０・・送出部、２０・・制御部、３０・
・受信部、４０・・制御８部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 受信モジュールと、この受信モジュールに時分割バスを
   介して接続される複数の送信モジュールとを備え、 各送信モジュールに固有パターンのパイロット信号及び
   タイムスロットを割当てると共に、いずれの送信モジュ
   ールにも割当てない空きタイムスロットを設定し、 各送信モジュールは、自己に割当てられたタイムスロッ
   トに自己のパイロット信号及び必要な場合のデータを送
   出し、 受信モジュールは、全てのタイムスロット内のパイロッ
   ト信号を検査することを特徴とする時分割バス通信方式
   。